チームワークの中で迷う。自分の限界やポジションを認識するのは難しい。嘘をつくとこの世と何か架け橋を持つ事が出来た気がする。自由に表現出来る場所を求めて、今日も川辺を歩く。
努力クラブ第14回公演 KAVC FLAG COMPANY 2020-2021 参加「救うか殺すかしてくれ」
道筋は見えているが、すぐには行かない。簡単に辿り着いてはいけないのではないかと考えたい。自分のなかから生まれる反響を信じて、カメラの前に立っていたい。人の真似はしたくない。
努力クラブ第14回公演 KAVC FLAG COMPANY 2020-2021 参加「救うか殺すかしてくれ」
断絶と笑い、そして物語。意識の中で起こっている様々な起伏は、時には空々しい視線を浴びるかもしれない。けれど無くなってはいけない、そんな営みがある。
努力クラブ第14回公演 KAVC FLAG COMPANY 2020-2021 参加「救うか殺すかしてくれ」
波に目を凝らすと浮かんでくる風景の中に人物がいて、土嚢の重たさや信じられない思惑があって、それらが続く。見ていると、何かの変化がどこかに起こっているようだ。その音が空に落ちるまで、波は波であることを止めない。
とても不思議な演劇だった。死者はみな煙になっていつまでも中空を漂うのだ。名前も悲しみも消えていくはるか未来のヒトの生活。数字や化学、そういう確かなものからそっと去っていく。けれど、そこに泣く者はいないのだった。
追いかけても追いつけない、最初の理想とは違ってしまっている、けれども今はこの道が正しい。明日の道を進む自分に、昨日踏みしめた地面を伝えたい。夏は裏切らない。
トイネスト・パーク 7th Parade「Mermaid Queen」(映像作品・近日公開)
テキストの流れに身を任せても良い。欲はなく、ただ日差しのようにライトを浴びる。視界の中を観ようとするのでもなく、観ないとするのでもなく、ただそこに私たちがいる事実に触れている。
水のように淡く、霧のように穏やか。何事にも動じずに歩行するその速度に、何がしかの想像がまといつく。誰のものでもないイメージの交換に、いつか誰かが振り返る。
【ギア-GEAR-インタビュー企画・展開!】最初の回転はプロデューサーの小原 啓渡さん。何故「ギア」はこんなにも人の心を惹きつけるのか。
超絶パフォーマーが京都に集結!日本発!日本初!言葉を全く使わないエンターテイメント!ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)
撮影:井上 嘉和
それまで流れていた時間が、地面に埋まっていく。刻む針も姿を消し、思いの中に揺れるのみ。消えていった物語を描くのに、筆や文字では足りないのかもしれなくて。
第五回本公演 無言劇『 であったこと』 2020/3/5~8 at GALLERY maronie(阪急京都河原町駅から徒歩5分)
不定形のエネルギーは常に滞ることなく律動している。遊びながら、時間を遠回りしながら、遥か遠くの水平線に向かっている。どうせなら、届かないほど遠くに行ってほしいと思ってしまった。
U30支援プログラム第二弾「0番地」2020年 2月8日(土)17時20分 at 京都府立文化芸術会館
観終わった後は少しだけ素直になれる、そんな上演時間。それまでの時間で繋いだ思いが伝わるからだ。最初のプロデュース公演から全てが繋がっているのを感じる、と河口さんは言う。
2020/1/17 火曜日のゲキジョウ「空のエール」
2020/2/29,3/1 福岡きびる舞台芸術祭参加作品「ピタゴラスのドレス」
フィット&ギャップの繰り返しがあり、また、上気するほどの興奮がある。「ダンサーは何故踊れるのか?」という問いは、次の予感を孕んでいる。ダンサーの身体は、今鮮やかに生まれているのだ。何かから。
2020年2月 幻灯劇場 「0番地」会場:京都府立文化芸術会館