ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業「伊吹の森 動物の謝肉祭」

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。京都の劇団、ソノノチの藤原美保さんにお話を伺います。最近、藤原さんはどんな感じでしょうか。
藤原 
最近はですね、つい先日、てんこもり堂の公演が終わりました。明日からはソノノチの作品の稽古が始まります。4月22日(土)にラ・フォル・ジュルネびわ湖のプレイベントに出演します。マリンバ奏者の女性二人が演奏している「動物の謝肉祭」のなかで行う、パフォーマンスの稽古です。米原からちょっと行ったところにあるルッチプラザ ベルホール310というところでパフォーマンスをします。ソノノチらしさは残しつつ、もちろん物語もあって。
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楽しみです。
1ソノノチ
2013年1月より活動を開始。舞台芸術に携わることを職能としている、もしくはそれを目指すメンバーを中心とし、継続的な活動を目指している。ユニット名は、「その後(のち)、観た人を幸せな心地にする作品をつくる」という創作のコンセプトにちなんでおり、フェミニンでファンタジックな「おとぎ話」の中のような会話劇を、細部までこだわったアートディレクション(美術・衣装・広報物)でかたちにしていく。また、第一回公演からこれまで、すべての作品で、物語が繋がっているのも特徴のひとつ。現在は、物販部「ソノノチノチ」によるアートフリマなどでのグッズ販売など、舞台活動以外でも展開を見せている。(公式サイトより)
2ラ・フォル・ジュルネびわ湖2017プレイベント びわ湖・北の音楽祭 関連事業「伊吹の森 動物の謝肉祭」
“幼き日の君へ、この曲を贈ります。”
フランスの作曲家サン=サーンスによって作曲された「動物の謝肉祭」、世界中の人に愛されるこの曲を書き上げたヒントは、40年前の彼の夢の中にあったのです。
謝肉祭の夜、少年が見た不思議な夢の世界。そこには様々な動物たちの織りなす風景と、初恋の相手、マリの姿…

名曲の誕生にまつわる幻想的な物語を、絵本の世界から飛び出してきたようなファンタジックな演目でおなじみのソノノチが、マリンバ奏者の演奏にあわせてパフォーマンスします。赤ちゃん・小さなお子さまとご家族で一緒にお楽しみいただけるコンサートです。お気軽にお楽しみください。

[演出]
中谷和代(ソノノチ)

[出演]
宮本妥子(打楽器・マリンバ)
後藤ゆり子(打楽器・マリンバ)

藤原美保(ソノノチ)
仲谷萌(ニットキャップシアター)
豊島勇士
黒木夏海
芦谷康介
浜崎 聡

[カンパニースタッフ]
外谷美沙子
渡邉裕史

[日程]
2017年4月22日(土)11:00開演(キッズプログラム)
演奏とパフォーマンスで、聴いて・見て・感じて!サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」をメインプログラムとした親子で楽しめる演奏会。
※ソノノチは、11:00開演のキッズプログラムにのみ出演しています。

[会場]
ルッチプラザ ベルホール310(滋賀県米原市長岡1050-1)
◯アクセス
JR東海道線 近江長岡駅から徒歩約10分
名神高速道路 米原インターから約15分
北陸自動車道 長浜インターから約15分

入場無料(要整理券)
※3月4日(土)よりルッチプラザ、滋賀県立文化産業交流会館で配付

[お問い合わせ先]
ルッチプラザ TEL0749-55-4550
滋賀県文化振興事業団 TEL077-522-8369

てんこもり堂「冬が来る」 2

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てんこもり堂「冬が来る」。お疲れ様でした。拝見出来なくて残念です。ご自身としては、どんな経験でしたか?
藤原 
今回、2回目の出演をさせていただいて。やっぱりてんこもり堂さんならではの喜劇・ドタバタ感と言うか。今回私は芸人さんの役をやらせていただいたんです。上京して夢を目指したんですけど夢破れて帰ってきた芸人。今回はちょっと暴れましたね。セリフをたくさん、わーって喋ったり。ソノノチとは正反対の演技をしていました。今回は劇団しようよの藤村弘二さんと、漫才みたいな掛け合いをしていました。観に来はったお客さんが驚いてくださって。
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観たかったです。藤原さんとしては、結構珍しい演技だったんでしょうか。
藤原 
そうですね。これまでは作品の中で泣いてしまう役が多かったんですけど。あとはおばあちゃんとか、赤ちゃんとか(普通に二十歳ぐらいの女性もありますが)。でもあそこまではっちゃける役というのはなかったです。けど、違和感とかはなかったです。勢いを出すのはそれほど苦手ではなかったです、得意とまではいかないですけど。演出の藤本さんに、「藤原さんはコメディエンヌやね」と言ってくださいました。
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コメディエンヌと褒められるのは素晴らしいですね。
3てんこもり堂第10回公演『冬が来る』
公演時期:2017/2/24~26。会場:アトリエ劇研。

ソノノチ「2人のつながせのひび」

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ソノノチの「2人のつながせのひび」。とても面白かったです。
藤原 
ありがとうございます!
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公演自体がとても良い出来でした。不満に思う点が無い。
藤原 
やっぱり、本物のギャラリーが公演会場だったり、イラストレーターさんの本物の絵も飾ってもらったりと、場の力がすごく大きかったと思ってます。会場にも何回か足を運んで、アイデアを煮詰めて考えて。本番で飾らせて頂いた絵を描かれた森岡さんに、それぞれの絵を描いた時のことをインタビューもして。その時伺えた実際の言葉や感情を、ラストのシーンの会話で使わせて頂いたりしました。
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そういう事実はお客さんには絶対伝わらないですけど、でも、公演準備の厚みは絶対伝わると思うんですよ。
藤原 
私にとってもすごくお気に入りの作品です。最初は、劇場として使用するギャラリーのコンパクトさに、客席がこんなに近くで大丈夫かなと思ってたんですけど。お客さんに聞いてみたらそこまで気にはならなかったみたいで。
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私も全然気にならなかったですよ。むしろ、あれぐらいの近さでやってもらいたい、と思うぐらいで。
藤原 
あれくらいの近さだったからこそ、微妙な心の動きが分かりやすかったのかもしれないと。
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戯曲の構成としても、その、前半に夫婦の痴話喧嘩を持ってくるところ素晴らしかったですね。おとぎ話から入って、途中に痴話喧嘩がコメディリリーフとして入る、みたいなのは珍しくないですけど。最初に夫婦喧嘩して、おとぎ話の世界に入っていく。裏を知ってから表を知る、みたいな。ソノノチってこんなこともできるんだなと思いました。
4ソノノチ2016 『絵本から演劇をつくる』プロジェクト 2人の「つながせのひび」
公演時期:2016/12/14~25。会場:gallery make[つくるビル]。

おとぎ話への橋

藤原 
いやあ、それは本当にありがとうございます。私は「8人のさよならの絲(いと)」が終わってからソノノチに入ったんですけど、「6人のこれからの宇(そら)」あたりから、中谷のイメージの中の、空想の世界観だけではなく、中谷が実際に体験した出来事だったりを少しずつ盛り込んで行くようになったりして。観た人を幸せな心地にする感じの物語の中にも、少し苦かったり、しょっぱかったりするような側面がある。それも受け止めて、見せて行こう、と。そういう意味でのニュアンスが少しずつ変わっていったんですね。
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すごく入って行きやすかったんですよ。おとぎ話と言うか、戯曲の世界と自分の感覚とが地続きになる、橋渡しとして。そしておとぎ話の部分は全力投球じゃないですか。「2人のつながせのひび」はまさに。
藤原 
そうですね、全力投球。
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一つ、凄く気に入ったセリフがあって。絵本の世界のひびちゃんとつきちゃん。お互いのことが理解出来ない時に、最後に「おばけ」ってつけるじゃないですか。「へたくそおばけ」「そうだっけおばけ」みたいに。あれがもうたまらなかったですね。
藤原 
かわいかったですね。
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あんなセリフなかなか書けないと思いますよ。あのセリフだけでも持ってかれました。
藤原 
中谷ですそれは。でも今回は、全て稽古場で作る、という方針でした。書くのは中谷なんですけど、稽古場での創作では、役者さん自身から出てきたものだったり、「ここどうしたらいいと思う?」みたいなのを以前よりずっと回数多く、聞いていました。今回は、参加者全員で作り上げたという感覚が大きいですね。
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そうなんですね。藤原さんはどんな提案をなさいましたか?
藤原 
例えば絵本を小道具として使うところや、指人形劇のシーンです。細かいところで色々苦労するところもあったんですけど。
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そうなんですね!指人形はやばかったですね。その人形だけで立てない、みたいなのが非常に良い演出でした。
藤原 
あれはもう、どうやったら立つんや、というのを試行錯誤していました。中に詰め物をしたりとか。あとは、はしごを出したり。全員で考えたのは、ひびちゃんとつきちゃんが並んで、星を取ってカゴの中に入れる、というシーン。
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企画全体が、ひとつの大事な、手をかけた作品という感じがして。あの完成度はただならなかったです。ひとつのすごい劇団が劇場に来てすごい作品を上演する、ということは完全に逆のベクトルだったように思います。作り手の本気の打ち合わせとか、そういう努力の全てが、「2人のつながせのひび」という作品に向けて集中している、という手応えがあって素晴らしかったです。
藤原 
本当にもう、会場を使わせていただいたつくるビルさんには感謝していて。ただ、近々あの場所はギャラリーとしての運営は終了して、アトリエになるのだそうです。
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じゃあ舞台の上演は実質的に最後だったんですね。最後が、「つながせの日々」でよかったかもしれませんね。

つなぐ日々

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藤原さんが演劇を始めた経緯と、今のモチベーションを教えてください。
藤原 
高校から演劇部に入っていまして。3年間。高校は成安高校の芸術進学コースで、ずっと絵を描いていたんですよ。進路選択の時に、演劇か絵、どちらを選ぶか迷いまして。結局演劇を選んで。大阪総合デザイン専門学校の声優専攻に行きました。そこで2年間学んで、卒業後は、東京にある松濤アクターズギムナジウムという養成所の声優科に行きました。そこで2年学んだあと京都に一旦戻ったんですが、関西の劇団はほとんど何も知らなくて。とりあえずいろんなところを観てみようと思って。その中でソノノチの 3人の「さよならの絲(いと)」を拝見して。その時の挟み込みのチラシに、次回公演のワークショップオーディションの情報があって。それに受かって、出演して。ソノノチの中谷に誘われて、入団して3年目になります。
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ありがとうございます。今続けているモチベーションを教えてください。
藤原 
演劇は仕事としてやっています。やっぱり、演劇で食べていきたいのはありますので、まだまだ厳しいですけど色々な方面で関わらせていただいています。WSやコミュニケーションティーチングのお仕事や、たまに歌のお姉さんのお仕事も。京都に戻って来てから4年経って、お知り合いの方やお仕事も増えてきて。それで続けていけているので、嬉しいなと思っています。
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必要とされ続ける限り、やり続けるモチベーションが生まれるんですね。
藤原 
一度はやめようと思ったんですけど、観に行った芝居が面白いと、自分が悔しくて。やっぱりいいなと思って。ここから離れるのは私には出来ないなあと。ずっと演劇ばっかりしてきたので・・・初めて自分を認められたのが演劇だったので。
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とてもよくわかります。
藤原 
自分の価値を認められたと言うか、存在意義があると言うか。演劇を始めた頃、楽しいなという気持ちだったんですよ。でもそれだけじゃ続けられなかったんです。今まで吸収してきたものを、今度は誰かに手渡したいという方向になってきているのかなと、いうのは今思っていますね。
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演劇人の重要な仕事ですね。
藤原 
小中学校、高校に演劇ワークショップに行って、生徒さんが楽しんで演劇を学んでくれると、すごく嬉しいですし。こないだ行った高校でも、放送部の子や演劇部の子が、アップとか発声ってどうやったらいいんですか?って聞いてきて。アドバイスしたら、「こんなに細かく教えてくれたのは初めて」と言ってくれて。これはもっと教えてあげたい、という気持ちになったり。
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教えてくれる人ってとてもありがたいですよね。
藤原 
そうですね。
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演技って言う、誰もがやっている行為を教えるのって、実はすごく複雑な仕事ですよね。様々なレイヤーにある複雑な調整盤のツマミ一つずつ、動かし方を確認していく、みたいな。しかもそれは、生徒さんによって違うし、もちろん様々な体系があって。
藤原 
反面、難しいこともありますよね。どう伝えたらちゃんと理解してくれて、純粋に演技を楽しんでくれるんだろう。技術的な伝え方とはまた少し違うような気もしていて。

やってみたい事がたくさんある人

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今演劇関係で、興味のある領域を教えてください。
藤原 
ラジオをやってみたい、とか。せっかくこれまで声の勉強をしてきたので、声を使った仕事をもっとしたいですね。あとはツアー公演をしたい、ミュージカルがしたいのと。
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ミュージカル!
藤原 
ずっと夢なんです。歌を歌うのもダンスをするのも好きなんです。オーディションを受けろ、という感じですね!

前向きさと、器用さと

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ご自分の性格で、良い所と悪い所を教えてください。
藤原 
基本的にポジティブなところですね。とりあえず良い方向に考えようとしています。後は、何とかなるさ感もあるかもしれません。迷ったときは行動しよう、というか。最初は悩んじゃうんですけど、途中からもう悩むのはいいや、となってきて。やってみたら意外と成功したり。
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見習いたいです。
藤原 
後は、あまり人見知りしないようになってきました。演劇始めたからかもしれないですけど。それとまんべんなくいろいろできることかな。「器用やね」とよく言われます。でもね、めんどくさがりなんですよ。何か、ちょっと億劫なことを後回しにしてしまいがちなので。締め切りには間に合うんですけど、ちょっとぎりぎりになるところもある。そこは本当に、あかんな、と。
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私も同じなので、わかります。手をつければ早いんですけど。

質問 高橋 紘介さんから 藤原 美保さんへ

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前回インタビューさせていただいた、高橋紘介さんから質問を頂いてきております。「好きな漫画を3つ教えてください」。
藤原 
「放浪息子」という、志村貴子さんの作品が好きです。女の子になりたい男の子と、男の子になりたい女の子がメインの話で、セリフの感じとかが絶妙なんですよ。ぜひ読んでみてください。
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面白そう。チェックしてみます。
藤原 
あと、「花ざかりの君たちへ」が好きですね。一度売っちゃったんですけど、もう一度読みたくてまた買い直しました。それと、ジョージ朝倉さんの「溺れるナイフ」。
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私も途中まで読んでました。面白かったです。展開がいいですよね。
藤原 
私映画も見ました。主役の女の子が、男の子に惹かれるのがすごく分かるんですよ。

現地に行こう

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ソノノチのよさと、ソノノチでやりたいことは何ですか?
藤原 
イメージとしては、「ほっと落ち着く場所」。心が満たされる感じがあって。ありのままの自分でいられるし、作品の中では、一つ上に上がったような気持ちになって。普段の生活とはまた違う日常にいけるのが、すごく素敵だなと思います。
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中谷さんの世界ですもんね。一つ上の、というのはとても抽象的な表現ですが、それは例えばどういうことでしょうか。
藤原 
しゃんとすると言うか、背筋が伸びると言うか。
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気持ちが重視される世界ですからね。その気持ちを言葉にできるし。
藤原 
一人で生きていくことも、誰かと一緒にいることも同じように大事にされているような気がするんです。そしてそういう自分を、第三者の目で見れるような。役に没頭するというのもあるんですけど、自分自身を別の視点から見ながら演じられるような気がします。
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第三者の視点。どこから生まれるのでしょうか。
藤原 
観客の視線なのかな。
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ソノノチという箱庭を、一緒に見つめているという感じなのかもしれませんね。
藤原 
中谷が言っていたんですけど、ソノノチの公演を観るときは、公園のベンチに座っていて、その時見える風景をボーっと見ているようになってもらいたいということ言っていて。散歩する犬を見るでもいいし、ただ風に当たってるだけでもいいし。だから寝てもらっても全然いい。
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「2人のつながせのひび」も、後半は眺めるという感じでしたね。そして藤原さんが、ソノノチでやりたいこととは?
藤原 
私自身が、ミュージカルやりたい、というのがありまして。ソノノチでミュージカルやったらどうなるんだろう。あと、一人芝居もしたいですね。再演も、ツアーもまた行ってみたいです。それと、実際の場所で公演をするというのが個人的なブームになっていて。カフェやったらカフェでお芝居したりとか。あとは、コインランドリーでお芝居してみたいです。
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あ、それは面白いですね!
藤原 
あと、北海道に行きたいですね。北海道の風景が、ソノノチにすごく合ってるような。ひまわり畑で芝居してみたいです。暑いのにどうすんねん、という感じですけど。

スーパーマンになりたくて

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いつか、どんな演技ができるようになりたいですか?
藤原 
答えになってるかどうかわからないですけど、スーパーマンになりたくて。
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なんでも出来るようになりたい?
藤原 
そうですね。いろんなジャンルの舞台があって、このジャンルのをするのは得意だけど、こっちは苦手、みたいな感じにはなりたくなくて。喜劇も、アクションも。求められてるんやったらそれもできるようになりたいです。色々なことをやって自分の中に溜めて行って。
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努力さえ、続けていけばですね。
藤原 
今後は、もっといろんなところのオーディションを受けて行こうと思ってます。小劇場も大好きなんですけど、大舞台にも積極的に行きたいと思ってます。

和菓子のアップリケ

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今日はですねお話を伺えたお礼に、プレゼントを持って参りました。
藤原 
ありがとうございます。(開ける)あ、かわいい。わたし、縫い物もできるようになりたいので。新しく、ソノノチに入団した外谷が縫物がすごく得意で。教わりながら付けようとおもいます。どこに付けようかな。
(インタビュー終了)