k1k / 波

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今日はどうぞ、よろしくお願い致します。最近、亀井さんはどんな感じでしょう。
亀井 
最近は何か、今までにないくらい忙しいんですよ。フットワークが軽いのをウリにしているんですけど、先月なんかはめちゃくちゃ忙しくて。
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KING AND HEAVYへの出演もありましたしね。
亀井 
役者で呼ばれる事は無いだろうと思ってたんですけど、最近は多くて。芸人さんとお笑いLIVEする事も、最近は多いです。思っていた自分とは違う忙しさなんです。
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忙しいのは素晴らしいですね。
1カメハウス
近畿大学文学部芸術学科舞台芸術専攻演技コース出身の代表・亀井を筆頭に旗揚げしたパフォーマンス演劇集団。亀井が作・演出・振付を行い、彼の作り出す世界は多人数が動き回るエンタメ作品から、少人数で構成された繊細な文学的作品まで幅広い。楽曲のPVの様なパフォーマンスが芝居の中に多用されるのが特長で、身体全てを使った独特な表現を追求している。本公演以外にも、チャリティー企画や文化祭、前説など各種イベント及びコンテストや、LINX'Sなどの演劇祭に出演。映像製作にも力を入れている。(公式サイトより)

ka2ak / 「罪ツツミツツ蜜」 2

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さて、カメハウスの次回公演は「罪ツツミツツ蜜」、五月一日から上演ですね。
亀井 
言いにくいですよね。
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いえ、好きなタイトルです。回文になっていて、日本語としても通っているじゃないですか。今の時点で、どんな作品になりそうでしょうか。
亀井 
いつもはパフォーマンスが多いんですけど、今回は比較的しっかりストーリーを組み立てているんじゃないかと思います。構造は凄くシンプルなんですけどね。章それぞれにテーマがあって、それらを全体で見ると回文形式になっているんです。それを初めに思いついて書き始めました。いつもは章立てすらしないんですけど。
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チラシからすると怪奇ゴシックロリータ的なイメージを感じますが、それがカメハウスのカラーなのでしょうか?
亀井 
基本的に、カラーは無いんですよ。短編と本公演で作風がガラッと変わりますし。そのとき僕が書きたいものを書くというのを信条にしているんです。最近はちょっと柔らかくなってるのかな。このごろ小説をよく読んでいる事もあって、文字にこだわった脚本を書いたりもしています。
__ 
文字にこだわる?
亀井 
脚本家として、例えば「言えちゃう台詞」ってあるんですよね。それを、どこまで言わずにいけるか、にこだわったりしています。例えば普通に「元気ですか?」「元気です」という受け答えがあるとして、「元気です」という台詞を絶対に言わずに「はい元気です」と答えるには?みたいなまわりくどい事を結構やっています。そういう実験ばかりしていると言葉遊びとかリズムにこだわってきてしまって。
__ 
最終的には、台詞を文字に近いように使うようになるとか?
亀井 
それに近いかもしれません。今回、作中にも言葉と認識というのがテーマとして出てくるんです。今ここにカップに入った水があるんですが、これを水と認識するには言葉が必要で、「水」という言葉があるから認識が出来るんじゃないか。今回は怪奇探偵もので、妖怪が絡んでくるんですよ。認識のズレがキーになる。お客さんに認識させる言葉とそのズレを意識しながら書こうとしています。
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舞台上での会話とは、とても複雑な現象ですね。通常の会話とはどこまでも異なっている。俳優によって演じられている、すでに用意された言葉を観客が解釈している、という状況。どうやっても誤解の生まれる状況ですよね。
亀井 
そうですね。誤解は発生するし、むしろ疑ってほしいです。僕の周りでは王道のエンターテイメント=シンプルな伝わり易さがその醍醐味だと考えられていますが、お客さんにはそこを疑ってほしいです。全部嘘なのかもしれない、って。で、今回は回文がテーマなんで、そこを手掛かりにしてほしいですね。意味が分からない言葉が出てきたら逆さまにしてみたり、とか。しかも今回は探偵モノなので、脚本の中にも謎を埋め込んでいます。話自体は簡単なんですけどね。
2カメハウス第捌回本公演「罪ツツミツツ蜜」
tsumitsumimi
カメハウスが1年半振りにお送りする怪奇探偵物語!妖怪、怪異、愛、恋、オカルト、宗教、脳髄、記憶― 圧倒的なスケールと、カメハウスコラージュ演出の真骨頂を是非体感しに来てください!

【公演日程】
日時 2015/5/1~4
5/1(金) 19:30
5/2(土) 14:00 19:00
5/3(日) 14:00 19:00
5/4(月) 13:00 17:00
【会場】シアトリカル應典院
【料金】一般前売¥3,300 一般当日¥3,500 学生¥2,000(※要学生証)

タグ: 意図されたズレ 新しいエンターテイメント タイトルの秘密

kam3mak / その瞬間のこと

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沢山のカラクリが仕込まれている作品のようですね。亀井さんはそういう作品が好きなんですか?
亀井 
というより、隠すのが好きなんですね。本編上には出てこないんですが、細かい設定も全部書いちゃうんですよ。その世界の広がりの中で、ここだけを取り上げる。でも、取り上げられなかった領域がふと香るような、そんな台詞を書くのが好きなんです。
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素晴らしい。
亀井 
それには捕らわれないんですけどね。それだけじゃないですし。
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隠す表現を許すって、たぶん豊かさなのかもしれないなと思うんですよ。経済的な面での豊か/貧困を分けるのってお金と時間があるかどうかだと思うんですが、こと作家におけるそれって、「隠す事が許されるかどうか」のような気がする。表現をやめるとか、精度を低くするであるとか。そういう事が出来るのって、意外と。貧しかったら、そのタイミングを逃さずに全て出そうとするじゃないですか。奥ゆかしさというか、全体のプロデュースの話にも掛かってくるかもしれないですけど。どうでしょう。
亀井 
でもね、僕は初期は全部出してたんですよ。カメハウスは今年で6年なんですけど、初期の作品を今見ると僕のやりたい事がほとんど詰まってるんですよ。しかも、一つの芝居に3つも4つもの作品の要素が詰まってるんです。ごちゃ混ぜになってる。昔はアレ足してコレ足してだったのが、一個で良いと思えてきたんですね。広がっていった世界の、僕の着眼点というか、落とし込みたいところが、本当に細い一点なんですよね。隠すというのはそういう事なのかな。収縮していった、ある一点だった。キャラクターでも、開始一時間経っても中々出てこなくなる、みたいな事になって。でも、濃密なある一点にこの人を出したいから我慢してもらう、贅沢な使い方をしていますね最近は。むしろこの一瞬だけ出るからこそ輝くから。
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それは、作家として成長したと捉えていますか?
亀井 
僕は脚本の他に演出も役者もしているのですが、それぞれの能力が伸びているかというとよく分からないんですが、人間としてはいい生き方をしてこれているのかなと思います。昔よりは考え方が楽になっていると思うんです。昔は稽古場で役者がはしゃいでたり、本番前なのに緊張感が無いと不満に思ってたりしてたんですけど、今は全然そんな事ないですね。対人とやるんであればそれも当たり前ですし。昔は作家として、台詞で遊ばれるとイライラしていたのが、今は遊ばれる台詞を書けて良かった、と思えています。

kame4emak / 歪

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カメハウスに出演される役者に、どんな姿勢を期待しますか?
亀井 
こんな言い方をすると失礼かもしれないんですけど、プロフェッショナルであってほしくないんですよね。カメハウスはそういう場ではなくて、実験したいんです。素人性というか処女性というか、そういう成熟していないもので作品を作り上げたいんです。重要な見せ場では安定した人を置いてるんですけど。でも僕は、方法論が確立した・自分一人で立てる人ばかりでやりたいとは思わないです。僕も仲間も、一人で作り上げる訳じゃないし。そういう不安定なところでできあがっていく、歪なんだけど崩れずに積みあがっている。一瞬だけ凄く綺麗なものが出来上がったらと思うんです。その後は崩れてもいいんです。そういう座組で出来たらいいなと思っていますね。

タグ: この座組は凄い 混成軍的な座組 作家として不安はない

質問 村角ダイチさんから 亀井 伸一郎さんへ

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前回インタビューさせて頂きました、THE ROB CARLTONの村角ダイチさんから質問です。「役者として、出来ない事はあるんでしょうか?もしあるのであれば、その対応方法を教えて下さい」。
亀井 
僕は実生活では出来ない事は沢山あるんですけど、舞台で出来ない事はない、ですね。それにまだ出会ってないだけかもしれませんけど、ムリです、っていう事はないです。この間、KING AND HEAVYの時も体を絞ろうと思って。10キロ痩せようと。結局9キロで止まっちゃったんですが。そういう挑戦が結構好きなんです。役者として、無茶ぶりされるのが結構好きかもしれません。男だし、脱げと言われれば脱ぎますね。
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ありがとうございます。次です。満腹満さんからの質問ですが、「女性への接し方・扱い方を教えて下さい」。ROB CARLTONは女優が出演した事がないので、もしその機会があれば・・・との事でした。
亀井 
ええと、まず僕が男性か女性かというと女性寄りなんですよ。母親が、女の子が欲しかったらしくて。幼少期の僕にスカートを履かせたりして、僕も男の子的なものには興味を示さなかったらしくて。ままごと遊びをしていたんですね。そういう訳で僕は女性の方が普通に喋れるんですよね。
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つまり、接し方もなにもないと。
亀井 
もう、女性みたいなもんなんで(笑う)

kameh5hemak / ガラスのように不透明

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カメハウスで描く一点とはどこから来るのでしょうか?最近のトレンドでも結構です。
亀井 
僕はその、絵が見えるんですよ。メインの見せたい一枚絵がドーンと浮かんで、そこに行き着く為に話を作るんですけど。最近は絵という言い方をやめて、これは情景と呼ぶべきだなと思っていま。それを舞台上で再現するために演劇を作るんですけど、絶対に違う情景が繰り出されるんですよね。前まではお客さんの含まれない情景だったんですが、最近は、劇場が持っている全ての情景が作用し合っていって広がって、全く違う情景が浮かぶような感じになっていて。それはお客さんによっても違う情景だし、やっている間にもどんどん変わっていくんです。
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情景がまず見える。それが結びつき合い反応し合う。そんな、情景の応酬が見れるかもしれない?
亀井 
以前までは情景というものが不明確だったんです。ワーっと出てくるのに。でも今回は、回文で話を作るという事で対照的なイメージの絵がわーって出てきて。でも僕も全部分かって書いてる訳ではなく、見えるものをそのまま書いているんです。台詞とか構成はちゃんと考えているんですけど、自分が書きたいと思ったものを、潜在意識を信じて書いているんです。何故これを書きたいと思ったのか、それを後付けで考えてはいるんですけど、今、何故これなのかは僕も全く分かっていないです。
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そこに触れたお客さんが、もしかしたら想像できるかもしれませんね。
亀井 
お客さん自身の持つ情景にコネクトして、何か刺激になって、新しく見えるものがあればいいなと思いますね。
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そうですね。
亀井 
今回については、誰が見ている世界も違っていて、その差異が妖怪を生み出している、という説を言っている奴がいて、それは脳の誤作動で、見たくないものを変換して妖怪として生み出していると。それを美化し過ぎて違うものが見えている、みたいな。お客さんにとっても、例えば恋をしてウキウキしている気分の時に恋愛モノをみたら素晴らしい気持ちになったり。身内を無くした時に悲しい物語を見たときには入り込んでしまったり、とか。そういうケースは個々にあると思うんですが、今回は認識がテーマなので、お客さん毎に違う情景がいっぱい重なって、何かその、役者の情景も動いていくだろうし、相互作用で、今まで見た事のない空間が出来たらなと思いますね。
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京極夏彦の「姑獲鳥の夏」のトリックも、脳がその死体を見ようとしなかった、というものでしたね。脳の最大の役割ってやっぱり、絶対急所である精神を保ち続ける為のセーフティーネットだと思うんですけど、外界から保守するというのはもちろん閉鎖を意味する訳じゃなくて、その刺激を個人に最適化するように多層的に解釈させて、何なら遊びを持たせながら精神に届けていると思うんですよね。生活の要素として社会性が重要になると言葉という強力なツールが生まれて、概念の共有が出来るようになった。前述のセーフティーネットは、発生の順序はさておき言葉と共に進化してきていて、他者のそれと誤解を許しながら混合する時、それはあたかも儀式のようになるのかもしれない。
亀井 
そうかもしれませんね。

kameho6ohemak / 抱いてあげる

亀井 
僕はあまり、全てに重要視をしていないというか。役者を大事に扱わないし、自分も大事にしない。脚本も演出にも大事にしないんです。全て僕の中では大事なんですけど、大事なものほど大事には扱わないんです。自分の芝居も、自分も。そういう風にしていくと、可能性がどんどん広がっていくんです。この台本のこのセリフに固執する、それは凄く大事だから求めて行く、何ヶ月もの稽古で求め続ける、けれども、それにはすがらないんです。
__ 
というと。
亀井 
一日前、一時間前にふっと、もっと凄いものが出来る可能性があるからです。それこそ脳の認識ですよね、これはこうだという勝手な固定観念で見てしまうと、本当は違うものなのに別の物に見えてしまう。見えない状態というのが脳の中で起こってしまう。僕は出来るだけのめりこめりながらも、全てを大事にしないように大事にしないようにやっています。

kamehou7uohemak / 存在

__ 
もし300億円あったら、どんな作品が作りたいですか?
亀井 
一度やりたいと思っているのは、僕が生まれたぐらい頃の、日本がまだまだガーって発展している最中の時代が好きで。そういうものというか街を作ってみたいですね。好きに破壊してもいいし、好きに作って良い。舞台セットが街、みたいな。お客さんはその中を歩きまわって、ところどころに起こっている事件を見てもらう、みたいな。
__ 
ああ、それは面白そう。それはもう劇場じゃないかもしれないですけどね。
亀井 
劇場も好きなんですけど、早く劇場を出たいなと思うんですよね。
__ 
劇場を出たい?
亀井 
劇場の、何もないフラットな状態は凄く魅力的なんですけど、フラットではない土地が発するもので作れるものもあると思うんですよね。本当に、色んな土地で色んな作品をやってみたいです。それをするといかんせんお金が掛かるので出来ないですけど。
__ 
街頭劇、野外劇。そんな感じですか?
亀井 
そうですね、それもありますけど、人がまったく寄り付かない所でやりたい欲もあります。誰が来るんだ、って話ですけど。
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いいですね。誰もいない地下鉄の駅とか、沢とかでやってるのを見たいですね。

タグ: 300億あったら 土地の力

kamehous8suohemak / 疵痕

亀井 
今回の作品は、凄くコラージュ的な手法を多用しているんです。スタッフにわがままを言ってまして、絵描の人を読んできて、パネル一枚一枚に何か描いて舞台上をコラージュしてほしい、とか、美術さんに出ハケや動線を考えない、美術作品を作って欲しい、とか言ってるんですよ。音響さんにも、全部、僕が範疇を越えたところをお任せしているんです。今回はそういうのが、新しい実験かなと。逆に、スタッフの皆さんはどうしたいのか。それを繋ぎ合わせるという事をしています。美術プランが出来上がったら、また演出も変わると思います。照明の当て方、音響の設置、どんどん変わっていくんですよ。そういう変化がとても楽しみです。
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とても楽しみです。見るのにかなり、精神的な体力を使いそうですね。
亀井 
多分、見終わったらぐったりすると思いますよ。

タグ: 作家の手つき

kamehouse9esuohemak / 失敗を巡る散歩

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今後、どんな感じで攻めていかれますか。
亀井 
今後は・・・そうですね。本当に、やった事のない事をやっていきたいです。それは先輩がやってきた事かもしれないですけど、僕がやった事のない事を発掘したいんです。カメハウスは、僕の見てきた事・感じた事がすごく反映されるんですけど、僕の人生が豊かなら面白くなるんじゃないかと思います。
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なるほど。
亀井 
大阪で成功したら東京にいく劇団や人は多いですけど、僕はもう大阪でいい感じに安定して盛り上がれたら、東京ではなく海外に行きたいんです。全然違う文化に触れたいんです。劇団員にも同じ事を言ってるんですけど、「またまたー」って躱されてますね(笑う)。どうせ行くなら、日本人かよって言われるぐらい関係ない世界に一回行ってみて。それで手法も変わっていくと思うんです。常に安定したくはないですね。
__ 
安定した自分ではいたくないと。
亀井 
吸収したいんですね。僕が見ている情景って、僕の五感からきた経験から来ていると思うんですね。それは日本の中で蓄積されたものだから、それが海外だったら、どうなってしまうんだろうという。これも実験ですね。好奇心が抑えられなくて、稽古場でも絶対失敗するような演出をやってみる。失敗するんですけど、それを僕は見たいんです。
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海外か・・・。失敗すると分かっていても、行かずにはいられない。実験せずにはいられない。
亀井 
周りは失敗すると言うんですけど、でも僕は失敗をしたいんだと思うんですね。面白くない芝居だと分かっていても、それでも真剣に作れる人になりたいです。

「CANNABIS WORKS」

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今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持ってまいりました。
亀井 
ありがとうございます。これは・・・僕、こういうの好きなんですよ。
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LindaCubeのイラストレーターさんの作品集です。
亀井 
こういう世界観、好きです。

(インタビュー終了)