金替 康博

俳優

一つ前の記事
次の記事
同じカンパニー
土田 英生(MONO)
奥村 泰彦(MONO)
水沼 健(MONO)
垣脇 純子(MONO)
同じ職種
にさわまほ(安住の地)
今村 駿介(第三劇場)
向井 咲絵(夕暮社弱男ユニット)
青木 道弘(ArtistUnitイカスケ)
伊沢 はるひ(劇団飛び道具)
古藤 望(マゴノテ)
黒木 陽子(劇団衛星)
近藤 貴久(劇団ガバメンツ)
ちっく(笑の内閣)
高阪 勝之(男肉 du Soleil)
四宮 章吾(フリー・その他)
江藤 美南海(第三劇場)
嵯峨 シモン(笑の内閣)
安田 一平(フリー・その他)
杉原 公輔(匿名劇壇)
塩原 俊之(アガリスクエンターテイメント)
宮下 絵馬(悪い芝居)
藤原 大介(劇団飛び道具)
中西 良友(フリー・その他)
池田 智哉(劇団ギリギリエリンギ)
ピンク地底人3号(ピンク地底人)
イシゲ タカヒサ(nono&lili.)
河井 朗(ルサンチカ)
奥田 ワレタ(フリー・その他)
神田 真直(劇団なかゆび)
蔵本 真見(突劇金魚)
荒木 千恵(ベトナムからの笑い声)
筒井 彰浩(ニットキャップシアター)
土肥 嬌也(劇団ZTON)

ルドルフ「授業」note

__ 
今回はルドルフ「授業」(作=ウージェーヌ・イヨネスコ、演出=水沼健)の稽古場におじゃまさせていただきました。本番が6月10日から13日まで、会場は京都芸術センターですね。そろそろ1ヶ月をきりました。稽古のすすみ具合としてはどんな感じですか?
金替 
そうですね。今回、ずっと喋り倒しの役なんですよ。
__ 
あ、そうなんですか!
金替 
やっと台詞が入ったところですね。自分の言葉として言えるようになるのはまだまだこれからです。うーん、難しいですね。ネタを見つける作業なんですよ。これは楽しい作業なんですけど。
__ 
今回の見所は。
金替 
結構この作品、いろんな所で上演されているみたいで。筒井さんはフランスで見てたり、永野君は東京で見たり、水沼さんは岡山で見たと。今回のは水沼さんが台詞をいじったり色々考えてるんですよ。
__ 
水沼版「授業」
金替 
独特なものが見られると思います。僕自身も期待していますね。
__ 
原作をお読みになった印象は。
金替 
読み物として結構面白いですよ。でも、上演するとなるとどうなのかな? そのままやって面白いかどうかは。
__ 
あ、なるほど。あらすじからすると凄く単純な話みたいですね。どんな作品に仕上がるんだろう。
noteMONO
京都を拠点に活動する劇団。軽妙な会話劇から古典劇まで手掛ける。
noteルドルフ「授業」
作・ウージェーヌ・イヨネスコ。演出・水沼健。出演・金替康博[MONO]・筒井加寿子・永野宗典[ヨーロッパ企画]。公演時期:2010年6月10〜13日。会場:京都芸術センター。
noteルドルフ
京都で演劇を上演する集団。

金替さんは教授役

__ 
金替さんは今回、教授役なんですよね。あらすじによると最後の方はもの凄いことになっちゃうみたいですが。なんだろう、狂気と言っていいのか。どんどん興奮していっちゃう人間の姿が。
金替 
当時としては新鮮だったんじゃないですかね?チェーホフの作品みたいな、普遍的な人間についての話や主張が入っている作品ではないんですよね。
__ 
不条理劇とよく言われているみたいですね。
金替 
この劇に限っては、そこまでおかしい芝居という訳ではないですよ。台詞がところどころおかしかったりしますけど。

質問 山口淳太さん・西尾真由子さんから 金替 康博さんへ

Q & A
__ 
今日はですね、前回お話を伺えた方からご質問を頂いてきております。まず、ヨーロッパ企画で映像スタッフをされている山口淳太さんから。好きな映画は何ですか?
金替 
土田さんnoteにMONOに入らないかと言われた時に、「何か感銘を受けた映画はあるか」って聞かれたんですよ。
__ 
はい。
金替 
その時に「E.T」ですって答えたんです。「もっと洒落たのはないのか」って笑われたんですけどね。
__ 
いい時代の一番いい作品ですよね。
金替 
そうですね。僕の観た回は映画が終わった後にスタンディングオベーションが起きたような記憶があります。今、考えると勘違いなのかもしれないけど、映画が今よりも力を持っていた時代ではあったと思います。
__ 
次は西尾さんです。「次に劇場を建てるとしたら、どこが良いと思われますか?大阪で」。
金替 
いまどんどんお客さんが減っているらしいですね。お客さんが来やすいところか。下北沢みたいな町があればいいですね。劇場もたくさんあって、おしゃれな店もあって、そういう雰囲気が定着している。学生の頃みたいな。
__ 
お客さんが来やすいところ。うーん、確かに下北沢が関西にあればもの凄く楽しそうですね。

note土田英生氏
MONO代表。脚本家。演出家。

小劇場ブーム

金替 
僕らの頃は本当に小劇場ブームで。チケット取れたらその日まで本当にワクワクしてましたね。第三舞台とか、遊眠社とか。
__ 
めっちゃいいですね。
金替 
そういう、観に行く日までのワクワクもなくなって久しいかな。
__ 
私に限っては、そこまでワクワクってのはないですね。そういう時代を体験されていたって、羨ましいです。演劇人がどんな感じになったらもっと盛り上がるんでしょうね。
金替 
僕は苦手なんですけど、喋れる言葉を持っていればいいと思うんですけどね。社会にあって、人が近づいて来てくれた時に例えば作家だけが喋るようだと、あんまり良くはないのかなあと。作家偏重という演劇界の傾向があるんですが、それだと演劇というジャンルが備える楽しみが減っていく。観る側は作家の作ったモノしか楽しめないのかなと。
__ 
ええ。
金替 
京都には個性がそれぞれ違う作家・演出家がいて、それ以上に、その作家たちの作品を担える役者もいますと。彼らが興味深い事を喋る事が出来たら、もっといいなあと思います。僕は全然出来ていないですが(笑う)。

HENRY&HENRYのトングサンダル

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントがございます。
金替 
え、いいんですか?
__ 
はい、どうぞ。これ、毎回やってるんですよ。
金替 
ありがとうございます。(開ける)
__ 
サイズが合うかどうかだけ、ちょっとご確認頂けますでしょうか。26.5〜27なんですけど。
金替 
あ、じゃピッタリですわ。
__ 
良かった。

(インタビュー終了)