部室さんとBOXくん 2

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、木下さんはどんな感じでしょうか。
木下 
今は仕事をしながら芝居をやっているので、バタバタしています。最近は「部室さんとBOXくん」の準備ですね。
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あ、そうなんですね。そういえば、短冊ストライプは遠距離劇団だそうですが。
木下 
そうなんです、相方のごまみんとは北海道に行ってしまいまして。でも、毎朝skypeでやり取りしながらお互い動いてますね。
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心が離れたり、とかは無いんですか?
木下 
これが3人以上ならぼっちみたいになったのかもしれないですけどね。二人の腐れ縁だからこそ、長い事出来るのかもしれません。劇団員やお手伝いは常に募集はしてるんですけどね。コンビやと周知されているんですかね。
1短冊ストライプ
短冊ストライプは、ごまみんとと木下健による演劇企画ユニット。ごまみんとの企画により2006年夏から公演の度にメンバーを集めていたが、2010年4月にユニットとして再編成。目的のために演劇をするのではなく、演劇を手段として活用し、人と人が出会う場を提供する。仕事も本気、芝居も本気、世の中のこれからを考えながら活動中。(公式サイトより)
2部室さんとBOXくん
公演時期:2015/5/16。会場:大阪中津 Live house Vi-code。

タグ: 相方

僕らの恩返しってなんだろう

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「部室さんとBOXくん」中津vi-codeですね。どんなイベントにしたいですか?
木下 
実はこのイベント、3年半振りに開催するんですよ。その時以降、僕らとしては波に乗れた感じなんですね。「サクゴエラボラトリー」というイベントも開催出来たり。
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「サクゴエラボラトリー」は私も拝見しました。決勝戦を見ました。面白かったです。
木下 
ありがとうございます。短冊ストライプとして、社会人になってからのすぼみ方がヤバかったんでそう言ってもらえると嬉しいです。僕らがその、学生劇団に凄く世話になっていて、あの時が一番楽しかったと思い込んでいるんですね。じゃあ、逆に恩返し出来るのってなんだろうと。
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ええ。
木下 
その後僕らも色んなイベントとかに出たりしているんですが、広がった人脈をもう一度生かして、最後に恩返しする事が出来ないか、と。そういう事で、僕らは遠距離で離れているけど、今回のこのイベントをやろうやと。
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なるほど。
木下 
そこに学生が来たら、「こんな先輩がおるんや」、「僕も頑張って演劇を続けよう」と思ってくれるかもしれないし、反対のことを思うかもしれないし。OBの方々に対しては、「あの頃は楽しかったな」、「こんな尖った若手おるんか」とか思ってもらいたい。なによりその日を楽しんでもらえたらいいなと思ってます。前回は講演会みたいになってしまったんですけど、今回は部室の雰囲気を作りたいなと。しゃべり場みたいな雰囲気が作れたらいいよねという話をしています。とは言っても、前回はきちっとしたイベントだったんですけど、今回は下らない事を真剣にしよう、という話をしていますね。

タグ: 人脈を繋げる イベントの立ち上げ

下らない事を全力で

木下 
学生時代って、そういう時代だったと思っているんですよね僕は。何の根拠もなく「オレは正しい」とか、先輩ぶってみたりとか。少なくとも僕と僕の周りはそんな感じだったんです。まあ結局、楽しんでもらえればそれでいいんですよね。
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下らない事を全力でやるパーティー。盛り上がったらいいですね。
木下 
まだ何をやるかとかは言えないんですけど、盛り上げたいなと。
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敬意を払いあえるような関係が築ければいいなと思うんですよね。芝居を辞めていくにせよ、何にせよ。
木下 
僕も大学を卒業前後はなかなか芝居が出来なかったんです。やっと関わりだしたのが入社して3年掛かってたんです。まあ見には行ってたんですけど。土日は絶対出勤の職場なので。大体土日が稽古なので、ムリなんですよね、仕事柄。でもどうしてもやりたかったんですよ。卒業後に演劇をやるにしても25歳ぐらい迄続けて終わってしまう人が多いと思うんですけど、芝居を辞めて行った人が、芝居を続けている人に対して、「何やまだ芝居続けてるんか」とか思われても続けるべきやと思うんですよ。
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それは何故ですか?
木下 
個人的には、辞めていった達が後悔するぐらい凄い事をしたいと思ってるからですね。結果を出したいというか。小劇場ってやっぱり結果じゃなくて過程を見られがちだと思うんですよ。それはめっちゃ良い事でもあるし、悪い事もあるなと思ってて。やっぱり結果を出さないといけないんかなと思いますね。

学生時代の無茶な事

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学生時代の無茶な事、ですね。興味があります。
木下 
学生の頃はむちゃくちゃやってました。とある野球漫画の舞台化をやった時、森ノ宮プラネットホールに入りきらないぐらいお客さんが入って。それが学生時代のピークでした。「それかん」 3ていう阪神間の学生劇団の有志を募ってやりました、短冊ストライプのピークです。
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今はどんな事をやりたいですか?
木下 
アホな事を真面目にやって、共感を得たいなと思っています。個人的な目標は、プラン9の本公演に出る事、咲くやこの花賞を取る事。頑張ったら、ムリじゃないんやなと思っているんですよ。可能性はあるんや、きっと、と。
3それかん
阪神間の学生劇団が一同に会する飲み会、年間約5回開催。『それいけカンゲキ大作戦!』という、各団体の公演情報を記載した広報紙なども発行していた。現在では多い時に100人以上が集まり、終盤には参加団体により公演の宣伝を行う。今では、大学間を越えたプロデュース公演のキッカケの場ともなっている。

僕の可能性

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小劇場で演劇を続ける。とても難しい事の一つだと思うんですよ。サクゴエラボラトリーには一つの可能性を感じましたよね。二人芝居のコンクールって、興味を引きやすいと思う。今やっていないのがちょっと悔しいですね。
木下 
札幌で復活したいなぁ、と相方と言ってます。関西では色々事情があってもう出来なくなって。本公演は去年、無理からやったんですが大分と大変やったし、相方も札幌にいるんで、次は厳しいですね。だからこそ「部室さんとBOXくん」から何か次のキッカケを掴みたい、と思っています。
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なるほど。
木下 
でも二人だけだと動けないというのがあって、ちょっとどうしたものかな、と。そう、実は僕、今度FM千里で子供さん向けの朗読番組に出演させて頂ける事になって。ご縁を頂けて。
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あ、そうなんですね。
木下 
一人芝居のトライアル枠の稽古をしていた時に、朗読会の代表の方に偶然見て頂いて。そこからお話を頂きまして。
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人の縁という奴ですね。
木下 
そうですね、屋外で練習をやっているからこそ、という感じでした。
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意気込みを教えて下さい。
木下 
生放送らしいんですが、その現場がオープンで、実際見に来られる子供さんもいるという事なんで、泣かれないようにしたいと思います。顔が怖いので。

出会いが待ち受けている

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過去の交流会で、どんな実りがありましたか。
木下 
僕らで言ったら、サクゴエラボラトリーが開催出来たという事。個人的には劇団を卒業された方とその劇団の現役生が飲んでたのを見たり、参加して出会った事がキッカケで、次の舞台で共演されている事がかなりあったり。世代が離れるとこういう交流は無いと思うので、そういう出会いがあったら嬉しいですね。それを、もっと劇団の枠や世代を越えた交流が出来たらなと思っています。憧れの人と話せたというのを見ると、僕としては嬉しいですね。
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なるほど。定期的にやれたらいいですね。
木下 
そういう声は色んな方面から伺っているんですけど、なかなか・・・僕らもさすがに29歳とかなので。大学の後輩との交流も厳しくなってきて。だから今、このイベントをやってくれる後輩を探しているんですよ。僕らの良いところは引き継いで、悪いところは改善してくれるような。

質問 衣笠 友裕さんから 木下 健さんへ

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前回インタビューさせて頂いた方からの質問を頂いた方からの質問を頂いてきております。衣笠友裕さんからの質問です。「人を笑わせるための姿勢が何かあれば教えて下さい」。
木下 
僕は、これというのが一つありますね。押して押して、一歩も引かずに押し続けると。一歩も引かずにやり続ける、みたいな。
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なるほど。
木下 
僕はそこですね。引いて良かった事はあんまりないですね。僕が引く時は演出から指示された時だけです。
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自由にやれたらいいですね。そういう運びになったらいいですね。

押して押して、押し続ける

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押して押して、押し続ける・・・接客業としてはどうでしょう?
木下 
(笑う)仕事になると、必ずしもそうではないですね。それでは結果が出ないこともあるので・・・ああ、難しいな。
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舞台上での演技は商品を売っているんだとするなら、役者は自分の演技を理解している、という前提があると思いますが、いかがですか?
木下 
僕やったらあえて、隙を見せますね。どっちかというと下らん話をして、僕の事を知ってもらって。ああ、僕仕事めっちゃ好きなんですよ。ある程度話して、仲良くなって、楽しく買ってもらうという。
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なるほど。それは販売店員としては完成形の一つでしょうね。
木下 
僕のテーマとしては、シュッと来られたお客さんに対してはシュッと返したり、それで上手くいかない場合も何度もありますけど。
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やっぱり、販売の技術としてあるんですね。

したい事が出来る内にやっておく

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これから舞台を始められる方に一言お願いします。
木下 
色んな人の話を聞いて、まず自分が、面白い、正しいと思う事をやってください。
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今後、どんな感じで攻めていかれますか?
木下 
学生劇団に所属している後輩らには「部室さんとBOXくん」に沢山来てほしいですね。見るイベントじゃなくて、人と人が出会うイベントなので。個人的にはラジオがその前にあるんで。こっちで短冊ストライプとしてアクションを起こせるのは僕だけなんで、好きな劇団に出演出来るようになりたいですね。したい事が出来る内にやっておくのが僕の生き方だと思っています。

カラフルな付箋

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今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持ってまいりました。つまらないものですが。
木下 
ありがとうございます。大きいですね。(開ける)うわ、めちゃオシャレ。めっちゃシャレてるじゃないですか。

タグ: オシャレをしよう

(インタビュー終了)