CardinalLineⅡ-1 1

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今日はどうぞ、よろしくお願い申し上げます。最近、中間さんはどんな感じでしょうか?
中間 
よろしくお願いします。次のゴールデンウィークにアトリエ開放展というのがあるんですが、その稽古に参加しています。それと、5月末にダンスファンファーレの一作品に出演するので、その稽古を頑張っています。
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そう、佐藤有華さんの作品を踊られるんですよね。「CardinalLineⅡ-1」。凄く楽しみです。
1DanceFanfareKyotovol.3 和田ながらディレクション「ねほりはほり」 CardinalLineⅡ-1
公演時期:2015/5/30~31。会場:元・立誠小学校 2階 音楽室。

タグ: 次の公演

体のなりたちが語る

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まず最初に申し上げたいのですが、中間さんの身体がもの凄く気に入っているというか、肉体そのものが興味深いんです。jazzzzzzdance 2の最後のシーンで、薄暗い中、ただ垂直にジャンプするだけのシーンがあったんです。あの時の中間さんの着地音がですね、とても素敵だったんです。心地よい重みでしかし確かに存在感を伝えるそんな音。トーンッ、って、高級クッキーのように程よく乾いて程よく湿った音。その謎を探りたい。
中間 
謎っ(笑う)。何でしょうね。
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まずはダンスとの出会いから伺えれば。中間さんは3歳の頃からバレエを始められたんですよね。その、これまで取材させて頂いた方の中には子供の頃のバレエ教室がとても厳しいという方も多くいらっしゃいました。中間さんの場合はいかがでしたか?
中間 
そうですね、私の場合は自ら厳しい方に進んでいたように思います。バレエ教室も5つぐらい変わっていて、それはもっと上に行くために厳しいとこに行ってたんです。最初は公民館の教室だったんですが、幼稚園を卒業する頃にはバレリーナになりたいという夢があって。親に頼んで送り迎えをしてもらって。
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イギリス留学にも行ったんですよね。そうした変遷を経て、中間さんはご自身の身体、肉体にどんなイメージを持っていますか?
中間 
私は自分の身体にコンプレックスがあって。自分の足とか手とかが凄く嫌いなんです本当は。そういう風におっしゃって頂くのは嬉しいんですけど。足の形も、水泳の北島康介選手が自分の足の骨格を整形手術をしたと知った時、自分もやろうかと思ったぐらい。小さい頃からバレエをやっていたから洗脳されている、じゃないですけど、足は膝が付いていて湾曲していて、むしろX脚ぐらいの方が美しいとか。今でもそういう理想みたいなのが頭の中にある気がします。
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それに沿うていない自分の身体。
中間 
そうですね、でもそこは半分諦めていて。今から目指してもなれないですし。
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自分の身体でやっていくしかない、と。
中間 
そうですね。でも、このサイズだから出来る踊りというのは凄く研究したと思います。私は背が低いので、背の高い、脚の長い人が苦手な回転を頑張ったりとか。凄く地味だけど回転だけは一番になってやろう、と。
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むしろ、それを生かす。
中間 
はい。
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ありがとうございました。思うに、中間さんの身体はサイズと体重が理想的なバランスを持っているんじゃないかと。バレエをされていたからかもしれないけれども、自分の身体を自分で作ってきた感があるんです。私のような、欲望に負け続けてきただらしない体はそれに見とれるしかないですよね。
2jazzzzzzdance
公演時期:2015/2/7~9(神戸)、2015/2/14~15(横浜)。会場:ArtTheater dB Kobe(神戸)、KAAT(横浜)。

タグ: 肉体、重心 魅力的な身体[心地よい重み]

振付を踊ること

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中間さんのダンスについて、もう少し詳しく。まず、ご自身と振付との関係についてどんな事を思われますか?
中間 
そうですね、バレエを辞めてからは決められた振付以外の事を踊るというのが意外で。神戸に出てきて参加してきた作品を思い返してみても、決められた振り付けを踊る作品は少なかったな、と。即興的な事だったり、ダンサーの中から出てきたものを材料に作る作品がほとんどでした。個人的には、それが物足りないと思う時期もありました。やっていても、見ていても。
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そうなんですね。
中間 
やっぱり、バレエという既製の振り付けを踊るやり方をずっとやってきたので。自慢でもなんでもなく、振りを覚えるのが凄く得意なんです。しかしそれで個性を出せるかというとそうではないですしね。今ではどっちも好きですけどね。

タグ: 即興、インプロについて

本当はなりたい自分像

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いつか、どんなダンサーになりたいですか?
中間 
作品毎に全く違う踊りが出来るようになりたいなと思っています。中間アヤカが出るからこの作品を見に行く、という風になれたらいいですが、中間アヤカを見に行く理由として「カッコいいから」「美しいから」じゃなくて、「この作品ではどんな踊りを見せてくれるか分からないから」見に行くという風になりたいんですよね。
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この作品での中間アヤカはどうなんだろう、みたいな。
中間 
そうですね。キャラクターとかジャンルとか、イメージが付いてほしくないんですよね。
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次はどんなアヤカ中間が見れるのか。みたいな、ね。既にそうなっていると思いますけどね。
中間 
ホントですか(笑う)

タグ: 「いつも同じ」と思われたくない 二十歳のわたし

質問 戒田 竜治さんから 中間 アヤカさんへ

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前回インタビューさせて頂いた、満月動物園の戒田さんから質問を頂いてきております。「一番好きな手の形を画像でお答えください」。
中間 
えー、やだー。何だろう。ピースですかね。

いつかの事

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もし叶うなら、どの国で踊りたいですか?まあ、中間さんは既にイギリスに行ってますけどね。
中間 
やっぱりイギリスですかね。もし叶うなら、ロイヤルオペラハウスで踊りたいです。もしそこで踊ろうと思ったら、ロイヤルバレエ団に入らないと行けない。日本でやってたらそれは出来ないですからね。
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いつか、どんな人と仕事をしたいですか?
中間 
すごく好きな演出家さんがいるんですけど、その人と仕事をしたいです。

jazzzzzzdanceの思い出

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jazzzzzzdanceの思い出を教えてください。
中間 
まだ思い出になり切れていない気がするんです。稽古から本番まで駆け足で来てしまって、本当に参加していたのかなと錯覚するぐらい。夢だったんじゃないかと思うぐらい。
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たしか、棒を持ってる役でしたね。何か10人ぐらい指導してましたね。
中間 
あれはティーチャーという役なんです(笑う)。
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そのままですね! ご自身にとっては、非常に濃い思い出だったそうですが。
中間 
稽古が始まる前に、「腰ぐらいまでの長さで振り回したり出来る扱いやすい棒を探して来てください。それを使ったソロを考えてきてください」ってメールが黒沢美香さんから来て。こういうのです、って何かの棒の写真付きで。美香さんのWSは受けた事があるけど作品に出たのは初めてだったし、どんな踊りを望んでいるのかも分からなかったし、棒を使ったソロを作るってどういう事なんだろうと。で、ソロを作って稽古初日の時に見せたら、良いも悪いも何も言わずにそれがそのまま採用されて。
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はっ!?それは凄いな。
中間 
とても印象的でしたね。それが、冒頭のソロでした。
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jazzzzzzdance、本当に見に行って良かったです。あんだけ盛り上がった作品はちょっと最近ないな。
中間 
そうですね。自分の気持ちがあれだけ盛り上がって、お客さんも盛り上がってくれたのは珍しかったかも。賛否両論ありましたが。

タグ: とにかく出演していこう

今年は毎月本番

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今後、どんな感じで攻めていかれますか?
中間 
私、Facebookで今年が開けた時、「今年は毎月本番を迎えたいです!仕事ください」って書いたんですよ。今年はおかげ様で今のところ毎月公演があるんです。私、本番が好きなんですね。いっぱい見られたいと思うし、jazzzzzzdanceの時も4つぐらい公演を掛け持ちしてて。
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凄いですね。
中間 
神戸出てきてからずっとそういう感じなんですね。でもそのせいで色々な事を犠牲にしているのもあるし、なんか、どうなんだろうなと思いながらこの春を過ごしてますね。でも、この界隈のダンサーの中ではまだまだ若い方なので、あまり考えずにガンガンやっていこうと思っています。毎月本番で。
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やっていってください。とても楽しみです。
中間 
ありがとうございます。
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最後に。どんな作品に出たいですか?
中間 
自分が知らない世界に連れて行ってくれる作品をいつも望んでいる気はしますね。

ナッツの蜂蜜漬け

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今日はですね。お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
中間 
あ、そういえば何か貰ってましたよね、いつも。これってどういう風に選んでるんですか?
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イメージ。
中間 
イメージ。へー・・・。
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でも、大層なものではないですよ。
中間 
(開ける)わっ、ナッツの蜂蜜漬け。ナッツも蜂蜜も大好き。かわいーですね。ありがとうございます。

タグ: プレゼント(食品・飲料系)

(インタビュー終了)