前へ

__ 
新しいやり方をご自分で作っているんだと思うんですよ。昔誰かがやっていた、とかは関係ない。自分たちで考え出した方法を諦めてほしくはないですね。
山口 
伝える事が大切なので、もう見なくてもいいな、と思わせてしまいたくない、です。当たり前ですけど、甘えられないですね。

タグ: 前衛は手法から作る人々を指す


質問 佐々木ヤス子さんから 山口 惠子さんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた佐々木ヤス子さんから質問を頂いてきております。「演劇をやっていて一番得した事はなんですか?」
山口 
いろんなところに行ける。演劇を勉強するために留学したというきっかけもあるんですが、その関係で色んなプロジェクトに参加できるんです。そこに行ったら演劇がある訳で。演劇をやっている人は大きな意味で親戚なんですよ。演劇やダンスがなければ友達にはなれないような人と友達になれるんです。大きな枠の中に入っているから、どんな国に行っても大体は理解しあえるんです。どこ行っても演劇人は貧乏してるし。そのシンパシーがありますね。それが得したところです。

タグ: 演劇人同士の繋がり


答えの出ない題材

__ 
もし、今後、実現したい作品のアイデアがあれば教えてください。
山口 
10月の作品「ヒキダシ_ホテル」では、京都に長年住んでいる日本以外の国からやってきた人たちの話を引き出します。まだインタビューの段階なので、それをどう構成していくか。扱う題材もステートメントを作れないものばかりです。他者と自分、自国と外国、移民と、答えの出ない題材。短期間じゃできないんですが、時間を掛けてリサーチをしていきたいです。
__ 
私たちはどんな人々を見る事になるんでしょうね。
山口 
そうですね。インタビューで会う人たちは本当に面白い人たちばかりで。これこそ、自分で書くにはキャパオーバーです。

タグ: ホテルの話 いつか、どんな演劇を作りたい? 創造環境としての京都 インタビュー取材による作品づくり


寄り添う

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
山口 
川那辺と、BRDGが場になるようなあり方を考えながら進みたいです。二人とも計画性がないんです(笑う)そこが悪い部分でもあり良い部分でもあると思っています。やってる事がばらばらではあるんですが、離れていくのではなく、どう寄り添って成長していけるか。共通部分を見つめながら、流れていけるやり方を見つけたいですね。
__ 
挟み撃ちですね。
山口 
そうですね(笑う)。

タグ: 劇団=場所論 今後の攻め方


ファッションサングラス

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
山口 
ありがとうございます。前から読んでいるので、これがあるとは分かっていたのですが。
__ 
どうぞ。
山口 
(開ける)えっ。
__ 
大きめのサングラスです。
山口 
サングラス、私自分では恥ずかしくて買えないんですよ。なんかこう、ガラじゃないんじゃないかって。ホントは欲しかったです。人に貰えたら嬉しいです。これは。
__ 
当初、それにサングラスを入れて頂けたらと思ったんですが、ちょっと入らなかったんですよ。それと、メガネ拭きを一応お付け致しました。

タグ: プレゼント(装飾系)


受けてみようかなっ

___ 
佐々木さんは神戸大学の学生劇団のご出身なんですよね。
佐々木 
そうです。自由劇場です。神戸大にははちの巣座もあります。仲いいんですよ。
___ 
外部への出演が多いですが、それはいつ頃ぐらいから?
佐々木 
今年の2月にレトルト内閣さんに出演してから、です。先輩が勧めてくれたオーディションに運良く受かって。受けてみようかなっ、という軽い気持ちでした。
___ 
ご自身としてはどんな体験でしたか。
佐々木 
みなさんとても優しくして下さって、かのうとおっさんのお二人にも出会えたし、ホントに貴重な体験でした。
自由劇場
神戸大学。2013おおさか学生演劇祭にて優勝。新人公演「花の紅天狗」(公演時期:2013/9/21~22。会場:神戸大学シアター300 )

タグ: オーディション その人に出会ってしまった 「かのうとおっさん」という特異点 レトルト内閣のウワサ


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

『ヒロイン(笑)』

___ 
かのうとおっさん大阪BABYLONに出演されていましたね。とても面白かったです。ヒロイン役でしたが。
佐々木 
『ヒロイン(笑)』という感じの。こんなに面白い舞台は初めてだな、というぐらいでした。みなさん、他の共演者の方が全員スゴい素敵な方で、稽古場がものすごく楽しかったです。自分の出てるシーン以外はずっと笑ってました。稽古場で有北さんが「おとなしい女の子という役作りの参考に」って渡してくれたマンガを読んでたんですけど、そこをいいむろさんに写真に撮られていじられ続けてました。楽しかったですね。
___ 
最後には下級妖怪もやりましたしね。
佐々木 
当初はそんなシーン無かったんですけど、バグダッドカフェの八木進さんが稽古をお休みされた時に八木さんの代役をしたんですが、それが嘉納さんと有北さんには下級妖怪に見えたらしくて。それが台本の最後に増えてました。嘉納さんに、「柄杓で水を飲んで」って演出をされました。
___ 
お供えの団子を食べてましたね。
佐々木 
ガバメンツの近藤さんとコソコソ練習してましたね。

タグ: 役作り=キャラクタの分析 印象に残るシーンを作りたい 稽古場でいじられる


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

熱い照明

___ 
佐々木さんがお芝居を始めた経緯を教えて下さい。
佐々木 
小さい頃にクラシックバレエをしていたんですが、演劇を始めたのは大学からです。キッカケは何だったのかな・・・何となく、大学に入ったら演劇しようと決めていました。
___ 
クラシックバレエ!初舞台はどんな感じでしたか?
佐々木 
凄く照明が熱かったのを覚えています。とても楽しかったです。
___ 
舞台で好きな瞬間はありますか?
佐々木 
始まる直前が好きです。緊張するので。逆に、カーテンコールは苦手です。
___ 
それはなぜですか?
佐々木 
恥ずかしいから、ですかね。私そんな、人前に出るのが苦手なので。恥ずかしいです。
___ 
幕前の「ついに始まってしまうぞ」感。
佐々木 
もう戻れない、みたいな、そういう緊張感が好きです。

タグ: 恥ずかしいコト


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

人に舐められても簡単に人を舐めるな

___ 
演劇を抜きにして何か趣味はありますか?
佐々木 
これはレトルト内閣のQ本かよさんに言え、言ってこいと言われたんですけど、最近私エロ格言にハマっていて、私はどんな役でもエロ格言を通して役作りをしているんです。
___ 
大阪BABYLONの時は。
佐々木 
「人に舐められても簡単に人を舐めるな」という。
___ 
分かります。相手とは簡単に対等にはならないという事?
佐々木 
何でしょう。「安売りするな」って事ですかね、媚びへつらうな、という。そしてエロくない意味では、人様をそう簡単に見下してはいけない、という・・・。それと、妄想も趣味です。
___ 
その割に、「小娘にエロスが分かってたまるか」と言われてしまった。
佐々木 
そうですね。エロとエロスは違うらしいです。
___ 
それは、エロスはもっと大事なものだ、ということ?
佐々木 
眼帯のQ」で、脱力して倒れ込むという振り付けがあったんですよ。演出家が、「倒れる時に腕がプルプル揺れるのはエロで、『それを揺らしてはいけない』という姿にエロスがある」と言われました。
___ 
肉を制御するのがエロス。本来はコントロール出来ない身体(の一部)。それはどうしても揺れてしまうんだけど、それを揺らさないという注意。
佐々木 
そうだと思います。そういう風にして美しさを追求したかったと。
かのうとおっさんvol.17『大阪BABYLON』
公演時期:2012/8/24~25。会場:in→dependent theatre 1st。

タグ: それを揺らしてはいけない


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

___ 
佐々木さんはどんなエロを求めているんですか?
佐々木 
どんなエロがいいのか(笑う)面白いですね(笑う)。
___ 
セクシャルハラスメントになりましたか?
佐々木 
いえいえ。フェチです。何に興味があると言われればフェティシズムです。あと、動物の性事情について有北さんと話していて、それにきょうみがあります。
___ 
というと。
佐々木 
人間って邪念が多いからいろんなバリエーションがあるんですけど、動物はそうでもないという思い込みがあるじゃないですか。でも、動物全てが同じ性行動を取るわけではなくて、種の分だけ多様なんですよ。例えばペンギンには同性愛が多かったり、ゴキブリには前戯があるとか、雀は1分間に20回性行為をするらしくて。イルカが集団レイプするとか。
___ 
興奮するんじゃないですかね?
佐々木 
そうですかね。
___ 
群体としての生に埋没している個体が、その行為をする時だけ・工夫した性行為をする時だけ、自我を意識しているのかもしれませんね。全く余計な工夫をする時だけ。
佐々木 
そうですね。

タグ: アドレナリン 動物と俳優 死と性と 性欲


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

いつか・・・

___ 
芝居を始めた時に見た衝撃作はありますか?
佐々木 
宮藤官九郎さんが監督された、「R2C2~サイボーグなのでバンドやめます~」という作品がすごい好きで。今でも大好きで、サウンドトラックを持ってます。最後の、阿部サダヲさんと森山未來さんのシーンが物凄いカッコイイんですよ。

タグ: 2013/キックベース 衝撃を受けた作品


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

自分は違うんだなあ

佐々木 
脚本家さんとか演出家さんとかって、自分の表現したいものがあって自分が作りたいものがあると思うんですが、私はそういうのが一切無くってですね。
___ 
なるほど。
佐々木 
それって、どうなのかなと最近思っています。自分の思い上がる感情を世界にぶつけたいという事にならないんですよ。それをQ本かよさんに相談したら「いいんじゃない」って言われたんです。役者として媒介になれたらなと。作り手にはなれないなあと。
___ 
10年ぐらいの間に、またちょっと感覚は違っていくんじゃないでしょうか。
佐々木 
そうですね。これ作りたいとか思うようになってたらいいですね。
___ 
でも、次は一人芝居をするんですよね。
佐々木 
そうです!シンガーソングライターの友達がカフェでイベントをするというので、そこで。脚本はちがう方にお願いするんですけど。カフェの新作ケーキ発表会だという事で、友達も明るいので、明るい感じにしたいです。
___ 
佐々木さんは、自分が明るい人物ではないと?
佐々木 
明るい人間ではないなあと(笑う)明るいつもりなんですけど、興味がエロに向いていたり、自分は違うんだなあと思っているんですけど。
___ 
私はムッツリスケベという自分の属性を、それなりに愛すべきものだと思っているんですけど。
佐々木 
それは何故ですか?
___ 
確かに、健康=性は生物としての人間に必要不可欠な要素だと思うんです。それが無ければ死ぬから。しかし、その真裏にある死=エロスは人間の知恵・優しさを育む為に必要なんじゃないか。ムッツリスケベは可能性そのものなんですよ。極めたらいいんじゃないかと。
佐々木 
そうですね。日本特有らしいですからね、奥ゆかしさって。嬉しいです。この話題しかしていない気がしますが、大丈夫ですか?
___ 
いいえ、大丈夫ではないですね。
佐々木 
切り替えませんか?
___ 
はい。

タグ: ムッツリスケベ


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

質問 丸山交通公園さんから 佐々木 ヤス子さんへ

___ 
前回インタビューさせて頂きました丸山交通公園さんから質問を頂いてきております。「女性である事は面白いですか?」
佐々木 
うーん、私はあんまり面白くないです。
___ 
それは何故ですか?
佐々木 
私は男性に憧れていて、社会の立場的に女性で良かったなと思う事はあるんですけど、男性の強さとか存在感とか、筋肉とか。私には届かない存在で。だから憧れています。
___ 
自分の事を男性だと思っている?
佐々木 
いえ、女性だと思っています。でも、なれないから憧れています。子供の頃から憧れています。走っても負けるし。男性のダンサーは重宝されるし。
___ 
女性にはしなやかさがあるのでは。
佐々木 
そこで益山寛司さんに出会って。強いけどしなやかで。あの人は憧れですね。

タグ: 俳優同士の闘争心 しなやかさが大切 男性性とは何か


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

めざせ、変幻自在

___ 
お芝居をしていて嬉しい瞬間はありますか?
佐々木 
役を通して、日常では絶対しない感情になった時ですね。日常ではあまり怒らないので。
___ 
いつか、どんな演技がしたいですか?
佐々木 
佐々木ヤス子としての自分を出し過ぎることはなく、でも、この役は私にしか出来なかったと評価される役をやってみたいですね。どの役をやっても同じやり方をしてしまわないような。そのバランスが出来たらと思っています。
___ 
自分でないといけない役でありながら、予想されない。
佐々木 
劇場に行く前から、あの人はこういう演技するんだろうなあみたいな予測はされたくないです。変幻自在になりたいですね!
___ 
変幻自在であり続けるという事は、毎回、新しい領域を開拓するという事ですね。
佐々木 
そうですね、大阪BABYLONの時の下級妖怪のように。あと、オタクの役をやってみたいです!単純に興味があります。
___ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
佐々木 
とりあえず、12月末までは関西で頑張ろうと思います。いつか東京に行きたいと思っています。恥ずかしい。でも、色んな所に呼ばれたいなあと。オーディションを沢山受けて。色んな演出や脚本をやらせていただいて、もっと変幻自在になりたいです。

タグ: 『東京』 「いつも同じ」と思われたくない いつか、こんな演技が出来たら 自由自在になる 今後の攻め方


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

本気玉(花火)

___ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
佐々木 
実は、私も。
___ 
え。
佐々木 
私の地元、宇治市で取れた抹茶のゼリーです。あんことか白玉入りです。
___ 
ありがとうございます。
佐々木 
お口に合えばいいんですけど。
___ 
頂きます。
佐々木 
(開ける)あー(笑う)凄い。打ち上げ花火だ。夏ですもんね。『5メートル以上離れられる所で』。

タグ: プレゼント(凶器・防犯系)


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

眼帯のQ

___ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。佐々木さんは最近、どんな感じでしょうか?
佐々木 
きのう、髪を切りました。このところはレポートと試験の準備に追われています。普通に大学生生活を送っています。
___ 
どんなレポートですか?
佐々木 
一番最近書いたのは、表現活動についてをテーマにするもので、この間出演した舞台「眼帯のQ」について書きました。
___ 
それはいいですね。「眼帯のQ」。残念ながら拝見出来なかったのですが、どんな作品でしたか?
佐々木 
レトルト内閣の三名刺繍さんが脚本で、銀幕レプリカントの佐藤香聲さんが演出されたんです。エロスについての作品で、凄く勉強になりましたね。
___ 
というと。
佐々木 
エロスを身体表現と演劇の融合で視覚化するという試みだったそうで、でも「二十歳そこそこの女の子にはエロスは分からないかなぁ」と。
___ 
なるほど。
佐々木 
でも、勉強になりました。
___ 
大学生活以外では?
佐々木 
プライベートとしては何をするのでもなく家に引きこもっています。今日は久しぶりに家を出ました。
眼帯のQ
公演時期:2013/7/26~28。会場:藝術中心・カナリヤ条約。

タグ: エロスについて 自分を変えた、あの舞台 非日常の演出 最近どう? 二十歳のわたし あの公演の衣裳はこだわった


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

暗くて息も出来ない

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願い致します。丸山さんは最近はどんな感じでしょうか。
丸山 
おかげ様で、結構忙しくさせて貰っています。KAIKAのgateでやらせてもらう公演の脚本と、9月のコント企画の本の執筆と。月面クロワッサンのドラマの撮影もあって、結構忙しいですね。
__ 
丸山さんはどんなコントを書くんですか?
丸山 
暗い奴を書きますね。明るいのは、ウッてなっちゃんで。どうしても、暗い方を好んで書いてしまいます。
__ 
それは、人間の暗い部分を描いているという事ですか?
丸山 
何でしょうね、筒井康隆さんの影響をめちゃくちゃ受けていると思います。3本のコントを書いたら、1本は人の肉を食べてるような。暗さを突き抜けて笑けてくるようなのを目標にしている所がありますね。それで笑って貰えると一番嬉しいですね。
月面クロワッサン
2011年、本公演の全作品の脚本と演出を、作道雄がつとめる演劇団体として設立。劇団員は随時募集しているが、基本的には作品ごとにキャスト・スタッフを集め、公演を行っている。2月、「月面クロワッサンvol.0/どっちみち阪急河原町」が、京都学生演劇祭にて第2位、最高総得点を記録。6月、「バイバイ、セブンワンダー」を京都市内2会場で公演、380人を動員。緻密でスピード感溢れるストーリー構成の脚本と、観客からの視覚的構図を意識した演出で独自の劇的世界を構築する。(公式サイトより)
つくる場・KAIKAの試演会 特別版『gate in コックピット』
公演時期:2013/9/14~15。会場:KAIKA。

タグ: 悪意・悪趣味


月面クロワッサンvol.6「オレンジのハイウェイ」

__ 
月面クロワッサン「オレンジのハイウェイ」が終わりましたね。面白かったです。脚本協力という役割だったそうですが、どんな事を。
丸山 
ありがとうございます。作家の作道くんが書き始めるぐらいの初期から話し相手になるぐらいの役割ですけどね。面白かったんだったら、それは作道くんが面白かったんだと思います。
__ 
この作品、時間のずらしが大きな構造としてありましたね。その構造自体が人物表現に一役買っているという、ダイナミックな使い方がとても良かったと思います。しかも、あの2ndで、ですね。
丸山 
independent theater 2ndさんは大変良い劇場で。またもう一度やれるように京都で頑張ります。
月面クロワッサンvol.6「オレンジのハイウェイ」
公演時期:2013/6/21~24(京都)、2013/7/13~14(大阪)。会場:元・立誠小学校 音楽室(京都)、in→dependent theatre 2nd(大阪)。

タグ: ちゃんと楽しませる 会場を使いこなす


こんな近くに

__ 
丸山さんがお芝居を始められたのはどのような経緯があるのでしょうか。
丸山 
元々、小学校一年から高校三年生まで剣道をずっとやってたんですよ。高校の頃はキャプテンで、ずっと続けようと思ってたんです。でも、太ってるのもあって、膝とか腰を痛めて。医者に「辞めた方がいいんじゃない」と言われて。声も大きいし顔も大きいので演劇とかいいんじゃないかなと。大学の演劇部に入って、そのまま続けています。
__ 
お芝居を始めた頃にご覧になった衝撃作はありますか?
丸山 
京都の小劇場という意味なら、ユリイカ百貨店の「chocolate horse」でした。あれを最初に見て、演劇面白いやばいなと。今思い返したら凄い役者さんばっかりでしたね。
__ 
意外ですね。私も拝見しました。懐かしいですね。
丸山 
めっちゃ、質の良い、面白いものだと。それまで距離があったんですが、こんな近くにこんなにレベルが高いものがあるんや、と感動しました。
ユリイカ百貨店
2001年に脚本・演出を担当するたみおを中心とするプロデュース集団として結成。その後劇団としての活動に形を変え、2005年4月、再度プロデュース集団となる。幼い頃の「空想」と大人になってからの「遊び心」を大切に、ノスタルジックな空気の中に、ほんの少しの「不思議」を加えたユリイカ百貨店ならではの舞台作品を作り続けている。(公式サイトより)
ユリイカ百貨店 8th Stage「Chocolate Horse(チョコレート・ホース)」
公演時期:2008/4/25~4/29。会場:アトリエ劇研。

タグ: 自分を変えた、あの舞台 入団の経緯 自分は何で演劇を


お前何してんねん!

__ 
丸山さんを初めて拝見したのは、努力クラブの「牛だけがもつ牛特有の牛らしさ」でした。その後も努力クラブで何度か拝見しました。「旅行者感覚の欠落」では人を思いっきり蹴ってましたね。
丸山 
ああいうちょっと危ないような役が好きでしたね。月面クロワッサンではそういう役に付かなかったので間があって、思いっきり蹴れなくて。演出の合田さんにアホほど怒られましたね。
__ 
蹴れない事で怒られた。
丸山 
「お前何してんねん!」って。あんなに怒られるとは思ってなかったです。
__ 
でも、躊躇なく振りぬいてましたね。
丸山 
相手の人には本気で嫌がられましたけど、でも、中途半端にやったら相手の人が可哀想じゃないかと、自然にそう思えるようになりました。
努力クラブ
元劇団紫の合田団地と元劇団西一風の佐々木峻一を中心に結成。上の人たちに加えて、斉藤千尋という女の人が制作担当として加入したので、今現在、構成メンバーは3人。今後、増えていったり減っていったりするかどうかはわからない。未来のことは全くわからない。未来のことをわかったようなふりするのは格好悪いとも思うしつまらないとも思う。だから、僕らは未来のことをわかったようなふりをするのはしない。できるだけしない。できるだけしないように努力している。未来のことをわかったふりをしている人がいたら、「それは格好悪いしつまらないことなのですよ」と言ってあげるように努力している。(公式サイトより)
「牛だけが持つ牛特有の牛らしさ」
公演時期:2011/6/3~5。会場:人間座スタジオ。
努力クラブ5 旅行者感覚の欠落
公演時期:2012/12/7~10。会場:元・立誠小学校 音楽室。

タグ: 暴力