質問 小林由実さんから silsilさんへ

___ 
前回インタビューさせて頂いた、小林由実さんから質問を頂いて来ております。「若さと健康と美容の秘訣を教えて下さい。」
silsil 
若さ。何も意識しない事ですね。健康は自分に結構備わっているから何もないんですが(丈夫なんですよ。自分が疲れないので他人に自分と同じぐらいタフなスケジュールを求めたりとか、迷惑を掛けてしまう事もあるぐらい)、美容は、自分がキレイだと思うものを食べたり着たり。
___ 
キレイだと思う食べ物?色合いとか盛り付けとかですか。
silsil 
ドッグフードみたいにどさっと盛りつけられたものって毎日は食べられないじゃないですか。でも、ドッグフードでもキレイに盛りつけられていると美味しそうだなと思うんじゃないかと。そういう風にして食べれば、キレイなものを食べてるなと思うので。見た目が全てですね。

タグ: 色んな秘訣集


vol.311 silsil

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2013/春
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silsil

ループ

___ 
silsilさんが絵を描き始めたのはどのような経緯があるのでしょうか。
silsil 
物心付いた時から描いていました。が、姉も描いていて賞も取ったりして、ずっと日陰の身でした。一向に褒められないけど、好きだから描いていました。
___ 
ずっと続けていたんですね。
silsil 
そうですね。高校では、全部の教科のノートに自分の絵や写真を切って貼ってしていました。こういう仕事をグラフィックデザインと呼ぶんだと知って、それで専門学校のグラフィックデザインコースに入学しました。入った後に、イラストを使うような授業があって。どの素材も気に入らなくて、自分でまた描き始めました。
___ 
その時に私と会ったんですかね。どこの大学でしたっけ・・・。
silsil 
甲南女子大の学園祭でしたね。どんな人でも可愛い女の子になるヘンな似顔絵師をしてました(笑う)。おばあちゃんが来ても可愛い女の子になりますけど、いいですか?って。
___ 
それは素晴らしいですね。似顔絵師なのに、自分の表現を曲げない。
silsil 
まあ、そう見えるので。ゴリゴリした男の人がきても、可愛い方がええなと思って女の子を描いてました。
___ 
おばあちゃんが来ても可愛い女の子が出てくるというのがいいですね。
silsil 
もう一度やりたいですね。あれはお小遣い稼ぎでやってました。「料金はお気持ちだけ下さい」って。露店をやってから色んな出会いがありました。本当に。クラブイベントに出演させてもらって、その先で個展に呼ばれて、またその先で・・・そういうループで今の活動のベースは出来ているので。ストリートで絵を描いていたその時間は大事だったと思いますね。
___ 
しかも、ムーンビームマシンのイベントにも出て。
silsil 
はい。ライブペイントを見に来ていらして、そこでお話が膨らんでいって。ムーンビームマシンの方々って、エンターテイメントに真っ直ぐなんですよね。舞台って凄く大変ですよね!みんな、何でこんなのやってるの、ってくらい大変でした。私なんて、そんなに演技はないので大変ではないはずなんですが・・・
___ 
そうですよね。
silsil 
すごく練習するじゃないですか。毎週2、3日の練習を2・3ヶ月して、公演は2~3日、一瞬で終わってしまうのに。
___ 
壮大なムダに見えるでしょうね。でも、それは傑作を生み出す為に仕方ない事だと思っています。画家の方にとっても同じかもしれませんが、傑作って皆、それと分かるじゃないですか。見たら。
silsil 
確かに。
___ 
その傑作なんて、いつでも作れる訳じゃないし、どんな条件が揃っていてもまだ足りない。俳優個人の力とか意識とか存在がこの世に具現化していて、しかも観客がその意味を分かっていないと成立しないし。そんな時には、舞台と観客の間にとても濃い応酬があるんです。
silsil 
確かに。私も舞台に出させて貰った時に物凄い感動がありましたね。みんなで一個のものを作って表現して。舞台に立つ興奮が、それまでの辛さを全て消し去るという。あれはビックリしましたね。ものすごい快感もあって・・・

タグ: 傑作の定義 新しいエンターテイメント


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2013/春
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silsil

チーク

silsil 
この作品、角度によって表情が変わるんですよ。
___ 
輪郭も無いですしね。
silsil 
不思議なもので、離れるとエッジが見えるという人もいますね。
___ 
チークが年々濃くなっていく気がしますが、いかがでしょうか。
silsil 
そうですね、気持ちがここに集中してるからかもしれないですね。目のあたりに。

タグ: 「異なる角度から」


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2013/春
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silsil

一つの絵

___ 
いつか、どんな絵が描きたいですか?
silsil 
みんなが飲み込まれる絵が描きたいです。でも、意見が分かれると思うんですよ。私が良いと思う絵と、お客様が良いと思う絵は違う。ただ、同じ人間なので共通する部分はあると思うんですよ。描いた作品で、全員の心が一つに飲み込まれればすごく楽しいと思いますね。
___ 
それは、私の言葉で言うと傑作と言えるかもしれません。
silsil 
そうですね。
___ 
全ての人間はバラバラである。しかし、人間には普遍的なテーマがある。それを、silsilさんという画家が描く。
silsil 
それが夢なんですね。一緒の部分があって、そこに引き込まれるんです。どの部分がどの方向でもいいんですけど、一つに引き込まれればいいな。
___ 
例えば。
silsil 
この絵にしたって、悲しいと思って・好き、という人と嬉しいと思って・好きという人がいる。バラバラなんですが、悲しくても嬉しくてもネガティブでもポジティブでもどちらでもいいので、この一つの絵に見ている人の感覚全部が集中するような感じでしょうか。

タグ: 今の作品に集中する


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silsil

回帰

___ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
silsil 
攻める・・・(笑う)今、アーティストって少ないと思うんですよ。こじんまり、小奇麗にしないといけないような世の中になっていると思うんですよ。オシャレにしないといけない、みたいな。
___ 
なってますね。気を遣い合うのが普通みたいな。
silsil 
何か、誰かの意見やアドバイスのままに作品をつくったり、お客さんが欲しいというものばかりを用意したりであるとか。もちろんお客さんに感謝するのは前提ですけど。でも、「じゃない」ものを提案したって、そこに「感じる」ものがあれば皆がノってきれくれると思ってるんです。自分の思う「これが良い」と思うものを大きなスケールでやれれば良いですね。
___ 
それは本当の意味で、攻めですね。
silsil 
ライブペイントにしても、世の中の端っこに置かれてる感じがしてて。ライブの添え物だったりイベント会場での余興だったり。見ていても地味じゃないですか。だけど、私が思っているのもは違う、だからセンターに持ってきたんです。パーツの組み合わせではなくて、共存している。ひとつの時間と作品を生み出すようなライブ。あ、6月に観ていただいたイベントは“そう”なんです。
___ 
素晴らしい。
silsil 
最初は不安もありましたが、お客さんも、そのうち趣旨を分かって下さって。沢山の方が遊びに来てくれるようになりました。他にもきっと、私が出来る形がどこかにあると思うんです。
___ 
何故、そうした事をされたいと思うのでしょうか。
silsil 
アート=「訳の分からない奴でしょ」という思い込みが世間にはあるんですよね。その両極に、意味が分からない事が高尚だという刷り込みもある。そして、それは許しでもあり、社会から解離しているとも言える。どちらの先入観も好きじゃないんです。(個人的には難解な作品を観に行くのは好きなんですけど。)すると、複雑な作品を避けて、分かりやすく簡略化したものしか無くなっていく。いわゆる「おしゃれ」な感じ。人の生活に近いものと遠いもの、どちらかしかないという状態になっていて、間がないんですよ。でも、他の方向性があるんじゃないかと考えていて。それが、私の攻める方向になるんじゃないかと思っています。
___ 
それが、普遍的な傑作を作りたいという事にも繋がるんですね。
silsil 
私の作品・イベントなどを通しての活動は、愛に垣根はない、人間として愛する思想がベースにあります。世の中に「存在しない」ものはない。色々な出来事は世の中としては「ない」ことになっていて、その、あるんだけど見えなくなっている違いを認める事が出来れば・・・違いを排除するのではなく、認識を持ったり知ったりする事で、世界は少し変わるんじゃないかとも思って、作品を作っています。カテゴライズするのがいいのかは分かりませんが、LGBTを応援するのもその中のひとつだと思っています。普遍的な傑作、人の心に回帰する様なものを表現したいですね。

タグ: オシャレをしよう 垣根の無い世界へ


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silsil

TRANSIT

___ 
今日はお話を伺えたお礼に、プレゼントを持って参りました。
silsil 
ありがとうございます。開けていいですか?
___ 
もちろんです。
silsil 
お、これは。「TRANSIT」。あ、いいですね。
___ 
カザフスタンとか、誰もあまり行った事のない国を旅するガイドブックだそうです。

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silsil

絵具とルブタン

silsil 
この個展を企画するタイミングで、ちょうど女性のファンの方が増えてきていて。女性が興奮する事をしたいなと考えました。その一つに、汚して喜ぶというのがあると思うんですよ。このルブタンの靴が汚れていくのを見ると、いいええぇ~ってなるんですよ(笑い)。それとは反対に、絵は何も無い所から生まれていって、でも靴は汚れていって。汚れるのは良くないという価値観を、ルブタンの靴を目の前で汚す光景を見せる事で、見ている人の中で浮上させる。そういう教育を受けていないのに、何故良いと思うんだろう?とにかく、そういう興奮を共有しました。
___ 
汚れてはならないものを目の前で汚す。
silsil 
汚れてはならないものだけど、皆汚したいと思っているものなんですね。そして、汚れても美しくなる事が、事実そこにある。それは女性性にも若干リンクしてる。そこに、共通の何かが表れるんじゃないか。そんな実験でもありました。実際、汚す場面を強調して見せるシーンでは会場から悲鳴が上がりました。でも、楽しーっという。興奮してるんです、彼女たちも私も。でっしょー?みたいな。そういう「感じ」。

タグ: 汚す


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silsil

劇団しようよ「アンネの日記だけでは」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。小林さんは最近、どんな感じでしょうか?
小林 
よろしくお願いします。今年に入ってから芝居には出てなかったんですけど、劇団しようよに出させてもらう事になりました。8月に本番です。久しぶりの稽古に参加していて、それ以外は普通に大学生してます。しようよに出演される方はみんな所属があるので、私だけ「大学生の小林です」って自己紹介するのが、何だか面白かったですねー。
__ 
ありがとうございます。芝居以外では?
小林 
実家に帰る事が多くなりました。滋賀と京都を行き来してます。あと、卒業論文を結構力入れて書いてます。あとバイトして稽古行って。
__ 
大変充実されてるようで。
小林 
いえいえ。
劇団しようよ
2011年4月、作家・演出家・俳優の大原渉平と、音楽家の吉見拓哉によって結成。京都に拠点を構え、演劇作品のみならず、路上パフォーマンス作品などをコンスタントに発表。2012年には初の北九州公演を実施、その他イベント出演など多数。 私戯曲のようだとも評されるほど「私性」が高く、しかしあくまで物語を志向する戯曲と、その反面、いまここの空間と時間をなによりも丁寧に扱う、ライブ感を押し出した演出が特徴。徹底して個人的、ゆえに普遍。そんな物語が、この場所とこの時間から揺らめきたち、ふたたびそこに溶けていく。舞台上と客席のあいだに幻をうつし出す、そんな作品をお届けします。(公式サイトより)
劇団しようよ「アンネの日記だけでは」
公演時期:2013/8/9~12。会場:KAIKA。

タグ: 卒論についての話題


vol.310 小林 由実

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小林

恥ずかしくて美しいもの

__ 
劇団しようよ「アンネの日記だけでは」。今はどんな稽古を。
小林 
このところはとても劇団しようよらしい稽古というか。脚本・演出家の大原さんが悩む時期らしいです。俳優サイドと相談しながら色んな演出を試しています。稽古場で作ったモノが成立してるのかどうか探っていて、こんな土台を作りながらやってたんだって。結構新鮮で面白いです。
__ 
一番楽しい時期のようですね。
小林 
月面クロワッサンの西村さんと森さんが本番前で稽古場にいないので、色々試して遊んでる感じです。
__ 
どんな作品になるのでしょうか。
小林 
ほとんど、核の部分は出来てるみたいです。でも、その台本を上演したい訳じゃないとも仰ってて。どんな作品になるんだろう・・・?ええと、大原さんの文章、私は凄く好きで。結構恥ずかしい感じの事を書いてくれるじゃないですか。それをマジメにやったら、すごく見てるとこう、恥ずかしいけどキレイな感じ(もしかしたらそういうものを作りたいんじゃないかもしれないですけど)。バランスよく、作品に出来たらいいと思います。女性ばかりだし、KAIKAという劇場も普通の場所じゃないので、いい意味で劇団しようよ的なものにならないんじゃないかなと思います。
__ 
つまり小林さんは、恥ずかしくて美しいものを欲しいと。
小林 
あの、そういうものを好きな自分が嫌いなんですよ。自分めちゃ子供やなと思う部分を隠そうと思って生きているんですが、全く隠れてないんですが、そういう自分の嫌いな部分をくすぐるのが大原さんの文章と作品なんです。大原さんにも言ったんですが、あんまりかなという印象を受けた作品でも、でもホンマは「私、こういうの好きやな」と。そういう複雑な気持ちはあって。スーホの時も、女性ばかりの芝居を大原さんがしたらどうなるんかなと思って。
__ 
ユニット美人のような。
小林 
そうですね、女性が演出を付けた女性というものと、男性が演出を付ける女性ってこんなにも違うんだなと。結構それが衝撃で。それでまた、大原さんも独特な女性観を持っているので。そこに興味を持ちました。それからしばらくして、大原さんから「女性ばかりの芝居をしようと思ってるんですが」って。ああ、出ます!と。

タグ: わたしとわたしの矛盾


vol.310 小林 由実

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小林

罪悪感

__ 
芝居を半年くらい休んで、今また稽古場に戻ってきて。何か思うところはありますか。
小林 
12月までお芝居に出ていて、その時にイッパイアンテナを退団しました。その時、芝居は自分にとって趣味なんだなという事に気付いたんですよ。というのも、劇団に何年も所属させてもらって。自分が出来る事を増やすという必要に迫られて、なら自分は何が出来るの?と自問した時に、出てこない自分が居たんです。演劇をどういう風に社会に見せて行くのか?とか、宣伝美術としてどんな良い物を作りたいのか。イッパイアンテナの小林として考えてと言われて。もちろんそうしたかったんですけど、出て来なかったんですよ。
__ 
なるほど。
小林 
凄く、それがイヤだったんですよ。そういう事をしたくなかったんです。何で自分はこんなんなんだろうと、何か自己嫌悪を感じて。よくよく考えてみると、自分はお芝居を仕事にしたくないんだなあと、なっちゃったんですよ。やっぱり自分にガッカリしましたね。イッパイアンテナの皆がプロ意識を持ってやってたというのに憧れていて尊敬していて素敵だなあと思って、自分もそうなりたいと思ってたんですが、自分はそうじゃなかったんです。何で自分がそうなってるのか、いっぱいいっぱいになっているからだろうかと。だから、一旦休もうと。
__ 
それで、普通に大学生をしていて・・・
小林 
その間も、演劇に対する気持ちは変わらず、自分はそうなんだなあ・・・と思い。実はそうじゃなかった、という可能性も信じているんですけどね。いつか。
__ 
趣味で演劇をするというのも大変ですけどね。
小林 
そうですね、確かに。一旦話は戻りますけど、劇団しようよで芝居に戻った時に、稽古場での居方とか演技の仕方が変わったという事ではないんです。小林由実として芝居をする事は変わらなかったんですが、それ以外のこととのバランスは取り易くなった様に思います。
__ 
なるほど。
小林 
芝居以外の事をするのに罪悪感があったんです。私は芝居をしていなければならないと。今後しばらく、ご縁が無ければ芝居には出ないと思います。趣味なんだなと思ったと同時に、趣味として同じペースで続けようとは思っていなくて。
__ 
それはどういう心の動きなのでしょうか。
小林 
何だろう。元々、単純に芝居が好きでやっていた人間でしかないので。劇団に所属してそれなりに立場が出来たけど、必要に駆られて自分の仕事を次々と入れたりしていて。劇団衛星の皆さんとか、坂口修一さんとお仕事させて頂いて。坂口さんは、予定が無いと不安になる、って。それが芝居で仕事をする事なんだなあ、自分には分不相応だな、と思ったんです。こうして自分のペースを落として、自分の演劇人としての能力は絶対に低下するけど、それでも一回、自分は回り道するべきだろうと。思ったんです。
__ 
3年間イッパイアンテナにいて。大学生のその貴重な時間を芝居してくれていて、見せてくれていてありがとうございました。
小林 
いえいえ。でも今、この決断が出来て良かったなと思いますね。良いのか悪いのかはともかく、後悔は出来ないですね。
イッパイアンテナ
同志社大学の学生劇団「同志社小劇場」のOBを中心として、2007年11月に旗揚げされた演劇団体。 主な演目はコメディとコント。 劇場を気持ちよく走り抜けるライブ空間にすべく日夜活動している。(公式サイトより)

タグ: 罪悪感


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小林

若く・キレイに・長生きする

__ 
今やってみたい事はありますか?
小林 
え、雑談めいた感じでいいですかね。マッサージの資格が取りたいです。マジで非現実的な話なんですけど、お金と時間に余裕があれば。手に職系の資格が欲しいです。マッサージ、得意なんですよ。親にやっていたというのもあるんですけど。健康で長生きするというのが最近のテーマになっていて、若く・キレイに・長生きすると。美容系というのは突飛やな、あ、マッサージの資格欲しいかもと。チャレンジしたいですね。

タグ: 資格を取ろう


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2013/春
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小林

私も父のように

__ 
目標にしている人はいますか?
小林 
父親かな・・・?父は凄いんですよ。親って絶対的なものなんで、そういう意味では母もそうなんですけど。
__ 
ええ。
小林 
父はひたすら寡黙な人で、ウチは5人姉妹なんですけど、家族を養うために一生懸命働いて。お父さんがいるから、絶対道は逸れちゃいけないと思うんですよね。
__ 
昔、娘=父親を疎んじるものという構図がありましたが、最近はそうでもないんですね。
小林 
子供を育てるという目的の為に仕事を辞めなかったし、私達に苦労もさせないし、そのお陰で私も芝居出来たし。だから、私も父のようになるのは前提ですね。好きな事をする前に、自分も責任を果たす。子供を育てるのを第一にしているのを良しとしている父親のようになりたいです。第一にしたい、という訳ではなく目的をしっかり果たすという意味で。

タグ: 子供についてのイシュー 一生懸命を描く 家族という題材


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2013/春
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小林

部品の一個

__ 
映像作品への出演もありましたね。ご自身にとってはどのような体験でしたか。
小林 
すごく面白い体験でした。藤井組という方たち制作のびわ湖放送でのお仕事で、私はちょっとしか出ないんですが、そこの方々と何回かお仕事させてもらいました。現場は演劇とちょっと違っていて、音響さん・照明さん・監督さんと同じレベルで役者がいるんです。そこが面白いんですよ。私の価値観だからそうじゃない現場もあると思うんですが。私のやってきた小劇場だと、役者が中心なんですが、映像を撮る現場だと役者が部品の一個でしかないという感覚。
__ 
へえー。歯車の一つ、みたいな?
小林 
そう、それが凄く好きなんです。素材の一個でしかないんですが、自分がどう使われるのか想像が膨らんでいくみたいな。で、結構長編の映像に出させてもらいました。それも割とハードで、初日からダイビングプールに一日中潜ったり、2月の和歌山の海に、夜9時に潜ったり。
__ 
ハードですね。
小林 
大変なんですよ。セットは全て本物を用意しないといけないし。反面、すごく嘘も付ける。

タグ: 映像の現場


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小林

質問 為房大輔さんから 小林 由実さんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた、劇団ZTONの為房さんから質問です。
小林 
私、前回ZTON見ましたよ。
__ 
面白かったですよね「天狼ノ星」。小林さん宛の質問です。「おすすめの少女漫画と、おすすめのシーンを教えて下さい」。
小林 
おすすめの少女漫画は、私の恋愛観を構築した「彼氏彼女の事情」です。
__ 
うわっ・・・為房さんも同じく「彼氏彼女の事情」だそうです。
小林 
ええっ・・・!?今度語りましょうと伝えておいてください。魅力的なシーンは、主人公の妹が恋愛について説くんですが、そこがとてもなるほどな、と。この作品、登場人物一人ひとりに人生があるんですよ。それらが独立してイキイキしてるのがいいんですよ。それぞれの生き方みたいのが。女性として生きるための参考文献としてます。

タグ: ラブストーリー 恋愛至上主義


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小林

「売り言葉」

__ 
いつか、どんな演技がしたいというのはありますか?
小林 
出来る事なら、歳取ってからの芝居がしてみたくて。演技的には下手になってるかもしれないですけど、どう深くなっているか見てみたいですね。
__ 
演技自体が充実しているという事かな。
小林 
中学生の頃に大竹しのぶさんの「売り言葉」を見て。何か、満ち満ちているなと強く感じたんです。次の瞬間になにをするのか分からない、みたいな。それが自分の演劇の始まりだったんです。そういう演技をしてみたいと思います。

タグ: 大竹しのぶ


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小林

この人達に恩返し出来るような

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
小林 
攻めていく・・・。寄り道回り道だと思うんですけど、気になる事のつまみ食いをしたい期間です。自分の方向性が分からなくなってしまうので、この期間はあんまり長く置きたくはないんですけど。気になる所にいって、収縮させて、沢山実りある事を見つけられたら。
__ 
素晴らしい。私は10年前、そんな事を喋れなかったからなあ。立派ですね。
小林 
いえいえ。悩みまくりですよホントに。この何年間かは魅力的すぎる人たちと仕事出来ていたので。なるべく、この人達に恩返し出来るような人間になりたいです。なれるように頑張ります。

タグ: どんな手段でもいいから続ける 今後の攻め方


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小林

シュシュ

__ 
今日はお話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
小林 
凄いですよね、ありがとうございます。今日は緊張しました。開けていいですか?
__ 
もちろんです。
小林 
(開ける)あ、シュシュ?え、凄い。後で付けて写真撮りましょうよ。

タグ: プレゼント(装飾系) プレゼント(衣服・布小物系)


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小林

美学

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、為房さんはどんな感じでしょうか。
為房 
最近はですね、5月に劇団ZTONの本公演「天狼ノ星」、6月に客演した笑撃武踊団さんが終わりまして。それからはしばらく稽古がひと段落していたんですが、ちょっと仕事でまた東京に行くのでその準備に追われています。
__ 
というと。
為房 
戦国BASARAのイベントなんですけど、その準備ですね。
__ 
実は、戦国BASARAに為房さんがでている事は知っていました。拝見はしていませんが・・・
為房 
あ、そうなんですか。これで4本目くらいになるんです。僕は役についている訳じゃなくてアクションチーム、つまり斬られ役なんですけど。普通は、斬られ役って本来は目立たないみたいな事を思われてるんですが、結構随所随所で悪ふざけする人も多くて。
__ 
素晴らしい。
為房 
影響の無いところで勝手に階段落ちしてたりとか。自分達の出番が無いところはただ待ってるだけなので、勝手に斬ったり斬られたりしてますね。普通はNGと言われるんですけど、結構・・・。
__ 
そういうのはお客さんも楽しいですよね。
為房 
そうですね、リピーターのお客さんが多いので、「あ、あそこであんな事やってる!」って見つけて貰えたりして。
劇団ZTON
2006年11月立命館大学在学中の河瀬仁誌を中心に結成。和を主軸としたエンターテイメント性の高い作品を展開し、殺陣・ダンスなどのエネルギッシュな身体表現、歴史と現代を折衷させる斬新な発想と構成により独自の世界観を劇場に作りあげ、新たなスタイルの「活劇」を提供している。(公式サイトより)
劇団ZTON「天狼ノ星」
公演時期:2013/5/9~12。会場:京都府立文化芸術会館 。

タグ: おふざけ プロの仕事 殺陣の話題 実験と作品の価値


劇団ZTON「天狼ノ星」を終えて

__ 
天狼ノ星を終えて。ZTONの傑作として記憶に新しいですね。大変面白かったです。私の考え方だと、傑作って作品だけではきっと成立しなくて、客席も含めた劇場が置かれている時代背景がかなり影響していると思うんです。そうして初めて演劇は必然性を持って現在の我々の前に現出しうるのではないか。天狼ノ星は、多文化共生社会の到来と東アジアとの国際関係に悩む現代日本を背景に、他国の国民とこれから向き合うであろう世代の横顔を、ループ状の物語構成を借りた演劇作品として鮮やかに表現されていました。もちろん芝居としても非常に完成度が高く、素晴らしい演劇になりました。為房さんは、一人の役者として、どのような経験でしたか?
為房 
ありがとうございます。お芝居を作るにあたって何が一番大事かって、話が一番大事だと思っていたんです。僕が何かお芝居やパフォーマンスを見る時、やっぱりお話を見るんですね。脚本家が書いたものの起承転結がきちんと魅せられるか。そこに徹するあまり、自分が演技をする時も「色がない」「安定感が凄いよね」「もっと余分な事をすればいいのに」と言われる事があって。
__ 
そんな事を言われますか。
為房 
安定はしているけどね、って。でも今回に関して言えば、早い段階で稽古が回ってこなくなって。つまり殺陣指導をはじめ稽古を見る時間や、自分自身のプラスアルファを考える機会が多かったんですね。さらに、団員の平均年齢があがるにつれ、僕が、絶対的に話を魅せる側に回らないといけないと自覚したんです。地の章では割と、一本の柱としての役なので、もっと我を張らなくてはならないと。今までは誰がメインなのかによって、そこに意識を集中させるために考えて、それはもちろん大切なんですけど、その中でも我を持つようになったというのが個人としては大きい変化でした。
__ 
話を律する立場を意識するようになった。
為房 
そうなるのが遅すぎると言われそうですけど。ホントに極端な事を言うと、話が壊れてもいいから僕が目立てばいいかなというぐらいの気持ちになった、というのが大きいですね。

タグ: 傑作の定義 背景が浮かびあがる 自分の演技を客観的に見る 世界がズル剥け 役者に求めるもの 殺陣の話題 劇団ZTON、参る


「当たったら死ぬ」

__ 
今回、ZTONの殺陣では「当たったら死ぬ」という作り方をしていたという事で。大変迫力を感じました。ただし、地の章でレストランまさひろさん演じるセタだけは押谷さん演じるユクに斬られまくったのにも関わらず生きてましたね。
為房 
面白いのは、台本に「セタの死骸」ってト書きされてたんですよ(笑う)
__ 
数シーン後には、天の章で裏切った親友ハクトの決闘を応援するという超燃え展開がありましたね。やはりジャンプ読者としては強さ議論が気になりますよね。稽古場でも盛り上がったそうですが。
為房 
ツイッターでも強さランキングを書いて下さいましたよね。やはり、自分の役はどんな強さがあるのかとか、相性とか得意武器とか。僕なんか最初はものすごく弱かったのに、ライバルが現れたら強くなったり。でも難しいですよね、稽古を見る立場という事を考えると・・・。アクションが出来る立場だし、出来る殺陣を作らないとZTONとは言えないし、そこが強みだし。
__ 
そうそう、あの世界の時空を越える神・レタルのビーム攻撃が当初の構想にあったそうですね。とても見たかったです。
為房 
(笑う)実際にあったら凄いでしょうね。
__ 
さっきまでチャンバラしてたのに、今度はビームを相手にしないといけないという。
為房 
熱いですね。

タグ: ジャンプ!についてのイシュー ロマンについて