抵抗

__ 
今回の一人芝居で演劇を辞めるという事ですが、もし伺えるのであれば理由を教えて下さい。
宗岡 
言うとアレなんですが・・・あまり興味が無くなってしまったんです。稽古がしんどくて、でも本番が楽しいからまた続けようと思えるんですけど、最近は本番も面白く思えなくて。むしろ、家で作業したり本を読んだりとかの方が楽しくなって。
__ 
なるほど。
宗岡 
絵画や写真の人ともっと関わりたいと思っていて、私が元々好きだったジャンルの方々と交流をしたいので、一旦お芝居を離れようと思っています。
__ 
幸運を祈っています。もしお芝居で身につけたスキルがあるんだとしたら、それが役に立つと思いますか?
宗岡 
元々人と関わるのが得意ではないんですけど、演劇を通して、色々な人と関わりを持てるように自分からアプローチを掛けることに抵抗がなくなったと思います。

タグ: 知識を付けよう


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

質問 川北 唯さんから 宗岡 ルリさんへ

__ 
前回インタビューさせて頂きました、オセロット企画の川北唯さんから質問です。チラシのグラビアの話になったんですが、「色気を出すにはどうすればいいですか?」
宗岡 
可愛らしい質問ですね(笑う)私だってあんまり、なんですけど意識するときはします。tabura=rasaという劇団に出演したとき、その時は舞台上に下着で出てたんですが、「色気がある事をさせたら輝くんだな宗岡さんは」って高田さんに言われました。色気を出すのって恥ずかしいんですけど、恥ずかしがらずに出して行ったら自信が付くと思うんですよ。
__ 
恥ずかしがらないで、一歩踏み出してみようと。
宗岡 
何だか悪い事を薦めているみたいですけど(笑う)。

タグ: 色気なるものの謎


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

近づけない2mm

__ 
このチラシの文章が気になりますね。「どうやっても近づけない2mmは、切なさの距離。海と空、月と地球、舞台と客席の距離」。
宗岡 
それを読まれるの、何だか写真を見られるより恥ずかしいです。
__ 
他人へのアプローチが苦手な宗岡さん。このチラシを作ったとき、近づけない2mmに対して強く意識していたと思うんですが、その距離に対してどう思っているのでしょうか?
宗岡 
大事な事だと思うんです。その2mmって、手を繋いだ時、微妙に組織が交じり合うという話を聞いた事があって。
__ 
マジですか。
宗岡 
ホンマかどうか分からないんですけど、それが離れる時の切なさやロマンチックが好きで。これは嶽本野ばらという人がエッセイで書いてたんですけど、「月と地球は惹かれ合ってるから、海で波が寄せたり引いたりする。それは切なさを目にする事だ」と書いてて。そういう儚い関係に惹かれます。
__ 
地球も月もそれぞれ重力を持っているから、引力と斥力が引きあっている。それを秘めた宗岡さんが見れるという訳ですね。
宗岡 
でも、ちょっと嫌な気持ちになるかもしれません。お客さんを嫌な気持ちにしたいというのもあるんです。想像通りのものが出てくるより、リアルにもっと近づきたくて。演劇の虚構性が嫌いで、でも全て制御されていないのも嫌なんです。いかに私が制御しながら、セーブしながら、お客さんをハッとさせる瞬間を作っていけるかを考えています。
__ 
宗岡さんが主導権を握っておきたいという事?
宗岡 
そういう指揮者みたいな事ではないですけど、観客として見た時に予想しないハプニングが起こってわたわたする役者を見た時は意地悪な気持ちになるんです。そうじゃなくて、あえてやっているというぐらいの。このチラシだって、私の性格の悪さとか、人との関わりの苦手さとかがないと成立しないと思うんですね。ハプニングがあってもあえてやっているという構造がかっこいいと思うんですね。岡村靖幸さんみたいな、笑えるぐらい・痛いぐらいのパフォーマンスに、かっこ良さを感じるんです。
__ 
それに憧れを持っている。

タグ: 泡のように消えない記憶


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

憧れ

__ 
宗岡ルリ一人芝居「撲滅ならず今日」。このタイトルの意味を教えて下さい。
宗岡 
いつも死のう死のうと思っているんですけど、死なないし死ねないじゃないですか。四十ぐらいには死ぬと思うんですけど、けど結局は九十まで生きてるんじゃないかなと。私の祖父がまさにその通りで、四十の時に子供を集めて「俺はもう死ぬからお前たち頑張れ」って言ってたのに93まで生きて(笑う)。いつも終わりたい終わりたいと思うのに、毎朝起きて友達と会って可愛いものを買ったり美味しいものを食べたりして、その繰り返しへの悔しさと、絶望じゃないですけど、そういう思いをタイトルに込めています。
__ 
その思いはいつからありましたか?
宗岡 
「何かになりたい」という憧れが強くて。この漫画の主人公たちみたいに。でも、なれないじゃないですか。その悔しさがあって。両親共に教職員で公務員で、朝起きて働いて、「何だかんだでいい家庭よね~」という中で育たせて頂いたんですけど(笑う)それに対する嫌な気持ちや、大分の田舎にいた時はずっと空を眺めていて焦燥感があって、それは今でも続いているんですね。中二病かもしれないけど。
__ 
焦燥感が今でも続いている。私は宗岡さんより11歳上なんですけど、確かにその頃は私も持っていたものかもしれない。宗岡さんのそれは、10年後、私みたいに消えてしまうんだろうか?
宗岡 
それが消えてしまうのも素敵な事かもしれません。この「バナナブレッドのプディング」の主人公のお姉ちゃんが妊娠しているんですけど、お姉ちゃんが夢で赤ちゃんに「お腹の中でさえこんなに孤独だのに、外の世界に出てきたらもっと孤独に決まってる。生まれてきたくない」って言うんです。でもお姉ちゃんが「まあ生まれてきてご覧なさいよ、最高に素晴らしい事が待っている」って。それは焦燥感を忘れた人の言葉で、大人になるという事だと思うんです。この作品はその素晴らしさも教えてくれたんですけど、私はいまはそうなれないと思う。

タグ: 子供についてのイシュー 外の世界と繋がる 孤独と演劇 泡のように消えない記憶 家出についてのイシュー X年後のあなた


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

「よく21歳まで生きられたね」「生きているとは思わなかった」

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
宗岡 
ハチミツ屋さんで働く事が決まったんです。それから、去年一ヶ月ぐらい東京にふらっと行っていたんですが、その時みたいにギャラリーを回ったり芝居を見たりしたいですね。
__ 
演劇は続けるつもりはない?
宗岡 
この一人芝居がめっちゃ評判よかったり、または全然ダメダメだったらまたするかもしれないです。
__ 
そこそこだったらやらない?
宗岡 
そうですね。
__ 
一人一人の守備範囲って違いますからね。「そこそこ」ではない、強い作品はそれだけ人の強い反応を起こすんでしょうね。プラスにもマイナスにも。
宗岡 
結構、事件を起こしたいみたいな事をいつも思っていて。twitterとかUstとかめっちゃ考えてやってるんですよ。普通だったら面白くないじゃないですか。この作品も部屋で上演するんですが、ドアを開けて女の子の一人暮らしの部屋に入るというのがドキドキする事だと思うんです。演劇のドキドキ感って、上演する場所から始まるんじゃないかと思っていて。
__ 
当たり前の事をやりたくない、一つの特別な事を作りたいという気持ちなのかな。
宗岡 
だから、「ホントに嫌だった」とか「気持ち悪かった」という感想も、私があえてやっている事なので。田舎にいた時から、ちょっと変であろうと思っていたんですね。色が人より白いであるとか、運動が全然ダメとか。そういう欠点を持っている事を自分のアイデンティティとして自覚しようと思っていて。ちょっと変である事は田舎では広まりやすくて、私はいつも教室から出ずに本ばかり読んでいるポジションに、意識してついていました。それでも、何が自分なのか分からないというのはあります。
__ 
宗岡さんは立派ですね。
宗岡 
いやいやびっくりします。ありがとうございます。
__ 
私、21の時はそんな事一切考えてませんでしたからね。自分の方向性をちゃんと認識して、舵取りしようとしていて、立派だなと。宗岡さん、31になったらどう考えてますかね?
宗岡 
いやー、死んでるんじゃないですかね。「よく21歳まで生きられたね」って地元の幼馴染に言われたんですよ。「生きているとは思わなかった」って。
__ 
その人はきっと宗岡さんに憧れを持っていて、自分の存在が宗岡さんにとって何であるのか確かめたい衝動に駆られた、青春真っ只中のセリフですね。私も言った事があるから分かるんですが。
宗岡 
ですね。真っ只中。

タグ: 死と性と ウェブ上の感想 事件性のある俳優 今後の攻め方


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

チョコレートのようなセッケン

__ 
今日はお話を伺えたお礼に、プレゼントを持って参りました。
宗岡 
ありがとうございます。私、モノが好きなので。開けていいですか?
__ 
はい。
宗岡 
(開ける)あ、可愛いー。何かチョコみたいですね。いい香り。一つ一つ違うんですか?
__ 
そうですね。オリーブ油で作られたものらしいです。
宗岡 
じゃあ顔とかにも使えるんですね。磨き上げないと、ですね。


vol.284 宗岡 ルリ

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
宗岡

「IN HER TWENTIES 2013」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、榊さんはどんな感じでしょうか。
榊  
TOKYO PLAYERS COLLECTIONの本番中ですね!「IN HER TWENTIES 2013」です。
__ 
チラシ、可愛いですよね。
榊  
ありがとうございます。これ、2年前の作品の再演なんですよ。関西の皆様に観てもらえるのが嬉しいです。
__ 
今日、拝見します。楽しみです。どんな作品なのでしょうか。
榊  
二十代の女優10人で、一人の女の子の20歳から29歳までの10年間を描くんです。女性としては共感するところもあるんですけど、脚本を書いているのが男性の上野さんなんですよね。なんか、キレイだなと思ってしまうところはあるんです。
__ 
なるほど。
榊  
でも、20代に起こった色々な事に共感します。男性の方にも、意外と共感は呼ぶみたいで。
__ 
一人の女性を10人で演じる。10人一役という事でしょうか。
榊  
そうなんです。しかも全員違う女優なので、本当に全部ばらばらのキャラクターなんですよ。
__ 
全然違うんですか?凄いですね。
榊  
私、初演の時は20歳をやらせてもらって。今年は22歳役なんですよ。
__ 
あ、引き継いでいくんですね。そういう部分の変化があると。演じていて楽しそうですね。
IN HER TWENTIES 2013
公演時期:2013/1/31~3(大阪)、2013/2/7~11(東京)。会場:大阪市芸術創造館(大阪)、王子小劇場(東京)。
TOKYO PLAYERS COLLECTION
劇団競泳水着主宰、上野友之の個人ユニット。略して「トープレ」。その都度、お気に入りのPLAYER達に声をかけては、好きな時に各地に出没します。2011年6月に上演された「IN HER TWENTIES」では、「一人の20代女性が過ごす20歳から29歳までの十年間を、20代の女優十人で描き出す」というテーマの元、ワークショップ形式から作品を立ち上げ、話題を呼ぶ。 (公式サイトより)

タグ: 再演の持つ可能性について 実験と作品の価値


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

わたしとスケール感

__ 
榊さんがお芝居を始めたのはどういうきっかけがあるのでしょうか。
榊  
小劇場で活動しはじめたのは2010年からです。実は高校演劇から始めていたんですが、もっと遡ると小学校の学芸会の劇からです。それが楽しみで学校に行ってたみたいな。高校卒業後は、演劇をしに上京してきました。
__ 
小劇場をしに上京したという感じ?
榊  
実は、地元が北海道の釧路なので、いわゆる小劇場を観た事がなかったんですよ。むしろ大きい劇団が来て上演するのを観てました。もちろん楽しく観ていたんですが、スケールの大きな演技よりも、どちらかというと普通の日常会話みたいなのが好きだなって。そこで上京したら、そこで小劇場というものに出会って。なんて面白いんだろうと。
__ 
そういう好みって、あるんですよね。反対に小劇場、というかインディーズが嫌いな人もいますからね。
榊  
ありますよね。
__ 
小さい空間だからこそ、粒の細かい表現が出来る。
榊  
そうなんですよね。小さい劇場じゃないと出来ない表現があるという事を知ってもらえれば。

タグ: 北海道出身 学芸会


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

憧れ

__ 
釧路はどんな町でしたか。
榊  
北海道の東側にある港町で、一番有名なのは釧路湿原で、私たちにとってはただの荒地で。東京に来て分かったんですけど、何もないんですやっぱり。大型デパートが2つあって、放課後にみんなそこに遊びに行って、誰かは必ずそこにいるみたいな。小学校の頃は複式学級といって、全学年で1クラスだったんです。
__ 
私も田舎出身なんですよ。静岡の・・・
榊  
えっ。「IN HER TWENTIES」の主人公の女の子も静岡出身ですよ。
__ 
あ、一気に親近感が強くなりました。ええと、榊さんは上京したかった?
榊  
はい、大学進学は言い訳にすぎなくて。
__ 
初舞台はメガロザですよね。きっかけを教えて頂けますでしょうか。
榊  
演劇しようと上京して、大学の演劇サークルに入ってたんですよ。そこで一年間活動してたんですけど。外部で劇団に出演したいなとWSを受けたりしてたんですが、メガロザが出演者募集をしていて。
__ 
最初の舞台はいかがでしたか。
榊  
みんなプロフェッショナルでやっぱり違うなと思いましたね。学校でしかやった事がないので、そういう意識の違いを感じました。勉強になりました。主宰の方とは年代も違うし価値観も違うし。勉強になりました。

タグ: 自分を変えた、あの舞台


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

くらえ~元気玉!!

__ 
榊さんはご自身では自分をどのような俳優だと思っておられますか?
榊  
根がホントに明るいので、ネアカな。BLOGの副題に「くらえ!元気玉」って付けてるんです。
__ 
おお。
榊  
元気玉ってみんなから元気を貰ってるし、その上他人にぶつけるわで。
__ 
考えてみればネガティブな技ですよね。名前とは裏腹に。しかし術者である悟空も相当に疲労するようですね。あのエネルギー弾、渡されたクリリンが「な・・・なんだこれ・・・」と異様な驚き方をする訳ですが、仮説として、
 1.他者のエネルギーを徴収する。
 2.エネルギーの総量に関わらず、球形はもちろん、他人に譲渡出来るなど、扱いやすい状態にまとめる。
かめはめ派のようなエネルギー放出型とはもちろん違うし、他人に渡したりバレーボールのように扱っても攻撃力はそのまま。
榊  
そうですよね。減衰しないエネルギー伝導ですよね。
__ 
だから元気玉は、悟空がそれまで学んだ事のないような特殊なエネルギー操作術であると言えます。その後瞬間移動やフュージョンや念話という、人間には到底不可能な技を体得していく訳ですが、意外とこの元気玉の修得がそれらの技術を覚える根幹になったんじゃないかと思うんですよね。榊さんにとっての元気玉は何ですか?
榊  
私は本当にプラス志向なんですよ。私の前向きな気持ちが元気玉だと思います。暗い事はあまり考えないからかな。
__ 
暗いことを考えないようにしている?
榊  
そういう訳じゃないですけど、考える事もあるんですけど、最終的な結論は前向きですね。

タグ: エネルギーを持つ戯曲 お客さんに元気になってもらいたい 訳の分からないボールの話


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

質問 鳥井 由美子さんから 榊 菜津美さんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、鳥井由美子さんから質問です。「作品を作ったり、何か行動をしたりするにしても、何か意味を考えますか?」
榊  
作品に限らず、日常でも、ですか?どちらかというと、行動した後に「こういう意味があったのかな」と考えますね。例えばバナナ学園とかはものすごい稽古量で、全員が全力で頑張らないといけなくて。あと、今やってるトープレも、自分の人生を振り返らないといけないので。
__ 
ご自身にとって最も大きな意味を持つ舞台は。
榊  
自分が出演していたものではないんですけど、上京して初めてみた舞台がひょっとこ乱舞の「旅が果てしない」だったんです。衝撃的だったんですよ。こんな世界があったんだって。すっごいぼそぼそ喋ってるシーンもあれば、キレイなダンスもあって。そうだよね、小さい声で喋ってても聞こえるよねって。その後出演させて頂いたプロジェクト文学でも私の好きなものが出来ていく過程を見れたし。
__ 
小劇場が好きだという事を上京前から確信していたんですね。
榊  
その答えを見た気持ちでしたね。

タグ: ダンスに興味あり


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

えへへ、私ね、段取リストなんですよ

__ 
大学では数学を学んでいるそうですね。
榊  
一家全員が数学科卒で、昔から好きなんです。父が数学教師で、実は小学校4・5・6と担任だったんですけど、その頃から好きになっていました。凄く理屈をこねる考え方で、周りからは「あの子数学科だもんね」と言われてます。
__ 
数学をやっていて、その筋道を立てた思考が俳優としての作業に生きた事はありますか?
榊  
段取りを覚える時ですね。こうなってこう、みたいな考え方をするので、段取りを覚えやすいです。あと、台本を覚える時。暗記があまり得意じゃないんですけど、流れを整理して覚えてます。
__ 
段取りが得意という方は初めて見ました。
榊  
えへへ、私ね、段取リストなんですよ。バナナ学園とかアマヤドリってダンスが多いので、その辺りが生きてきますね。
バナナ学園純情乙女組
二階堂瞳子を中心とする”永遠に卒業出来ないスクールガール調”を大義名分に挙げ、いつまでもセーラー服を脱ぎたがらない女子や男子の集合体。脚本担当は中屋敷法仁。中屋敷法仁が不真面目・不道徳に書いた脚本に対し、二階堂瞳子の間違いだらけの不適切・不衛生な演出が加わった時、現代の科学では到底解明出来ない亜空間が観客の前に現れる。(公式サイトより)
アマヤドリ
2001年 ひょっとこ乱舞結成。2012年3月 ひょっとこ乱舞爆破。同年、アマヤドリとして出発。作・演出の広田淳一を中心に、オリジナル戯曲で年平均3~4回の本公演を行う。(公式サイトより)

タグ: 段取リスト


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

関西の方とやってみたいです

__ 
今後、一緒にお芝居してみたい方はいますか?
榊  
私ここのところ関西に来て関西の方の面白さにびっくりしていて。関西の方とやってみたいです。こんなに面白い人たちと一緒になにかしたら私も面白くなれるかなと。関西のみならず、全国でお芝居を上演する事が増えて、これからも色んな地方で演劇を作れたらと思います。
__ 
素晴らしい。
榊  
東京でいうと、国分寺大人倶楽部が好きです。
__ 
国分寺大人倶楽部、面白いですよね!私も一度拝見しましたが、面白かったです。あの最後のおまけ公演が気になってしょうがないんですよ。
榊  
あの茶番、面白いですよね。あとは、体も効くようになりたいです。京都に来て地点を見たんですけど、この人達よう体が動くなーって。全然普通の喋り方してないのに、ものすごく伝わるんですよね。

タグ: 伝説的な公演


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

私のネアカが生かせるような

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか。
榊  
いま結構、キャピキャピして生きてるので。それは残しつつ、ちょっとは大人の魅力も備えたいなと思います(笑う)。演技の幅を広げていろんな舞台に立ちたいという気持ちはあまりなくて。それよりも、私のネアカが生かせるような元気な演技をもっともっとたくさんの方に見ていただいて、たくさんの方に元気になってもらいたいです。
__ 
私としてはなんとしても生き延びてもらいたいですね。
榊  
(笑う)嬉しいです。生き延びます。

タグ: 舞台に立つまでの葛藤


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

atatのサムバッグ(赤)

__ 
今日はお話を伺えたお礼に、プレゼントを持って参りました。
榊  
わーうれしいー。もしや私にもらえるのかなって思ってて。
__ 
もちろんです。
榊  
ありがとうございます(開ける)これは・・・サムバッグ?入れ物なんですね。これめっちゃいいですね私赤好きなんですよー!「切符だってお菓子だってライターだって入れられる」。大阪に来たので、これに飴ちゃんを入れて配ります。すてきー。

タグ: 赤色 プレゼント(ポーチ系)


vol.283 榊 菜津美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
榊

デ・4「名づけえぬもの、断片的な記憶」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。川北さんは、最近はどんな感じでしょうか。
川北 
最近はバイトして稽古しての毎日で、忙しいですね。「デ」の「名づけえぬもの、断片的な記憶」に出演するんですけど、その稽古です。でも、ものすごく面白いんですよ。
__ 
おお。
川北 
まず台本が、今まで見たことがない感じで。ほとんど小説みたいで・・・
__ 
え、見せてもらっていいですか?あ、本当だ。演技を全部文章にしてるんですね。
川北 
こういうふうに台詞のカギ括弧がほとんどなくてト書きなんですよね。
__ 
というか、ほぼ小説なんですね。ところで、今回の「デ」に出演するきっかけをお聞きしてもよろしいでしょうか。
川北 
2、3年前に出演しました烏丸ストロークロックさんの作品で、私を見ていただいてたみたいで、今回この出演が叶いました。
「デ」
2011年、市川タロの個人ユニットとして活動開始。場所と記憶を俳優の身体を通しながら見つめ直すことを模索する。過去の活動に2011年10月『ルーペ/私のための小さな・・・・・・』。(公式サイトより)
デ・4「名づけえぬもの、断片的な記憶」
公演時期:2013/2/12(京都)、2013/3/12~13(横浜)。会場:UrbANGUILD(京都)、横浜STスポット(横浜)。
烏丸ストロークロック
1999年、当時、近畿大学演劇・芸能専攻に在学中だった柳沼昭徳(劇作・演出)を中心とするメンバーによって設立。以降、京都を中心に、大阪・東京で公演活動を行う。叙情的なセリフと繊細な演出で、現代人とその社会が抱える暗部をモチーフに舞台化する。(公式サイトより)

タグ: 音効照明との息合わせ


スタッフワークも俳優も

__ 
川北さんはテクニカルスタッフであり俳優なんですよね。そうなっていったのはどのような経緯があるのでしょうか。
川北 
近畿大学の演劇学科では、みんな演技コースの他にスタッフワークを一つ選ぶ事になっているんですよ。そこで照明を選んでいたら、卒業後も照明をする事になって。あと、音響や制作関係にも手を伸ばしていきたいなと。
__ 
凄いですね。何でもできる感じですね。
川北 
いえいえ。でも極めていきたいのは俳優の方で、それで京都の各団体に出させていただいているんです。最近。

質問 榊菜津美さんから 川北 唯さんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた、東京で俳優をしている榊菜津美さんから質問です。「テクニカルでの経験が俳優の仕事に生きる事はありますか?」
川北 
最近、俳優をやっていて分かったんですけど。声とか、身体の動き一つで表現の結果が変化する事に改めて気づいて、凄い事だなと驚いています。演技を加減する事と、オペで微妙な変化を調整する事って、似ている気がするんですよね。
__ 
ええ。
川北 
本当に感覚的な話なんですけど。照明のフェイドとカットで操作する時、俳優として舞台に立つのと同じぐらい疲れる時があるんです。一つのシーンを暗転させて、「ああ、一緒に演技してたんだな」という感覚があるんですよ。

タグ: 音効照明との息合わせ


自然光

__ 
照明を操作するとき、舞台の上の俳優と同じように演技している感覚があるという事ですが・・・。
川北 
そこは本当に感覚的なので、それこそ技術的にやらないといけないなあと。それが課題ですね。
__ 
川北さんがそういう感覚を得られたのはきっと、自分の言動がライブでリアルタイムに表現になっていく現場にいるから得られる感覚なんでしょうね。照明卓と舞台という二つの視点から、その一瞬に立ち会うから。
川北 
そうかもしれません。
__ 
そこでどのようなものをどう表現するに意識的になれるか。少なくともそれは、アーティストとしての必要な要件の一つかもしれませんね。
川北 
もちろん、どちらをやっている時でも目立ちすぎるのは良くないし、かと言って目立たなすぎるのも。例えば昨日、下鴨車窓の「煙の塔」を見たんですけど、やっぱり魚森さん凄い!って。自然だけど、でも強調する部分があって。
__ 
あれは確かに、自然により近づいた表現でしたね。霧の中の夕焼けなんて、普通でも中々体験しないのに分かる。光の波長が違うのかな。PCのディスプレイの光と自然光って全然波長が違うから、それが結構、人の認識に影響を与えるんじゃないかという気はする。
下鴨車窓
京都を拠点に活動する劇作家・演出家の田辺剛が主宰するユニット。(活動紹介より)
下鴨車窓#10『煙の塔』
公演時期:2013/1/31~2/5。会場:アトリエ劇研。

タグ: 反応し合う


川北さんの照明プラン

__ 
川北さんが照明プランを作る時にまず気を付ける事はなんでしょうか。もちろん、指定もあるとは思いますが。
川北 
大切にしている事。一度、男肉duSoleilの照明をやっていたとき、舞台セットのプランに併せていった方が良いのかなと思ってたんです。でも、その前に男肉の照明をやっていた人に、「もっと個性を出していった方が良いよ」と言われたんですね。自分にしか出来ないプランを組んでいったほうが良いのかなと思いました。だから、それは役者としても同じなんですけど、これはやった事ないでしょうみたいなのを考えたいです。淡水の照明をしている時も、凝ったやり方を意識しています。
__ 
具体的にはどんな?
川北 
人物を目立たせるのはもちろんですが、「自然光には勝てない」という認識がまず大事なんですよね。私、葛西健一さんの照明が凄く好きなんですけど、自然光にリアルに近づけているんですよ。そういうことが出来たら素敵やなと。男肉はそういうのではないなと思ってたんですけど、自分がプランを組んでいるんだったら、もっと工夫を加えていってもいいのかなって。
__ 
いかに自然に迫れるか。
川北 
この間組んだ作品のプランでも、自然光と時間の経過を再現しようとしていました。今後も、そこにはチャレンジしたいですね。
男肉duSoleil
2005年、近畿大学にて碓井節子(うすいせつこ)に師事し、ダンスを学んでいた学生が集まり結成。J-POP、ヒップホップ、レゲエ、漫画、アニメ、ゲームなど、さまざまなポップカルチャーの知識を確信犯的に悪用するという方法論のもと、唯一無二のダンスパフォーマンスを繰り広げている。