質問 蔵本 真見さんから ごまのはえさんへ

Q & A
__ 
前回インタビューさせて頂きました、突劇金魚の女優、蔵本さんからご質問を頂いてきております。「1.体を洗う時、どこから洗いますか?」
ごま 
蔵本さん知り合いやで。(シャワーのマイムをして)左肩から洗うね。
__ 
ありがとうございます。ちなみに蔵本さんは頭から下にいくそうです。
ごま 
いや、僕もそうだね。
__ 
ちなみに私は頭を最後に洗います。
ごま 
あ、そうですか。
__ 
2つめです。「1週間オフになったら、どこに旅行に行きたいですか?」
ごま 
コロンビアかな。ガルシア・マルケスの作品の舞台を見にいきたい。

突劇金魚
関西学院大学の演劇グループSomethingの99年度生(OG)、サリngROCKを中心に結成。 2008年12月に蔵本真見が入団。2009年4月に演出助手の伊藤由樹が入団。現在6名で活動中。独特な関西弁のセリフまわしで、他にはない世界をつくる。不器用な登場人物たちのチョット毒あるお話を、派手目の極彩色でイロドる世界観。音で刺激。見た目で刺激。プププと笑って、チクッと刺される新感覚。(公式サイトより)

玉子焼き用フライパン

__ 
本日は貴重なお話をありがとうございました。お話を伺えたお礼に、プレゼントがございます。
ごま 
おお。噂の。
__ 
どうぞ。
ごま 
ありがとうございます。(開けずに)お、これは卵焼き専用かな。
__ 
そうです、玉子焼き用のフライパンです。よく分かりましたね。小さいフライパンですので、簡単な付け合せを作るのに便利かなと。
ごま 
蓋もついてる。なんか、悪いね。

タグ: プレゼント(食器系)


M☆3「こいのいたみ」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近終わった公演といえば、M☆3の「こいのいたみ」でしたね。大変面白かったです。殿井さんは見せ場がいっぱいでしたね。包丁を片手に猫を捜し回る、ランナー役を熱演されていて。
殿井 
そうですか。ありがとうございます。お正月早々駅伝選手のような格好でしたが、ランナーという設定があったわけではなくて、役名も別にありました。
__ 
あ、そうなんですね。
殿井 
色んなシーンのあるお芝居だったので、シーンの順番をバラバラに稽古していたんです。小屋に入って、順番に場面が繋がった時に一連の流れが分かったんです。
__ 
というと。
殿井 
今までランダム再生で聴いてたCDアルバムを初めて頭から終わりまで聴いたような。全部聴いて一枚のアルバムだなって思う経験を、音楽でなく芝居でしましたね。一本のプロットがない不条理劇なので、見ていた方はどういう風にご覧になったのか気になります。
M☆3「こいのいたみ」
公演時期:2011/01/09~10。会場:AI・HALL。

vol.165 殿井 歩

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2011/春
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殿井

弱男ユニット「教育」

__ 
私が殿井さんを改めてすごい人だと思ったのは、弱男ユニットの「教育」でした。
殿井 
え、ありがとうございます。
__ 
やっぱり、すごい迫力を持っている人だなあと思って拝見していました。俳優全員が客席の周りをぐるぐる歩きながら演技するという演出でしたが、ずっと目で追ってました。ラスト、結婚を約束していた筈の男を追いかけるところとか、痛ましくて。
殿井 
劇場全体がアクティングエリアになっていて、真ん中にピラミッド型の客席、というつくりになっていました。出演者は全員出ずっぱりでずっと{客席のまわりを}ぐるぐる歩いているんですが、お客さんの入った状態で6人で四面ある客席を360度カバーするのが難儀でした。やはり、稽古場と勝手が違って客席をはさんで反対側にいる役者の姿が見えなかったりするんです。劇場入りしてからすぐ手直しの作業になりました。そうですね、ずっと歩いていましたね。
__ 
ありがとうございます。今年は、他にKUNIOさんの公演にも出演されていましたね。見逃してしまいましたが、東京と京都で公演した「文化祭」。
殿井 
東京も京都も、親切でエネルギッシュな人たちがいて、知らない街に行ってみるのもいいもんだなぁっと。今年は歩き回ったり、東京に行ったり、京都にいったり、ちょこっと岐阜の大垣にもいきました。最後は走ったり。
__ 
名前の通り。
殿井 
あ、そうですね。名前の通り。
弱男ユニット「教育」
公演時期:2011/01/09~10。会場:AI・HALL。
KYOTO EXPERIMENT「HAPPLAY」特別企画『文化祭 in KYOTO』
公演時期:2010/10/28~29。会場:アトリエ劇研。
KUNIO
演出家、舞台美術家の杉原邦生さんのプロデュース公演カンパニー。特定の団体に縛られず、さまざまなユニット、プロジェクトでの演出活動を行っている。(公式サイトより)

タグ: 上演中出ずっぱり型演出 会場を使いこなす


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殿井

大好きな時間

__ 
さて、殿井さんがお芝居を始めたのはいつからなのでしょうか。
殿井 
高校の演劇部からです。学校に登校する日は毎日部活をしたいと思って、文化部二つ、かけもちしていました。
__ 
あ、そうなんですね。お芝居を始める前にはどんな芝居を見てきたのでしょうか?
殿井 
高校の時に舞台を見始めたんです。高校生のおこづかいなので、年に数回、楽しみに見に行くみたいなおでかけみたいな感じなんですけど。そういえば、おさなごころに家族に連れられて遊気舎を観にいった記憶があります。関取の格好をした人が上下からお祝い用のクラッカーをくわえて出てきて、口の中で火薬を破裂させるさまを、何だか今でもはっきり覚えています。
__ 
あ、私もクラッカーは見たことがあります。女性でしたが。他にはどんな劇団を。
殿井 
劇団☆世界一団さんをよく見ていました。地球人大襲来というのを見て、衝撃を受けました。
__ 
今のsundayですね。私も好きです。何か影響をうけた作品はありますか?
殿井 
大学受験の夏に世界一団の作品をみたんです。「世界一団の博物館」という。信州大学の大学生が、誕生日に退学届けをだしにいく話でした。
__ 
面白そうですね。
殿井 
その時、「ああ芸術系なら数学のルートの計算しなくても入れるかな」と発想の転換がありました。

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殿井

なんじゃこりゃぁ!

__ 
それで京都造形芸術大学に。
殿井 
大学に入って、まず、これまでみたことなかった映画や舞台にビックリしました。コンテンポラリーダンスなるものがあるのも知らなくて。ノートに書こうにも、知ってる語彙が少なくて。
__ 
ええ。
殿井 
そういうころに同じ学年の、ダンスに興味があって入ってきた人と話していると、語り口が熱くて面白そうに語っていて、うらやましくなったんですね。その熱意に惹かれて、ダンスの授業を取ってみようかなと。あと、当時授業でみた『Rosas danst Rosas』というダンスフィルムがカッコよくて、運動も苦手なので、まぁ自分には無縁だなぁと考えていたのですが。結局、学生時代の半分以上はダンスのクラスに在籍していました。はい。だから演劇一筋に志してきたわけでもないです。
__ 
なるほど。
殿井 
大学に入る前後に、舞台でも、音楽や映画でも、「なんじゃこりゃぁ」というものに出会ったのは、幸運でした。私の出身は都会でもない田舎でもない住宅街なので、そういうところでみかけないものがゴロゴロしている。

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殿井

指一本一本まで、意識して動かしてみたい

__ 
どこかで聞いたのですが、殿井さんはアニメーションが作れるらしいですね。
殿井 
(笑う)技術は全然ないんですけど・・・。針金が入った人形をちょっとづつ動かしていくんです。
__ 
おお、クレイアニメみたいな。
殿井 
簡単な動作でも、いざ人形を動かしてそれらしくみせるとなると難しいです。普段自分がどうやっていたかを改めて思い返さないと。歩くことひとつとっても、膝が先だったかな?かかとかつま先か?と、改めて考えてみるとこんがらがってきます。
__ 
難しいですね。
殿井 
演劇やダンスの稽古エクササイズでもゆっくり歩く、動いてみる。というのがあるんですが、同じように難しいです。そういえば「教育」や、「文化祭」のときも、稽古のはじめの頃に「ゆっくり動く」ワークショップがありました。
__ 
はい。
殿井 
普段無意識にしていることが実は、難しいというか奥が深いというか、思い知らされます。
__ 
面白いですね。
殿井 
ロボットの開発みたいですが、常々指一本一本まで意識して動けるようになったらいいなあと思います。自分でできたら、人形でもできそうな気がするので・・・。
__ 
クレイアニメで日常の動きを作るには、自分の筋肉を人形に延長させて動き方を発見していかなくてはならない。制作するとき、人形を通して自分の演技を同時に見るという、普通ではありえない体験が出来る。
殿井 
そうですねぇ、いや、本当に拙くて私には演技というほどのことを人形にさせるだけの技量、人形作りの技術がまだないのですが・・・。ちがう分野をいったり来たりするというのは、何かしらの肥やしになってきたように思いますので、アニメーション制作もつづけていきたいですね。

タグ: 人形劇にまつわる話題 ロボット演劇


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殿井

質問 北川 大輔さんから 殿井 歩 さんへ

Q & A
__ 
さて、前回インタビューさせて頂いた、カムヰヤッセンの北川さんから質問を頂いて来ております。「10年後の自分はどうなっているか、想像がつきますか?」
殿井 
いやー・・・。うーん。つかないです。
__ 
「いま想像してみたら、どんなイメージですか?」
殿井 
つかないですね・・・。・・・生きてんのかな?うーん、未来の楽しみに取っておきます。

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殿井

「ばーかばーか」への恐怖

__ 
俳優としての殿井さんって、私はすごく魅力的だと思っていて。何だか、生活感はあるのにすごく緊張感が漂っているというか。弱男ユニットの「教育」を見たときにもそう思ったんですよ。
殿井 
あー・・・
__ 
生活感はするけど、異常な感じがする。どことなく罪のにおいがするというか、申し訳なさというか。
殿井 
生活感。例えば、先述の弱男ユニット「教育」では、私が演じた鈴木という女の人が、「妊娠資格者試験」(※)に落ち続けていて、やけと理不尽への反抗心から犯罪に走ろうかというところまで追い詰められていきますね。そのあと、ヒモにふられて制度自体を変えていこうと吹っ切れるわけですが、関西弁のセリフでしたし、はじめは他愛のない会話から始まるので、生活感があるのかも。
__ 
そうそう、エゴを前面に出す台詞表現でしたよね。ピンク地底人の「EX.人間」もそうだし。
殿井 
いわれてみると自分の不満をひたすら訴える、という点においては共通していますね。
__ 
ええ、緊張感にあふれた演技でした。
殿井 
『EX.人間』、『教育』、『こいのいたみ』とよくじゃべる、それもちょっと恨み節というか、なんというかをひたすらしゃべり、しゃべりまくる。
__ 
そういう役でしたね。
殿井 
これまで死体の役とか倒れる人とかどちらかというと寡黙な役回りで、しゃべり言葉に近い言葉をもらうことになると責任重大だなぁとおののいてしまうところはあります。たとえば「ばーかばーか」とか何とか、舞台上で言うことになってるときに、いったことないですけど、普段の生活ではそんなこと言っちゃいけないことになってて、それを敢えて言うっていうのはリスキーなんですけど。暴力性を承知で意図的に書かれている言葉なわけですが。でも観ている人にとってある台詞がたまたますっごい傷つくわーっていう琴線に触れちゃうような、食いあわせの悪い言葉になるかもしれないなとか、色々考えてしまいますね。

タグ: 凶暴な役者 資格を取ろう 大・大・理不尽 暴力


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殿井

その台詞は言える。もちろん覚えてる、でも

__ 
傷つく?
殿井 
もしかしたら、お芝居の大団円でなんかすごい道徳的な一般的に善しとされていることを感動的に言っても、観客席にいる人を、落ち込ませるに足る無神経さ不躾さが、言った本人の意図しないところで備わっているかもと。
__ 
なるほど。それは、とても大切な感覚だと思います。その台詞が、お客さんの内面に対してどういう影響を与えるか、という想像ですよね。優しさかな。
殿井 
いや、優しさではないと思います。私もそうですが、客席で舞台をみる最中に「異議あり!」とはなかなかいえないんで、・・・。「明るく元気な方募集、大歓迎」と大きい声でいうとして。
__ 
その台詞は言える。もちろん覚えてる。
殿井 
でも、「明るくなくて元気ない方は、もちろんあんま歓迎じゃないよ。」と言外に言ってないと、どうして言えるんだろう、と。その影響力にたじろいでしまう。
__ 
いや、その恐れを、舞台で持てる人は珍しいと思います。

タグ: 大団円


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2011/春
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殿井

役柄はネジにすぎない、大事なのは

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
殿井 
うーん・・・。どんな感じかなあ。うーん。
__ 
何かやってみたい役柄とか、こういう役者になりたいとか、こういう道を辿りたいとか。そうだ、どんな舞台に立ちたいですか?
殿井 
うーん。・・・、うーん・・・。役というのは、えーと、全体のうちのネジ釘くらいの部品ではないかと思うので。悪い意味でなく、ネジがささっているのは何の機械かが、問題・大切なのかなと思います。やりたい役を強いていうなら、海外ドラマが好きで、どこかの廊下を早足で歩きながら軽妙な世間話と仕事の打ち合わせをしているシーンがありますが、ああいうシーンはどうやったらできるものなのか、不思議であこがれています。大体夏休みの目標は紙に書いて三日を待たず潰えてきたので、この場をお借りして、不言実行できたらいいかなと思います。

タグ: 今後の攻め方


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殿井

さくらの入浴剤

__ 
今日はですね。お話を伺えたお礼にプレゼントがあります。
殿井 
ありがとうございます。あ、鹿だ(あける)
__ 
入浴剤ですね。開いた瓶には別のものを入れられます。
殿井 
季節も先取りの感じで。ありがとうございます。

タグ: プレゼント(医療・薬品系)


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2011/春
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殿井

第32回Kyoto演劇フェスティバル参加作品「キンギョの人々」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願い致します。
蔵本 
よろしくお願いします。このお店、かわいー!
__ 
そうですねー。何か、インテリアも凝ってて。さて、今日はこれから、突劇金魚の本番なんですよね。第32回Kyoto演劇フェスティバルの参加作品「キンギョの人々」。
蔵本 
はい。「スカートにバター」という作品に、上田さんと一緒に出ます。私が突劇金魚に入ったばかりの頃に出させて頂いた作品す。キャストも変わっていないので、あの頃からどんな感じに変わっているのかが楽しみです。
__ 
おお、成長ぶりが見られると。楽しみにしております。
突劇金魚
関西学院大学の演劇グループSomethingの99年度生(OG)、サリngROCKを中心に結成。 2008年12月に蔵本真見が入団。2009年4月に演出助手の伊藤由樹が入団。現在6名で活動中。独特な関西弁のセリフまわしで、他にはない世界をつくる。不器用な登場人物たちのチョット毒あるお話を、派手目の極彩色でイロドる世界観。音で刺激。見た目で刺激。プププと笑って、チクッと刺される新感覚。(公式サイトより)
第32回Kyoto演劇フェスティバル
開催時期:2011/2/11~27。会場:京都府立文化芸術会館。
第32回Kyoto演劇フェスティバル参加作品「キンギョの人々」
公演時期:2011/2/26。会場:京都府立文化芸術会館。

突劇金魚「巨大シアワセ獣のホネ」

__ 
さて。突劇金魚の前回の公演になります「巨大シアワセ獣のホネ」。お疲れ様でした。
蔵本 
ありがとうございます。
__ 
大変面白かったです。あのビルの中で、蔵本さんが踊ってた・・・。
蔵本 
あ、娘のステージ。
__ 
そうそう。あの振り付けはとても適当で良かったです。印象に残りました。
蔵本 
あれはサリngさんに「まみちゃんちょっと振り付けてーやぁ」って言われて。皆で作りました。あくまで単純に。営業スマイルで。
__ 
あれが印象に残ったんですよね。特に凝った動きをするわけでもなく。
蔵本 
両腕が無かったから、あえてあんまり動かないように。
__ 
そうそう、大変でしたね。
蔵本 
後ろで組んだり、前で組んだりしていたんです。
__ 
最後には羽が生えてね。半分だけ。あの、交通事故で結びつけられた二人は結局仲が良かったのか悪かったのかわかんないですね。
蔵本 
ササミちゃんはゆうくんの事が好きだったんですけど、叶わなかったんですよね。私の中では、あの交通事故はササミちゃんが自ら引き起こしたんですよ。
__ 
そうなんですか!終わった後にサリngさんに「あの二人は結ばれる感じで良かったですね」って言ってみたら「いやあ、そりゃないっすよ」と。
蔵本 
ほほえましく終わるけど、そんな現実は待ってないと。でも、ササミちゃんはゆうくんに気持ちを打ち明けられて良かったんですよね。
突劇金魚「巨大シアワセ獣のホネ」
公演時期:2011/2/2~7。会場:精華小劇場。

初舞台はアクトリーグ

__ 
蔵本さんは、いつから突劇金魚に入られたんですか?
蔵本 
2年ぐらい前に、「王様ニキビ~僕とマドンナ達と毒ライオン~」の再演に参加させて貰ったんです。その時は体験入団みたいな感じだったんですけど、公演後にサリngさんとお茶して。入りました。
__ 
それまでお芝居とかは。
蔵本 
昔、G2さんの「ダブリンの鐘つきカビ人間」という作品をTVで見たんです。もうすっごい面白くて、それからずっと、やってみたいなって思っていました。
__ 
なるほど。初舞台は。
蔵本 
実はアクトリーグの・・・。
__ 
え!そうなんですね。初めてが即興だったんですね。
蔵本 
はい(笑う)。そこで赤星マサノリさんみたいな先輩に出会えて。今も、すごいお世話になっています!
突劇金魚「王様ニキビ~僕とマドンナ達と毒ライオン~」
公演時期:2008/12/19~21。会場:大阪市立芸術創造館。
赤星マサノリ氏
俳優。sunday
片岡百萬両氏
俳優。演出家。ミジンコターボ

タグ: ライオンの話題


アケミ旅に出る

__ 
ああ、片岡百萬両さん面白いですよね。幼虫主人の庭でも共演されていましたね。
蔵本 
片岡さんには、私がindependentの一人芝居フェスの本選に進んだ時に応援コメントを書いて貰ったんですよ。
__ 
ああ、「やぎ・森・アケミ」ですね。どんなお話だったんですか?
蔵本 
大学生の女の子の話です。志望校に受かって、可愛いカフェのバイトを始めて、かっこいい彼氏も出来て幸せなんですけど。その内彼にフラれて、バイトも首になって、お父さんもどっか行っちゃって。それで一人で旅に出るんです。付いた丘にはヤギがいて。でもそのヤギも死んじゃって、「これからどこに行こうかなー」とブランコを漕ぎながら思うという。
__ 
へえ。サリngさんの作品って、最後は外に出ていくか、旅に出ますよね。「王様ニキビ」も、「ビリビリHAPPY」もそうだったし。
蔵本 
そういえばそうですね。
__ 
でも、例えば「ビリビリHAPPY」で七味さん演じる主人公が母を求めて砂丘をさまようラスト何かでも、誰も支持してくれてなかったじゃないですか。この間の「巨大シアワセ」の世界が開いていくかのようなラストシーン。関係性に閉じ込められていた3人が、電車に乗って旅立つんですよね。旅に出る3人を赤星さんが応援しますよね。上田さんを励まして連れ出すし。何というか、応援する人の存在を許すようになったというのがある種の成長なのかなあと思います。
蔵本 
そう考えると、確かにそうかもしれないですね。最初はどこにも行き場なんてないかもしれない世界なんですけど。
__ 
そうそう。「巨大シアワセ」はほとんど全員がどこかしかに住んでいて、外との接触をなくしていて、ある日連れ出されたと思っていたら、今までの人間関係が少し形を変えたままほとんど持ち出されたビルの中に閉じこめられて。
蔵本 
ええ。
__ 
赤星さんなんか就職してるし。
蔵本 
そうですね、目も治ってないのにクラブのマネージャーに就いてて(笑う)。
一人芝居フェスティバル
大阪・インディペンデントシアターで行われる最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」。(公式サイトより)
INDEPENDENT:10 参加作品「やぎ・森・アケミ」
作:サリngROCK。演出:大沢秋生。公演時期:2010/7/3。会場:in→dependent theatre 2nd。
突劇金魚「ビリビリHAPPY」
公演時期:2009/11/25~29(大阪)、2010/2/23~24(東京)。会場:シアトリカル應典院(大阪)、こまばアゴラ劇場(東京)。

タグ: 一人芝居


質問 古野 陽大さんから 蔵本 真見 さんへ

Q & A
__ 
前回インタビューさせて頂きました、古野さんから蔵本さんに質問を頂いてきております。「1.俳優として、普段の生活で心がけていることはなんですか?」
蔵本 
映画やお笑いなどのDVDを借りてきて、毎日3本くらい見ています。
__ 
おお、それはすごい。「2.手放せない持ち物は何ですか?」
蔵本 
お守りと、iPodです。

ゾンビからの逃走

__ 
ちなみに、どんな映画を良くご覧になるのでしょうか。
蔵本 
ホラー映画が好きなんですよ。
__ 
あ、そうなんですね。どんなのが好きなんですか?
蔵本 
ゾンビが出てくるのが好きで。私、伊丹に住んでるんですけど、伊丹中の人間がゾンビになったらどうしようとか考えてます。
__ 
どんな展開になりますか?
蔵本 
この間は伊丹CITYに逃げ込んで、一緒に避難した友達や知り合いと力を合わせて持ちこたえるんです。それぞれの得意分野を生かして。
__ 
おお。
蔵本 
でも最後には屋上に追いつめられて、最後の最後にヘリで脱出するんですよ。操縦出来ないんですけど(笑う)。
__ 
ゾンビには、もしかして種類というか、パターンってあるんでしょうか?
蔵本 
めっちゃありますね。感情を持っているものも、喋るゾンビもいますよ。大抵は生前の行動パターンを覚えていて、例えばアメリカ映画だとゾンビになってからでもショッピングセンターに買い物に行くんですよ。
__ 
うわ。
蔵本 
哀しいですよね・・・。結局はそこに出くわした生きている人間を襲い始めるんですけど。とっくに死んでるのに、まず生きるために他になにもないから買い物に行ってみたり、襲わないといけない。

今後?

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
蔵本 
そうですね。常日頃、自分で考えていることなんですけど、これからもっと、劇団を大きくしていきたいなと思います。
__ 
おお。
蔵本 
私、「蜜まみれ」というユニットをやっていて。赤星さんに演出してもらって公演したこともあります。そういう、外部の活動も金魚に戻していけたらなと思っています。
__ 
すばらしい。
蔵本 
まだ全然、今の状態に満足してないんで。頑張ります!

タグ: 今後の攻め方


花柄のノート

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。どうぞ。
蔵本 
ありがとうございます。(開ける)あ、ノートですね。むっちゃかわいいですね。ノート、めっちゃ使うんですよ。目標を書いていったり、使用率が半端なくて。カフェとかこのノートとか、完璧ですね。
__ 
あはは。
蔵本 
うれしー!使います。