adequateのレザーブレス

___
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントがあります。
こみち
あ、そうなんですか。ありがとうございます。
___
ちょっと微妙かもしれない。
こみち
いいんすかね。こんなしょうもない話しか出来ないで。
___
どうぞ(渡す)。
こみち
ありがとうございます。
___
ちょっと湿ってますけど。
こみち
今日、雨凄かったですよね(開ける)。
___
多分腕に付けるやつだと思うんですけど。
こみち
え、どうなんだろう。あれ?
___
多分、これを外すんではないですかね。
こみち
あ、そうですよね。これをいい感じに巻いて。へー。凄い。ありがとうございます。


vol.53 こみち みちこ

フリー・その他。

2006年以前
この人のインタビューページへ
こみち

総裁

__
高間さんは、どうして総裁と名乗っておられるのですか?
高間
まあ一番は、大川興業の大川総裁が好きなんで。後、総裁っていうと響きがいいからっていうので。僕は政治ネタが好きなので、代表とか主宰とかよりはアホみたいでいいかなと。まあ、僕は権力は茶化す方が好きなので、それで総裁とか名乗ってる、というのもあるんですけどね。
__
政治ネタがお好きなんですね。
高間
選挙当落予想とか日記書いてたりしますね。実際政治ネタは毎回脚本に入れてあるんで。まあ、興味を持ってる人が少ないから突飛に見えるんだけども。演劇を続けている以上、ある程度政治に興味を持たなければならないと思います。格差とかが進んだら、おちおち芝居なんか続けてられないから、ちゃんとニュースは見て、自分の意見をもってやるべき行動はとらなあかんと思うんですね。
__
ええ。
高間
それこそ、京都でタダで稽古場が使えているのも、政治の結果であって、今後いつ取り上げられるか分からない。特にホワイトカラーエグゼンプションて残業代をタダにしようってとんでもない法案があるらしいんですよ。そんなことやられたら、無制限に残業させられて働きながら芝居なんかできなくなる。そういうアンテナは常にはってます。まあ、私はフリーターなんで対象外なんですけど。そういうのはネタとして入れてますね。

タグ: 自分は何で演劇を


笑の内閣

__
今後も、プロレス芝居を続けていかれるのでしょうか。
高間
完全にプロレス団体にしている訳ではないので(笑う)。
__
例えば、他にはどういう展開が。
高間
そうですね、まあ、狂い酒みたいなストレートプレイもありますし。もっとバカバカしい、バラエティ番組みたいなのも。
__
基本的には、笑いの。ああ、「笑の内閣」ですもんね。
高間
24時間芝居でHIROFUMI100キロマラソンとか。極端な事でも、笑えればいいと思ってるんですよ。役者やお客さんに、肉体的及び精神的に重度の傷を負わせなければ何をやってもいいと思ってるんですよ。こういう笑いは邪道だとか、こんなのダメだとか、おもしろければなにやってもいいのかという批判にはおもしろけりゃなにやったんでいいかと返しますね。色んな芸術作品とかありますけど、僕は人に見てもらう以上面白くなければ意味がないと思ってるんですよ。
__
それはそうですね。
HIROFUMI
非常に特異な雰囲気を持つ俳優。

観劇

__
やっぱり、京都っていうのは続け易い環境ではないかなと思いまして。
高間
そうですね、稽古場タダですし。
__
京都でも、他の劇団の芝居をご覧になったりするんですか?
高間
付き合いのある人の所には行きますね。年、7・80本は見ているんじゃないかな。
__
それぐらい見れたらいいですね。
高間
まあ、内心行くのめんどくさいという芝居もありますが、出演してくれたし、とか観に来てくれたし、とかいうのが遥かに上回りますね。僕自身は、芝居を続けたりするのならば、一緒にやった仲間の公演には行く義務があると思うんですよ。僕らが何だかんだ言って一番嬉しいのは、多くの人が劇場に来てくれる事じゃないですか。友達に観に来てもらえなかったら、悲しい。一緒に芝居をやったり、約束した人が観に来なかったり行かなかったりとかいうのは、一番腹が立つんですよ。殴られるより腹が立つ。のめりこんで、人生賭けてやってることなんで。まず、観劇を一番にしてスケジュールを作ってますね。劇団の主宰をやってる以上、それは当たり前です。

方向

__
今後、笑の内閣の方向性としてはどのような。
高間
そうですね。僕はけっこう、行き当たりばったりで生きてるので(笑う)。なにせ、団員とかもいないですからね。人望がないから人が集まらない、定着率も低いですから。今回は出てくれない、なんて人も多いです。色々やっぱり、僕自身にも迷いはありますね。これから、売れるようにやっていきたいと言ってる割には、その為の努力をしているとも言えない。昨今の政治情勢を見ても、そんなことをやっていたら飢え死にしちゃうんじゃないかという。
__
ええ。
高間
不安もありますね。今は金銭的に貧乏でもやってけるので、芝居を続けていけている状況ではあるんですけど。笑の内閣として、僕はやっぱり今後も作・演出としてやっていきたい、というのが一番なんで。それで人が来てくれる限りは続けます。自分の中で本当に売れたいのかと言ったら、今のバイトは楽しいけれどなるべく芝居以外のめんどくさいことしたくないから、芝居で収入をえたいだけなんじゃないかなと。有名になりたいとか、そういう自己顕示欲は強いんですが、何せめんどくさがりなのでその為の何かをしているとかといったら、たいしてしてないですね。団員が集まらないのは、僕が「とりあえず入ってくれ」みたいな態度で集めないっていうのもあると思うんですけどね。作品を作る以外の事はかなりずさんなので。

タグ: 政治とパーティー


ホウキ

__
ホウキと闘うとか、凄いですね。
高間
あれは、アントニオ猪木さんが「俺はホウキとでも闘える」と。
__
なるほど(笑う)。
高間
ホウキが相手の闘いでもプロレスに出来るという技術の話なんですが、あれの・・・。まあ、役者が足りなかったんですけどね。ああいうのは、ちっちゃい団体では良くあるんですけどね。ダッチワイフと戦うとか。
__
闘ってないですけどね。
高間
実は僕はあんまり、格闘技には興味がないんですよね。純粋な強さを競うものってのは、見ててもおもしろいと感じないんですよ。それがプロレスだと、ちゃんとお互いが相手の技を受けてお客さんが受ける展開を作ってるじゃないですか。
__
ああ、なるほど。
高間
実際に戦うんだとしたら、普通に考えたら、まず防御しますよね。
__
でも、あんまり避けたりしませんもんね。プロレスでは。
高間
首から落ちるなんて、それこそ本気でやったらみんな死んじゃいますからね。本当にガチで強い鍛えた人達が、技を魅せるのが魅力なんですよ。演出があるからって、プロレスを八百長だとか批判する人がいるけれども、スポーツだろうとなんだろうとチケット売っている見世物である以上勝負どうこうより客を楽しませてナンボ。それを真剣にやってる人たちに八百長ってのは見当違いな批判だと思うんですね。まあ、我々は鍛えている訳じゃないし、試合も技出す順番1から10まで全部本ありですけど、その分すごくおもしろいものになってるとは思うので胸を張って八百長じゃないと言い張れます。

タグ: 見世物


西部講堂でプロレス芝居!

__
この間の「狂い酒サンダーロード」、大変興味深く拝見しました。
高間
ありがとうございます。
__
次は、西部講堂でプロレス芝居をされるんですね。
高間
はい。そうですね、毎年恒例にしたいなと思います。
__
去年、本当に観たかったんですけどね。チラシ見て、これは凄い事だと思いながら。結局行けなかったんですが。
高間
去年は中々好評で。何でやり始めたかというと、元からプロレスはそこそこ見てたんですけど、高校生の時にプロレスから離れて。で、大学の学生プロレスが、僕が入ってた学生劇団よりお客さんを魅了してたのが悔しかったんですよね。どうしたらこういう事が出来るんだろうっていう。あと、和泉元彌のプロレスを見たのが大きいです。
__
アレは衝撃的でしたね。
高間
やっぱり僕は芝居が一番面白いと思っているんですけど、あれを見た年は他のどの芝居よりも面白かったんですよ。もう、作られたものとしてアレは面白すぎるな、と。悔しかったですね。だからやってやろうと。
__
なるほど。
高間
で、受け入れられるかどうか不安だったんですけど、役者も受身の練習からやって。リングもフカフカのマットだったので、プロレス研究会の人から指導してもらったら思ったよりは難しくはないなと思ったんですよ。受身さえ出来れば。出来ない技は最初から台本には入れないので。でも、一つ間違えばやっぱり危険なので、体を張ってやってくれましたね。ただ、やはり今までにない試みなのでふざけんなって言われないか、反応が不安だったんですけど、お客さんも拍手してくれたり、歓声が上がったり。
__
それはもう、プロレスですね。
高間
そうですね(笑う)。悪役が出てきたらブーイングが起きたり。確かに開演前に前説でやってくださいて頼んでたんですけど、あそこまでお客さんが参加してくれた芝居はないなと。役者の方も、それが気持ち良かったみたいだし。入場の時に派手な音効や照明使って花道を歩いて来たりとか。
__
そりゃ見たいな。
高間
何が嬉しいって、プロレスにそれほど興味の無かった役者が、今回は去年出来なかったこんな事をしたい、あんな技がやりたいって言ってくれる事が嬉しいですね。
笑の内閣
2005年、元劇団紫高間響が代表をつとめるプロデュース団体として結成、後に劇団として旗揚げ。プロレスを演劇に組み込んだ作品を作り続ける。派手なプロレス演出の完成度は高く、しかも笑いを取るための努力を惜しまない。
第5次笑の内閣 狂い酒サンダーロード
公演時期:2007年4月6~9日。会場:カクテルバーナギサクラブ。

タグ: フランツ・カフカ


緊急用ホイッスル

__
恒例のプレゼントが。
高間
見ましたよホームページ。何が貰えるのかと。
__
これは、買った私自身にも中々意外な感じでした。どうぞ(渡す)。
高間
はい(開ける)。ホイッスル。
__
その笛の中にですね。自分の身元情報を書いて入れておくんですよ。緊急時に、身につけていた人が死んでいたら、その人が誰なのか分かるという。
高間
役に立たない事を祈りたいですね。
__
一応、ホイッスルとしても使えます。現場での作業時に役立つのではないかと。

タグ: プレゼント(ツール系)


中野劇団東京へ

__
今日は宜しくお願い致します。いかがでしたか、東京公演を終えて。
三条
まあ、思ってたよりお客さんには来ていただいて。どれぐらいくるかという予想がつかなかったので。
__
そうですね。
三条
ウチが、CMサイトでアニメコントをやらせてもらってるんですけど。それで関東の方に若干知ってもらってるというのは分かってたんですけど。それで会場まで足を運んでもらえるかどうかという。結果的には、キャパ、会場のサイズ、色々丁度良かったみたいで席も空くことなくいい感じの詰まり具合で。
__
公演中の雰囲気はいかがでしたか。
三条
そうですね、お客さんの方も笑いに来てくれていたので、温かかったといえば温かかったですね。ただちょっと、京都のお客さんと笑いのツボが違う所があって。
__
ツボが違う。
三条
そうですね。もう何か。優しすぎるというか、笑いに来ているだけに先走って笑っちゃうというか。ホントはここで笑って欲しかったんだけど、という感じの。初日のお客さんはそんな感じがありましたね。
__
やっぱりちょっと、土地が違ったんですかね。
三条
そうですね、どんだけ違うのか知りたかったところもあったんですけど。今度はもっと、段取りを組んでゆっくり行きたいですね。今回、金曜日に仕事が終って、そのまま東京に土曜日について、仕込みしてキッカケ合わせしてその夜に本番だったんですよ。
__
ひどいですね。
三条
ひどい状況ですね(笑う)。でも、そんだけひどかったら次もいけるかなと。まあ、これまでエコタンク(ネットのアニメコント)で関東の方に色々知ってもらってるという、タイミングも合ったので。
京都を中心に活動する劇団。脚本・演出の中野守氏の織り上げる、緻密なプロットのコメディ。

通じる

__
今回、京都から大きく離れて東京に行かれた訳ですが。
三条
まあ、大体小劇場があるところって東京・大阪ですよね。で、何本か観に行って。「あ、これ俺らでもいけるかなあ」って(笑う)。やってみても面白いんちゃうかなと。そうですね、全国でも通じるんちゃうかなと。でも、通じる通じないに関わらず、ちょっとやってみんと分からないやないかいと。中野も、その時乗り気で。まあ、若いうちに。別に誰から呼ばれた訳でもなく、えいやあと。でもなかなか、難しかったですね。まず、ホールが取れなかったんですよ。
__
ホール探しが難しかった。
三条
金だせば取れるんかなあと思ったんですけど・・・。まず、週末だけ貸してくれなかったんですよ。最初は、日曜日だけの公演にしようと思ってたんですけど、どこも。
__
そうなんですか。
三条
それじゃ、土日でやろうとしても、やっぱり4日とか。向こうとしては、週末だけ貸しても空いてしまうと。その分お金が取れない、困ると。
__
不動産みたいですね。いや、ていうか不動産ですもんね。
三条
そこらへん結構シビアで。まあ空いてたら、とは言われたんですけどね、空く直前まで、他の方を募集するから。直前まで分からないと。
__
それでも、借りられて良かったですね。
三条
ええ、ギリギリまで電話を掛け続けて。結果的には良かったですね。使いやすかったし。東京、劇場めちゃくちゃ多いんですよ。
__
へえ。
三条
100近くありますよ。
__
100!?
三条
ビックリするでしょう。そんだけあるところが、毎日どこかが公演を打ってる世界なんですよ。
__
すごいですね。

感動

__
私はですね、中野劇団を3回拝見してまして。最初が『楽屋ちゃん』と拝見しました。中野さんの笑いに凄くマニアックさを感じてまして。非常に特殊な事をされてるなと。
三条
色々こう、仕掛けてるんだと思いますけど。普通にはないようなことをやったり。ベタベタなコントもやるんですけど、それだけやったらいずれ飽きられると中野も意識しているんだと思うんですけど。シュールな事や斬新なこともやってみたりとか。で、ベタな所で笑うお客さんは、そこで満足するし、そこだけでは飽きたらん人は絶対おるわけで。
__
ええ。
三条
笑いに関して玄人的な。そういう人も含めて、全体的に満足度を上げるというか。そういうのは意識してやってると思いますね。単調なだけではダメだと思いますね。
__
チラシからしてポップですよね。そういうのを期待して観に行ったらポップな事をやっていて。
三条
でも、期待通りの事をやっていたらいずれ飽きられる。次も来るか、といったら、ひょっとしたらお客さんが「もうええわ」となるかもしれないじゃないですか。
__
ここはこういう所だから、こういう気分になったら行けばいいわ、みたいな。
三条
そうですね。まあ一通り観たしくらいの満足度だったら、次の集客に繋がらないと。やっぱり、次も来ようと思ったら感動的な満足度じゃないと。飲食店とかでも、そこが思ったより良かったらお客さんが周りの人に宣伝したりするじゃないですか。そこまで行くと、自然に広がっていくし。口コミで。逆に不満足なものを見せてしまうと。いい噂の何倍も多くの人に伝わりますからね。中野としては、絶対に失敗は出来ないという気持ちでやってるとおもいますし、満足の行く出来でなければ公演を中止するぐらいの気持ちでやってるんじゃないですかね。
__
なるほど。
中野劇団第4回公演『楽屋ちゃん』
公演時期:2005年12月9~11日。会場:アトリエ劇研。
中野劇団第7回公演 短篇集『不埒』
公演時期:2007年3月24~25日。会場:アトリエ劇研。
中野劇団第5回公演『ブルー』
公演時期:2006年5月14日。会場:アートコンプレックス1928。

タグ: 「ベタ」の価値


稽古

三条
基本的に、稽古は週一回なんですよ。日曜日。
__
そうなんですか!
三条
丸一日やるんですけど。公演直前、一ヶ月くらい前になると、土曜日やったり、祭日を使ったりすることもあるんですけど。それ以外の期間であれば、平日を犠牲にすることもなく出来るんですよ。そこは理想的ですね。
__
週一回というのは確かに凄いですね。
三条
僕も最初はそんなの出来るかなあと思ってたんですけど、その分稽古期間は4ヶ月くらい・・・。
__
それぐらいあれば十分大丈夫な気もしますね。
三条
中野の計算であれば稽古20回あればなんとかなると言ってましたね。それでも様子見ながら、考えてやっています。今日はどこまでやって、というのを計画的にやってるみたいですね。それが自分が思ってたより遅れてたらペースアップしたり、別の日を使ったりとか。
__
なるほど。
三条
それから、役者も次の週まで何もしてないかといえばそうでもなく、演出から言われたことを返して練習したり考えてみたり。結構、その時間が大事やったりして。現役の頃は毎日やってたんですけど、時間が空いたとしても逆にそれがプラスになることも沢山あって。
__
6日間あれば、色々ネタを得る事もできますしね。
三条
そうですね、映画を観たりドラマを見たり。
__
そういう稽古の形態は目新しく感じますね。凄い。
三条
そうでもないですよ(笑う)。やってみれば出来るもんで。脚本をきちっと上げてくれるというのも大きいですね。直前でバタバタして、まだ上がってないという事がないので。
__
何かいいですね、そういうの。
三条
逆に言うと、僕らがやっていくにはこれしかないのかなと。余りに私生活を犠牲にしすぎると、楽しさが無くなってきたりしますから。結局僕ら、楽しいから好きでやってるんであって。けれど、趣味でもお金を貰ってお客さんを入れてやる以上は絶対楽しませなあかんと思ってやってるし。

役者

__
これは役者の方に伺っている質問なんですけれど、これから、役者としてどんな方面を目指していかれるのでしょうか。
三条
目指す。難しいですね。
__
抽象的ですかね。こう、俳優の技というか。
三条
あー。本当は、シリアスな芝居がしたいんですけど、中々そういう機会に恵まれず。中野からみて、あんまり僕はそういうの向いてないのかなと(笑う)。
__
いえいえ。
三条
やっぱり、青春活劇とか家族愛とかそういうの結構好きなんで。笑う所は笑って、最後はしみじみと。人を色々な演技で感動させられる役者になれたらいいなと思うんですけど。精進が足りず。
__
なるほど。
三条
中野が、役者を見ながら台本を書けるんですよ。弱点を隠して長所を伸ばせるストーリーを書けるんで、観てる人からしたら、全体、そこそこ観れるように仕上がると思いますね。中野からは、シリアスなのは向かないと思われているみたいなんですけどね。

どこ

__
ある人から、質問を預かってきております。
三条
はい。
__
新良エツ子さんからです。「奥さんのどこが好きなんですか?」
三条
なんじゃそりゃ。
__
と聞かれております。
三条
どこが好き(笑う)。新良さんか。「奥さんのどこが好き」?。いや、どうなんでしょうね。芝居やらしてくれるところかな。普通だったら多分、させてくれないでしょうね。でも、芝居してる僕を結構認めてくれるっていうか。そういう所があって。好きにさせてくれるって所がいいかなあ。
__
分かりました。
新良エツ子さん
てらりすとにて活動中。女優。歌手。ブログ:なかない兎の悦楽酒場

AMERICAN RAG CIEのグラス

__
今日は、お話を伺えたお礼に、プレゼントがございます。
三条
ありがとうございます。いいんですか。
__
実は若干、内容について後悔しているところもあるんですが・・・。どうぞ。
三条
ありがとうございます。おっ、これはインド。僕の好きなインド。あ、インドの関係ではないんですか。
__
では、ないですね。
三条
ものすごいインドのパッケージだったんですけど。
__
まあ、ブランドのコンセプトだと思いますが。
三条
なんでしょう(開ける)。コップですか?コップですね。
__
はい。
三条
ありがとうございます。何か、オシャレな。使わせてもらいます。
__
ええ。
三条
うち、ちょっとコップが割れちゃったんで。丁度良かったです。
__
ああ、そりゃ良かったです。実はですね、ご結婚されている事を存じておりませんでして。新良さんの質問をもらっていたにも関わらず結びつかなくて。で、ペアで買わなかったという。
三条
いえいえとんでもない。ありがとうございます。

タグ: 結婚について


建仁寺ワークショップ「おどるからだ つたえるからだ」

__
このワークショップは、去年も確か。
山脇
はい。去年からやらせてもらってます。
__
どんな事をされているのでしょうか。
山脇
ええと、体をほぐして。私昔、インプロを習ってて。即興演技に体を持っていくみたいな。やりとりする体を作る感じです。子供さんが来るから、そういう時は凄く楽しいですね。
__
なるほど。
山脇
昨日、芸センに赤ちゃんを連れて待っているおばあちゃんがいて。喋ってて。明日こんなんやるんです、って言ったら割とそういうのが好きな家族の方で。
__
うん。
山脇
今日来てくれました。嬉しい。
__
お客さんが増えたと。
ヨーロッパ企画
98年、同志社大学演劇サークル「同志社小劇場」内において上田、諏訪、永野によりユニット結成。00年、独立。 「劇団」の枠にとらわれない活動方針で、京都を拠点に全国でフットワーク軽く活動中。本公演では、代表・上田誠の作・演出による、ある一定のシチュエーションにおける群像劇を数多く上演。(公式サイトより)
建仁寺ワークショップ「おどるからだ つたえるからだ」
山脇さんは講師として呼ばれていた。
京都芸術センター
京都市の中心部にある芸術振興の拠点施設。元明倫小学校であった建物を再利用するかたちで設立された。ここの上演スペースでも毎週のように公演が行われている。

タグ: 群像劇


バック・トゥ・2000「冬のユリゲラー」

__
東京の公演期間、一週間くらいでしたっけ。
山脇
十日間かな。愛したまま終れるように。
__
ええ。
山脇
東京のお客さんは感じが違うので。きっと。大阪でやっちゃった分、苦労するので。きっと。いつもは東京で芝居を高めて、大阪で遊ぶみたいな流れなので。今回は大阪では笑ってくれたけど、東京ではお客さんは笑わないから・・・。
__
ああ、笑わないんだ。
山脇
大阪の人は、結構早い段階で笑ってくれるけど。どうだろうか。スズナリだから、「スッ」と観られると思う。そんな気がする。
__
面白いなあ。今回の、「桜井 米」ですよね。
山脇
ヨーロッパに入って初めて名前のある役。
__
そうなんだ。
山脇
上田さんが「役に名前のあるのはあんまり・・・」と思い初めてから入ってるから。
(注・東京のお客さんも笑って下さいました。杞憂でした(山脇))
バック・トゥ・2000
「苦悩のピラミッダー」「冬のユリゲラー」「衛星都市へのサウダージ」を、 3本連続再演するという企画。まずは先の2本「苦悩のピラミッダー」「冬のユリゲラー」を、ヨーロッパの役者陣が2チームに分かれて上演し、そののちに、再び1つにまとまって、「衛星都市へのサウダージ」を上演する、という流れ。3公演それぞれを、大阪・東京の2都市で行い、計91ステージという途方もないステージ数となった。(公式サイトより)

ムーミン

__
山脇さんは、その、京都に来たのはどうしてなんでしょう。
山脇
京都に来たのは、ヨーロッパがあったからです。ヨーロッパやりにきた感じです。
__
ああ・・・。なるほど。どこでヨーロッパを知ったんですか?
山脇
あ、2002年のユリゲラーです。東京初進出の。当時、チケットが安くて面白そうな公演を沢山観に行っていた時期で。観に行ったら面白くて。
__
あ、オーディションをしていた時期があったんだっけ。そこで?
山脇
オーディションには間に合わなかったんですよ。パソコン無かったし知らなくて。でムーミンの時に上田さんと喋ってて。
__
うん。
山脇
で、丁度その時ヨーロッパが男七人になっちゃった時期で、女優がいなくて。次はごちゃっと出したい言っていた時期だったらしいから、声が掛かった。
__
ムーミンか。感慨深い作品です。手伝ったしね。
山脇
あー。
__
チラシ撒いてたんだけど、店の人の反応が良かったですね。作品も、チラシの感じを裏切らない感じで。
山脇
ヨーロッパはチラシがいいのがいいですね。
__
本当に。
山脇
そこが、お客さんとしても好きだった。ムーミンの時も、観に行こうと思って飾ってたし。飾ってかわいい芝居のチラシなんてねえ。なかなか。
__
部屋に飾れるんだもんね。キレイ、かっこいいっていうのはありそうな感じはありそうだけれども。山脇さん、ヨーロッパに入りに京都に来たっていうのは、中々すごいなあ。
山脇
あれは22、3歳だったから出来た暴挙で。
__
暴挙か。
山脇
暴挙というよりは、病的な思い込みというか。それぐらいの年齢だったから出来た。周りもよくやるわと思ってたらしいです。今だったらそんな勇気があったかどうか。
__
山脇さんは、つかこうへいの研修所にいたんですよね。
山脇
そうそう。十期生か。未だに仲の良い人もいるし、何をしているやら分からない人もいるし。
__
ねえ、東京に凱旋じゃないですか。
山脇
ねえ。
ヨーロッパ企画 第15回公演「ムーミン」
公演時期:2004年5月14~6月3日。会場:愛知・東京・京都各地にて。

タグ: つかこうへい


おばあちゃん

__
今後、役者としてどういう方向を目指されるんでしょうか。
山脇
えー。それ、前も誰かに聞かれてもやもや返したんですけど。
__
もやもや。
山脇
色々な想いがその瞬間にあって。憧れとかも。でも、神様が「こっちじゃないの」って言う方向に行くと思うんですよ。きっと。いくらやりたいなあ、と思った事でも、逆立ちしても出来ない事は神様はやらせてくれないと思うし。多分。あえていうと、演劇集団「円」に井出みな子さんというおばあちゃんの女優さんがいて、その人みたいになりたいですね。
__
それは、どんな人なんですか?
山脇
おばあちゃんです。幾つぐらいなんだろう。おばあちゃんの役で、森光子みたいなんではなくて、最初から最後までおばあちゃん。
__
ほお。
山脇
かわいいんですよ。おばあちゃんになった時におばあちゃん役をやれたらいいなあ。あれは、うらやましい。うん。
__
それはもう、上手い下手を越えたレベルでしょう。きっと。
山脇
越えれるでしょう、きっと。40、50を越えたらあとはもう年輪で。
__
面白いですね。
山脇
ずっと芝居やってたいですね。お芝居しか出来ないからなあ。それ以外は何も。出来ないんですよ。
__
何それ。自虐的な。
山脇
何にも楽しみを見出せない。本番が終ったら廃人みたいになって、訳も無く泣き出す感じになって。お芝居がないと全然ダメ。お芝居をやってる、というのは私にとって一本の柱で。胸を張れる事なので。それを知らない他人と接するのは、柱のない人と思われるので、怖い。自信を持っていられるポイントがそこしかないんですね。きっと。絵が描ける訳でもないし、目の醒める文章も書けないし。頑張ってお金を取れるようになります、と言えるのがお芝居だけ。
__
なるほど。
山脇
そうです。
__
情熱的ですね。
山脇
いや、奥がないんですよ。本当、奥がないのが嫌なんですよ。一本しかないってのも、永野さんとかみたく凄いレベルにはいってなくて。まだまだ全然低いから。頑張らんといかんですね。

ユリゲラー

__
ユリゲラー。私は初演をビデオで見ているのですが、諏訪さんの芝居が何か凄く新鮮でしたね。二回観てるのに。
山脇
私が諏訪さんを凄いと思うのは、ヨーロッパの中心で純粋培養されてるみたいな感じなのに、いつのまにかぐわーんと上手くなってるっていうのが凄いなと。へろっとやってるのかなあ、と思ってたら、稽古中に話してるのを聞くと凄い考えてる。ナチュラルにやってるのかなと思ってたら、実は計算されてたりとかして。
__
そうなんですよね。
山脇
すごくクレバーに演技してる人なんだと思って。
__
何というか。演劇とは、という話になるんですが。目の前で人が演技をしていて、それを私がどう受け止めるか、という話だと思うんですよ。単純にすると。それの一連が上演された作品で。で、その上で役者が「これこれこういう訳だから、ここでこういう式をもってこの結果が出ればこういう印象を与えられる」という言わば計算をして、組み立てていくのが、基本だと思うんですよ。ヨーロッパの場合は、物凄く大きな計算をしているようには見えない、というのが凄いんじゃないかなあと。
山脇
あー。
__
たとえば、諏訪さんなり中川さんなりが他の人のプランを把握して、それぞれ他の人の、式と結果の違いを意識して絵を作っていくところとか。それが上演時間に従って広がって、でも、複雑には見えない。全て平易でスマートな表現だから。冬のユリゲラーとかはその辺が凄く上手くいってて。
山脇
ねえ。そうっすね。
__
あれはよく出来ている。だから、ユリゲラーはヨーロッパ的な芝居の最たるものと言っていいと思う。
山脇
ああ、中川さんも「サマーが代表作だと思われてるけど、実はユリゲラーが代表作です」って。最初の伏線がパチパチと嵌っていくのがすごく面白いと思う。