ベトナム

森上
こないだ、「ベトナムからの笑い声」が団員募集してましたね。
__
うん。
森上
応募しようかと思って。気がついたら終ってたんですよ。
__
いや、行くべきだったよ!
森上
で、丸井さんの日記見たら、『応募者ゼロ』と書いてあって。
__
あー。
森上
そこで応募してたら、「1人、俺だけだ・・・」みたいなプレッシャーを感じてましたねきっと。で、しなくて良かったとかしなくても良かったのかとか・・・。
__
いや、森上君なら即断でしょう。
森上
いやー。・・・出たいですね。好きですね、ベトナム。
__
あんだけ丁寧に作っていって、作品自体とは関係ないけど皆社会人っていうのは、カッコイイですね。やっぱりね、凄いんですよ、ベトナムは。
森上
そうですね。
__
雑誌とかにもちゃんと載ってたりするんだけど、そこまで露出しないとことか。笑いだけに特化してさ。
森上
観た時は衝撃でしたね。初めてでしたよ、笑いで涙が飛んだのは。「ぴゅっ」って。
__
そうなんですか。
森上
びっくりしました。『マンガ道』とか。笑った瞬間に。涙腺がおかしくなって。
「ベトナムからの笑い声」
丸井重樹氏を代表とする劇団。手段としての笑いではなく、目的としての笑いを追及する。

ニット

__
そういえば、ニットキャップシアターにも森上さんは出演されておりましたね。
森上
ありがたいですね。1年前ですね。
__
若干、昔になりますね。
森上
面白かったですね。だいぶ、勉強させて頂きましたね。また、出たいですね。
__
キャラクターが俳優に食われた感じでしたね。何か、こう、演出から指示がない状態で、どんどん、自分から新しい事をしていったと聞いてますが。
森上
何も考えて来ないんですよね。だからその場でやらんとしゃあないと。必死でしたね、あの時は。面白くなかったりすると、露骨に出番が減って行ったりするんですよ。これは怖いと思って。常に安心できなかったですね。ごまさんを喜ばせるために。
__
そういう話を聞いて、やっぱり森上君は凄い人なんだと思って。
森上
自由にさせてくれたんですね。
__
もっと、森上君の舞台での姿を見たいですね。
森上
出たいですね、もっと。オファーさえあれば、いくらでも。
ニットキャップシアター
1999年、劇作家・演出家・俳優のごまのはえを代表として旗揚げ。以降、京都を拠点に、全国で大小40回近くの公演を重ねる。ごまのはえが独自の幸福観に基づいて描くストーリー性のある戯曲を、個性的な役者たちが体当たりで演じる作品を上演している。ベタでドタバタなコメディから、シュールでシニカルな悲劇まで非常に幅広い作風が人気だが、総じてポップでシュールで漫画的。(公式サイトより)

コロコロゲームボード

__
今日はですね。お話を伺わせていただいたお礼にプレゼントがありまして。
森上
あっ。
__
どうぞ(渡す)。
森上
あんまり大した事言ってないですけど。
__
いえいえ、大丈夫です。
森上
『Playing』・・・?ゲームですか?
__
どうぞ、お試し下さい。
森上
あー。何か、イラッとするやつですね?ちょっと(やってみる)あ。・・・あー。この数字は何ですか?
__
さあ。
森上
ありがとうございます。
__
いえいえ。多分、その数字は、複数人で遊んで、点数として競うものだと思います。
森上
ああ、ここで落ちたらお前2点だぜ、とかいう。いいですね、こういうの好きですね。


冬のユリゲラー

__
では、コーヒーが来るまでの間、世間話をしたいと思います。最近どうですか。
本多
最近どうですかで入りますよねえ(笑う)。
__
ええ。
本多
ねえ。いい質問ですよね。変わらずですよ昔と。全然。
__
実はですね、こんなものを持ってきました(バック・トゥ・2000シリーズのチラシ)。いいチラシですよね。
本多
ありがとうございます。大変なんですよ。
__
今回、舞台セットの製作はどうしてるんですか?ヨーロッパハウスで?
本多
ちゃんと芸術センターを借りて。「冬のユリゲラー」だけは、初めてなんですが外注して。
__
実は「冬のユリゲラー」だけは見た事がないんですよ。
本多
あ、そうなんですか。珍しいですね、ユリゲラーが3本中一番観た人多いんですよ。是非。岡嶋さんも首藤君も出てるんで。
__
ピラミッドビルダーだけは見たんですけど。
本多
ピラミッダーですね(笑う)。吉永さんとの対談でそう書いてて。笑ってしまったんですけど。
__
そういう呼び方だと思ってまして。今、どんな感じですか?
本多
練習ですか?今は交互でやっていってる感じなんですけど。ピラミッダーが先に初日なんですけど。ユリゲラーは客演の方が三人いて。首藤くんはやったことがあるけど、岡嶋さんとガッツリやるのは初めてだし。
__
ですね。
本多
で、人羅さんという。
__
お笑いの。確か、イクイプメンの。
本多
なんで、凄い新鮮ですね。
__
楽しみです。必ず観に行きます。
本多
そうですね、だから、昼間タタキやって夜は練習して。練習のない日は他の作業をやって。だから、昔と本当に何も変わってないですね。
__
忙しいでしょうねえ。
本多
いや、まあ、でも楽しいです。皆と一緒にやれてるんで。
ヨーロッパ企画
98年、同志社大学演劇サークル「同志社小劇場」内において上田、諏訪、永野によりユニット結成。00年、独立。 「劇団」の枠にとらわれない活動方針で、京都を拠点に全国でフットワーク軽く活動中。本公演では、代表・上田誠の作・演出による、ある一定のシチュエーションにおける群像劇を数多く上演。(公式サイトより)
バック・トゥ・2000シリーズ
2000年に行われた公演「苦悩のピラミッダー」「冬のユリゲラー」「衛星都市へのサウダージ」を、 3本連続再演するという企画。まずは先の2本「苦悩のピラミッダー」「冬のユリゲラー」を、ヨーロッパの役者陣が2チームに分かれて上演し、そののちに、再び1つにまとまって、「衛星都市へのサウダージ」を上演する、という流れ。3公演それぞれを、大阪・東京の2都市で行い、計91ステージという途方もないステージ数となった。(公式サイトより)
冬のユリゲラー
ヨーロッパ企画作品。初演:2000年12月15日~17日。その後再演を重ね、映画化もされる。参考:「曲がれ!スプーン」オフィシャルサイト

タグ: 群像劇


企画集団

__
ヨーロッパには俳優の他にデザインですとか、そういう仕事の出来る方が多くいらっしゃいますよね。
本多
そうですね、諏訪さんとか。角田さんとか。
__
そういう面から見ても、新しい集団ですよね。
本多
僕とか、別に他の特技とかないから。永野さんとか漫画描いたり出来るから。僕とか、何もないから。
__
な、何を。何を・・・。
本多
でも、映像とか編集とか、パソコンさえあって教えて貰えれば皆、均等に作業が出来るようになるじゃないですか。そういう感じで。
__
そうですね、そういうチームのあり方ですよね。
本多
うん。
__
ええ・・・。
本多
・・・。
__
しかし、いい名前ですよね、ヨーロッパ企画
本多
ねえ。今考えたらいい名前ですよね。
__
「企画」ってちゃんと付けてるところがいいですよね。企画集団なだけに。
本多
最初は、色んな企画をやろうとして付けたわけじゃないんですよ。「劇団」って付けるのがあれやなあって。でも、今とそうしなくて良かったなあと。でも、よく「劇団ヨーロッパ企画」って書かれちゃうんですけどね(笑う)。
__
ああ(笑う)。
本多
はい・・・。
__
感慨深いですよね。「バック・トゥ・2000」。
本多
そうですね。
__
ええ。
本多
そうなんですよ。
__
あの時いなかった人も、今回は。
本多
そうですね。当時いたメンバーもいなかったりして。
__
今回は、フルメンバーではなく、俳優を3つに分けて。
本多
そうですね。7年前を振り返る、という事で、当時の写真を見てたら永野さんが現在と同じ服を着てたり。
__
ああ(笑う)。7年か・・・。7年長いですよね。7年あったら小学生が・・・。
本多
ねえ。小学校卒業出来るし。

カバー

__
そのですね。ヨーロッパの舞台は、いつも新鮮ですよね。
本多
そうですか。新鮮て。
__
「Windows5000」を見て思ったんですが。コンセプトが強くあって、俳優の掛け合いが強く訴えかけてくるものはないんですけれど、何故か見たことのないものを見ている気がします。というのはですね。何かのメディアから取って来たコピー舞台を見る機会が最近ありまして。もちろん、コピーなんて当然なんですが、それが一つの世界観からの丸ごとコピーだったりして。ちょっと、創造とか工夫の跡が見られなくてがっかりした事がありまして。で、ヨロパの舞台はこう、上田さんのオリジナルというか、常に新しいものを見ている気がしますね。見たことがない。
本多
「Windows5000」は、まあ毎回そうなんですけど、舞台上での段取りは決まっているんですが、それ以外は本当に生活する、っていう。
__
ええ。
本多
ねえ。やってて新鮮ですしねえ。
__
アジアンの持ってきたおにぎりのタッパーがあったじゃないですか。あのタッパーの白い濁りと、赤いおにぎりが透けているあたりが。
本多
生活感ありますね(笑う)。みんな部屋から、色々もって来てましたからね。
__
それが、全部消えましたからね。
本多
ええ。全部消えて、公園で立て看板だけがあって、皆がポツンとしていて。
__
ええ。
本多
めっちゃ受けるかと思ってたんですが。
__
シーン、でしたからね。
本多
やっぱり、ショックがあったんですかね(笑う)。友達に聞いたらショックだったそうで。
__
私もショックでしたね。
本多
それがやりたかったみたいですね。生活の営みが全て消えると。
__
ただ、トイレだけが残ってたじゃないですか。で、トイレのレバーのカバーだけが残っていたと。あれは、どういう・・・。
本多
あ、あれ気付いてたんですね。凄いですね。
__
いや、私は、カバーを取っていった方がいいかなあとか思ってたんですが。
本多
あれは、多分、元々公園にあったもので。市役所の二人も、撤去後にトイレの中まで見ないじゃないですか。で、残って。その残った感じが。何か哀しみみたいな。
__
そこか・・・。
本多
そうだったんじゃないですかね。
__
もう、2年くらい疑問だったんですが。
本多
ええ。
__
私は、取っていった方が美しかったのではないかと。
本多
いや、そこに気付いてたってのが凄いですよ。公園になっちゃった時、サイバーの人の部屋の斜面が滑り台だってのに気付いてた人も少なかったし。
__
ええ。
本多
でもそれが分かるように説明的にはせずに、明かりがついてすぐに消えるという。
__
いやー。その。残心ってあるじゃないですか。剣道でいう。
本多
ええ。
__
レバーカバーはあれかなあと思ってたんですが。失礼しました。
ヨーロッパ企画第20回公演「Windows5000」
公演時期:2006年3~4月。会場:滋賀・京都・東京各地にて。

タグ: 赤色 世界観の作り込み


感覚

__
その、ヨーロッパの本番前の様子の事を伺いたいのですが。あまり、これからお芝居する、みたいな様子ではないとか。
本多
そうですね。
__
どんな姿勢で、本番に臨まれるのでしょうか。
本多
人によってバラバラですけど、普段と一緒ですね。別に気合を入れようとかは。たまにやるけど、と言ってももう何年もやってないけど。最近声を潰したりとかあったから、ストレッチやったり。劇場に入ったらピュンっというかシャンとなるから、客席を走ったり、普段全然やらないのに腹筋をしてみたりとか。
__
シャンとなる。
本多
何やろう。でもまあだらだらしてますね。本番前になったら服を着替えて。自分のリズムがありますからね。トイレ行ったりとか。でも、皆で行くぞーみたいなのは。
__
舞台で、新鮮な感覚を・・・。
本多
いや、新鮮な感覚とかはないですね。発声もやったりはするけど、乗っかってる感じで。
__
ああ。
本多
でも、初日はそういう余裕はないから。大慌てでやってますね。
__
初日。そういえば、ピラミッダーの初日は4月4日ですね。
本多
そろそろですね。公演。そろそろやなあ、という感じですね。
__
ええ。
本多
テンションの持って生き方が、違うかな。本番前に舞台上に集まってお酒を回してちょっとづつ飲むとか、ああいうのはないから。
__
なるほど。
本多
ああ、でも東京の下北沢の駅前劇場でやったときに。永野さんが近くのレコード屋にめっちゃ良いカバンが売ってるとか言ってて。本番15分前ぐらいの時に。
__
ええ。
本多
皆観に行こうとなって(笑う)。買おうとか言って財布持ってったのに。行ったらめっちゃダサくって。そのままバーっと帰って。
__
それはテンションが上がりますね。

タグ: 本番前の過ごし方


余裕

__
若干話題を変えて。今後、本多さんはどこへ向かいますか?
本多
どこへ向かうんですかね(少し笑う)。わかんないですね。あんまり、ここへ向かうとかは。ある人はやっぱりあるのかなあ。こういう人になりたいなあというのはあって、その為にはこういう事をしとかな、ていうのはあるんですけど。うん。もうちょっと余裕がある人間になりたいですね。すぐいっぱいいっぱいになってしまうんで。
__
ああ、私もすぐそうなってしまいます。
本多
何か、このイベントはこの人が仕切る、みたいな持ち回りがあって。仕切る時に、余裕を持っているふうを装うとしているんですけど。この前の公開記者会見とかの仕切りが僕だったんですけど。大阪ではやれてたんですけど、東京ではいっぱいいっぱいで。後で永野さんに「爆発しそうだった」と言われて。
__
ああ(笑う)。
本多
そういうのが多々あるんでね、余裕が欲しいですね。
__
はい。
本多
あります?そういうの。
__
そうですね。私もすぐそうなってしまうんですが。仕事の難易度にポイントを付けて、どこでどれだけ掛かるかの見通しを付ければすっきりと仕事が進められる、というセンパイの話を聞いた事があります。
本多
ああ、そうですねえ・・・。
__
あとは、不安にならないことですね。
本多
そうですね、自信を持つ事ですよね。自信を持ちつつ、ダメな感じの大人になりたいですね。
__
ダメな感じの?
本多
好きな人にそういうのが多くて。
__
飄々とした、というような。
本多
飄々ともしてるのかな。そういう人が、駄目という言葉を使うんですよ。宮沢章夫さんとかきたろうさんとか。ダメだなあ、という、褒め言葉になるような。
__
今後、ヨーロッパ企画の見通し的なものについてはいかがでしょうか。
本多
見通し。今のまま、ずっと年とっていきたいなと思いますね。早く40歳ぐらいになったら。
__
ええ。
本多
それぐらいになってまだ似たような事やってたら面白いですね。
__
素晴らしいですね。
本多
やっぱ、諏訪さんの存在が大きいですね。この前の断食とかも。
__
あの人は、企画の人ですよね。
本多
楽しい人ですよね。巻き込んでいくし。
__
デザインも出来ますしね。
本多
そうですね・・・。このまま皆が幸せになれたらいいですね。知り合い全員。
諏訪雅氏
ヨーロッパ企画所属、俳優・制作。

タグ: 見ている人が幸せになる いっぱいいっぱいになってしまう


ブックカバー、コーヒー豆(Starbucks)、Joanne Harris「ショコラ」(角川文庫)

__
今日はちょっとですね。お話のお礼にプレゼントがあります。(渡す)
本多
マジすか。ありがとうございます。
__
どうぞ。
本多
開けていいですか?
__
ええ。
本多
これ、コーヒー?
__
一応、挽いてもらってきたんですけど。豆挽きとかってありました?
本多
いえ、ないです。
__
ああ、良かった。そこが今日一番のポイントだったので。
本多
いや、ありがとうございます。コーヒー、よく飲むんですよ。あ、これは?
__
ブックカバーですね。
本多
いや、ブックまであるじゃないですか。「ショコラ」。こんなんいいんですか。
__
ええ、どうぞ。
本多
・・・いや、僕もね。対談のサイトを読ませて貰って。プレゼント貰えるな、と思って。
__
はい。
本多
僕もね、プレゼントを持ってきたんですよ。
__
あ、ありがとうございます。
本多
どうぞ、開けて下さい。
__
おお!「Actus」。素晴らしい、ありがとうございます。
本多
しょうもないっすよそれ。多分。
__
いや、どんなものでも嬉しいですよ。(開ける。巨大なフォーク)
本多
フォークです。
__
・・・。
本多
でっかいスプーンかフォークかで迷ったんですけど。スプーンなら使い道がありそうやけど、フォークだけ渡されても使い道ないかなと思って。
__
はい。
本多
ナイフとか要りそうじゃないですか。これを、何に使うのかなと思って。


名古屋

__
今は、トリコ・A
鈴木
そうですね、いま稽古している最中で。もう試演会も二回やって、東京公演も終っています。全部ワークインプログレスという形で進んできているんですが、今は名古屋公演に向けて、という形なのかな。
__
なるほど。
鈴木
今から、一ヶ月ちょいくらい詰めて詰めて、という感じですね。
__
私はちょっと、見られなかったんですが、役どころとしてはどんな感じだったんでしょうか。
鈴木
役どころですか。何でしょうね。医者の役で、妻から疎ましく思われていて。何ていうんだろう。自分はもっと妻と仲良くなりたいんだけど、どうにもならない状態でずっと暮らしている男なんですよね。
__
演じていて、いかがですか。役作りとか。何ていうんでしょうか、演出と、ご自身の二人で作り上げていく形だと思うんですが。
鈴木
そうですね、演出と二人でというよりは、トリコ・Aの作り方というのもあると思うんですが。山口さんは山口さんで、こうして欲しいと稽古場に持ってきているものもあって。僕も、他の役者さんも稽古場に持ってくるものもあって。もうぐちゃぐちゃに混ざり合って、それを山口さんがまとめる、という事が多いですね。
__
ぐちゃぐちゃ。それがまとまると。
鈴木
稽古中に山口さんが「こうしてみて」とヒントを出してくれるのを、自分達なりに解釈して、またぐちゃぐちゃに。その上で、山口さんが面白いなと思ったものをまとめていくという。だから、台本を読んで考えて考えて、という事もあるんですけど、稽古場の中でいつのまにか自分のやっている事が役になっている事が多いですね。
欄干スタイル
鈴木正悟と前尚佳を中心にしたユニット。京都を中心に活動中。(公式サイトより)
による演劇上演団体。
トリコ・Aプロデュース『豊満ブラウン管』
公演時期:2006年11月29日~2007年5月13日、京都・東京・名古屋各地で上演。公演紹介ページ:豊満ブラウン管 | トリコ・Aプロデュース [演劇公演紹介] ★CoRich 舞台芸術!公演記録:トリコ・Aプロデュース『豊満ブラウン管』
山口茜氏
主に京都を拠点に活動する劇作家。トリコ・Aプロデュース主宰。

拾う

__
稽古場をぐちゃぐちゃにするために、ネタを稽古場に持ってきて、自分の演技を提案する、という感じなんでしょうか。
鈴木
そうですね、提案する、というよりか・・・。例えば、稽古場で『私は、あなたの役はここでこういう風に感情が動くと思うから、あなたこうしてみて』というやりとりが役者間であったとするじゃないですか。それって、すごい矛盾が生じることで。こうして話をした時に、例えば面白い話をして、笑うじゃないですか。そういう反応って凄くリアルだと思うんですけど。
__
反応ですか。
鈴木
さっき言ったような刷り合わせをした場合には、何だろう。ホントに作られたものしか出来ない。『そこで笑って』と言われて、あはは、笑う事は簡単に出来るんですけど、その人から出たものではないと思うんですよ。
__
その人、というのは、役ですか、俳優ですか。
鈴木
ええと、僕の場合は稽古場では「その人」だと思ってるんで稽古場で、不意に出てきてしまったものを拾っていくのが大切だと思っているので。稽古場では、役がどうこうというより、「僕」ですね。
__
その、俳優としての仕事をしている鈴木さんですね。
鈴木
そうですね。稽古場で出てきてしまったものを拾うのが役者の仕事だと思っています。それをどう見えるようにするのか考えるのは演出の仕事なんですけど。本番までに出てきてしまったものをいっぱい集めていくという。
__
それは、死にませんかね。
鈴木
死ぬ?
__
芸が死ぬとか、よく言いますが、そういう意味で。
鈴木
あー。死ぬ(笑う)。
__
段々ギャグが面白くなくなっていくとか。
鈴木
ああ、でもそれに耐えるのも役者の仕事だと思います。一番面白いのは、それが初めて稽古場に出てきた時だと思うんですが。それが、何回かやっていくうちに段々面白くなくなっていく。やろうとするんだけど、あざとい感じが出てきてしまう。でも、それを続けていくという忍耐力が必要だと思うし。ある程度、信頼の置ける演出家さんとかの稽古場だったら、その人が面白くないと思うまで続ければいいわけだし。

タグ: 信頼のおける演出家


これから

__
その、俳優としてのこれまでとこれからについてお話を伺いたいと思います。
鈴木
これまでとこれから。うーん。今までですよね。結構、ある時点で役者としての気持ちの持ちようが変わりまして。何ていったらいいのか。大学を出て、京都に出てきて。やっと、就職せんとこれでやっていこうと決めた時は、今よりは凄く浅はかな気分で決めてた。演劇できればいいや、というぐらいのノリでやってて。で、それで劇団だった頃の山口さんのトリコ・Aに入らせてもらって。で、トリコ・Aが解散したんですよ。
__
2002年くらいでしたね。
鈴木
そうですね。で、劇団員だった人たちと山口さんで話したことが、『役者としての不安感をいいように使おう』と。こんな事言ってたのかな、僕としてはそう受け止めたんだけど。劇団という形であって、いい事も沢山あるんだけども、『次もこの劇団での仕事があるから、何もしなくても芝居に出れるわ』という状態が凄く役者をダメにする。作・演出の人は、まあ自分で書いて演出して、でチラシとかで一番最初に名前が出るから名前も覚えられ易いけど。役者の場合は、『あそこの劇団の人でしょ』という状態でいると何も努力しなくなる。作・演出の人は賞とか取ってどんどん知られていくけど。そうすると、あそこの劇団の人だから大丈夫に思われる・・・という状態は、それでいいのか、という話。
__
はい。
鈴木
解散した理由はそれだけじゃないですけど。まあ、一番大きいのはそこで。役者自身が何も努力しなくなるというか。芝居をする上で何をしなくちゃならないのかを全く考えなくなってしまうのではないか、という。そこからですね、気の持ちようが変わっていったのは。もうフリーだから、自分からアクションを起こさなければどこかに呼んで芝居をやらせてもらったり出来ないし。自分に何か無ければなおさら呼んでもらえない。今までは運良く、山口さんとか、マレビトの会とか、前田さんとかのに出させてもらってますけど。これから、他に色んなところに出させてもらうのには、もっと努力しなくちゃならないと思いますね。
マレビトの会
2003年、舞台芸術の可能性を模索する集団として設立。非日常の世界を構想しながらも、今日におけるリアルとは何かを思考し、京都を作品製作の拠点として創作を続ける。(公式サイトより)

タグ: 非日常の演出


鍛錬

__
俳優としては、これからどういった方向で。
鈴木
今までは、トリコ・Aの山口さんに呼んで頂いて、断続的にお芝居には出れていたんですけど。それを頼りにしていても始まらないなと。今年は、それを頼りに出来ない状態になりますね。山口さんが文化庁の研修で海外に2年間行く事になったので。劇団解散してから、本当に自分で何とかするしかない期間がやってくるんですね。ちょっと前から思ってた事なんですけれども、俳優って他の劇団から呼んで貰ったり、オーディション受けたり。何かしら受身の状態でいるじゃないですか。それよりは、自分が好きだな、と思える演出家さんとか、劇団さんに『出して欲しい』という事が必要だと思うんです。
__
ええ。
鈴木
そう言うには、自分の鍛錬も必要だと思っていますし。そうするほうが、ずっと健康的だと思います。
__
売り込む。普通に重要だと思いますね。
鈴木
芸能界みたいにマネージャーがいるわけじゃないですから。どうかしようと思ったら自分で何とかするしかないんですね。だから、訓練が必要ですね。自分の演技を他人に見てもらったりとか。

グラス

__
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントがあります。
鈴木
すみません。何か、読んでていつも大変だなあと。
__
いえいえ。どうぞ。
鈴木
あ、ありがとうございます。開けていいですか?
__
どうぞ。
鈴木
Georges・・・これを開けるのが緊張する(開ける)。おお。何ですかこれは。
__
グラスですね。
鈴木
おー。すげー。うち、あんまりパッとしたグラスがないので。ありがとうございます。すいません。
__
いえいえ。
鈴木
焼酎いれます。


エチカ

広田
今は4月の、朗読劇の稽古ですね。
__
「エチカ」ですね。いかがですか、稽古の進み具合は。
広田
うーん。そうですね、まあ、どうなんですかね。体力がやっと戻りかけてきたので。
__
ああ、集中力とか。
広田
持つようになってきた、のかな。
__
何か、そのですね。非常に楽しみにしているんですけども。今回は幻想譚みたいな感じなんですかね。チラシをみた限りではそう思ったんですけれども。いかがですか、俳優のとしてのプランなどがありましたら。
広田
そうですね。朗読って初めてなんですけど、声だけで勝負できる所と、やっぱりそこに体はあるので、体で表現する所と。それを考えてみようという感じですね。宣伝としては、ピアノを弾いてくれる人がいて。劇研にピアノを持ち込んで。これ、いいのかなと思いますけどね。
__
へえ。朗読劇。どんな感じですか?
広田
ずっとやってみたかったんですよ。本が好きなので。これは絶対、一度読んでみたいと思うものもあったりします。でも、何だろうなあ。聞いている方も面白かったりするんですけど、自分がやるときになるとこれは面白いんだろうかと思っちゃったりするんですよ。
__
体を使って分かり易くするわけでも、特定の役を演じるわけでもないですしね。ダンスとは正反対ですね。ダンサーは言葉を使わないが、朗読者は体を使わない。
広田
うーん。例えば、田中遊さんの時は、本を読んでいる体で何をするか、というようなことをやったんですね。本と私の関係。それそのものを表現する方法もある。ただまあ、今回はそういうメタな事はしない。
__
そのまま、物語を表現される訳ですね。
広田
そうですね。でも、そこで読んでいる事が、何かにはなるのではないかなと。見てもらう時に先入観を持たれてしまうのでとりあえずは言えないんですが。
小さなもうひとつの場所
「別役実戯曲を『正しく』上演するためにつくられた」ユニット。藤原康弘広田ゆうみなどが参加。
「エチカ」
朗読を中心とした演劇ユニット。2006年演劇ユニットとして発足。枳穀聖子の演出作品を発表する場とする。年に一度のペースで東京を中心に活動。朗読の形式を軸に、声のもつ可能性を追求している。(公式サイトより)
アトリエ劇研
京都・下鴨にある客席数80程度の小劇場。1984年に設立し96年に「アトリエ劇研」に改称、2003年11月にはその運営主体がNPO法人となった。(公式サイトより)
田中遊氏
正直者の会主宰。脚本家・演出家・俳優。
正直者の会「円卓」
公演時期:2006年2月。会場:Art Theater dB。

タグ: 朗読劇についてのイシュー 広田ゆうみさん


無防備

__
その、こないだのユニット美人では、今まで「小さなもうひとつの場所」などでは観られなかった演技をされておりましたが。これまで、ああいうアクションの多い演技は・・・?
広田
あ、凄い昔にやった事はあります。いわゆるイロモノというのか。当時は自分のやりたい事も分からなかったので、たまたま入った劇団でそういう役を振られて。
__
はい。
広田
何か、やりながら違うよなと思ってて。ある演出家さんと出会った時から、「あ、私はこういう感じなのかな」っていう。
__
そういう、自分の俳優としてのあり方が分かったと。
広田
俳優としてのあり方というか、自分がどういう劇世界に立ちたいか、という事がその演出家さんによってはっきりと。それからはしばらく静かな事をやってたんですけど、それはそれで何か、狭い所に入っていたなと。特化していっちゃったのかな。で、状況的に、その特化を認めて貰えるようになって。まあ認めてもらうといってもやってる人同士でなんですけど、という感じで。最近になって、色々ちょっと・・・。
__
拡げて。
広田
うん、拡げるって言い方は好きじゃないんですけど。何だろう。
__
色んな事が出来ると。
広田
あの、正直自分がどうしていいか、無防備な感じがしていて。やっぱり、ほぼ一つの事をずっとやっていると、そこは出来るなという自負がある程度出来てくるんですね。で、それとまた違う事をやった時に、拠って立つものとは何だろうと考えるんですね。稽古場ではそんなこと考えないんですけど、改めて考えると、無防備な感じが。
__
難しいですね。役者が拠って立つもの。
広田
何ですかね、自分に何が出来るかというのを若者の時に考えるじゃないですか。それがらせんを描いて戻ってきたみたいな。まあらせんだといいんですけどね。堂々めぐりじゃないといいんですけどね(少し笑う)。ただ、若い時ほど深刻には考えてないのかな。
__
まあ、その答はその都度、お客さんが出す、んですかね。
広田
のかな。そうでしょうかね。だから、今問われて、抽象的に考えても確信を持って何も言えない。
__
でも、不安な印象というのはあんまり受けないですね。それを人は、貫禄と言うのでは。
広田
貫禄ですか?貫禄・・・。
ユニット美人
劇団衛星所属俳優の黒木陽子と紙本明子で2003年11月に結成。あまりに人気がない自分達が嫌になり「絶対モテモテになってやる!」とやけくそになって制作に福原加奈氏を迎え正式に結成。「女性が考える女性の強さ・美しさ・笑い」をテーマに日々精進中。(公式サイトより)

らせん

__
今後、抽象的な意味でも、具体的な意味でも、どんな方向を目指されて行くのでしょうか。
広田
目指す。うーん。抽象的というと、皆が思っているじゃないか、という事になっちゃうのかな。そこに居られたらいいな、という。で、まあ、何か違う場所に、一緒に行けたらいいなと思うんですけど。本当にそういう事というのは簡単には言えないし、あたしどうすんのというのはあたしが聞きたい。という感じですかね。
__
ええ(笑う)。
広田
たまたま、舞台が続いている期間があるので、何か、やりながらやりながら何かが更新されているという感触はあるんですけど、じゃあその先どうすんの、ていうのはあんまり・・・。難しいですね。昔、演劇をやっている中で、自由とか、遊ぼうとか、楽しもうとかいう言葉が大嫌いだったんですよ。で、ずっとやってきて。当時嫌だったそういう言葉とは別の意味で、ああ自由になれたらいいなと思えるんですね。
__
その自由というのは、何かからの自由、という意味ですか?
広田
いや、あの、どこにでも行ける。
__
ああ、状態としての。自由自在な。
広田
そうですね。器用とか、そういう事ではなくて。何だろう。うん。だって、どこにでも行ける筈、ですよね。現実的にも物理的にも。という事を最近は思います。私が多分反発していた、演劇における自由というのは、何でもアリというのでは。
__
ないと。
広田
違うよな、と。恐らく自由という言葉の内包する何でもアリに、イヤと思っていて。で、一回りして、放恣放埓、何でもアリというものに対しては、まあそれはそれでいい、けど、目指すものではないかなと。でも難しいよなあ。何でもアリというのは人によって定義が違いますよね。
__
そうですね。
広田
でもまあ、一回りして、もっと自由になれたらな、と。自分で自分を束縛している。ベタな言い方ですけど・・・。2月にやった「傘をどうぞ/ソウルの落日」と話していて、自分の考えが自分を縛るから、といわれて。そうだなあと。よく言われる言葉なんですけど、文脈とかのせいか、すごく腑に落ちたんですよね。
第28回Kyoto演劇フェスティバル実行委員会企画「傘をどうぞ/ソウルの落日」
公演時期:2007年2月20日~22日。会場:京都府立文化芸術会館。
山口浩章氏
脚本家。演出家。劇団飛び道具所属。

タグ: 「ベタ」の価値 自由自在になる


刺激

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そういえば劇研のアクターズラボにも参加されていますよね。
広田
ええ、それもやっぱり私にとっては大きいですね。継続的に、演劇経験の無い人から長い人まで、一緒にやれるというのは。アクターズラボの日記に書いてもいるので、何がどういいかはそちらに譲りますが。・・・ある日のラボが終ったあとに、劇研の杉山さんと喋っていた時に、「演劇をやっている人って、映像感覚から入る人の方が多いよね」って話をしていて。で、落ち着いて考えると、恥ずかしながらウチにはテレビ無くて。映画も観なくて。本当に、活字情報だけで生きてるような。
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あー。
広田
それって、演劇人としてはどうなんだろう、と。
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映像から入る人。
広田
映像で、動かされる。舞台を見て感動するとか、映画を観て感動する、参考にする、とか。
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うーん。その、映像から入る人のが行う芝居のイメージというのは、アレですかね、観られている前提の世界で、自分も動かなくちゃなんないんだ、という意識が稽古の前段階で刷り込まれている、って事ですかね。
広田
いや、世界の捉え方、っていう意味ですね。何に自分が心を動かされるか、という。演劇を作る事に限らず。
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なるほど・・・。杉山さんのお話を又聞きしてですね。何というか、ビジュアルだけでお芝居を作る人が多いけど、そうではなく、人間のあり方を示す芝居をやろうよ、という事を言ってるのかな、と思ったんですが。
広田
いや、それは何か今更言うまでもないという話じゃないですか。そういう事ではなく、刺激を何から受けるか、という。言い方が悪かったですかね。ごめんなさい。
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いえ、とんでもございません。

タグ: 劇研アクターズラボ


ガラスのコップとコースター

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お話を伺えたお礼として、プレゼントがございまして。
広田
ええ、いいんですか。
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どうぞ。ちょっと袋がよれてしまったんですが。
広田
何だろう(受取る)。何か、本当に実の無い話をしてしまって。大丈夫ですか?
__
いや大丈夫ですよ。
広田
色々エクスキューズを入れだすと凄い事になっちゃうんで。共通の言語が無い状態で。ほとんど喋った事が無いじゃないですか。
__
いえいえ、共通の言語が誤解の無い形で伝わるようになるなんて、回数の問題じゃないんですかね。
広田
回数。
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誤解の訂正が回数を追う毎に堆積していって、最適化されたら、それは仲良くなった、って事じゃないですかね。
広田
そうですよね。・・・ああ、何かもう。そういう、エクスキューズを入れるのをやめようと思っていて。
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ええ。
広田
当たり前ですよね、皆そこを何とかしているわけだし。時々戻んないといけないけどさ。いちいち戻ってたら話も出来ないし。甘えんなって自分に思いますね(開ける。コースターが出てくる)。
__
ええ。
広田
あ、何これ。かわいい。そして何これ。器ですね(もう一つを開ける)
__
コップです。
広田
あ、キレイ。何か、かわいいなあ。何かこう、美しい生活って感じですね。ありがとうございます。


終着駅

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では、さっそく、お話を伺っていきたいと思います。最近はいかがですか。
池浦
今は、5月の稽古があるので。5月12・13日とArtTheaterdbで公演します。それの稽古ですね、毎日。
__
男肉 du Soleilですが、ダンスカンパニーなんですかね。
池浦
何なんですかね。うちは。大本は近畿大学の、舞踏学科なんですが。そこの先生が結構しんどい人なんですよ。何か、ちょっとモダンな人なんで。表現とは、とかダンスは芸術だから、とか、そういう人で。それに反発するといったらアレなんですけど。何だかなあと思う僕を筆頭に作ったので。ダンスカンパニーと言えば、そうなのかなと。何ともはや。
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講師の方への反発から生まれたという事ですが、そういう由来でしたら、何とも面白そうな。私が初めて拝見したのは男肉終着駅(ピリオド)でした。の横の街宣トラックの宣伝を受けて知ったんですけど、非常に面白かったです。本番中の写真を撮ってしまいました。
池浦
撮って良しと言ってましたからね。そういえば。
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一番好きなシーンが、ジュディマリの「そばかす」のシーンでした。振り付けが良かったですね。
池浦
ふんどしの男が歌うところでしたね。
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歌ってましたね。
池浦
あれは、ウチが出来た時から毎回やってるんですよ。ふんどしの男がずっと太鼓叩いてて。いきなり歌い出す。曲は毎回変わるんですけどね。
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ずっと奥で待機していたのが、非常に面白かったですね。尖がったことをされていると思います。
池浦
アーコンの時は、特にそうでしたね。世間からの「何だアレは」という声が多かったですね。言っても、身内の人からだけだったんですけどね。
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ええ。
池浦
で、前回のBlackChamberの時はドラマテイストをもっと強くしてみようと思って作ったんです。
男肉 du Soleil
パフォーマンスカンパニー、男肉 du Soleil (オニクドソレイユ、と読む)は団長こと池浦さだ夢を中心に結成された団体。(公式サイトより)
ArtTheaterdb
大阪府大阪市浪速区・フェスティバルゲート内にあった劇場。2010年現在は神戸に移転。
男肉 du Soleil公演「男肉終着駅」
公演時期:2005年11月。会場:アートコンプレックス1928。
アートコンプレックス1928
三条御幸町の多目的ホール。ダンス、演劇公演、ショーやワークショップ、展覧会等を開催する。

タグ: 名称の由来 尖った事をやりたい