社会人


__
では、本題に入りたいと思います。
延命
ええ。
__
現在、17時に仕事が終わってそれから芝居の稽古に行く、という生活をされているわけですが。
延命
ええ。
__
今後もそんな感じで続けて行きたいですか?
延命
続けて行きたい・・・と思ってるんですが。(職場に)入ってみてから知ったんですが。ホントに午前2時とかまで残業している部署もあって。
__
市役所ですよね?延命さんは残業って週に一度ぐらいでしたっけ?
延命
今は無いですね。夏場は忙しいのでちょっと出てくるんですが。
__
なるほど・・。ベトナムみたいになっていきたいですか。
延命
そうですね・・・。もうね、この先どうしようってのは常に、悩みどころでもありますね。
__
僕としては、仕事しながら芝居を続けるってのは凄いと思うんですが。体力とかの問題がありますしね。
延命
ベトナムは、劇団だからあそこまで持ってるところもありますからね。

フリーター

__
何か、京都の演劇シーンについて思うところあれば一言。
延命
ああー・・・。色々思ってた気がするんですけど。
__
ああ。
延命
あのこれ、ちょっと今思いついたことなんですけど。私の実家は金沢で、京都よりずっと田舎で、フリーターとかがあまりいないので小劇場とかがあまりなくて。社会人劇団はあるんですけど。
__
ええ。
延命
京都はフリーターが中心の劇団が多くて、でもやっぱりそれで生活していこうと思ったら作家にでもならないと。演劇人口は私の地元よりも全然多いんですけど、何かもっと・・・。
__
普通にね。
延命
普通に続けていける環境があればいいなと。就職するからやめるってので、すごく勿体無い人が多くて。どうしたらいいのかなと。あ、でも、ケッペキの後輩に対しては、私が続けていれば、ああいけるんじゃんみたいな。
__
延命さんが手本を示すと。そういう事ですね。
延命
高橋さん的にはどうなればいいと思いますか?
__
いやー、三年ぐらいはこんな状態が続くと思うんですけど。でもいつか、あれって思うときが来ると思いますね。でも、どうなのかな。不安ですね。


どん亀

__
今日は宜しくお願いします。
紙本
高橋君いつ引越し?
__
ああ、もう再来週に。
紙本
寂しくなるね。
__
そう。
紙本
え、休みはあるの?
__
うん、週休二日制。
紙本
そっかそっか。
__
どん亀お疲れ様です。
紙本
あ、ありがとうございます。
__
アンケートでバシバシ、可愛いとか書かれてそうな。
紙本
いやそんなことなかったよ。
__
あそう?何か、すごく目立ってたような。お疲れ様でした。
紙本
ああ、ありがとうございます。・・・セリフで、ごまさんがただ趣味で言わせたいだけのセリフがあって。それは気付いた?
__
気付かなかった。何?
紙本
センパイ、勃起収まりました?とか、必要の無いセリフ。
__
ひどいな。
紙本
ひどかった。まあでも、面白かった。
__
うん。いやあ、見てて元気の出る芝居だった。どん亀は。なんか、苦労とかはどうでした?ゲネが毎日あったと聞いてたけど。
紙本
初日迎えたら次の日千秋楽とか、場当たり終わったら千秋楽とか。
__
公演生活とかは。
紙本
家帰ってきたら一時ぐらいで、ごちゃごちゃしてたら3時ぐらい、朝家を出るのが八時とか。ギリギリでした。
__
今はその忙しさから離れつつある。
紙本
いや、やっぱり忙しいね。制作仕事が。
__
多忙な日々を。
紙本
多忙ですよーもう。でもやっぱ、ちゃんと生きなあかんと思う。自分で時間を規制しなきゃあかんと思う。勤めてるわけやしさ。それがしんどい。
__
なるほどね。俺も大変になるなー。
どん亀
ニットキャップシアター 精華演劇祭 vol.3 参加作品「どん亀演劇祭V3」。紙本さんは客演で参加。
どん亀シリーズとはニットキャップシアターのコメディシリーズ。不幸の申し子どん亀の不器用な生き方は観客に共感を与え、笑いと涙を同時に誘う。

タグ: お客さんに元気になってもらいたい アンケートについての話題


蜆ルリイロ


__
最近見た、面白い芝居とかあった?
紙本
いやー。実はそれが反省点で。全然行ってない。うーん、見てないなあ・・・。
__
そうか。
紙本
でも高橋君、結構見てるよね?
__
うん、蜆ルリイロ見た。
紙本
どうやった?
__
めっちゃ面白かった。
紙本
そうなんや!
__
でも、最後なんか、いい感じになっていくような路線がなあ・・・。最後に。
紙本
話見た感、みたいな。何か、どうでもいい感じで終わるんでもいいと思うけどなあ。どんな話なん?
__
重田さんが頑張ってて、ぼろっちい小屋を沢山舞台に作って、そこの住民の生活を明らかにしていくみたいな。
紙本
ふーん。
__
良かったね。凄く良かった。
紙本
ウケも良かった?
__
良かったよ。
紙本
行きたかったんけどなー。大阪公演もかぶってて。ヨーロッパ全然見れてない。
蜆ルリイロ
京都大学舞台芸術学科2006年度卒業公演。ダンス作品。
ヨーロッパ企画「Windows5000」
公演時期:2006年3月2~6日。会場:アートコンプレックス1928
重田さん
水波さんの苗字。

ナンセンス


__
衛星をはじめ、みんなナンセンスをやってて、で途中から真面目になってさ。次にナンセンスをやるのはいつかなと。
紙本
メンバーが変わって、色々そういうのはなくなってしまったよね。
__
Candleとか見たいなあ。
紙本
面白かったらしいね。
__
で、思ってるんだけど。大体4年後くらいにまたブームが来ると思うんだよね。ナンセンスの。
紙本
いやー・・・。でもやりたいことって難しいからな・・・。私はやっぱりナンセンス好きやな。意味のなさ・意味のわからなさが面白い。
__
うん。
紙本
ごまさんとかの面白さとかも。なんやろうな、あの面白さは。自虐がうまいねん。不幸で人を笑わせる。
__
不幸。
紙本
不幸をかわいそうに表現するのではなく、悲しくさせる事で人を面白くさせる。
__
どん亀とかね。
紙本
もうなんなんコイツみたいな。家に帰ってきたら中学生がセックスしてるとか。めっちゃ面白い。(笑う)
__
うん。いい仕事してたよみんな。森上くんとかさ。
紙本
でかいしな。
__
あの人面白いよね。
紙本
貪欲やねん。
__
意味分からなかった。右の果実が優しさで~とか。
紙本
あれ歌いだしたの森上くんやねん。
衛星のナンセンス
2000年前後の劇団衛星の作品群は過激な内容の作品が多く、さらに笑いがかなり重要な要素としてあった。ナンセンスという言葉で括ってしまうのはどうかと思うが、下品であった事は確かであり、貴重。
Candle
公演時期:1999年2月18日~21日。会場:アトリエ劇研
ごまさん
ニットキャップシアター代表、ごまのはえ。
どん亀
前出のどん亀シリーズでの、主人公どん亀の悲しい有様はほとんどありえないようなシチュエーションの中でさらに引き立つ。
森上くん
紙本さんと同じく、どん亀演劇祭に参加。

ナンセンス


__
紙本さんはこれからどんな感じで。
紙本
テレビにいっぱい出るひとみたいになりたい。というのはな、もうちょっと見る価値のある人にならなあかんと思う。舞台踏んで経験するのもいいけど、人に見てもらうための小技とか研究しないとあかんなあと。あと制作ももう少しがんばりたい。
__
うん。
紙本
悩んでんねん。
__
そうか・・・。僕としては、京都の小劇場が今は盛り上がってるんで、それが長引けばいいなと。その手伝いが出来ればいいと思ってます。
紙本
そうやね。
__
もうね、ブームがくるくると言われてて、来てるんですけどね。
紙本
何か、勢いが下がってない?私が劇団とか見出した時と比べて。
__
ああー。伝説的な公演が沢山あったからね。その頃とは比べてということ?
紙本
若手がいないと思うねん。昔、今30歳になってる人らが盛り上げてたんと比べて、あんまり元気ないやん。
__
いや、ブームが落ち着いてきたら、また野望を持つ人が盛り上げてくれるとおもうんだけどなあ。それが楽しみなんだけど。
紙本
そやねえ。
__
大丈夫だと思うんだけどなあ。
紙本
・・・あとね。バンドやるねん。発表会の日も決まってるし。発表会っていうとアレだけど。七月に。
__
ああ、あれやるんだね。
紙本
バンド物語という芝居と共に。衛星メンバーで。
バンド物語
後に、「バンドやりたいぜ!」という公演になった。

タグ: 伝説的な公演


アドシバ

__
岡嶋さんって、何でやめちゃったんだろう?
紙本
岡嶋さんは・・・岡嶋さんじゃないからわからんけど。まあ十年もやってるからなあ・・・。
__
ああ、そうか。
紙本
他のことがやりたくなったりしたんちゃう?
__
うーん。岡嶋さんのアドシバに見に行ったんだけど。あの人の起こす笑いというのは凄くて。普通の芝居の笑いってフェイドで入っていくじゃないですか。最初は小さく何人かが笑い出して。で、理解の速度が遅い人がついていくっていう。あの人の笑いは分かりやすいし、最初にドッっと入っていく。それがやっぱ、存在感あったなあ。
紙本
小松さんのアドシバ、見た?
__
いや。
紙本
まず客の入りがハンパじゃなかったらしいよ。
__
へえ~。
紙本
あと何か、東京のイベントで、アドリブ芝居のコンテストとかで優勝したらしい。そういうひとらもいるしさ。もっと上を目指さなあかんと。生瀬勝久とか。
__
うん?
紙本
私一回、シアタードラマシティで生瀬勝久の芝居みてん。なんかな、恐ろしいぐらい面白かった。なんでこんな面白いのこの人!みたいな。
__
そう。
紙本
ええ!?みたいな。面白すぎて。笑えなかった。
__
神々しかった?
紙本
うん、凄いなあと。
__
俺テレビでしか見たことなかったからね。
紙本
ホントにがんばらなー。
__
沢山の人が芝居やってるじゃないですか。誠実にやってる人もいるし。そういう人が普通に認められればいいですよね。奥田さんとか今、すごく認められているじゃないですか。
紙本
うんうん。
__
そういう蓄積とか、普通に認められればいいなと思うなあ。
小松さん
小松利昌さん。劇団衛星「大陪審」に客演。
奥田さん
奥田ワレタさん。衛星を退団し、クロムモリブデンに入団。

ジャニーズ

__
ぶっちゃけさ、フリンジはもう認められてるとは思うんですよ。それで生きてる人はいるし、お客さんもいるし。油断かもしれないし、僕なんかが言うのもアレだけど。自然に芝居をしたいと思ってやっている人が生きていける所にはなりつつあると思う。どう?
紙本
今の成立はあんま良くないと思うねん。やっぱり。
__
良くない。
紙本
いや、百人に一人くらいしかやれてないやん。趣味に支えられている世界やからさ。もっとなんか、勝負に出ないと。
__
うん。
紙本
芸能界なんて才能のある人の固まりやねんもん。それに耐えれる人、才能のある人とか、可愛い人とかが、何とかもう必死で付いていく。うちらみたいな人間が入ってもすぐ潰れていくと思う。根性足りないし、感覚ゆるいし。
__
うーん。
紙本
でな、ジャニーズの出てる公演とかもな。台本渡されて、一日目の顔合わせの時に全部覚えて行っているらしで。
__
さすがやね。
紙本
それぐらいの競争率やねん。うちらみたいのは、多分、できへんと思うねん。フリンジの業界っていうのは趣味やねん。お金払って芝居して。趣味の世界やねん。
__
まだね。認められるような世界ではないか。
紙本
ぬるいもん。やっぱり。
__
イギリスでは何か、そういうのは成立してるってよく聞くけど。本当なんかな。
紙本
どうやろな。まあ、でも、やっぱり演技を教えるとかなんかな。でも皆、役者業でやってると思うで。バイトじゃなく。
__
いや、でもさ、日本はサブカルチャーが相当流行ってるじゃないですか。それこそ江戸時代から。権力が握る文化なんかじゃなくて、大衆があくまで文化を主導してるというか。
紙本
うん。
__
まあ、フリンジもそういう風になっていけばと思うんだけどなあ。
紙本
そやな。

文椿ビルヂング phookaで購入したマグカップとピンバッチ

__
今日はありがとうございました。プレゼントがあります。
紙本
わーい。なんだろう。開けていいですか?
__
どうぞ。
紙本
うわかわいっ(カップとピンバッチ)。
__
文椿ビルヂングの雑貨屋さんです。
紙本
あ、あそこの狭い?ありがとう。
__
良かったです。
紙本
まずサイズがいい。女の子サイズやね。


地下

__
まず最初に、写真取らせて貰える?
古川
はい。・・・これ何?何に使用するん?
__
え今更?卒業アルバムみたいなもんだと思うけど。
古川
(笑う)何の説明もしなかったやん。
__
あそう?
古川
聞いてたけど流してしまったんかな?卒業アルバム。誰の?
__
僕の。(写真を撮る)
古川
こんなん?何か、何かしたほうがいい?
__
はいチーズ。
古川
もう一回?何か言ってる時のほうがいい?
__
制作らしく、頭の良い感じで。
古川
これは喋った方がいい?
__
まあそんな感じで。
古川
大丈夫?アルバムに載れる?
__
大丈夫。
古川
何喋ろう。何か材料持ってきた方が良かった?
__
いや、今日のカンファレンス?みたいのの内容が聞きたいです。
古川
分かった。
__
そう身構えなくてもいいよ。
古川
話すのが一番緊張するねん。
__
人と話をするのが?
古川
人と話すまで、あまり準備しないからね。緊張しちゃう。
__
いやいや、普段通りで。最近どうですか?
古川
最近ですか?こないだまで、地下を掘っててんけど、ちょっと地上ぐらいまできた。
__
地上ぐらいまで来た。
古川
来た感じ。まあまあ、今まで掘ってたんだなあっていうのが分かった。
__
派手な仕事じゃないじゃないですか。基本的に。
古川
そうかなあ?
__
うん。投機的なものを売るのではなく、堅実な商売だと思うんだけど。・・うん。どう思ってる?
古川
え?
__
自分のやってる仕事について。
古川
今日、NPOの集まりに行ってんけど。そこに来てるNPOとかって全部「私たちこんなにいいことやってるんですよ~」みたいなんやって。
__
はいはい。例えば。
古川
子供たちとキャンプするみたいな活動で、日本の子供と中国とか韓国の子供たちと一緒にキャンプするんだけど、で、やりたいことは「日本人て意外といい奴じゃん」て思わせたいって言ってて。
__
ああー、はいはい。
古川
そんなん私はやりたくなくて。普通に、そんなんやらんとやってるほうがいいじゃん。思ってなかったらおかしいみたいな感じになっちゃうやんか。って思ってて。
__
ああ。
古川
後は、障害者と健常者の子が一緒に遊ぶプロジェクトみたいのがあって。う~わーって。嫌いやって。そういう集まりやって。
__
まあ、俺もぶっちゃけ嫌いだよ。
古川
あとは衛星が、子供たちと舞台を作る企画を発表して。異色やって。
__
うん異色だね。
古川
この人らどう思ってるんやろと。きっと下らん事やってるんやなと思ってるんやろうな。と。
__
実際の発表はどうだったの?
古川
ファックさんがどんなんかを説明してたんだけど、会場がちょっと笑った。他の人はめっちゃ懸命にどれだけきれいな事をしてるかという奴やって。私は、人をわらかしたい。でもわらかすのは私の役目ではなくて、そういうものを作れる環境を作りたいなと思っててんけど。
__
ああ。
古川
そういうのは現代では異質なものとして現れてしまうんやろうなあと思った。
__
そういうのはこれから変わっていくと思う?
古川
ん~。でも私らは、変わったものというか、異質なものの方がいいと思ったりするやんか。
__
異質がいいというか、個性的なものの方がいいという・・・?
古川
んー、それは、それこそ押し付けがましいというか。もっと自然体にしたい。
__
うん。
古川
ねんけど。何かがおかしいから異質になってるんやと思う。
__
偽善というとアレだけど、NPOとかそういうののフィールドだと、善のコンセプトというのは歓迎されるじゃないですか。でも自然なものというと、どういう事?自然というか、普通という事だよね。
古川
そうやな、普通だよね。あたしら普通やしね。悪いことやってないからね。
__
普通か。でも王道って事だと思う。
古川
ああそうそう、王道になりたい。それっていいと思う。・・・そんなんになりたいんかな、本当に。
__
で、最近どうですか。
古川
全然追いついてない。時間があっても、考えても、どう考えたらいいかとぐるぐる回って、最終的に最初の段階に戻ってる。めっちゃ苦しい。

子供たちと舞台を作る企画
フリンジシアタープロジェクトの演劇で学ぼうシリーズ。

タグ: 障害者支援 自然体


vol.18 古川 章子

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古川

来歴、未来


__
未来ってどうなってるんかなと。
古川
未来?
__
希望をもって努力していけば、相当不幸じゃないかぎり結果良くなっていくことは多いじゃないですか。そういう・・・ねえ。どうなりたい?
古川
うん。
__
二十年後とか。
古川
二十年?あまあ、素敵な家庭を築いている感じ。二十年よね?
__
うん。
古川
いや、何か、遠くにいる人も、楽しめるような。
__
巡業みたいな感じで、地方に芝居をもっていくような?
古川
いや、私が携わっているものを見て、友達が楽しくなってくれればと。もっと大きいものに伝えるために、多分最初の、この一つの波からやん。この波から地道にやっていけば伝わるんかなと。それをやっていこうと思ってる。海外も含めて。
__
分かった。
古川
全然意味わからん思うわ(笑う)。分かる?意味。
__
いや、だから、自分の周りの共同体に対して誠実に努力して、彼らに楽しんでもらおうというのが自分の喜びにもなるっていうことなんではないか。
古川
会ったときに楽しんでもらうでもいいし。だから、この仕事でなくてもいいといえばいい。たまたま近くにあったから。それが一番難しかったんだけど(笑う)。

タグ: 単純に、楽しませたい


vol.18 古川 章子

フリー・その他。

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古川

タイプ


__
色んなタイプがあって。例えば五人ぐらいの少数精鋭があるとするじゃないですか。あるミッションを与えられるとする。で、全員が十全の活躍をしてくれるかというとそうではない。一人ぐらいは、足を引っ張るという役の人が出てくると思うんだよ。
古川
え? 集団がそれを作るということ?
__
うん、というか、いなければならない。ニットキャップシアターの「どん亀シリーズ」でいう、劇団トグロ台風の中でのどん亀みたいな。
古川
ふんふん。
__
多分ね、生まれると思う。
古川
蓮行さんとかは、私に後輩が必要って言うんだけどそういうことかな。
__
古川さんはね、天然って言うと傷つく?
古川
うーん、天然はね。ちょっと・・・
__
ごめん、そう、例えば相手に槍を向けられても、スルっとかわすような。
古川
それ、蓮行さんにも言われた(笑う)。
__
あ、そういうなんか、防御力というか、そういう所が古川さんの素養というか特性だと思う。
古川
なんで二人とも同じこというの?(笑う)蓮行さんは、現状を受け入れて、びゅんびゅん飛んでくるのを見ながら全部避けれるって。
__
直撃はしないってことか。
古川
向けられたとしても、冷静に見て、ハイハイって避けれるっていう。あたしそんなんじゃないよ。
__
いや、みんなが古川さんをそう見てるからそうなるのは普通じゃないかと。
古川
あたしのどこを見てそういわれるのか。嬉しいけど。それは嬉しいな。
__
例えば、あの写真が一番いいと思うけど、あの写真はカメラの向こうの人の乱暴さと優しさが伝わってくるじゃないですか。外見を伴って。そういう成り形みたいのの判断は、まず容貌ではなく彼の雰囲気から始まるのではないかと。それを察して、彼の容貌に特殊さとかを付け加えていってるんじゃないかな。
古川
へえ~。じゃあ今は、高橋くん用の私を高橋くんが見ているということ。
__
うん、多分。
古川
高橋くんも私用の高橋くんをみていると。
__
うん。


vol.18 古川 章子

フリー・その他。

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古川

冬の旅

安田
色々と考えてみたんだけど、高橋君に質問しようかなあと。
__
はい。
安田
疲れてる?大丈夫?
__
いえ、大丈夫です。
安田
今日何をしてたん?
__
今日は三時まで家で色々やってましたね。
安田
メール打ったり、インターネットしたり?
__
ええ。
安田
何回生?
__
5回生です。
安田
ハハ、あ、ごめん笑うとこじゃないわ。
__
いえ。
安田
なるほどね。まあ、ありきたりだけど、好きな映画ってなに?
__
好きな映画。ロシアの「冬の旅」ってご存知ですか?
安田
いや、知らん。
__
そういうのがありまして。麻薬中毒の女の子がロシアを献血の謝礼金を貰いながら歩き回るという話で。最後は行き倒れになるんですよ。それがまた。
安田
ふーん。今度みてみるわ。
__
いえ、もうどこにも無いと思いますよ。
安田
え?何でないの?
__
方々で探したんですけどね。
安田
どこで見たの?
__
高校の頃、テレビで。
高橋君
インタビュアーの苗字。
「冬の旅」
1985年。監督:アニエス・ヴァルダ。インタビュアーがロシア映画と間違えていたが、さっきネットで検索したらフランス映画だった。

vol.17 安田 一平

フリー・その他。

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安田

時間

安田
昔から思ってることがあってさ、頭悪いとか思われるかもしれないんだけど。織田信長てさ、いや歴史上の人物ってホンマにおったんかなって。
__
あー。
安田
あーって。そう思わへん?ずっと思ってたんだけど、ヒミコとか。
__
いたとは信じがたいってことですか?
安田
現に見てる人がいないわけやん。「こういうもんやろう」としてる人がいるだけで。なんだろうとずっと思ってて。地球の歴史にしても誰が知っとんだっていう。
__
ああ・・・・・・アカシックレコードっていう、この世の全てを記録している存在があるそうなんですよ。いや、そう考えられているだけなんですけどね。ヨガとかその辺の人たちに。
安田
おお。
__
その存在を信じられないんじゃないですかね。
安田
__
思うにね、時間なんてのはどうにでもなるもんなんですよ。
安田
おっ、強気だねえ。
__
時間というのは単に物質的なもので、例えば我々人間のみならず物質も含めた、そういう存在が勝手に感じているだけのもんなんすよ。だから時間を普通に無視してもいいんです。そうすると、この時代にも例えば原始時代がどっかにあるんじゃないかと。
安田
ごめん、わからへん。
__
はい。
時間について
今読むと何だかよく分からないが、たぶん出来事に時系列的な順序を与えて整理する考え方が苦手だったのではないかと思う。

タグ: ヨガの話題


vol.17 安田 一平

フリー・その他。

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安田

野球

安田
高橋君は?野球はどこのファン?
__
伯母がトラキチなんで、受動的にタイガースファンですね。
安田
あ、ウチの筒井もトラキチガイ。サイトの日記もそんなんやで。
高橋
へえ。
安田
なんで伯母さん?
__
ここ、伯母の嫁いできた家なんですよ。
安田
ああ、知り合いだからか。
__
知り合いっていうか、身内ですから。
安田
ああ、ごめんごめん。
__
ここの家の人結構最近亡くなってるんですよ。
安田
気をつけな。大丈夫?何かないの?
__
あ、だからあのドア赤いんです。
安田
は?赤って魔除けなん?
__
ええ。
安田
あ、そうか。鳥居とかか。
__
この前ですね。面白い本を見つけまして。国ごとによる色へのイメージ図鑑というのがありまして。
安田
ああ、あるよね。アメリカだったら紫はアカンとか。
__
ええ。例えばアジア圏だと黄色は軽薄みたいだとか、緑はヨーロッパだと高貴な色だから悪魔の象徴だとか。
安田
うん、え?
__
赤は大体どの国でも血を連想させるみたいなんですけど、鳥居とか参考にして。
安田
風水か。
__
まあ。
安田
間違ってたら偉いことやで。

タグ: 赤色 黄色


vol.17 安田 一平

フリー・その他。

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安田

ヤキソバ

北島
すごいねぇ。創作?
__
あ、・・・・・・いえ。
北島
おいしい。一人で食べる時もこれぐらい凝ってんの?
__
まさか。気が向いたらまぁ。
北島
すごいなぁ。僕の知り合いとか、焼きソバしか作れない人間がいるし。聞いた話だけど。
__
マジですか。
北島
その人曰く、麺と野菜と肉が入ってるから栄養的にも十分だと。
__
なるほど。そういや今回の対談の打ち合わせの電話した時やたら機嫌が良かったけどなんかあったの?
北島
え?いつ?
__
14日。
北島
いや、最近機嫌いいよ。なんで?
__
まあ、なんでもないんだけど、機嫌悪かったらやってもらえないかもとその時思ってたんで。
北島
ああ、悪くても表には出さないからなぁ。人にはあまり当たらないし。

最近のトリビアについて

__
「トリビアの泉」、見ます?
北島
たまに見てるけどね。
__
最近つまんないっすねえ。
北島
豆知識も当時はいいのが残ってたからねぇ。
__
そうなんですよ。昔は結構、ホントに面白かったんですよ。無駄な映像でウケを取るんじゃなくてちゃんと淡々と下らない事を上品に紹介してたんですけどね。いまは無理やりっぽさがきついと。
北島
元々は、無駄知識を特集している本の著者がいて、その人をメインパーソナリティーにして番組作ろうとしてたらしいんだけどその人が出ないって言い出して、で仕方ないから視聴者からその人のネタが来たら即採用にしてるらしいよ。人から聞くには。
__
ややこしいなあ。やっぱ本当に面白いのはもうないんかな。
北島
あの番組の作り方なら、文字化して面白い知識じゃないとダメだよね。本当にすごいのだと聞いてもすぐには分からない。だからそれは何だっていう興味を引き出すのが豆知識だから。
__
大山のぶ代が「太陽に吠えろ!」の脚本を書いていた、というのがいい見本だなあ。
北島
うそ!
__
そうなんですよ。こういうのが見本ですね。

砂糖

北島
味は大事だねぇ。
__
ええ。
北島
酒にしても料理にしても。・・・・・・ちょっと前まで、お菓子以外で砂糖の甘いのが嫌いだったしね。最近はそうでもないけど。
__
料理に砂糖を入れるのが理解出来ませんでしたね。
北島
出来なかったね。味醂とか食材とかで取ってたから。
__
分かります。
北島
最近、あ、砂糖を入れれば普通にそこら辺の味になるんだというのが分かったから。
__
甘みを感じるほど入れると逆効果ですが、正にさじ加減で、塩とかよりも味に影響を与えますよね。

タグ: さじ加減


カッコいい喫茶店の話

__
ところで、どんなお店に行くんですか?
北島
うーんとね、スエヒロとかかな。昔だけど。
__
あ、喫茶店好きですか。
北島
いや、スエヒロが好き。久しぶりにハマったね。引越してからは行ってないけど。
__
あそこのどこがいいの?
北島
ええとね、マスター、とかおばちゃんとか。
__
へえ。
北島
必要最低限しかツボを押さえてないとこ。たとえを出せばきりが無いんだけど、一個出すと、僕と彼女さんとでご飯作るのめんどくさいからって行って、で、まあ僕のほうが先に食べ終わったんですよ。したら当然、僕の皿は下げられてコーヒーは下げられるじゃないですか。
__
ええ。
北島
で、マスターが気い使ってくれてて、カップが持てないくらいメチャクチャ熱いのを持ってきたの。飲めるわけがない。
__
うん。
北島
でも何もない状態よりは、場が成立するというわけ。
__
なるほど!
北島
僕が食べ終わって、皿が下げられて彼女がまだ食べてる状態だと、彼女が気ぃ悪いやんか。んでコーヒー早速出されたら彼女もあんまり気ぃ使うことないやんか。ゆっくり自分のペースで食べられるし。で、彼女が食べ終わると、普通に飲める温度の紅茶が出されると。
__
すげえ!
北島
そういう細かい気を使うのに、何一つ言わない。あとマスターがコーヒーを淹れたらおばちゃんがすっと持っていくスムーズさとかね。そういうのが好きだった。まあ、そのぐらいサービス業だったらやって当然なんだけどね。
__
あくまでも女の子の方にベクトルが向いてるみたいで、いいなあ。




ウソ

__
会話が盛り上がらなかったらそこで打ち切りましょう。
西川
いえいえいえ。ここ、コーヒーがおいしいと聞いてますけど・・・・・・
__
いや、おいしいですよ。
西川
じゃ、コーヒーで。
__
僕も。
  
(店員さん、離れる)
__
それ、ウソなんです。
西川
ははは、え?
__
いや、ここの七階だか八階だかのレストランで飲んだコーヒーが異常においしくて、でもここに来るのは初めてなんです。
西川
あ、そうなんですか。
__
すいません。ええと、西川さんは造形大の4回生だと聞いておりますが、それは本当ですか?
西川
本当です。
__
私も同じく、4回生なんですよ。それで親しみを覚えまして。
西川
そうなんですか。なにかそういうお芝居つくりをされてるんですか?
__
まあ、チラシを配ったりとかですね。芸術センターのこういうやつとか。(チラシを出す)明日、お暇でしたらまだ席ありますよ。
西川
そうなんですか。
__
このね、「紙風船」がすごくお勧めなんですよ。
西川
結構、色々な公演がされていますね。劇場とかありますよね。よく造形大にもこられるんですか?
__
行きますね。お顔を拝見したことがあるかも知れません。
西川
でもふだん着物着てないので。わからないと思うんですけれども。造形は学科も色々あるんですけど、私は歴史遺産の勉強してるんですよ。
__
歴史遺産?すげー。
西川
文化の方なんですけど。
__
文化?えー。うわー。ああ、そうですか、それは。ちょっと緊張してきました。うわ。
西川
そういう勉強なさってるんですか?
__
いや全然。なんか値段の高い話題になってきたもんで。
西川
私も本当に、寺社とか古いものに興味があったんです。色々と楽しい思いをさせてもらってるんです。
__
はあ。
西川
学校ではどんな勉強をなさってるんですか?
__
ええ、単位が取れる程度には・・・。
紙風船
京都芸術センター New Produce Project-3 むずかしい演劇 プログラムC「紙風船」 脚本/岸田國士 演出/藤原康弘(小さなもうひとつの場所) 公演時期:2003年2月5~8日。会場:京都芸術センター フリースペース

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vol.15 西川 右菜

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