キャビア

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あ、黒木さんだ。
黒木
すいません遅くなって・・・・・・あ、どこにすわったら・・・・・・
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あ、そこに、どうぞ。
黒木
あ、高橋君の扇風機私のと一緒や!あ、違うわ。
植村
(笑う)
黒木
すいません、ごめんなさい。
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あ、いえ、すぐ始めますから(出て行く)。
黒木
あ、すいません。(おひつを開ける)あ、キャビアや。
植村
・・・・・・。開けたらビックリしますよって。
黒木
はっしまった開けてしまった!見ました?
植村
見てない見てない。
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(入って来る)あー、危なかったー。
黒木
どしたん?
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いや、デザートがこぼれるところだったんですよ。
黒木
そうや、なんかお詫びにアイスかなんか買ってこよかなー思ったけど、多分絶対嫌がるかなーと思って。
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いえいえ。そうだ!(おひつ開ける)ほらっびっくりしたでしょ!?
黒木
あ!ホンマやキャビアや!
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ニセモンなんですけどね。200円で売ってたんで。
  
(二人笑う)
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まあ毒は入ってないんで。
植村
(笑う)食べるもんやし・・・・・・
黒木
これ(スープ)はなんですか?
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これはトマトと卵の、ちょっと、冷たくしたスープなんですけど・・・・・・
黒木
高橋君には、私と同じ欠点があるね。
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なんでしょう。
黒木
料理を作っていくうちにコンセプトがわからなくなっていくっていう。
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ああ・・・・・・
黒木
味としては、おいしいんだけど。
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コップよりかは、やっぱお皿に盛ればよかったですよね。
黒木
また、私においしいの作ってください。
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あ、はい。(時計を見る)あ、いや、まだか。
黒木
何?
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いや、まだ早いというか、自分的にもうすこし遅い方が・・・・・・
黒木
なんなん?
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ちょっと、あ、トイレっていうか(出て行く)
植村
この間にしゃべっとこう(少し笑う)
黒木
なんなんでしょうねいったい。多分絶対大した事じゃないんでしょうけど・・・・・・
植村
なんか凄いこと聞こうとしてたりとか。
黒木
悩み相談とか?
黒木さんのお気遣い
料理を用意していたため持ち込みを歓迎していないのでは、という気遣いをさせてしまった模様。
コンセプトがわからなくなっていく
当時は普通の料理を目指さずに、ひたすらオリジナルを追及していた。
タイミング
デザートの冷え具合のこと。

紅茶

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・・・・・・えー、今日は、来てくださったお礼として、ささやかな贈り物があります。
植村
やったー。なんかしらんけどやったー。
黒木
わーい。
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どうぞ。
黒木
(植村さんの)誕生日ってことですよね。あ、開けても・・・・・・
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どうぞ。
黒木
えっ!?これ?紅茶?どういうこと?
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それをポットの中に2,3個入れてお湯を注ぐと紅茶になるんですよ。
黒木
これは・・・・・・ナイスですよ高橋さん!
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やったー。
黒木
ありがとう。
植村
ありがとう。
黒木
いーなーこれ。あたしも誰かに贈ろう。
ドロップティー
プレゼントはこの第一回から定着。