劇団子供鉅人ニューカウントvol.7『チョップ、ギロチン、垂直落下』

撮影:橋本大和
__ 
今日はどうぞよろしくお願いいたします。子供鉅人の「チョップ、ギロチン、垂直落下」の大阪公演が終わりましたね。お疲れ様でした。
うらじぬの 
ありがとうございます。台風だったので大丈夫かなと思っていたんですけど、たくさんの方にいらしていただいて。
__ 
素晴らしい作品でした。
うら 
ありがとうございます。
__ 
その指のテーピング、大丈夫ですか?
うら 
あ、これは突き指がずっと治らなくて。でも衣装だと思われているらしくてちょうどいいです。
__ 
かっこいいですからね。うらじぬのさん、初主役を立派に張ってましたよ。
うら 
本当ですか。劇団でまだまだ新人も新人なので不安でした。女子プロレスも見たことがなくて、運動神経も悪いし、とりあえず筋トレしかないなと思って鍛えていました。共演の皆さんの気迫溢れる演技に引っ張り上げてもらい、素敵な衣装と美術、迫力ある音響照明で、やっとこさちょっと、プロレスラーに見えてきたらしく。座組の皆さんのおかげです。
__ 
素晴らしかったです。プロレスという装置が非常に生きた作品だったと思いますね。プロレス=台本があると言う理解が共通していて、でもプロレス団体「メスの穴」のお話自体は台本ではない、ハズなのに・・・みたいな。物語は誰にとってのものなのか、誰が主役なのか、みたいな争点を争う。それはつまり「プロレス」という幻想を追い求める営みであり、それはそのまま、戦う相手が人生だ、ということなのかなと思って。最終的に主人公たちは死んだのか、それとも生きているのか観客に委ねられる、そうした幕切れも魅力的でした。
うら 
私はあまりプロレスは知らなかったんですけど、「ブック」というもののグレーな存在を知って、奥ゆかしい文化というものがそこにもあるんだなーと。最初は「痛いなあ」だけだったんですけど、それだけではなく様々なドラマがあるということが分かった時、良いスポーツだなあと。
__ 
プロレスラーは技を避けない。
うら 
そうですね、それはありますね。技を受けて、面白く返すみたいな。お客さんの空気によって変えて行く、みたいな。
__ 
肉体を使った戦いだから、人生が現れてこない理由はないなあ、と。とても子供鉅人に合った題材だと思います。いかがですか、大阪公演終盤、今の気持ちは。
うら 
うーん、なんか、筋肉疲労がまず酷くて。プロレスラーの人達って本当にすごいなと。ちょっとかじったような技しかやってないのにこんなにヘロヘロになってしまって。プロの方々を心から尊敬しています。大阪公演は8ステージでしたが、東京公演は16ステージと倍なので。一ステージにつき一試合で終わるというわけではなく、何試合かあって、それをすべてコンスタントにやらないといけない緊張感があり・・・でも、お客さんが何というか、とても魅力的で。
__ 
というと。
うら 
これもプロレスの魅力の一つなのかなと思うんですけど、凄く、参加してくださるんですよ。手拍子をしてくれたり、やっぱり、普通の演劇ではこういうことはなかなか無いですよね。わくわくしました。感想とかにも、もっと掛け声を言いたい、って。コールアンドレスポンスじゃないですけど、そういう工夫をちょっとずつ追加してはいっています。今日は、ラストに「ご一緒に!」って。一緒にそういう気持ちになってくださるのはありがたいです。手拍子も何度もお願いしちゃったりして。
__ 
「チョップ、ギロチン、垂直落下」と。客席と一体になるって素晴らしいですよね。
うら 
はい。ありがたや、という感じです。
__ 
ちょっと抽象的ですけど、退屈させるとか、限界が見えてしまうだとか、そういうことがあるとまず実現しないですね。今回の場合は「夢の為に上京する」という、多くの人が必ず一度は持つことになる夢、つまり人生がテーマだったんですが、そこを媒介にしたからこそ、なんだろうなと思います。もちろん丁寧に描くことが条件で。そして、揚羽舞という親友の存在。
うら 
内田理央ちゃんの魅力みたいなものも脚本に還元されてると思います。普段は太陽みたいでぽわぽわ~とした感じの子なので。私はどちらかと言うとじとーっとしたタイプの人間。稽古場でも作中の二人みたいな感じでいました。そこが、作演出の益山さんも想像力を刺激されたのではないかなと思います。本当に出演して頂いて良かった。
__ 
私も、カーテンコールでハケる二人を見た時に、最高の名コンビだと思いましたからね。
うら 
本当ですか!ありがとうございます!嬉しいです。普段から湿布の貼り合いっこしたりして、うらちゃんほんとマンモス稲子みたいだねって。彼女にはいつも助けられています。
__ 
これから長い付き合いですね。
劇団子供鉅人
05年益山貴司・寛司兄弟を中心に大阪で結成。「子供のようで鉅人、鉅人のようで子供」の略。関西タテノリ系のテンションと 骨太な物語の合わせ技イッポン劇団。団内公用語関西弁。人間存在のばかばかしさやもどかしさをシュールでファンタジックな設定で練り上げ、黒い笑いをまぶして焼き上げる。生バンドとの音楽劇から4畳半の会話劇までジャンルを幅広く横断。3度に及ぶ欧州ツアーやF/T13参加。CoRich舞台芸術まつり!2012準優勝。関西でほんとに面白い芝居を選ぶ「関西ベストアクト」二期連続一位など勢力拡大中。(公式サイトより)
劇団子供鉅人ニューカウントvol.7『チョップ、ギロチン、垂直落下』
作・演出 益山貴司
出演 劇団子供鉅人 × 内田理央(仮面ライダードライブなど) × 星野園美(身毒丸ファイナルなど)


女子プロレスラー、マンモス稲子は
リングのコーナーポストから垂直落下し、謎の自殺を遂げた。
故郷の岬で夜毎受けていた風速10.85mの風を全身に感じながら、
死の直前、彼女は何を思ったのか?
大都会の片隅(実家のガレージ)で練習にいそしむ「メスの穴」のメンバーは
女同士の傷の舐め合い試合から抜け出すことができるのか?

「中野区イチの大不幸女」マンモス稲子の垂直落下に転落していった人生と
彼女をめぐる女子レスラーたちの「生きること」への復讐と再生の物語。
プロレスを描いた演劇ではなく、演劇をプロレスで描く意欲作。

そう、戦う相手は人生だ!


大阪公演  HEP HALL
2017年10月17日(火)~23日(月)

東京公演 浅草九劇
2017年11月6日(月)~19日(日)

出会ってしまった

__ 
うらじぬのさんがお芝居を始めたのはいつからでしょうか。
うら 
小学校の時に、社会の授業で好きな時代を題材に何かを作るというのがあって。同じクラスのミキヤ君という男の子と一緒に、アウストラロピテクスのお芝居を作りました。私が原人役でした。ミキヤ君は解説だけ。そこからです。
__ 
ミキヤの先見の明がこの時代まで続きましたね。
うら 
本当ですね。ミキヤプロデューサーには感謝感謝です。
__ 
大学は大阪芸大ですよね。千葉県から大阪に?
うら 
本当は日芸か多摩美に行きたかったんですけど、修学旅行で行った大阪がものすごく楽しかったんです。親には前日まで黙ってて、強制的に試験を受けに行きました。
__ 
大阪芸大時代はどんな感じでしたか。
うら 
芸大時代は周りに変な人しかいなくて日々楽しかった。お芝居をやる以外は音楽系サークルでドラムを叩いていました。あとは、先輩の作った劇団に客演をさせてもらったりとか。でも、大阪時代は子供鉅人は一度も見たことがなくて。
__ 
そうなんですか!
うら 
「組みしだかれてツインテール!」の時に、特に大阪の方々だとかは意識せずにオーディションを受けに行きました。実はその時インフルエンザと扁桃腺炎に罹って10日間ぐらいずっと寝込んだ後、病み上がりの2日目ぐらい、地球に帰ってきてすぐの宇宙飛行士みたいにふらふらずどーんとした最悪のコンディションでして。で、オーディションの内容も30分ぐらいずっと踊るぞーみたいな内容で、逆に身体が生命の危機を感じて、火事場の馬鹿力みたいなハイテンションで踊ったり。みたいな状態でいたら、それが面白いと思って頂けたのか。それで客演させていただきました。
__ 
ツインテールか!
うら 
はい、私は途中で足をめちゃくちゃ撃たれる役でした。子供鉅人ではよく、犯されたり発狂して人を殺めたりみたいな日常ではあまり体験出来ない役どころを頂きますね。自分の許容量を超えるぐらい動いてるのか、本番期間中にいつも熱出したり。でもそんな経験はなかなか他ではできないんだろうなと思ってます。

志と優しさ

撮影:橋本大和
__ 
「ギロチン」。上演を重ねるごとに、変わってきているとの事ですが。
うら 
最初の方は、プロレス技をしっかり決めないといけない、お芝居のところも全部集中してやらないといけないと思って、結構パンパンだったんですけど、このところようやく、お客さんが楽しんでくれているのを所々感じることができていて。プロレスのシーンの時はプロレスリングの観客として、マンモス稲子のモノローグの時にはじっくりと見てくれている、と感じることが出来るようになってきました。プロレスとお芝居というものをもっと結びつけることができたらいいなと思っています。
__ 
演出の一つとして、プロレスのリングが回転するんですよね。その上でもちろん試合をするし、人間関係という名の戦いも繰り広げられる。その疾走感がたまらなかったです。
うら 
今回の役に当たって、女子プロレスラーの方はどんな思いで生きてきたんだろうということを、全日本女子プロレスの分厚いインタビュー本を買って読んでみたんです。ブル中野さん、ダンプ松本さん、長与千種さんなど名だたる女子プロの方々のエピソードを読んでいたら、皆さん本当にものすごい熱い思いを懸けているんです。プロレスに。誰と誰がこうなっていて、みたいな人間関係の歴史もあったり、もちろん試合自体の歴史もあって。私も、誠意を持って、マンモス稲子という1人の女子プロレスラーを演じたいと思いました。悩んで悩んで、自分の志を貫くのか、それとも親友の為に犠牲になることを選ぶのか。

「リレー」

__ 
舞台に立ってる時に、どんな感情になっていますか?
うら 
舞台上に立っている時・・・。
__ 
最近のインタビューの中で、「舞台の上に立っているときに生じる感情を見世物にするのが俳優の仕事である」という考え方が出てきて。もちろん、細かく組み上げられた演技から生まれる観客の体験が俳優であるという意見もある。
うら 
そんなに素敵なことは言えないと言うとあれなんですけど、単純に、舞台という空間が、私にとってはいつも新鮮で楽しいです。役が、ということも思っているんですけど、もっとコアなところで言うと、予期せぬ空気が生まれたりだとか、お客さんがこう思ってくれているというのがわかる実感というか。毎回漂う色が違うなあ、みたいな。そういう体感って、他のジャンルではなかなか得られないと思うんです。そして、一つのものをその場にいる全員で最初から最後まで持って行っている。というのが、すごく楽しいなと思います。ちょっと大雑把に言っちゃってますけど。
__ 
演劇のお客さんって、そう考えると、とても独特な存在ですよね。再生が絶対に出来ない作品を見ている。ちょっと巻き戻して見るとか、そういうことはできない。もう一度見れないものに対して分析したり鑑賞したり評論したりしている。そしていまお話を伺っていて思ったんですけど、劇場の中の全員で、演劇の最初から最後までをリレーしているんですよね。
うら 
そうなんですよ。はじめましての挨拶もしたことのないお客さんが見に来てくれていて、最初からシーンを一つずつ共有して、ほぼだいたい意味がわかった上で一つの物語を共有してくれる、って、すごいなあと思うんですよ。舞台が終わった後で「面白かったです」と見ず知らずだった私に声をかけてくださる事って、すごい事だなと思って。ちゃんと仲良しになれた!じゃないですけど、舞台を通じて素敵なコミュニケーションがとれたようで毎回本当に嬉しいです。
__ 
それは一回も考えたことなかったです。
うら 
だからやみつきになるじゃないですけど、次も色々な人に会って、物語を共有したいと思っていますし、できる努力をしていきたいです。

質問 日高 啓介さんから うらじぬのさんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、FUKAIPRODUCE羽衣の日高さんから質問をいただいてきております。
うら 
おおっ、よく拝見しています。去年、木ノ下歌舞伎「心中天の網島」を拝見しました。すごく面白かったです。
__ 
「台本はどうやって覚えますか?」いかがでしょう。
うら 
わー、私、苦手過ぎて!一応録音しますかね、相手のセリフも自分のセリフも録音して、それを聴きながら自分の台詞のところを一緒に言う事で体に落としたり、あとは、人に手伝ってもらって。自分のセリフを1行ずつ読んでもらって、台本は見ずに自分のセリフを繰り返すんです。リスニングのやり方で覚えています。そうすると文字を読むよりも覚えやすいんです。スピードラーニングのCMみたいなこと言ってます。

私とこどきょ

__ 
そもそも、うらじぬのさんが子供鉅人に入ったのはなぜですか?
うら 
益山貴司さんに誘っていただいて。1年ぐらい考えて、踏ん切りをつけて入らせていただきました。お客さんとして何度か見させていただいたんです。「真昼のジョージ」と、それから「重力の光」にも客演させていただいて。本当に、気持ちのいい、正直な人しか集まっていない劇団で。ガチャガチャ~ってなってて賑やかで。私は今まで、子供鉅人のような集団の中にはいなかったなって思います。
__ 
子供鉅人にしかない魅力とは。
うら 
やっぱり、あまり器用なほうじゃないから、どうしても本当の部分が出る、ということなのかなと思います。基本的に舞台は毎回同じことをコンスタントなクオリティで届けられないと、だと思うんですけど子供鉅人は、さっきのリレーの話じゃないですけど、もう、誰かがどこか遠くにリレー棒を飛ばしてしまったら私もどこかに飛ばしてしまおうと、どこまででも飛ばしてしまったりしてコースアウトしたり。もう戻って来れなくてもいい~!ぐらいの楽しいエネルギーがあって。だから生傷絶えないですけど、なんかこう、生命力が凄い。
__ 
本番で出たものを最高にしてしまう感じなのかな。
うら 
そういう人が多いと思います。で、遠くまで飛ばしてしまっても野生の勘で取って戻ってくる。それには本当に、きれいに繊細になぞる、ということだけでは敵わない部分があります。躍動感の元。
__ 
その躍動感を支えているのはお互いの信頼なのかなと思います。後ろのことを考えなくてもいいぐらい、信じあっている気がする。
うら 
本当にみんな仲良しなので、そういう環境が支えになってると思います。

これからも

撮影:橋本大和
__ 
今後、どんな感じで攻めて行かれますか。
うら 
そうですね、もっと、何かこう、もっと学びたいです。技術面でもそうですし、もっとこういう風にしたほうが伝わるんじゃないかとか、常にやっていたくて。前は2年ほど、無隣館で勉強させていただいてたんですけど、別の違う分野でも学んでいきたいなと思っています。
__ 
今後も楽しみです。
うら 
ありがとうございます。

伊勢組みひものストラップ

__ 
今日はですね、お話しを伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
うら 
うわあ!ありがとうございます。見てもいいですか。
__ 
どうぞ。
うら 
あ、おかげ横丁。(開ける)
__ 
それは伊勢の組紐ですね。首からかけられるストラップになっています。
うら 
ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。鍵とかよく失くすので。

酵素漂白剤「純愛」

__ 
今日はお話を伺いたお礼にプレゼントを持って参りました。
日髙 
そうなんですか。ええっ。何だろう。これは僕のために選んでくれたんですか。
__ 
はい。
日髙 
ありがとうございます(開ける)。これは・・・
__ 
酵素漂白剤です。
日髙 
すごい。「純愛」って書いてますよ。
__ 
今回ぴったりなんじゃないかなと思って。

京都での公演を終えて・・・木ノ下歌舞伎『心中天の網島ー2017リクリエーション版ー』5都市公演

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いいたします。「心中 天の網島」、本番お疲れ様でした。
日髙 
ありがとうございます。見に来て頂いて嬉しかったです!
__ 
素晴らしかったです。
日髙 
前回もそうだったんですが、京都に滞在して、しかもセットの上で稽古させていただいたので、ものすごく充実した製作になりました。ロームシアターさんの全面協力を頂き、すごくいいクリエーションができたと思います。
__ 
そして今、四都市公演の皮切りとなる京都での公演を終えて。どのような思いですか。
日髙 
単純ですが、ここから始まったという実感と、さらに作品が成長していく、という予感があります。
__ 
まずは、京都での上演を拝見できて非常によかったです。
日髙 
木ノ下歌舞伎は、京都で拝見すると格別の趣がするんですよね、やっぱり。この間の木ノ下歌舞伎さんが上演された「勧進帳」を春秋座で拝見したんですが、見終わった時の感覚にこれまでにないものがあって。
__ 
劇場を出た後に、何かが運ばれてくるような空気がある。
日髙 
そうなんです。
__ 
さて、これから4都市のツアー公演が始まりました。
日髙 
宮崎でも上演します。僕は宮崎出身なんですが、これで宮崎公演をするのは今年に入って3回目です。是非とも観てもらいたい作品でしたから嬉しいです。
__ 
京都の人間としてはそういうのも嬉しいですね。
日髙 
ロームシアターの方も、「この作品は京都で生まれた作品だから、各地で成長してまた戻ってきてほしい」と。芝居をやっていて嬉しいなと思うのは、色々なところで色々な人に見てもらって、それでまた戻れる、という。戻りたいなと思える舞台っていいですよね。
__ 
悲しい男女の話であり、たまらない感覚でした。悲しいと言えば悲しいけど、羨ましいというのはあるなあ、と。
日髙 
一線を越えられる人たちの羨ましさというのはありますよね。一線を越えたら死んじゃうんですけど。
FUKAIPRODUCE羽衣
2004年女優の深井順子により設立。 作・演出・音楽の糸井幸之介が生み出す唯一無二の「妙―ジカル」を上演するための団体。 妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、韻を踏んだ歌詩と耳に残るメロディで髙い評価を得るオリジナル楽曲、圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴。(公式サイトより)
心中天の網島ー2017リクリエーション版ー
天まで突き抜ける、
ふしだらでピュアな“愛”と“死”

作|近松門左衛門
監修・補綴|木ノ下裕一
演出・作詞・音楽|糸井幸之介[FUKAIPRODUCE羽衣]

出演|
日髙啓介 伊東茄那 伊東沙保 武谷公雄 西田夏奈子 澤田慎司 山内健司
木ノ下歌舞伎の旗揚げ10周年企画として、約2年にわたって5公演6演目を上演してきた「木ノ下“大”歌舞伎」。その最終公演は、近松門左衛門の最髙傑作と評される『心中天の網島―2017リクリエーション版―』の全国5都市ツアー。2015年に初演した同作が、ロームシアター京都のバックアップのもと、さらにパワーアップして帰ってきます。
だらしなくも憎めない紙屋の主人・治兵衛、天真爛漫な遊女・小春、治兵衛を献身的に支える妻・おさんが織りなす“愛”と“死”のドラマを、低迷する社会をエネルギッシュに生き抜く町人たちの群像音楽劇へと押しひろげるのは、演出・作詞の糸井幸之介。監修・補綴ほてつの木ノ下裕一と共に、近松原作の緻密なレトリックを熱く鋭く再構築します。
激しく燃える男女の愛、市井の人々のエネルギー、そして社会のリアルを浮かび上がらせるキノカブ版『心中天の網島』。すべての人の心に響く人生の哀歌・賛歌に、乞うご期待!

京都:2017/10/5(木)~9(月・祝) 会場:ロームシアター京都 ノースホール
三重:10/20(金)~22(日) 会場:三重県文化会館 小ホール
香川:10/28(土)~29(日) 会場:四国学院大学 ノトススタジオ
宮崎:11/1(水)~2(木) 会場:メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)イベントホールbr /> 横浜:11/6(月)~18(土) 会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ

愛、取り返しのつかない

__ 
さて、「心中 天の網島」について。どういう物語かというと、悲しい男女の話ですね。どこにでもいる普通の男と遊女が取り返しのつかないほど深く惹かれ合い、周囲から責められ、やがて心中へと追い込まれてしまう。
日髙 
男女の愛、人間としての切なさ、色々な物が詰まっている作品だと思います。
__ 
そういうお店に入ってしまう男性の、どうしようもない思いと言うか。
日髙 
そうですね、行き場のない男と、同じく自由のない女性。
__ 
思うのは、心中って人類共通のテーマだよなあと。人間、心中モノを観たら心のどこかが確実に動くと思うんですよ。
日髙 
心中って心の中と書きますよね。何ででしょうね。
__ 
ああ、「中」は「毒が中る」とも書けますよね。
日髙 
それが死因だったのかもしれませんね。
__ 
その毒はいつ、どこで生まれたものなのか。いや、そもそも最初から備わっていたものなのか・・・作中最も印象的なのは最後の最後のシーン。治兵衛が小春を殺しにいくときに、小春の身体が逃げてしまい、治兵衛が「逃げんな」と叫ぶシーンでした。
日髙 
糸井くんの演出ですね。あんなに躊躇していたけど、タガを外さないと最後の一線を越えられないんですね。その最後の言葉が「逃げんな」というのが切ないですね。
__ 
あれが毒だったとは言いませんが、とても醜く、美しい瞬間でした。そこに至るまでに世界各国、色々な時代の橋を二人して旅していたのに。いじましく、切ない二人でしたね。
日髙 
そうですね。

歌う二人の落とす影

__ 
今回は木ノ下歌舞伎とFUKAIPRODUCE羽衣の、まさにコラボレーション作品、もしかしたら共作という形だったと言えるかもしれません。現在、日本でも最注目の劇団が交互にシーンを上演するかのような構成でした。
日髙 
木下さんが初めて糸井作品をご覧になったのが、それこそ、立誠小学校で上演した、ぐうたららばい『観光裸(かんこーら)』で、木下さんは糸井の作品と近松作品の共通点を見出したそうなんです。
__ 
私も拝見しました。駆け落ち心中モノでしたね。
日髙 
疑似的な、ですね。その時から、いつか糸井を演出に迎えて作品を作りたいと思われていたそうです。
__ 
良かったですね。
日髙 
本当にそうですね。天の網島の原作も義太夫の浄瑠璃だから、糸井くんの妙ジカルと微妙に合っていると僕は思っていて。
__ 
最初の方の歌の途中、日髙さんが思いの丈を朗々と吠えた演出があったじゃないですか。「天満に年経る。千早ふる。」あれがたまらなかったですね。
日髙 
ありがとうございます。はい。
__ 
羽衣の作品をこの五年くらい拝見していますが、もうずっと浮気と不倫がテーマで、主役である日髙さんがずっと幸福の絶頂で。でも今回の「天の網島」では何と!怒られましたね。
日髙 
(笑う)そうですね、怒られました。
__ 
正論で。みんなが言いたかったことを。
日髙 
分かっているんです。本当に申し訳なくて。この文房具屋の店主風情にこんなに美人な奥さんがいて、それでも飽き足らず美人な小春と証文を何枚も作って。まあこんなしょうもないおっさん役者が毎回・・・皆さんの言いたい事は分かります。俺も分かってます。
__ 
誰かが一石を投じても良かった・・・今回ようやく。
日髙 
はい。青年団の山内さん演じる五左衛門から怒られちった。
__ 
各地の皆さんにはこれをご覧になって、是非とも胸の支えを取り除いてほしいですね。
日髙 
精算してほしいですね。
__ 
親族の諫めを振り切り、心中の旅に出る、小春と治兵衛の二人旅。
日髙 
そうですね。見ていただきたいです。さっさと死ねよかもしれませんが。でもやっぱり、精一杯生きたんだと思うんです。裏もなく精一杯生きたからこそ立ち行かなくなる。
__ 
貫き通さないといけない、譲る事が出来ないものを掛けて、ついに心中へとの道。死出の道、応援したらいいのか、はた引き返せと願うが人の道なのか。果たして最後はどうなるのかを観て頂きたいですね。

「その上」を歩いている

__ 
細かい演出がまた非常に効果的で良かったです。板の間の下に消えていく、心中した二人の遺体、であるとか。
日髙 
そうですね。初演だと、セットの後ろの方で死んだのでそういう効果はそれほどでもなかったんですけど。今回は本当に、二人が地面に埋められたという絵が出来て、その上にまた新しい歴史が始まっていくみたいな。
__ 
最後のシーン、おさんの意味ありげな沈黙があって。思わせぶりですね。
日髙 
史実では、おさんは出家したらしいです。だから、二人の間の子供である勘太郎と過ごした時間はほんのわずかだった。
__ 
みんながみんな、誰かを愛そうとしただけなのに全員不幸になってしまった。
日髙 
華やかではなくちょっと衰退した元禄の時代を経て、そういう歴史を歯を食いしばって生きたうえに、俺らが平和に生きているというのをちょっと考えちゃいますね。
__ 
これを書いた近松も含め、ですね。
日髙 
それを木下さんが補綴して、ただ伝承するのではなく、新しい掘り起こし方をしようとしているのが、我々のような芸能に生きる者にとってはすごいことだなと思います。
__ 
強い使命感を感じますよね。

愛とか恋に浸れること

__ 
愛とか恋に浸れることの価値。FUKAIPRODUCE羽衣は、そこに際限なく落としてくれるんですよね。愛と死を歌い、果てしなく美化する。観ていて自分も死にたくなるぐらい。以前このサイトで糸井さんにインタビューした時には、「そういう部分に自覚的なお客さんは、羽衣の作品に強く共感してくださる」と。日髙さんは、舞台上で歌っていて、何か思われることはありますか?
日髙 
ずっと羽衣でやっていて。あまり歌と芝居を分けたことがないんですよ。ミュージカルであれば例えば綺麗に歌うであるとかを意識するのかもしれないですけど、羽衣に関しては、芝居の部分にメロディーがのっているというだけなんです。セリフを喋ってるという感覚で、ずっと歌ってるんです。
__ 
セリフを喋るように歌っている。
日髙 
やっぱり色々な感覚、雑念、雑音、はあります。そこで発してみないとわからない、そんなこともあります。例えば「好きだ」というセリフを口から発して、喜びの感情が出るのか悲しくなるのかは発してみるまで分からない。糸井君はものすごく緻密に組み立てるんですけどね、僕は、緻密さとパッションは矛盾するかもしれないですけど両方大切にしています。常に、自分の心が動くように。そこに引きずられて結果的に、歌があまり上手くなく聞こえたとしても、心の部分を大事にしたいなという気持ちはあります。
__ 
その時舞台上でどう動くかということですね。線引きの難しい話題だと思いますが、テキストに沿って感情を「手動(主導)で動かしている」のか、それとも「感情が自ら動いている」、のか。
日髙 
色々な役者がいて、色々な考え方があると思うんですよ。役として一本通すというやり方の人もいると思うんですけど、これまでずっと羽衣でやってきた僕の場合、役よりも、舞台の上の会話だったり、人の圧であったり、そういう空気を大切にしたいなと思っています。それが結果的に、役になるのかなと思っています。分からないですけどね、半年後には意見が変わってるかもしれないし。毎日発見があります。
__ 
舞台に立ってみるまで分からない、ということではなくて・・・その時に生じたものである、ということが大事なんですかね。
日髙 
そうですね、ですがそれをそのままお客さんに出しても見せ物にはならないし。でも、そこで空気が生まれた時、確かに僕の中に「それが生まれた時の感覚」をお客さんに伝えたい、と思っています。
__ 
感情が生まれた感覚を伝え、見せる。そういう技術であると言ってよいのか、それとも姿勢と呼ぶべきなのか。
日髙 
そうですね、分からないですけどね本当に。もちろん状況と、ストーリーを伝えることが大切ですが、それだけではお客さんはただ文章を読んでるのと同じですから。感情を伝えるということが合わさって、そこにはいろいろな細かい感情も載って・・・。これが正解というのは無いんですね(どの分野もそうかもしれませんけど)。僕個人はその答えを見つけたくはないですね。追い求めて行きたいです。

虚脱感

__ 
これまでの舞台で、最も感情に流されそうになった経験はありますか?
日髙 
色々、憑依するとかいうじゃないですか。僕の場合は、比較的、残っているとかそういう影響はあまりないんですよね。ただ、やっぱり、2時間くらい感情を溢れさせるので。虚無感というのはあるんですよ。日々あります。でも明日も本番があるし。
__ 
そうですよね。
日髙 
今回の場合は特に、人を殺す演技をして、そして自分も死ぬと言う役で、やっぱり精神的にどっと来るんですよ。そのエネルギーが、やるだけでガクンときて。この舞台の疲れはラストのシーンによってきますね。肉体的な疲れはすぐに回復するんですけど、精神の疲れと言うか。なりきるという大それたことではないですけど、その行為を舞台上でするだけで。
__ 
虚脱感。
日髙 
そうですね。
__ 
その一部始終を見る観客は観客でかなりエネルギーを持っていかれますけどね。治平衛という人生の最後を見るんですからね。
日髙 
そうなんですよ。残された人と旅立つ人のベクトルは全然違う気がして。死ぬ人は、死ぬことが決まったら淡々と死んでいく気がするんですよね。残された人たちは辛い思いをする。お客さんは二重に疲れてるのかもしれませんね。

網目の上を歩く

__ 
舞台上で生れる感情を見世物にするというのは、もちろん綿密な稽古が必要ですね。今作の場合は特にそう思います。舞台上が歩きにくいセットだということからも、ものすごい稽古量を感じます。網目を連想させる、雲形定規みたいな舞台の上で一歩一歩俳優さんが確かめながら歩いているような。
日髙 
稽古期間、毎日誰かが落ちそうになっていたんですけど、本番では今のところ何もありません。スタッフさんが丁寧に、役者に注意を向けてくれているので。身が引き締まる思いです。
__ 
これからも何もないことを祈っています。まあでも、観客というのは残忍なもので、ハラハラしている緊張感も良かった、という感覚があります。前回の舞台の写真から見ると、直線上の小さな橋が組み合わさっているようですが、今回は曲線という事で、難易度は跳ね上がっているように思えます。
日髙 
初演は平均台と同じぐらいの細さなので最初は大変なんですが、慣れていくと見当が付くというか。今回の場合は曲線が入ってるので、後ろ向きで歩いていたら気がついたらあとが無くなっている、ということも結構あるので。その辺は、(もちろん芝居に取り組みながら)一歩一歩気をつけています。それと、この舞台上は結構髙いんですよ。踏み外すとズボッと行ってしまうので、そのぶんかなり注意をして。
__ 
きっと、頭の中に道を入れておかないと危ないだろうなという気がするんですが、俳優が集中力を切らさないかと言うハラハラは結構あります。
日髙 
それは初演も結構言われたんですよね。けど、それは消えないように。道を頭に叩き込んでいます。
__ 
ハンデありで傑作音楽劇を!
日髙 
はい。

質問 nidone.worksのお二人から 日髙 啓介さんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、nidone.worksの福岡さんとやまもとかれんさんから、質問をいただいてきております。まず福岡さんから。「日常で創作のきっかけを得ることはありますか?」
日髙 
やっぱり僕は役者なので、創作と言っても台本と演出があっての肉体なので。クリエーション的なものは稽古が始まってからだと思うんですね。ただやっぱり、稽古が始まってからだと間に合わないこともいっぱいあるんですよ。肉体的なコンディションもそうですが、色々なものを感じることだと思うんですよね。稽古が始まってしまうと、その時にあるものを使わないといけないので。それ以外のものというのは色々なものをなるべくたくさん見て感じると言うか。見っぱなしではなくて、人との会話を経て、自分がどういう感情になっているのかを把握したり。そういうのが好きなんですね、僕は。次のクリエーションの素材として、集めるのが好きです。それを全て使うかどうかは別として。
__ 
やまもとかれんさんからも質問です。「日常でも、自分がパフォーマーであると感じることはありますか?」
日髙 
それはないですね。あんまりない、かなあ。ある人はあるのかな。

そもそも備わっていたのか

__ 
いま興味があることは何ですか?
日髙 
結構たくさんあるんですけど、演劇の謎みたいなこととか、はちょっとずつ解き明かせていけたら。正解はないですけどね。それと、人間の性悪説には興味があって。やっぱり人間ってひどい生き物だなと思っていて。ほっておけば多分ひどくて、自分のことしか考えずに自分のために全てを食いつぶして、自分もいつか喰い殺してしまう。それでもその中に、人と生活していく上での良心があって、それで生きていける。人間って、どこまで、なのかなと思いますね。そうあるべきじゃないとか言うのは置いといて、人間の密な部分。愛情に溢れて生活している僕らは本当に幸せなんですけど、本当の部分。知りたくはないんですけど、ふと思うんですよ。
__ 
まず、想像力に限界はありませんからね。宇宙の外のことであるとか、複雑なことも抽象的な道具を使って考えられてしまうじゃないですか。そして、自分の事ばっかり。
日髙 
それを理性で抑え込められるから、怖いですね。
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人間の精神って、子供の頃から育てられて形成されていくから、理性というものが働く、という考え方がありますよね。でもやっぱり、欲望を爆発させてしまうこともある。
日髙 
僕は、人に興味があるから俳優をやってるのかもしれません。最近、動物としての人間に興味があります。
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動物は心中しませんからね。
日髙 
そうそう、そうなんですよ。理性を保っている動物として・・・いや、もしかしたら、理性も野性の中に含まれている生存戦略なのかもしれないですけど。

2ヶ月のランデブー

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これから四都市公演ですね。11月18日まで、2ヶ月のランデブーですね。何かお客さんに伝えたいことはありますか?
日髙 
京都で誕生した作品が、旅をしながら、ちょっとずつ変化していく様が、僕らも楽しみですね。場所が変われば芝居も変わるし、時間が経てば経つほど変わっていく部分もあるので。その時その時、その場でしか見れない作品をご覧になって欲しいと思います。ぜひ。それと、年末には吉祥寺で羽衣ライブもあります。毎年やっているんですが、糸井楽曲を3時間歌い続けます。
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ライブ、いつか是非行きたいです。今後どんな感じで行かれますか?
日髙 
来年も舞台中心で予定が入っているので、当分は演劇の謎を突き詰めながら行って来たいです。基本的にはFUKAIPRODUCE羽衣のメンバーとして行っていますので、羽衣の創作に携わっていきたいなと。
FUKAIPRODUCE羽衣LIVE vol.11
構成・演出:深井順子 音楽:糸井幸之介 
12月18日(月)19:30start(18:30open)

12月19日(水)19:30start(18:30open)


***Singers***
FUKAIPRODUCE羽衣

***Band***
Guitar/斉藤浩樹(ParaboLa) Bass/堀田秀顕(あっぱ) Drums/河村俊秀(ペトロールズ)

***ticket***
3,000円(1drink別)
※整理番号付入場券(会場の状況によりお立ち見になる可能性がございます。)
※ご入場時に別途ドリンク代を頂戴いたします。

***会場***
吉祥寺STARPINE’S CAFE

nidone.works新作公演『おにぎりパン!』

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今日はどうぞよろしくお願いします。最近、お二人はどんな感じですか?
やまもと(以下、やま) 
 よろしくお願いします。最近は次回公演の製作をしながらもMVを2本作っています。ヨーロッパ企画さんの企画で作るかせきさいだぁさんのMVと、もう一本、別のミュージックビデオを作っています。
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次回公演とは、nidone.worksの新作公演でもある「おにぎりパン!」ですね。どんな作品になりそうでしょうか。
やま 
おにぎり屋さんの娘とパン屋の息子が結婚する話なんですけど、その結婚前夜のパーティーをおにぎり屋の店長であるお父さんとその仲間たちで開催するんだけど・・・?!という。ストーリーはそんな感じで、笑えて、視覚的に楽しいと言う方向に進もうとしています。
nidone.works
成長過程にいるこどもが おとなになることを、少しでもポジティブに捉えることができる作品づくりを目指しています。 メンバーは作/演出の渡辺たくみ、制作の加藤なつみを中心に、作品ごとにゆるやかなともだちを集めて活動中。舞台作品では、こども自らが表現することを後押しできるように、こどもたちが演者とコミュニーケションをとることでストーリーが進むよう構成しています。(公式サイトより)
nidone.works新作公演『おにぎりパン!』
おにぎり屋さんとパン屋さんのドタバタおめでとうパーティー!

おにぎり屋「にぎり亭」ではたらくおむすちゃんは、
パン屋「オレンジ・ベーカリー」のハッサクくんと結婚することになり、
晴れてあしたからパン屋さんになります!

みんなも『おにぎりパン!』に出席して、2人をお祝いしちゃおう!

■公演日時
2017年10月13日(金)~15日(日)
13日(金) 12:30/18:00
14日(土) 12:30/18:00
15日(日) 12:30

※開演30分前より受付・開場。
※上演時間は約30分を予定しています。

■会場
京都造形芸術大学人間館1階
カフェ横展示スペース(春秋座側)

作・演出=渡辺たくみ

■出演者
磯貝優志
井上向日葵
松田ちはる
山口慶人
渡部もも

■スタッフ
美術|やまもとかれん
照明|福岡そう
音響|安東優里奈
衣装|松田ちはる
制作|加藤なつみ
イラスト|宮城巧

■チケット料金
無料(要予約)