劇団しようよ 3カ年プロジェクト『CEREMONY』

__ 
劇団しようよの『CEREMONY』が来週ですね。意気込みを教えてください
楳山 
いやもう、やったるぞ、しかないですね。何だろうなあ、やっぱりなんだか普通の作品とは違うんですよ、『CEREMONY』は。ワークインプログレスをご覧くださった方には分かっていただけると思うんですけど、客席と舞台があって上演が始まるのではなく、役者と観客が出会うところから始まっていく。本当に、人と接する機会と言うか。半分ワークショップみたいなところがあるんですね。稽古をしている時も「これって演劇の稽古だよな?」と、ちょっと不思議な気分になっていました。
__ 
先日のワークインプログレスを拝見しましたが、お客さんの動きとか感情を計算しながら稽古していたんだろうなと思いました。
楳山 
ワークインプログレスの時は正直、僕達も初めての試みだったということもあって。なんとなく飲み込めてないと言うか巻き込めていないというか。もしかしたら、そういう「上手くいかなさ」がそもそものコンセプトなのかもしれないね、という話を皆でしたりしまして。それを踏まえて、どういう公演にしていこうかという話をしました。
__ 
まだ一週間前ですから、ね。さすがにまだ答えは出ていないでしょう。
楳山 
ただ、大原さんが仰るには「面白い作品になってきた」と。ともかく、楽しんで頂ける作品になればいいなと思っています。
__ 
そうですね。観客参加型という打ち出し方はしていないですけれども、ガンガンお客さんが参加する。結構、鑑賞体験というより、もう一歩踏み込んだ作品だと思うんですよ。
楳山 
そうですね。戸惑われていたお客さんもいらっしゃいましたし、それは僕も思っていました。後輩から個人的にちょっとキツかったという声もいただいて、その時はごめんねとしか言えなかったですね。でも、そういう特殊な作品なんだなと言えそうです。
__ 
そこにこの『CEREMONY』という作品の価値がある。
楳山 
東京デスロックがやられていた作品の価値はまさにワークインプログレスの中にもセリフとして出てきた「確認し共有すること」だったと思うんですけども。例えば舞踊の儀とかもお客さんが参加する時間でしたが、「共有」という面が色濃く出ていたと思います。『CEREMONY』って文字面は凄くほんわかしていますが、作品としてはすごくサディスティックなことをしているのかもしれない。日本人的な、あなたもこっち来るでしょうみたいな。そういう空気感は、お客さんが本当に入ってみないと分からなかったですね。
__ 
ただ、暴力に自覚的になっているところは大きいと思います。
劇団しようよ
2011年4月、作家・演出家・俳優の大原渉平と、音楽家の吉見拓哉により旗揚げ。以降、大原の作・演出作品を上演する団体として活動。世の中に散らばる様々な事象を、あえて偏った目線からすくい上げ、ひとつに織り上げることで、社会と個人の”ねじれ”そのものを取り扱う作風が特徴。既存のモチーフが新たな物語に〈変形〉する戯曲や、想像力を喚起して時空間を超える演出で、現代/現在に有効な舞台作品を追求する。2012年「えだみつ演劇フェスティバル2012」(北九州)、2014年「王子小劇場新春ニューカマーフェス2014」(東京)に参加するなど、他地域での作品発表にも積極的に取り組む。野外パフォーマンスやイベント出演も多数。2015年「第6回せんがわ劇場演劇コンクール」(東京)にてオーディエンス賞受賞。同年よりアトリエ劇研(京都)創造サポートカンパニー。(公式サイトより)
劇団しようよ 3カ年プロジェクト『CEREMONY』
アトリエ劇研創造サポートカンパニー採択の2015年より、劇団しようよは《movement》と題して、他の作家・演出家の作品・コンセプトを拝借し、新たに劇団しようよ版として創作する試みを行っています。プロジェクト初年度2015年は柴幸男さんの『あゆみ』を男性キャストのみでの上演を試みました。プロジェクト2年めにあたる2016年度は、アトリエ劇研のアソシエイトアーティストでもある多田淳之介さんの作品『CEREMONY』に取り組みます。
〈原案〉
多田 淳之介(東京デスロック)

〈構成・演出〉
大原 渉平

〈音楽・演奏〉
吉見 拓哉
舞台監督:北方こだち(GEKKEN staffroom)
照明:吉田一弥(GEKKEN staffroom)
音響:島崎健史(ドキドキぼーいず)
映像:坂根隆介(ドキドキぼーいず)
映像操作:浅川瑠奈
演出助手:小杉茉央(第三劇場)
宣伝美術:大原渉平
制作:植村純子 前田侑架 藤村弘二 渡邉裕史
〈出演〉
◆フルサイズver.
高橋 紘介 (俳優)
楳山 蓮 (俳優)
石田 達拡 (俳優)
ゆざわ さな (ダンサー)
大原 渉平 (演出家・デザイナー)
西村 花織 (俳優)
吉見 拓哉 (ミュージシャン)

◆ショーケースver.
大原 渉平 (演出家・デザイナー)
西村 花織 (俳優)
藤村 弘二 (俳優)
吉見 拓哉 (ミュージシャン)
〈日時〉
2016年 12月8日(木) 20:00 [S]
12月9日(金) 19:00 [F]
12月10日(土) 15:00 [F]/19:00 [F]
12月11日(日) 11:00 [F]/15:00 [F] ◎
12月12日(月) 12:00 [S]/15:00 [F] ☆


◆上演作品
F : フルサイズver.(上演時間100分予定)  
S : ショーケースver.(上演時間30分)
~ショーケースver.とは?~
アトリエ劇研創造サポートカンパニーショーケース(2016年4月)
にて劇団しようよが上演した、『CEREMONY』の30分ver.です。
⇒アーカイブはこちら!

※受付開始・開場は開演の30分前です。
※◎・☆の回はアフターイベントを開催予定。
◎ ⇒ 終演後、「フィードバック座談会」開催。
☆ ⇒ 終演後、アフタートークあり。
ゲスト:多田淳之介さん (東京デスロック)

〈会場〉
アトリエ劇研

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

素の僕は本当はすごくビビリで

__ 
演技について見出したことはありますか。
楳山 
あくまで主催側であるということですね。熱狂してはいけないんですね。そういうことの自覚が必要で、もう一つは人間の楳山蓮と、役者の楳山蓮は別人であるということ。その二面性があることを自覚し使い分けることが『CEREMONY』では特に必要なんだと思います。
__ 
その使い分けの時あなたの身体では何が起こっていますか。
楳山 
何かが下に落ちていく感覚。揺らがないように、ブレないように。「殺すなら殺せ」みたいな。それが役者、楳山蓮の状態です。素の僕は本当はすごくビビリで、本番前の時はゲロを吐きそうになっていて、これはちょっと未熟な部分なんですけど、舞台の上で足が震えてしまったりするんです。そのスイッチがもっと上手くできたらいいなと思っていますね。
__ 
役者の時はテキストがあるから大丈夫なんでしょうね。
楳山 
ブルーエゴナクの『Rapper』の時はテキストがちゃんとあって、ある意味やりやすかったです。まぁ、ラップは初心者だったんで大変ではあったんですけど(笑)
__ 
この作品に関わる前と後で、何か変わった事はありますか。
楳山 
うーん、すごく素人みたいな答え方ですけど、「へぇ、こういう作品もあるんだこういう作品もあるんだ」という事でしょうか。本当に新鮮でしたね。今年は斬新な講演に参加させて頂くことが多かったです。1月に短距離男道ミサイル、6月はロームシアターに出させてもらって、7月8月はまた仙台に行って短距離男道ミサイルの『R.U.R.-生命が、ただ生命だけが、裸です-』に参加させてもらって、9月には『Rapper』をやり、そして11月と12月は劇団しようよで『CEREMONY』と。今年は、ストレートプレイとはちょっとかけ離れた演劇への参加が多かったです。今振り返ってみても今年は不思議な年だったなぁと思います。
__ 
幅が広がったんじゃないですか。
楳山 
そうですね。僕の自覚していないところでスキルアップされていたらいいですね。でも本番前に緊張するのは高校時代から変わらないです。本番前になると「怖い」てなって、なるべくそれを見せないようにしてるんですけどばれちゃって。楽屋とかで青白い顔になってうつ伏せになっていて。
__ 
もしかしたらそれがベストコンディションじゃないですか?
楳山 
そう考えたこともあります。緊張状態の自分がいる中で、何パーセントか冷静になっている自分もいて。これだけ緊張しているんだったらまあ僕の緊張癖は僕のものなのでそれで、誰かに迷惑をかけてるのでなければいいと思うんですが。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

落語と僕

__ 
お芝居を本格的に始めようと思ったのは何がきっかけだったんでしょうか
楳山 
これはすごく難しい質問ですね。芝居というより表現自体が元々凄く好きだったんです。人より言葉を覚えるのが遅かったのですが、母や祖母が折り紙やあやとりを教えてくれて、それをずっとやっていました。舞台に関して言えば、以前母親から聞いたのが、2歳くらいの頃天才てれびくんの舞台の企画が好きで、凄まじい集中力でテレビを食い入るように見ていたみたいなんです。母親が近づいて僕に「出たいの?」と聞くと、強く首を縦に振ったと。初舞台は保育園の時ですね。お遊戯会の出し物で20分くらいの劇をやったんです。練習の時、先生が「今日の出来は〇」「今日は△」と、日々評価をしていたんですが、本番が終わると同時に幕裏で手で大きな丸を作って「おおまる!」と言ってくれたのを覚えています。あの時は嬉しかったですね。小学校の時も6年生の発表会の時に一番セリフの多い動物園の園長を貰って、歌とかもあって凄く大変だったんですけど、でも終演後にすごく先生が褒めてくれたりして。
__ 
では演劇が始まるのは中学から?
楳山 
いえ、その間に落語が挟まれてるんですよ。父親が落語が好きでそのCDをずっと聴いてたんです。米朝師匠とか枝雀師匠とか。最初僕はそれを又聞きをしていたんです。えらく笑い声が聞こえるCDがあるなと。言葉の意味がわからないのに何か面白かったんですよね。で、そう思ってるうちに「俺もやりたい!」と思っちゃって。で、そこからもう毎晩CDデッキに耳をつけて弟や母親が横で寝ているなか音量を小さくして落語を聞いて練習して。でもたまに「うるさい!」って怒られたりもしてたんですけどね。CDも何十種類とあったんですが拍子木だけでどの演目か覚えていた時期もありました。今は流石にもう忘れちゃいましたけど。
__ 
イントロだけで覚えるくらいめちゃくちゃハマってたんですね。ひとつの世界ですね。
楳山 
中学を卒業する頃に、弟子入りするかどうかめちゃくちゃ迷うぐらいでした。あと、小学校6年生の時に担任の先生が授業の時間を僕の落語の発表の時間に当ててくれたりして。すごく僕の個性を大切にしてくれる人だったんですね。僕もなかなか変わり者で、流行りものなんか興味なかったし、音楽でも父親が聞いていた長渕剛くらいにしか興味が向かなかったんです。結局高校には行くことにしたんですけどね。
__ 
なるほど。
楳山 
そしたらそこの高校の演劇部がめちゃくちゃ厳しかったんです。2ヶ月ぐらい練習でシゴかれていました。それこそ朝飯のサラダを戻しちゃったりして、母親に「やめたら?」と言われたんですが「やめたら殺される…」と。本当にめちゃくちゃ厳しかったんですよ。稽古の度に、怒られないようにと頑張っちゃう。でも萎縮する。また怒られる。それの繰り返しでしたね。
__ 
本番前に緊張するのはそういうところから来てるのかもしれないですね。
楳山 
そうかもしれません(笑)

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

小さいハコで行われている熱狂

__ 
いま、演劇について考えているテーマはありますか。
楳山 
もっと、ライブハウスみたいになればいいんじゃないかな、とか思いますね。演劇の人はライブハウスにはあんまり行かないみたいなんですが、僕は大学時代の友達が音楽関係が多くて、よくライブハウスに行っていたんです。演劇って、総合芸術という割には演劇しかやっていないんじゃないか、と思うんですね。小劇場でやっている人たちって、意外と小さいハコで行われている熱狂にはあんまり触れていないんじゃないかと思うんですね。そこで得る熱狂や養われる感性もあるんじゃないか、と思ったりもします。演劇、もっとフラッと寄れたらいいんじゃないかと思うんですね。まあ、チケット代高いですしね。友達を誘う時とかも、そこがネックだったりするし。それはまあ何が原因か、とかはなかなかひと言では言えないですけど。
__ 
そうですね。
楳山 
何なら、フラッと帰ってもいいと思うんですよ。僕は別に。飯も食っていいと思うし、まぁ煙草とかはちょっと難しいと思うんですけど。それこそ短距離男道ミサイルがそうだったんですよ。倉庫の中にテーマパークを作って、会場に行くまでの道のりに機械のブースのアトラクションを作ったんです。夏の暑い倉庫の中で、キンキンに冷やしたコーラを出すんですが、ほぼ裸の衣装の男がアンドロイド風の声で「コーラをオ出シシマス」とか言ったりして出すんですよ。お子さんにものすごく喜ばれました。あとはアンドロイドと腕相撲する催しもあったりなんかして、楽しかったですね。
__ 
それぐらい気軽な。
楳山 
はい。ものすごい規模だったし滅茶苦茶大変だったんですけど、もっとミニマムに、あんな楽しい事が出来たらなあ、と思いますね。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

質問 益田さちさんから 楳山 蓮さんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、ダンサーの益田さちさんから質問です。「最近見た、衝撃を受けたものを教えてください」
楳山 
うーん。何だろう、難しいな・・・変な答えかもしれないんですが、今朝地下鉄の車内で白杖を持った盲人の方がいたんですね。その方は手すりに掴まってたんですね。で、近くにいた初老のサラリーマン風の方が「座席はこっちですよ」と誘導したんですね。そうしたら、その盲人の方が「ちょっと待ってください、今あなたはどんな表情で私を誘導したんですか?」って、相手の顔を触ったんです。
__ 
おお。
楳山 
僕はちょっと、行儀悪いんですけど引いてたんですよ。話を聞いていると按摩さんみたいで、「良いおでこの形をしていますね」とか「果物はお好きですか」と聞いてて、そのリーマン風の方も、バッチを付けてたんでそこそこ要職の方だったと思うんですが、戸惑いつつもきちんと応対していて。
__ 
ノッたんですね!
楳山 
リーマン風の方が「私は京都駅で降りるんですが、あなたはどちらまで?」「私はね、くいな橋までなんですよ。私は職業柄疲れている人に接する事が多いんですが、その疲れはね、けして悪い疲れではないんです。心地よい疲れなんです。」と。ブラックジャックの針法師琵琶丸を思い出しました。針刺して「ウム、手ごたえあり…」とか言いそうな、そんなオーラを持っていました。まあ今日の約束があったので僕は御池で電車降りたんですけど…
__ 
そういう事なら、全然大丈夫でしたよ!
楳山 
いえいえいえ。あの後どんな展開になったか気になりますよね。声掛けたりすれば良かったのかな?でも、僕は聞いているだけで良かったんだと思います。「事実は小説よりも奇なり」だなと思いました。
__ 
そうですね、そこに居合わせた楳山さんという存在を含んでの成立だと思いますよ。ある意味、演劇でしたね(笑)

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

お客さんを呼ぶこと

楳山 
僕、ものすごく集客にこだわっているところがあって。僕が関わる公演だったら最低でも個人で50人は呼ぶ、ということを目標にしているんです。『CEREMONY』に関しては昨日やっと達成したんですけど。
__ 
おお、すごい。
楳山 
呼ぶからにはもちろん責任を持つ、と。それはもちろん面白くするという事でもあるし、「面白くなかった」と言われたら「ちょっと奢るから」と一緒に飲みに行って、そこで何が面白くなかったかを聞く…という気持ちで呼んでいます。というのは大学時代…僕は大谷大学の劇団蒲団座に所属していたんですが、お客さんが二人しか来なかったステージがあったんです。鴻上の『トランス』を上演したんですが、まぁ地獄でしたね。それがとにかく悔しくて、もうあんな思いは二度としないと誓ったんですよ。やる側も観る側もたまったものじゃないですし。僕なんかはまだ大学を卒業して間もないですし、もっと上手な人は勿論たくさんいらっしゃいます。それこそ30代。40代の方には敵わないところがあって当たり前だと思うんです。でも集客に関しては負けたくなくて。だから自然に、外へ足が向くんですね。面白い人たちが集まっているところに出向いて、すると色々、演劇を通して人と繋がって仲良くなっていくんですね。不純かもしれないですけど、人と人とのコミュニケーションが増えるというのは演劇の一つの力かもしれませんね。ある意味、演劇を利用して友達作ってるのかもしれません。勿論、演技も磨いていかなきゃいけないんですけどね。
__ 
いえ、王道だと思いますよ。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

昂らせたい

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか。
楳山 
アングラをやってみたいですね。それこそ、肉体を昂らせたいですね。
__ 
それは何故でしょうか。
楳山 
普段、あんまり怒らないからですね。怒らない訳じゃないですけど、何とか言葉で解決しようとするので。それはやっぱりフラストレーションがたまるんですね。なんか、凄く暴れたいという思いがあるんだと思います。昔、演劇集団Qの卒業公演に出させてもらった時に唐をやったんです。あの時はもうとにかくキツかったんですけど、反面ものすごく楽しくて。本格的にやりたいですね。肉体を酷使して、暴力的な演技をしてみたいんです。でも普通の会話劇も出来るようになりたいですね。しばらく遠ざかっているので、うまく出来るか分からないですけど。
__ 
逆に、納得がいかないのはどういう演技ですか?
楳山 
これはジャンルを問わないと思うんですが、不本意な目の動きですかね。身体を凄く動かすパフォーマンスの時とかも、次の動作のために目がその方向に動く、みたいな。それはきっと演技じゃないんですよね。マイム公演に出させてもらったとき「瞬きもひとつの表現だよ」と教えられまして。自分でも意図していない瞬きだとか目の動きをやってしまったときに、自分で気付いてしまって気持ちが途切れてしまうこともあって。そういう癖は直していきたいですね。
__ 
目から送受信している情報はとても大きいですからね。
楳山 
そうですね。だから、舞台の内外を問わず見られるのが怖い時期もありました。
__ 
目の見えない人は、だから確認したくなるのかもしれませんね。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

色んな人に出会いたい

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか。
楳山 
攻める、というか、演劇以外のこともやっていきたいですね。というか、今は表現云々よりも旅がしたいです。人間観察が凄く好きで、稽古場でのも演出家のモノマネをしちゃったりするんですけど。旅という手法でなくても、色んな種類の人に出会いたいですね。そこでまた視野を広げていけたらと思います。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

L'UOMO 男のハンドクリーム

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持って参りました。
楳山 
ありがとうございます。(開ける)ハンドクリーム。あ、僕手がカサカサなんですよ。嬉しいです。

vol.492 楳山 蓮

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
楳山

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いいたします。最近、益田さんはどんな感じでしょう。全般的に。
益田 
全般的に!2016年は、とても嬉しいことにダンサーとして割とバタバタしていました。色々な踊りに関わることで、充実した一年だったと思います。
__ 
良かったですね。どんな充実でしたか。
益田 
良い意味で考え込む事のない感じでした。次から次へと・・・。充実していると感じられるのは幸せな事ですね。でも、ダンス以外の事はあんまり出来ていないです。映画を見に行くのが好きなんですけど、今年6本くらいしか見れていなくて。今は少し落ち着いたので、KYOTO EXPERIMENTを見に行ったりとかしました。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

KIKIKIKIKIKI マーラー交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

__ 
KIKIKIKIKIKIのマーラー交響曲第7番ホ短調「夜の歌」。とっても良かったです。
益田 
ありがとうございます。
__ 
どこがどう良かったかと言うと、ダンサー全員が格好付ける感じが凄く爽快だったんですよね。まるで見栄を切っているようで、見ていると元気をもらえたというか、私の代わりに啖呵を切ってもらっているような気がしたんです。本当は、みんなあんな風に格好良くなりたいんじゃないかなあ、って思いました。
益田 
「見栄を切る」という感想は意外な感じです。もちろん最初はそんな風に気張ってた部分もあったんですけど(今回、初めて共演する方ばっかりだったので)、稽古が進んでいくうちに、そういう格好付けた部分をどんどん取り払っていったような。もっともっと、いい意味で体裁を忘れていく、言葉は間違っているかもしれませんが、ばかになっていくというか。
__ 
なるほど。
益田 
演出のきたまりさんも、最後までちゃんと向き合ってくださいました。きたまりさんは、何が良くて何が悪かったかきちんと評価してくださるんですね。もっと出せるところを出していったり、逆に削ぎ落としていったり。きたまりさんの作品の作り方は、言葉による創作というより、とにかくやらせるところなんです。体で見せてなんぼというか。でも、だからと言って言葉を置き去りにするんじゃなくて、ちゃんと説明をしてくださって、こちらの意見もちゃんと聞き入れて下さって、特には厳しく・ただ厳しいだけじゃなくて、作品を作る上で大切な事を仰って下さいました。
__ 
だからかな、全員で、「夜の歌」というダンス作品を大切に作り上げたという印象が強くあります。だってあんなに盛りだくさんの作品を、全員で余すところなく織りあげたんですから。後半はドラマチックなダンサー同士の掛け合いがまるでオペラのように連鎖して。
益田 
本当に盛りだくさんでした。ほかのダンサーさんとの掛け合いもありましたが、個人的には自分の中にあるものが自然と出てくるような感覚になっていました。例えば作品の中で、私ではないのですが、1人の演者が他者を傍観している時間があったんですけど、あれも「即興でマーラーの音を聞いて動いて下さい」という指示の時にたまたまその人が傍観している姿が自然で良かった、って。作者の想像からの演出というよりも、一人一人のその時のテンションや姿が作品に反映されていたと思います。
__ 
チラシに「大変だと思いますが今回もマーラーを踊って頂きます」とありましたが、そういう意味だったんですね。振り付けはするけれど、その人にしか出来ない踊りをファーストにしている。
益田 
きたまりさんは、たぶんなのですけど、そのダンサーがどんな動きをするのかをまず見てくださったと思います。ある型にはめ込むという事はしていなかったと思います。
__ 
ええ。益田さちさんにしか出来ない踊りでしたね。
益田 
私は即興が苦手で、ずっとクラシックバレエをやってきた人間なので、最初は試練でした・・・でも、ちゃんと向き合ったら楽しいし、それがちゃんと作品として成立していくのを見ると嬉しかったです。
KIKIKIKIKIKI マーラー交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
公演時期:2016/10/14~18。会場:アトリエ劇研。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

高野裕子新作ダンス公演「Sheep creeps the roop」

__ 
そのすぐ後に出演された「Sheep creeps the roop」、これももちろん、とても良かったんです。こちらの作品は、心のあり方というか、そんなのを感じました。語弊を承知で申し上げると「女」を凄く強く感じました。きっと、女の中から生まれてきた作品なんじゃないかって。女性の中の女性性だけが持つ、理性とはかけ離れた自然。これが人間をどのように動かしているのか、みたいな。彼女たちがお互いに関係しあう様子も、なんだか群であったり村だったり、お互いの精神に深く関係しあいながら、その中でいつか生まれる悲しさがだけが特権的に持つ美しさが浮上していたと思うんですよね。彼らダンサーが、なんとなく納豆みたいにお互いに引き寄せられあいながら、ばらばらとほどけていって。何となく彼らの成長があったと思うんですよね。女が自然の中でどのように自立をするのか、その様を見たような気がするんです。
益田 
いまちょっと嬉しかったのが、演出の高野さんに「今の動き納豆みたいにして」って言われたんです。そう見えてたんですね。
__ 
納豆当たってましたか。
益田 
お互いの関係性もだし、見えない糸で繋がっている感覚をイメージして動いたところがあったので。でも、女性性というところは、今回踊っていて全然気にしていなかったワードでした。ダンサーも振付の高野さんも全員女性だから、そうなってしまうのかも・・・
__ 
いえ、全然。私が勝手に女性を見出していたんです。お互いに干渉しあったりする時の間合いとかにもね。
益田 
でも、すごく意図と近いなと思ったのは、作品の冒頭は羊水をイメージしてたんですね。まだ自分に形がない時をイメージしていました。空間全体が女性になっていたのかな。
__ 
踊っていて、どうでしたか?
益田 
ひつじ(Sheep creeps the roopって長いのでそう略してるんですけど)を踊る時は、毎回違う旅をしているかのような経験でした。最初のシーンは、真っ暗な中でゆっくりゆっくり立ち上がるんですけど、ある程度時間は決まってるんですけど、毎回する度に全然違う立ち方なんですね。ちょっとだけ決められた事はあるんですけど、言ってみれば自由に動いていいから、自分の中の感覚を探っていくというか。その時に室内が暑かったり寒かったりで全然違う感覚。最初のシーンも、その時の自分の認識(自分の身体が床に触れているな、とか、演出の高野さんの言葉が聞こえたりとか)その時々で全然感覚も違う。
高野裕子新作ダンス公演「Sheep creeps the roop」
公演時期:2016/10/23。会場:OVAL THEATER。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田
益田 
「ひつじ」には作中、仮面が小道具として登場したんですが、その存在が私にとっては大きくて。作品の中心になっていたと思っています。
__ 
ああ、出てきていましたね。ちなみにあれは、本人に似せたものなんでしょうか。
益田 
そうなんです。似てましたか?
__ 
はい。とても。
益田 
良かったです!美術は白水麻耶子さんという方が担当してくださって。普段は尾道で作家をされていて、ギャラリーに訪れたお客さんの似顔絵を描かれているんですね。その仮面と向き合う事が、自分と向き合う事だったんですね私にとっては。葛藤していたときの事をたくさん思い出さざるをえなくて。その時の気持ちが、作品にも表れていたと思います。
__ 
辛い気持ち。
益田 
今は薄れてきているけれども、当時は大ごとなわけで、その時の気持ちを純粋に思い出していました。ずっと仮面を付けて踊っていると何故か、付けている事を忘れていくんですよ、不思議な事に。自分のつもりで踊っているけれども、観ている人にとっては私の素顔は見えていない。自分は自分でいると思っているのに。そして、いざ仮面を外して素顔をさらしても、本当はもう一枚仮面を付けているのかもしれないと思ってしまったり。偽りがある自分。仮面というレイヤーを付ける事で気付きました。
__ 
私ももちろん仮面を被って日常を送っているんですが・・・
益田 
そういう方は多いですよね。
__ 
その為に感情を上手く出せなくなってしまう事もあるんですよね。ひどくなると、自分の感情が分からなくなってしまうのかもしれない。
益田 
いつ、その仮面を外したらいいのか、外したくても外せなくなったり。
__ 
洗練されたダンス作品であり、同時に、非常に示唆的な構成の作品でしたね。
益田 
演出の高野さんが丁寧に深く考えて作られた作品でした。出演者としても大切に踊りたいという気持ちでした。
__ 
あえて伺いますが、あの作品をご覧になったお客様にどう感じてもらいたいですか?
益田 
うーん、私の場合はあんまり無いですね。どの作品を見て頂くときも、どう感じて頂いても良いと思っています。こんな作品をします、とお誘いして、来ていただくでも、来れないです、でも、お返事なしでも結構ですし・・・それを誘導しようとするのはちょっと違うのかな、と思います。自分自身が、純粋にこう踊りたいとか、こう踊るべきと思って向き合っていれば良いのかなと。どう感じて欲しいかとまで狙って深読みしてしまったら。例えばここで笑いを取ろうだとか、ある種の反応を期待し演技して、もしそれが違う、と感じたら、失敗だったという気がしてしまうんです。
__ 
舞台に立つ時、あなたにとって観客はどんな存在であってほしいですか?
益田 
来て頂いたからには、楽しんで見て頂きたいです。でも、一番は、偽らないで見てほしいです。
__ 
というと?
益田 
眠たかったら眠って頂いてもいいし(笑う)楽しいだったら楽しい、素直に受け止めて下さったら。難しいなと思っても、素直にそのまま受け止めて頂きたいですし、分からなかったらその事を、出演者と話す機会があったらそれは私にとって凄く嬉しいことですし。何を思われても間違いじゃないと思うんですね。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田
__ 
ダンスを始めた経緯を伺ってもよろしいでしょうか。
益田 
3歳になる前にクラシックバレエを始めました。母親が、女の子が生まれたらバレエを習わせたいということで。でも無理やり習わせるのは嫌だったみたいで、私が自ら習いたいと言うまで見学に連れられました。2つ上の女の子の友達もずっとバレエをしていて、その子の踊る姿を見て始めました。
__ 
今はどんな理由で踊っていますか?
益田 
松本芽紅見さんというダンサーの踊っている姿を見て。それまでコンテンポラリーダンスはあんまり知らなかったんですが、その方を見て凄い衝撃を受けたんです。凄く素敵な方なんです。私もこの方のように踊りたいと思ったのが大学生の頃です。それからどっぷりハマっていって。大阪でクラスを受け持っていらっしゃったので、受けに行って。コンテンポラリーダンスをしたいと言ったら、京都で毎年開催されているWSを教えて下さって。きたまりさんともそれがキッカケで出会いました。
__ 
どんな衝撃だったんですか。
益田 
・・・正直、その作品の事はあんまり覚えていなくて。でも、愕然としたんですよ。なんで私、これをしていないんだろうって。
__ 
それは凄いですね。
益田 
なんだか分からないけど、これをしなきゃ、って。根拠はないけどそう思ったんですよ。ものすごく憧れを持ったんです。
__ 
その憧れは、いまも尾を引いていますか?
益田 
当初は松本さんの影響を受けて模倣ていたりしたんですが、今はそうでなくって自分の中にコンテンポラリーダンス自体が大切なものとしてしっかりあって。もちろん今もとても憧れていて叶わない目標なんですけど。ずっと追っかけいくよりは、ほかの方の踊りを見たり自分と向き合ったりしたいなあと思っています。
__ 
私は今の益田さんの踊りに興味がありますよ。
益田 
ありがとうございます!
__ 
今は、どんな分野に興味がありますか?
益田 
最近は何か作品を見ていて、一つだけの感想・好きか嫌いか、だけで受け止めていない、色んな感情が混ざり合うんですね。何を見ても興味が持てるようになったんですね。違うジャンルのダンス、例えばHIPHOPとかを見ても面白いなと思うので。それこそダンスじゃなくても興味があります。もっと、見れる人になりたい。
__ 
それはなぜ?
益田 
しっかりと見ている人・捉えている人は、自分の作品にも生かせているなあと思っていて。知らないことは言えないのと同じで、見えていないと作れない。より、色んなものを見たいですね。一つのものも、よりしっかり見る。一つのものにしても結構色々な見方が出来るんですよね、タイトルから受け取る先入観もそうですし。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

質問 FOペレイラ宏一朗さんから 益田 さちさんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた、FOペレイラ宏一朗さんからです。「あなたにとって、音楽は何ですか?」
益田 
音楽。最近、ダンスをするのに音楽って良くも悪くも重要だなあと思っていて。パーカッションだけでの演奏を見たことがあるのですけど、音楽の力が強すぎてなんだかショックをうけた覚えがあります。「音楽とは何ですか」という質問には答えきれないですね。
__ 
そうなんですね。
益田 
でも音楽って、BGMとしてどこでも鳴っているし、気付いたら鼻歌で歌っていることもあるし、あと最近、不思議だなと思うんですが、頭の中で再生する音楽が不思議で不思議でしょうがないですよね。
__ 
ああ、音声情報ってかなり正確に再生されますよね。
益田 
そうなんです。最近そういうことが気になりますね。全然、質問の答えになってなくてすみません。でも、音楽っていう、それだけで成立するものに合わせて踊るのって、プレッシャーというか、どんな意味のある事なんだろうと考えちゃったりして。でも、「マーラー」の稽古で即興の時に言われたのは、例えばシンバルの音が鳴った瞬間、その音を取るか、それとも真逆に、無視して静かにしておくことも出来るということです。音楽を聴いているだけでは実現出来ない騒と静が同時にある状況を、ダンスで作り出すことも出来る。そういう広がりというか、可能性があるんだ、って勉強をさせて頂きました。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田
__ 
いつか、どんなダンスが踊れるようになりたいですか?
益田 
これは、こんな事がありえるかどうか分からないんですけど、自分が100%納得するダンスが踊ってみたいです。見に来ていただいたのに申し訳ありません。でもやっぱり、100%の納得をしたことがないので。でもそうなったら満足してやめちゃうのかもしれません。
__ 
志、というところもありますよね。非常に丁寧に構成された作品であっても、心が整っていなければ、みたいなところもあるかもしれない。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

5’00” vol.20参加作品 ソロ「ナナリフ」

__ 
来月、ソロを踊られるんですよね。
益田 
さっきもちょっと言いましたが、あんまり先入観を持たずに見て頂きたい作品になると思います!今回、自分自身が純粋に音楽を聴いて楽しめるダンスをしたいと思っています。
__ 
楽しみです。
5’00” vol.20
公演時期:2016/11/13。会場:a.room

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田
__ 
益田さんは今後、どんな感じで攻めていかれますか?ポジティブな意味で。
益田 
あまりゴリゴリと攻める感じではないのですが、今後の目標は、もっと周りをちゃんと見る。そのためにはまず自分の事をちゃんと把握して、いつでもレディな状態でありたいです。自分だけが突っ走るというよりは、周りを見て。
__ 
それは真のレディネスですね。
益田 
ありがとうございます!

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

和菓子のブローチ

__ 
今日はですね、お話をうかがえたお礼にプレゼントをご用意いたしました。
益田 
ありがとうございます。蔦屋書店、大好き。(開ける)あ、可愛い。美味しそうな・・・
__ 
和菓子ですね。
益田 
こんな可愛らしいものを選ぶんですね。どこに付けようかな。

vol.491 益田 さち

フリー・その他。

2016/春
この人のインタビューページへ
益田

ペレイラさんの今

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いいたします。最近、いかがお過ごしでしょうか。
ペレイラ
最近は忙しくさせて頂いてますね。自分の劇団で11月の17~20日まで公演させていただくのと、今働かせて頂いてるところの仕事で、学校公演に出演させていただくんですね。それに加えて、また別で、僕の母校の定時制高校に劇団で公演をしに行くことになりまして。その3つが11月に三週間続けてって感じです。非常に充実しています。
__ 
人気者ですね。
ペレイラ
いえいえ、人気者ではないですけど。でも来年は2月に庭劇団ペニノの公演もあります。
__ 
そう、今年5月に庭劇団ペニノ「ダークマスター」へ出演をされましたね。東京公演は来年の2月。頑張ってくださいませ。その話はまたあとで伺えればと思います。演劇以外はどうですか?
ペレイラ
演劇以外はやってないですね、友達と飲んだりはしますけど、休みも不定期なので、1時間ぐらい遊ぼうと思ったら一人でカラオケにいくぐらいで。休み、無いですね、1日休みというのはもう3か月ぐらいないです。
__ 
ヤバイですね。適当に休むべきですよ、過労死だけは・・・
ペレイラ
はは、大丈夫です。自分で調整できるので、そんなには。放置すると後で詰まってくるので、まあリボ払いみたいなものですよ。
プロトテアトル
プロトテアトル「prototheatre=試作劇場(あるいは試作演劇)」2013年6月、主宰FOペレイラ宏一朗を中心に近畿大学に通う同級生で旗揚げ。扱う作品に決まった形はなく、それは演劇が未完成=試作品であると認識しているから。団員全てが個別に主導するワークショップ「n,o,t,e.プログラム」や劇団による短編演劇祭「フェスティバル」など、本公演だけでなく独自の企画も行っている。
【受賞歴】2015年2月、第四回本公演「ノクターン」がウイングカップ5最優秀賞を受賞。(公式サイトより)