Aripe野生時代

__ 
Aripeの結成は、どんな感じでしたか。
伊藤 
ミュージカル好きが集まったので自然と歌とダンスを入れてやろうとしたんですけど、もっと気軽に見てもらおうと思って、当時としては多分あまりみんながやっていなかったカフェ公演を始めました。それが12年前ですね。
__ 
そうなんですよね。当時としては全然聞いたことなかったですよね。
伊藤 
私たちも初めての試みだったんですけど、養成所の1階のカフェで、夜だけの貸し切りで公演してたんです。平台一つ置いたセットで、なおかつやっている事も超アングラな感じでね。
__ 
おお。
伊藤 
台本を誰が書くってなった時に、じゃあ私がって永津が書いて、たまには私が書いて。どちらかが書く事になるんですけど、まあ今思えば私が作演出したものは出来上がりはめちゃくちゃだったんです。いまビデオで見ても、果たしてこれでお客さんがどう思ってくれるんだろうと言うところまで全然考えられていないっていうか・・・変なんですよ。
__ 
変なんですね。
伊藤 
精神的な面に光を当てたりして、やりたい事は出来てたんですけど、変わってたなあと。それでやっぱりちゃんと作家さんに頼もうとなって、GO!GO!マグネグFLOWERモモンガの村田さんやiakuの横山さんに書いてもらう事になって、ああさすがやっぱり上手くまとまっているなあって思いました。
__ 
つまり野生時代だったんですね。
伊藤 
そう。野生時代(笑う)。当時は珍しいカフェ公演という事で本番中もご飯を出してお客様に食べてもらいたいと思ってたんですけど、やっぱり難しいんですよね。見ている間中食器を鳴らしたり出来ないし。めっちゃくちゃな事をやって。それはそれで面白かったですけど。

タグ: ミュージカルの話題 アングラ演劇という価値


少なくとも11,175よりも多い絆

__ 
その頃に見た衝撃作を教えて下さい。
髙橋 
青年座の作品ですが、高畑淳子さんが主演された『パートタイマー・秋子』に衝撃を受けましたね。あと、映画だと『CHICAGO』。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が凄くて、10回以上見ましたね。東京で見た初めての映画で、女がのし上がっていくストーリーなんですね。自分も東京でやっていく!という思いがあって。それと、ミュージカルへの思いが残っていたんですね。の割に青年座に入ったんですけど(笑)
__ 
青年座ではミュージカルは難しい?
髙橋 
研究所時代、授業で「バルタン星人になってください」というお題が講師の方から出された時に、ちょっと戸惑い・・・(笑)その後、入団して“ああ、私はミュージカルとは本当に関係ない劇団に入ってしまったんだ”って。今はあまり思わないですし、それまでやっていた日舞やダンスは今でも現場で役に立つので、何も無駄じゃないんですけど。
__ 
青年座の稽古で、どんな時間が好きですか?
髙橋 
家族というか、同じ釜の飯を食う、みたいな。同じ青年座という絆は感じます。でも約150人もの役者さんがいるのでまだ会った事のない方もいらっしゃるんですけどね。
__ 
ええ。
髙橋 
先輩が、後輩を何とかしてあげようという気持ちも色んな状況で感じるんですよ。アプローチはそれぞれ違うんですけど、後輩も先輩に相談しに行きやすくて。そういう環境が、すごく素敵ですね。お酒の席でも、大先輩に「あのシーン、どうでした?」って言い合えるんですよ。
__ 
いや、それはそういう事が積極的に出来る髙橋さんが素晴らしいですね。
髙橋 
いえ、それでも行き詰まってしまう自分が情けないという気持ちは強いです。

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がっかりアバター「あくまのとなり。」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願い致します。最近、葛原さんはどんな感じでしょうか。
葛原 
今回はがっかりアバター、実は前半がミュージカルなのでその楽曲制作をしています。ピコピコ作っています。
__ 
おお、そうなんですね。いつぐらいから音楽を作るようになったんですか?
葛原 
最初は中二の頃に、アコースティックで昭和歌謡なんかをやっていたんですけど。実は乾さんとは小学校の頃からの幼なじみで、共通の知り合いに演劇の人がいて。曲を作ってほしいと依頼されたんです。中学三年生の頃でした。
__ 
なるほど。
葛原 
それからオリジナルも作るようになって、がっかりアバターの第二回公演「啓蒙の果て、船降りる」のオープニング曲から作るようになりました。それまでずっとピアノで作っていたんですが、この際だからPCで作るようになりました。高校1年からはライブもするようになって。
__ 
おお・・・私、ライブをするような人に取材するのはあまり機会がなくて。
葛原 
いや、僕もまじめな曲はあまり作らないので。すみません。
がっかりアバター
結成2011年6月。主催の何とも言えない初期衝動からほぼ冗談のように結束。2011年6月vol.1『岡本太郎によろしく』2012年11月vol.2『啓蒙の果て、船降りる』(ウイングカップ2012受賞)2013年6月vol.3『俺ライドオン天使』(公式サイトより)
がっかりアバター「あくまのとなり。」
公演時期:2014/5/15~19。会場:シアトリカル應典院。
がっかりアバター第二回公演「啓蒙の果て、船降りる」
公演時期:2012/11/10~11。会場:ウイングフィールド。

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「しちゃう」

__ 
実は私、dracomの祭典・公演はもれうた、事件母、弱法師、この間のたんじょうかいしか拝見出来ていなくて。どれもとても面白かったんですが、やっぱりもれうたの衝撃は凄かったんですよ。
筒井 
ありがとうございます。
__ 
dracomの特徴といえば俳優の身体と台詞のズレだと多くの人が思い浮かべると思うんです。つまり、俳優の台詞を前に録音しておいて、本番時にはスピーカーでそれを流し、意図的にズレを作りだす事で、観客の受容器官は別々に俳優の演技を受け止める事になる。私はあれがとても好きでして。そうした演出を発想されたのはどのような経緯があったのでしょうか。
筒井 
2007年に作品を作るという事で、企画書を書く事になって。その当時、ミュージカルに興味があったんです。好きとは言えないんですが、興味があって。
__ 
興味。
筒井 
もれうたの前の2年間に2本、ミュージカル作品の祭典を作っていたんです。歌って踊って、でも歌はとてもへんてこりんなメロディで、アレンジもスカスカで。でも、いずれは静かなミュージカルを作れるようになりたいと思っていました。演劇計画2007参加に向けて企画書に書いたタイトルは「もれうた」で、公園で鼻歌を歌っている人、それだけで作品を作れないだろうかと思っていました。
__ 
わかります。面白そうですね。
筒井 
でも、格式高い作品にしちゃおうと。(この「しちゃう」という言い方をよくするんです)その格式高さがおかしみになるんじゃないかと思うんです。鼻歌で歌われているのはオペラの歌曲で、歌詞が映像で出てきて、鼻歌を歌っている人がいて、それだけの作品。でもそれだけの作品だったら多くのお客さんは寝てしまうだろうと思って。だからセリフのテキストを書きました。が、すると客の意識はそちらの方にばかり向いてしまう。僕は鼻歌の方にフューチャーしたかったから、どうしようと思って。だから、会話のセリフを録音して、それをちっちゃいボリュームで流せば鼻歌の方が勝つ。そのコンセプトまでは稽古場に持っていくまでに出来たんです。練習して、俳優が身体だけで演じられるようになった。
__ 
なるほど。
筒井 
しかし、それだと俳優がセリフを覚えない手抜きという事になってないか。努力の跡が見えないといけないという言い方をする人もいるんですよ。僕はそういう評価の仕方は好きじゃないんですけど、でもまぁ、努力の跡を示すために、俳優たちがセリフを覚えている事を示すために思いついたのが、事前に録音しておいて、俳優が身体だけで演技した後に遅れてセリフが聞こえてくるという演出をしたんです。これなら、俳優はちゃんとセリフを覚えていると示せる・・・そういうつまらない発想からだったんです。まあ、それを実際試してみたら、過去に体験した事のない感覚があったんです。これは面白いなと。
dracom 祭典2007 『 もれうた 』
公演時期:2007/9/8~9(京都)、2007/9/29~30(伊丹)。会場:京都芸術センター(京都)、AI・HALL(伊丹)。
dracom 祭典2010 『事件母(JIKEN ? BO)』
公演時期:2010/10/14~17(京都)、2010/11/18~21(東京)。会場:京都芸術センター(京都)、THEATER GREEN BOX in BOX THEATER(東京)。
dracom 祭典2012 『弱法師』
公演時期:2012/9/7~9。会場:京都芸術センター。

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やるよりも見る方が好き

___ 
伊集院さんはどういう経緯でお芝居を始めたのでしょうか。
伊集院 
小学校の頃にダンスをやっていて、ミュージカルに出たんです。そこでダンスよりもお芝居の方が面白いなと思ったんですね。あいにく中学に演劇が無かったので、高校の演劇部に入りました。大学は佛教大学の劇団紫です。
___ 
大学でも演劇を続けたのは。
伊集院 
高校演劇であまりやりきれていなかったので、心残りがありました。だから、もう少し続けようと。でも大学になったらとりあえず遊びたかったので、せめて裏方を手伝わせてもらおうとしたんですけど、人手が足りないからと言われて、出る事になったんです。
___ 
続投したんですね。お芝居は好きですか?
伊集院 
はい。でも、やるよりも見る方が好きです。
___ 
今までご覧になって、特に好きなものはどのような作品でしたか?
伊集院 
面白さはそれぞれだと思うですが、お腹抱えて笑えるのは内閣で、こういうイメージ好きだなと思えるのは劇団ソノノチさんの「灰かぶりの路(みち)」です。舞台のセットとか、役者さんが面白かったりとか、物販がよかったりとか、何より全部を合わせた作品のイメージが素敵でした。

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vol.264 伊集院 聖羅

フリー・その他。

2012/春
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伊集院

お芝居を始めたキッカケはなんと・・・

__ 
大塚さんがお芝居を始められたのは、どのようなキッカケがあったのでしょうか。
大塚 
あー、キッカケですか・・・。これ、ビックリするほど安易な理由というか、ええと、最初は全くその気がなくて。高校1年か2年の時に、劇団四季の方が演出をしているプロデュースミュージカルがありまして、オーディションに罰ゲームで受けに行ったんですよ。
__ 
ええっ。それは凄いですね。
大塚 
それで受かってしまい、何故か主役をもらったんです。何もしてなかったんですけど、その公演で、栗東市の文化会館さきらの大ホールと、中国まで海外公演に行って。
__ 
ええっ。罰ゲームが最初ですか。
大塚 
もともと観るのは好きだったんですけどね。当時とんがっていた奴が、あ、今もとんがっていますけど、17歳でこの世界に入ったという感じです。そこから色々出させてもらいましたが、京都まで稽古に通うのはほんと久しぶりですね!最初は安易な理由なんですけど、いつの間にかこうなっていました。
__ 
罰ゲームがキッカケというのは聞いたことがないですね。
店員 
お待たせしました。デジュネ(カフェオレ+クロワッサンのセット)です。
大塚 
あ、洒落た感じで。ありがとうございます。
__ 
フランスっぽいですね。
大塚 
ね。お皿にパンを無理くり入れている感じがいいですね。
__ 
カップのフチまでカフェオレを入れるというのがパリ流らしいですよ。
店員 
ごゆっくりどうぞ。

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演じるよりは創るという割合が

__ 
では、芝居が職業になるにつれて、何か変わっていった事はありますか?
大西 
いまの私の仕事は、俳優・脚本・演出・演技講師・簡単なダンスの振り付け・フライヤーなどのデザインなんですけど。こんなに芝居に関する色んな事をやるとは思っていなくて。最初は純粋に演じる事だけがやりたかったんですけどね。
__ 
もうほとんど一人でカバー出来る感じですね。
大西 
そんな事ないですよ(笑う)。変わっていった事と言えば、演じるよりは創るという割合が増えている気がします。
__ 
ゼロから生み出していくという事ですね。
大西 
そうですね。でも、自分がそういう事になるとは思わなかったです。大阪市の事業である、ジュニアダンスオペラというダンスメインのミュージカル作品に関わったのが最初です。そこから4年間、ずっと脚本と演出をやらせて頂いています。
__ 
それが初めてだったんですか。
大西 
それまで小作品は作っていたんですが、上演時間2時間で35人が出演するという企画の作品を初めて書いたんですよ。
__ 
凄いですね。最初からハードルが高い。
大西 
それがキッカケで。そこのプロデューサーには「創る方に行った方がいい」と言われるんですが、いかんせん演じるのが好きなので。辞められないですね。

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どんどん新しいものに

__ 
大西さんはこういう俳優になりたかったというのはありますか?
大西 
昔はミュージカルが好きで、19歳の頃にニューヨークに行きました。バイト頑張って100万円貯めて。当時はミュージカルがやりたくてダンスを始めたんですけど、今でもダンスだけ続けているのが不思議です。
__ 
今の目標は。
大西 
どんどんあたらしいものに出会っていく事ですね。新しい自分や、作品や、共演者とか、場所とか。新しいものをどんどん増やしていきたいです。
__ 
なるほど。今後、どんな感じで攻めていかれますか?
大西 
自分でプロデュースをした事がないんですね。来年の予定が決まっていないので、攻めるとしたら、自分でやろうかなと。企画力がないので不安なんですけど。
__ 
支えてくれる人が現れるように思います。
大西 
現れて欲しいです。みなさんいっぱい支えて下さい(笑)

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お客さんとノリツッコミ!

__ 
坂原さんは地下アイドルなんですよね。
坂原 
あっ。そんなところまで。
__ 
ちょっと憧れのある世界なんですよね。
坂原 
是非是非。独特で面白いですよ。TVとは全く違う世界で、歌っている間とかの熱気とか、
__ 
いつか本当に行きたいです。そうだ、アイドルとして舞台に立っているとき一番嬉しいのはどんな時ですか?
坂原 
お客さんとノリツッコミできた時ですね。嬉しいというか、楽しいです。
__ 
というと、
坂原 
ノリがいいんですよ。私が歌ってる最中にも、何か面白いんですよ。アクションを返してくれたり、オリジナルの芸を披露してくれたり。
__ 
いわゆる、オタ芸ですね。
坂原 
そうです。ホントに自由に動いているんで、こっちも「何やってんねーん」って突っ込んだり。距離が近くないと出来ない事があるんです。ライブ中も普通にお喋りするんですよ。
__ 
距離の近さ、大事ですよね。では、今後地下アイドルとしてやってみたい事ってありますか?
坂原 
プロデュース的な事をやってみたいと思っています。ライブの間中、どこみても面白いようにきっちり構成を作って、ずっと飽きさせないみたいな。曲と曲との間も、ただの空き時間という事じゃなくて、意味のある間にしたいと思うんですよね。
__ 
というと。
坂原 
お芝居をやっているので、ちょっとコントみたいなのを入れてつないだり、ミュージカル仕立てにしたり。メインはライブなんですけど、MCに演劇的な仕掛けとか設定とかを入れて、上手く演奏を盛り上げるような感じかな。楽しいと思います。

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vol.174 坂原 わかこ

フリー・その他。

2011/春
この人のインタビューページへ
坂原

ひっくり返した先の、

__ 
拝見していて、後半でそれまで築きあげた物語を全てひっくり返すというのがおもしろかったですね。
松居 
はい。
__ 
私はそういうのが大好きなんですよ。でも「美しきラビットパンチ」は、最後にひっくり返して「どうだい!」じゃなくて、最後にもう一度本来の話に帰るというのが美しくて良かったですね。
松居 
あの展開は、良識の合る方には怒られたんですよ。
__ 
そうなんですか。
松居 
ひっくり返した先のシーンでミュージカルが始まるんですけど、そこで終わっていればきれいにまとまるのに、って。でも、僕が本当にやりたかったのはむしろその先に、果たして物語が待っていてくれるかという事なんです。キチガイじみてるかもしれませんけど。
__ 
そうそう、ひっくり返した後に本線の物語に戻っていましたね。それも、途中で戻れないぐらいの舞台転換や事件を起こしたのに。それって、ひっくり返す以上のエネルギーがいることなんじゃないかなと思うんですよ。
松居 
ありがとうございます。
__ 
そうした作品作りに挑んだのは何故でしょうか。
松居 
作品がどうだとか、感情移入できたかとか、そういうのってそれほど重要なのかなって思っていて。それよりは、感じてもらえる事の方がうれしいんです。今回の作品では生命エネルギーを描きたかったんです。常識だとか生死だとか、そんな当たり前のものを楽々飛び越しちゃうようなものに近づきたかったんですよね。目の前に起きているものが、与えられた真実なんだよって。今回の最後のシーンとか、わかんないけど泣けましたって言ってもらえるとやってよかったなと思いますね。
__ 
男性のキャスト7人が、最後は後ろ姿で泣くんですよね。
松居 
荒野と夕焼けの中で、泣くんですよね。生きているって素晴らしいじゃないかと、僕らなりの生命賛歌でした。

タグ: ミュージカルの話題


勉強するしかないよ

___ 
金田一君は、今後どんな感じで攻めていかれますか?
金田一 
とりあえず、いっぱい勉強します。勉強するしかないよ。野田さんの演出の仕方とか、たくさんノートに取れたし。色々な経験を形にしたいな。
___ 
おおー。頑張ってください。今後の予定としては。
金田一 
G2さんがブロードウェイミュージカルの「ナイン」て作品をやるんだけど、その脚本の翻訳に参加してます。自分の予定を言うと、色々ワークショップをやっていまして。その成果として友達と一緒に曽根崎心中をやりたいと思ってるんですよ。
___ 
あ、心中モノ。
金田一 
何だかねー、あの芝居は。ひどい話だよ。何であれが恋物語の手本になっているのか、その辺をちょっと考えてみたいなと。

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vol.125 金田一 央紀

フリー・その他。

2009/春
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金田一

部活から柿喰う客へ

__ 
七味さんがお芝居を始められたのは、どのようなきっかけがあったんでしょうか。
七味 
元々演じることが好きで、幼稚園の学芸会で先生に褒められたのがキッカケですね。普通の町人役で、アドリブでセリフを言ったりした時に。で、小学4年の時に自分で演劇クラブを作ったんですけど、あんまり面白くなくって。
__ 
あ、面白くなかったんですか。
七味 
(笑う)演じることは楽しかったんですけど、クラブは面白くなかったんですよ。それから陸上部とかに入ったんですけど、中学からはまたずっと演劇部でした。今も、根本的にはその部活の延長線上にいるというのは否めない・・・ですね。でも、意識はだいぶ変わったと思います。
__ 
柿喰う客の旗揚げには。
七味 
高校3年の時に、市民ミュージカルに参加したんですよ。歌と踊りが好きだったので。それで、オリジナルミュージカル劇団を作ってしばらくやってたんですが、大学の演劇サークルで中屋敷に出会って、彼が柿喰う客という団体を立ち上げて、それに関わっている内に、いつの間にか劇団員になってました。
__ 
副代表ですね。
七味 
名前だけのね(笑う)うそうそ、色々やってるんですよ。

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一個ずつのお芝居に

__ 
今後、どんな舞台に出演したいですか?
長沼 
そうですね、やっぱりミュージカルでしょうか。ウソです。いやあながち嘘でもないんです。最初に芝居をやりたいと思ったキッカケもミュージカルなので。
__ 
あ、ミュージカル。
長沼 
はい。歌とダンスで挫折して、「これはセレブのやる仕事だ」と(笑う)。
__ 
まあ、色んな。
長沼 
そうですね。いろいろ挑戦してみたいです。京都では色々なところに出演させて頂きました。今回憧れのMONOにも参加させて頂けることになって、本当に嬉しいんです。私でいいんですかと。台本を読ませてもらって、久し振りに声を上げて笑いました。足を引っ張らないように頑張ります。
__ 
頑張って下さい。
長沼 
はい。見にきて下さい(笑う)。
__ 
金沢ですか・・・。予定があけばぜひ。さて、長沼さんは今後、どんな風に攻めていかれますか?
長沼 
そうですね、攻めるという感覚はないですね。一個ずつのお芝居に自分なりに取り組んでいければと思っています。

タグ: ミュージカルの話題 今後の攻め方


vol.104 長沼 久美子

フリー・その他。

2008/春
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長沼

ずっと

__ 
大熊さんって、いつ頃からお芝居を始められたんですか?
大熊 
小劇場を始めたのは、丁度10年前からですね。それまで、中学・高校と演劇部だったんですけれど、だんだん部活動では済まなくなってきて。親に「京都のとある劇団が大好きだから、そこを輩出した大学に行く」と言って、なんとかその大学に無事入れたんですね。で、その学生劇団に入ろうとしたんですけど、機会を失ってしまったんですね。お芝居がしたいのにどこに入ったらいいんだろうとさまよっていた時に火曜講座のチラシを見かけて、そこにキタモトの講座があったんです。それが遊劇体との出会いのキッカケになりました。
__ 
部活動では済まなくなってきて、という仰りようが熱いですね。
大熊 
元々お芝居は好きだったんです。宝塚とか、ミュージカルをよく見ていました。中学でも、気がついたら演劇部に入部届けを出していて。一緒にバスケ部に入る約束をしていた友達に「ごめん、私何か知らないけど演劇部に出してしもうた」と(笑う)。春休みや夏休みを潰して稽古に通い続けても、全く嫌気がささなかったんですね。
__ 
それは素晴らしい。
大熊 
むしろ、こんな楽しい事がずっと続けられるものならと。
__ 
なるほど。では、遊劇体に入られたキッカケは。
大熊 
さっきお話しした、キタモトの火曜講座で配られた出演者募集のチラシを見て参加したのが、市役所前の広場で一日限りの野外劇をするというもので。市役所前でずっと稽古していたんですね。とにかく走ったりとか、ただ走るだけじゃなくて全身を使って色んな走り方をして、みたいな。そんな事を延々と続けている内に、ランナーズハイじゃないですけど「あ、楽しい」と。言葉だけじゃなくて、体を使って表現する事にやりがいを見つけたんです。それが決め手だったと思います。
__ 
分かりました。ところで、私が初めて遊劇体を拝見したのは、去年の天守物語だったんです。落ち着いた表現でありながら、俳優の体から迫力が伝わってきたのは、そういった全身で表現するというベースがあったからなんでしょうね。
大熊 
最近の公演は室内で公演する事が多くなったので、よりムダな動きを省いて作るのが基本にはなりましたね。でも、「体から作っていく」「体を頼りに考えていく」という傾向はあまり変わらずに残っています。
火曜講座
当時、京都で活躍する演出家のワークショップを青少年活動センターで行う催しがあった。

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