毎晩、公園で

木皮 
僕、ダンスを始めたのが大学の2年からなんですよ。つまり3年前からなんです。師匠もなくて我流でやってたんです。実はそれまで俳優やってたんですけど、壁にぶち当たってて、とりあえずパフォーマーとして何か極めようと思った時、身体の事だったら分かるかなと思って。毎晩広場で踊ってたんです。それも音楽掛けて体を揺らしてたぐらいなんですけど。
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ええ。
木皮 
しばらくしたら「それはコンテンポラリーダンスだね」と言われて。これがそうなのかと。そこから勉強を始めました。
__ 
毎晩、公園で?
木皮 
本当に毎晩(笑う)。それをやり続けてたら、どんどん身体に筋力がついていって、踊れるってこういう感覚なんだ、楽しいと思えてきました。

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vol.320 木皮 成

フリー・その他。

2013/春
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木皮

枚方の河川敷で野外稽古

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聞いたところによると、壱劇屋は枚方の河川敷で野外稽古をされるそうですが、場合によっては徹夜になることがあるそうですね。
大熊 
あれは、やりたくないですね(笑う)。お恥ずかしい話、作品が間に合わなくなるとどうしても。しかも台本が出来たところで終わりではないので、やってる事も複雑なんですよ。稽古時間は多いんですけど、完成するには間に合わないですよね。それは僕らの完全にだめなところですね。
__ 
それは納得するまで作っているからでしょうね。
大熊 
そう言ってもらえると。また、小道具の製作とかもあって、それがあるともうみんな駄目ですね。「今回は夜を明かすんじゃないか」という不安が広がりますね。でも、最後に徹夜したのは回想電車999が最後です。
__ 
大変ですね。
大熊 
回想電車は最後に電車でパフォーマンスするシーンがあるんですが、3分作るのに4時間掛かるんです。これはまずい、突貫工事で面白くしなければならないと。
__ 
ところで、夜の公園で芝居の稽古をするのってロマンがありますよね。
大熊 
そうですね、陰影があってキレイに見えますよね。維新派みたいな。
__ 
枚方市の河川敷はどうですか?
大熊 
あんまり良くないですね、暗いので(笑う)

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「期待は裏切らないが、予想は裏切る」

__ 
今の悪い芝居はそうなんですね。お客さんが求めている事と、悪い芝居がやりたい事。ニーズとニーズをマッチングさせるという事ですか?
山崎 
人それぞれ好きなものが違うんですが、今時代の流れ的に求めているものがあると思うんです。僕は「次は何をしてくるんだろう」という期待には照準を合わせたいですね。昔と比べて、アンケートだけじゃなくネットでも反応が返ってくるようになって。僕はそれにアンテナを張る事はしています。もちろん、やりたい事からそれる、という事ではなくて。
__ 
宮下さんが仰っていたんですが「期待は裏切らないが、予想は裏切る」という事ですね。
山崎 
ああ、そうかもしれませんね。どちらかと言うと、予想を裏切る事に重点を置いているかもしれません。極論を言うと、興行的にコケてもいいんですよ。大事なのはお芝居を見てもらう事であって。
__ 
おお・・・。
山崎 
希望としてはお客さんがもっと入って欲しいし、成功したいという気持ちはあります(隠すことではないですしね)。でも、だからと言ってお客さんが入るようニーズだけに合わせるようなものを作るよりは、次以降も見たいなと思わせる、そういう作品を作りたいです。すごく広い希望を言うと、僕らを見る事でもっと演劇が広く見られればいいなと。
__ 
悪い芝居を見る事で、演劇そのものに目が向く?
山崎 
何故かと言うと、目の前で行われる奇跡的な瞬間を、お芝居は持っていると思うんです。僕らは、よい作品を上演する公演を打つというよりも、上演時間内でいかに魔法のような時間を作るかを意識しています。それを見て、「うわあ、演劇ってこういう事が起きるんだ」って知ってもらいたくて。それで僕らを見続けてくれてもいいし、他の芝居を探してくれるでもいいし。
__ 
なるほど。
山崎 
となると、いまこの世にないものを作ろうとするのは自然な流れだと思います。お客さんも見た事がない、未知のものですね。一番最初は目立とうと思って新しい事をやろうと思っていたんですが、いまはその動機がすっきりしてきた感じですかね。こういう姿勢になったのは、自信が付いたからかもしれないですけど。

タグ: 夜の公園で アンケートについての話題 悪いけど、芝居させてください


夜の公園で

__ 
それから3月に震災がありましたね。
堀川 
その時もショーケース公演で、しかもウチの上演時だったんですよ。舞台に立っている俳優は気づかなかったんですが。
__ 
ええ。
堀川 
途中で上演を止めて・・・お客さんを外に出して、新宿御苑の公園に行って。上演中止になりました。でもその後7月に同じショーケースが企画されて、その作品の続きが出来たんです。でも、最初とは内容が変わりました。
__ 
『轟くヘヤー!!』ですね。あらすじをHPで拝見しましたが、パチンコ店のお話だそうですね。
堀川 
はい。地震を受けて、あの時の色々を反映した作品にしたかったんですよね。節電中のパチンコ店という設定で。面白そうだと思ったんですよ。
堀川 
ありがとうございます。
『轟くヘヤー!!』あらすじ
朝、パチンコ店の前に行列を作って並ぶ男達。今日は80年代アイドル・エミリーユウナの新台が出る日。彼女はアイドル絶頂期に謎の引退をしているが、未だにそのファンは多い。店内では新しいバイトの面接が始まっていたが、やってきた夢見はエミリーユウナにそっくりで「弟を探すためにお金を貯めたい」と言う。そこで店長は採用を決める。オープンした客のフロアに夢見が現れると、男たちは本物のエミリーユウナだと思いこみ、熱狂的な声援を送るが夢見はとまどいを隠せない。やがて夢見が手をかざしておまじないを唱えた台が確変にはいり、玉があふれフロアを満たし、ついには裏モード「エミリーユウナの過去」に突入する。それはエミリーユウナがアイドルまでの軌跡を描いたダイジェストだった。その時、店長は店の隅でイカサマをしていた寺部を見つけ、問いただす。しかし彼はエミリーユウナは自分の姉で金持ちだからこんなことはやってないといい、事務所のテーブルにあった夢見の履歴書を見て自分の姉だといいはる。だが、夢見の年齢は20代、寺部は50近いことから、店長は取り合わない。そこへ夢見が帰ってきた。お姉ちゃんとすがる寺部。頭がおかしいといい寺部をつまみだした店長に、夢見はこう言った。「相変わらず髪ぼさぼさだったなあ、あの人、あたしの弟なんです。女は、いつでもアイドルでいたいんです。」
♪ お部屋のなかで轟いて(ヘヤー)
♪ 髪振り乱して轟いて(ヘヤー)
♪ 全部がめちゃくちゃ轟いて(ヘヤー)
♪ いいも悪いも轟くヘヤー!!
(公式サイトより)

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