とめられない水色の時間に向けて

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
竹宮 
攻める。遊び半分というのが最近のテーマなんで。今やっている事をどれだけ遊び半分の感覚で楽しめるか。それも、真面目に。
御厨 
京都と東京の二重生活をがんばります。
川那辺 
リアルやな。
御厨 
それが攻めるという事なのかな、と。
川那辺 
私は、楽しく。楽しく丁寧に。
__ 
きたまりさんは。
きた 
やるべき事をやる。
川那辺 
使命感にあふれてますね。
きた 
目の前のやるべき事を常にやるんだよ。明日メール打つんだよ。
川那辺 
今の事に集中するんですよね。
きた 
そう。明日飛行機落ちないといいなあー(笑う)
竹宮 
それはDance Fanfare Kyotoどころの話じゃない。
きた 
みんな、墜ちてもやってねー。
御厨 
いややりますけど洒落になってない。
竹宮 
やりますけど、何にFanfareするんだ、と。
きた 
私の写真だけ飾っといて!入り口に、遺影みたいに。

タグ: 今の作品に集中する アーティストの生活 今後の攻め方


村川拓也×和田ながら×punto

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、和田さんはどんな感じですか?
和田 
よろしくお願いします。したためは今までのんびりやってきていたのですが、2015年はいろいろな機会に恵まれていて。1月は努力クラブとBRDGとの合同企画でドメスティックサイエンス、3月末は村川拓也さんとpuntoで上演、5月には参加している演出家コンペの上演審査が福岡であります。10月はアトリエ劇研の創造サポートカンパニーとして、ひさびさの本公演も予定しています。今までこんなハイペースで作品を作ったことがないので戦々恐々としていますが、まずは目の前の作品のことを考えている、というところでしょうか。
__ 
ありがとうございます。しんどいという思いはありますか?
和田 
あまりしんどくはないんです。稽古でいろいろなことを考えて試して深めていくっていう作業は自分にとって演劇そのもので、やっぱり楽しい。そういう場が常にある、いい時間が過ごせていると思いますね。
__ 
良い一年になりそうですね。
和田 
楽しいと同時に、プレッシャーとスリルがある年にもなりそうです。挑戦の年と言うか。なるべく色んな人に見て貰って、色んな人と作品について話をしたいなと思っています。
したため
演出家・和田ながらの大学の卒業制作公演(09)のタイトルであり、またそれ以降、演出活動を行う際の個人ユニット名。名前の由来は、手紙を「したためる」。人間の営みについて、言葉や身体や時間を使って思考する試み。(公式サイトより)
村川拓也×和田ながら×punto
公演時期:2015/3/27~29。会場:punto。上演作品:『終わり』演出:村川拓也 出演:倉田翠、松尾恵美/『肩甲骨と鎖骨』演出:和田ながら 出演:穐月萌、高木貴久恵、田辺泰信 料金:一般:1,500円/高校生以下:無料 ※要予約
ドメスティックサイエンス
公演時期:2015/1/10~11。会場:元・立誠小学校。
「創作コンペティション 一つの戯曲からの創作をとおして語ろう vol.5 上演審査」
公演時期:2015/5/22~23。会場:ぽんプラザホール。

タグ: 今の作品に集中する


映画と演劇の二択

__ 
fukui企画を立ち上げた経緯を教えてください。
福井 
立ち上げたというより、僕一人のユニットで。名前にもずっと(仮)が付いてる感じなんで。そもそも説明させて頂くと、僕は映画監督になりたかったんですよ。造形大にも映画学科はあるんですけど、舞台の演出の方が役者の動かし方が分かるようになると何かの本で読んで。それを鵜呑みにして舞台芸術学科に入ったんですね。それは僕は全く後悔してないんですけど。
__ 
なるほど。
福井 
脚本にしても、映画と演劇のそれって決定的な違いがあると思うんですよ。映画は、物語の核心を隠していくために描写を削る事が正義で、舞台はそれを出す事が正義だ、と学んでいったんです。隠すという事は、多分もう、何回もやれば上手になっていくと思うんですよ。緻密さは映画の方が絶対あると思う。物語の求心力も強いと思う。一方演劇は役者のものと言われていますよね。
__ 
役者が支柱となって物語を支える、というより、一体になっていると。
福井 
そうですね、俳優の一挙手一投足に集中してみているお客さんに、しかも彼らは向き合っているじゃないですか。演劇は衰退しているんですけど、そういう面では優れていると思うんですよ。優れた演劇を見た時の発見は凄いものがあって。そういう思いがあって、回り道かもしれないですけど、演劇学科に入ったんです。出す事を学んで、その後、隠していけばいいや、と。戯曲を書く事を始めて、上演しないと意味がないと学んで、それで始めたのがfukui企画です。
__ 
なるほど。ちなみに、最初に書かれた作品はどのような。
福井 
かいつまんで言うと、ミュージシャンを目指して東京に出てきたヒモとその彼女の話で、最終的にヒモがオカマになる話です。というか、ニューハーフとしてゲイバーで働き始めるんです。上演時間は2時間10~15分ぐらいありました。僕は遺作にしたいなと思うぐらい、思い入れは強いですね。2回生の時に上演して、手探りで演出していました。
__ 
素晴らしい。
福井 
最初の作品で、根を詰めて書いたものなんです。面白いなんて言ってくれる人は限りなく少ないんですけど、僕は大好きです。「不肖死スベシ」という作品でした。
__ 
気持ちは良く分かります。自分が作ったもの、というのがありますしね。

タグ: 役者全員の集中が一致 今の作品に集中する エネルギーを持つ戯曲 映画の話題 舞台にいる瞬間 観客との関係性 つかこうへい


KAC Performing Arts Program きたまり×白神ももこ×筒井潤 『腹は膝までたれさがる』

__ 
今日は、「腹は膝までたれさがる」の本番をさきほど終えられたばかりの白神さんにお話を伺います。よろしくお願いします。最近の白神さんはどんな感じでしょうか。
白神 
よろしくお願いします。この間までFESTIVAL TOKYOでダンス作品の振付をやっていたのですが、この一ヶ月間は京都に滞在して、ダンサーとして集中できて、良い機会だったなと思います。充実してますね。
__ 
すばらしい。
白神 
東京で自分のカンパニーの作品の製作をしているんですが、打ち合わせやら何やらと色々付いてきて、毎日踊れるってあんまり無いんですよね。京都でも色々ありますけど、自分の身体にじっくりと向き合える日々だったと思います。体調がいいです。
__ 
その滞在期間は、書斎みたいな感覚だったのかもしれませんね。自分の仕事に没頭出来るみたいな。
白神 
そうですね、煩わしいことが無くて。作家さんが旅館に缶詰めになるような感じもあります。いま宿泊しているところも色々な人がいて、吸収する事も多いですね。
__ 
創造環境としての京都。終電が無いとかの点がまず有利ですよね。
白神 
狭いですから、自転車で行き来できますしね。きたまりさん筒井さんとじっくり話したり、時間を多めにとって取材に行ったり。一人の時間も持てたし。
モモンガ・コンプレックス
2005年に活動開始。現実世界から踊りが炙り出されてくるような、人間らしさがにじみ出るユーモラスを味としたパフォーマンスを得意とする、ダンス・パフォーマンス的グループ。世界のはじっこにある些細な存在やできごとも価値ある愛すべき存在として捉え、ちょっとおかしな人たちが、ゆるーく微妙に笑える空間を作り出したりしている。倉庫や体育館などで転々と公演していたが、2008年4月~2011年3月は埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみを拠点に活動するキラリンク☆カンパニーとして活動。同劇場での公演のほか、小学生や高校生を対象としたワークショップ、中学校の卒業式・市役所・地域のお祭りでのパフォーマンスなどをおこなう。(公式サイトより)(公式サイトより)
KAC Performing Arts Program きたまり×白神ももこ×筒井潤 『腹は膝までたれさがる』
公演時期:2014/12/12~14(京都)、2015/1/16~18(横浜)。会場:京都芸術センター 講堂(京都)、のげシャーレ(横浜にぎわい座 地下2階)(横浜)。

タグ: 色んなものを吸収 今の作品に集中する きたまり 創造環境としての京都 筒井潤


ピリピリの時間

__ 
舞台上で、どんな事を考えていますか?
西村 
あんまり何も考えていないですね。稽古でやってきたことをやってるつもりです。集中しています。最近ようやく、舞台照明や音響の演技プランと一緒に芝居することに注意しようとしはじめました。
__ 
全体のキッカケというか呼吸とか、いまの光や音を感じながらやっているんですね。
西村 
そうですね、そういう状況の事をやっと考えるようになって。全体を把握して動く、みたいな。そこからお客さんの調子とか状態とかにも意識が向き始めていますね。
__ 
今まで一番集中した舞台は?
西村 
象牙の空港の『トブトリ・トレナイカ』でした。あの作品は一人で1ページくらいセリフを喋ったりしていて、すごくのめり込んでました。
__ 
見てました。面白かったです。ちょっと不条理な作品でした。
西村 
ありがとうございます!
__ 
集中している時は、どんな感じがしますか?
西村 
ピリピリしてますね。役に集中した時の恍惚感とかはなくて。何だろう、高校の頃は気持ち良くはあったんですけど、こっちに来てからはそういうのはなくなりました。
__ 
いつか、そういう気分になる事があるのかもしれませんね。
西村 
そうかもしれないですね。
象牙の空港
京都大学学生の伊藤元晴が自身の作・演出作品を上演する個人ユニットとして設立。(公式サイトより)
象牙の空港#1「トブトリ、トレナイカ」
公演時期:2012/3/8~11。会場:思文閣美術館地下一階CAVE。

タグ: 今の作品に集中する 舞台全体を見渡せる感覚 音効照明との息合わせ


やりやすいばっかりでやっていても成長はないのかも

__ 
本番が上手くいく稽古の秘訣を教えて下さい。例えば、今回で言うと?
佐々 
一回一回の稽古を流してやるんじゃなくて、ちゃんと集中すること。自分をちゃんと管理していたら、自分のところの稽古でも失敗しないんです。出ハケとかの段取りも同じで、それがしっかり出来ないという事は演出された事が出来ていないという事。毎回きっちり再現していたら、本番で変な事故は起こらないと思います。
__ 
なるほど。では、段取りと演技プランが衝突する場合もあるかと思うのですが、匿名劇壇ではどうしていますか?
佐々 
そういう場合は福谷が必ず気付いてくれます。僕らはその心配をする必要がなくて、僕ら役者は僕ら全員で作り上げる演技プランに従って磨けばいいんだと思う。修正はウチの演出がやってくれるんです。少なくとも匿名劇壇はそうですね。あまり、ウチでやっていてやりにくいなと思った事はないですね。まあ、やりにくいぐらいの状態が一番いいのかもしれませんね。やりやすいばっかりでやっていても成長はないのかも。しんどい身体、僕は好きなので。
__ 
素晴らしい。でも、一度決まった段取りを崩してでも魅力的な演技プランが見つかった場合は?
佐々 
僕はすぐに言いますね。代表に。「こういうのが自分にはあるんだけど、見て」と。ウチの劇団員は結構、全員言うんじゃないかな。それでダメだったらダメだし。どこに客演させてもらってもすぐ言いますね。

タグ: 今の作品に集中する 出ハケについて 色んな秘訣集


カストリ社第三号解散公演「花田一郎の述懐」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願い申し上げます。最近杉原さんは、どんな感じでしょうか。
杉原 
朝起きてバイト行って、終わったら稽古して。そのリズムが出てきました。稽古が無いとバイトだけなんで、生活が乱れてくるんですよ。ありがたいです。
__ 
稽古とは、カストリ社第三号解散公演「花田一郎の述懐」の稽古ですね。どんな作品になりそうでしょうか。
杉原 
がっかりアバターさんとの合同公演で、昨日、向こうの稽古場に行って何本か作品を見たんですけど。良かったんですよ。匿名劇壇では作れない、がっかりアバターだけが作れる事をやっていて。合体して、一つの良いものが出来ると思います。
__ 
なるほど。ちなみに、上演順としてはどうなるんでしょうね。キレイにアバターズと匿名さんで前編後編分かれるのか、作品ごとアトランダムな上演順で分かれるのか。
杉原 
まだ決まってないらしいですね。いや、決まった上で伝えてないのかも分かりません。でもごちゃまぜ感はあると思います。
__ 
意気込みを教えて下さい。
杉原 
今回は特別に頑張ろうという訳じゃなく、いつも通り集中して出来たらと思います。毎ステージ新しい発見が出来たら理想的です。
__ 
今も、稽古場で発見している?
杉原 
稽古場は発見だらけですね。例えば同じ事を同じ間で練習して突き詰めて良質化することは出来ると思うんですけど、面白かった事が分かったらそれは捨てて、新しい可能性を見つけたりして、変わっていけたらいいなと僕は思います。同じ一つのモノを研ぎ澄ますより、色んなパターンを試していけたら。
__ 
固持するんじゃなくてね。
杉原 
今回はそういうふうにしたいと思っています。
__ 
そんな考え方は、実はフラッシュフィクションという形式と合っているのかもしれませんね。気付いたら次の作品が始まっている、だから次々と発見がある。とても楽しみです。
匿名劇壇
2011年5月、近畿大学の学生らで結成。旗揚げ公演「HYBRID ITEM」を上演。その後、大阪を中心に9名で活動中。メタフィクションを得意とする。作風はコメディでもコントでもなく、ジョーク。いつでも「なんちゃって」と言える低体温演劇を作る劇団である。2013年、space×drama2013にて優秀劇団に選出。(公式サイトより)
カストリ社第三号解散公演「花田一郎の述懐」
作/福谷圭祐(匿名劇壇)・坂本アンディ(がっかりアバター)・演出/福谷圭祐(匿名劇壇)・坂本アンディ(がっかりアバター)。公演時期:2014/11/7~9。会場:SPACE9(スペースナイン) 阿倍野ハルカスウイング館9階。
がっかりアバター
結成2011年6月。主催の何とも言えない初期衝動からほぼ冗談のように結束。2011年6月vol.1『岡本太郎によろしく』2012年11月vol.2『啓蒙の果て、船降りる』(ウイングカップ2012受賞)2013年6月vol.3『俺ライドオン天使』(公式サイトより)

タグ: 俳優の提案作業 今の作品に集中する 「フラッシュフィクション」 最近どう? アーティストの生活


「どうしてほしい?」

__ 
本番で好きな瞬間はどんな時ですか。
畑中 
楽になれた時。知らん内にやれていた時ですね。カナヅチ女の時、砂場のシーンがあったんですが、ふわふわした抽象的な空間から砂の上に行くシーンがあるんですけど、本当にそう思えた瞬間があったんです。あ、いま地面が砂になった、って。気持ち良かったですね。それは常にやれてないといけないんですけど、きっと。
__ 
そうですね。
畑中 
それと、お客さんがなってほしい状態になった時。息を飲んで欲しい場面でそうなった、と実感したときに「よっしゃ!わーい」ってなります。
__ 
それが分かる。変化が感じ取れる?
畑中 
はい、でも後付けでそう感じているだけかもしれない。ですが、無意識に楽に演技が出来ている回ほどお客さんの呼吸が分かるような・・・お客さんがどうしてほしいのかが分かるような。その精度がもっと上げられたらいいなと思います。
__ 
集中出来たとき、ですね。
畑中 
そうですね。俳優の立場から言うと、見せたいものって役者の内部にあるというよりは外にあるんだろうなって思っています。観客が見たいものを、役者が発するんじゃなくて、役者も見る、んじゃないかなと思っていて。イメージを共有するためには外側のものをお互いが見る、みたいな・・・言語にすると哲学的で宗教的なんですけど(笑う)
__ 
ワクワクしながら、ね。役者がずっと一つの方向に向かっていったら、観客席全体が一つの目になって、実はその目を持つのがいま現在の時代の社会その人で、舞台がどんどん客席と離れながらも劇場ごと別の世界に飛んでいってみたいな状況になったら凄いですよね。
畑中 
どこの劇団のどこの役者さんでも、ずっと、安定したものを提供しようと目指していると思うんですよ。でも、残念ながら偶然にしか起こらないものもあって。たまたま良かった、みたいな。それを意識的に出来たらいいなと思います。
悪い芝居vol.13『カナヅチ女、夜泳ぐ』
公演時期:2012/06/13~20(大阪)、2012/07/10~16(東京)。会場:in→dependent theatre 2nd(大阪)、王子小劇場(東京)。

タグ: 役者の認識(クオリア) 今の作品に集中する 外の世界と繋がる 王子小劇場


衝動

__ 
さて、KEXのオープンエントリー参加作品[deprived]。見所を教えて頂けますでしょうか。
矢野 
俳優の身体そのものを、先ずは観て頂きたいです。俳優が言葉を発語する。発語という行為を行うために、その行為を際立たせるために本当にいろいろなものを削ぎ落としているので、そこを観て欲しい。どちらかというと僕らの作っているものは派手で豪華なエンターテインメントではなく、儀式的、様式的というか・・・例えば、歌舞伎ではなくて能楽に近いような、そんなものなんですね。俳優がテキストを発するとき、おそらくそれは目に見えるようなものじゃないんですけど、けっこうな苦労をしていて・・・僕らの作品に限らないと思うんですけど、古典や近代文学のようなテキストを、普通に、何事もなく聞けてしまうようにするのって、けっこう難しいんですよ。誰が何故、何を、何のために喋るのか? について、俳優がちゃんと自分のなかに衝動のようなものを持ってないとすぐ、言葉が上滑りするというか、スカスカになってしまうんです。
__ 
まずは俳優の発語に注目すると、shelfの作品の成立する瞬間が感じられる?
矢野 
いうなれば、西洋的な足し算で見せていくフラワーアレンジメントではなく、余白、間を見せるための生花ですね。ギリギリまで削った、言葉と、身体と、空間。そして何より余白を大事にした作品を作っています。これは余談なんですが、最近いろいろ英語で企画書を書いていて苦労したというか気づかされたんですが、英語では日本語の「削ぎ落とす」って、あまり良い意味を持っていないんですよ。trim outとかかな、とか、いろいろ考えたんですけど、trim outだと確かにクローズアップはしているんですけど、それはあくまで部分に集中させることを念頭に置いた表現なんですよね。僕らは逆に、削ぎ落とした、削がれた方の余白の美しさや、お客さんの想像力を喚起するための間、何もない空間じゃなくて、無いものが在る、内に深く混沌さを孕んだ豊かな空間を作るのだということを最優先に狙っています。とにかく古典をやるにしても、今回のような構成作品を上演するにしても、それを大事にしていますね。

タグ: 俳優の「素」を生かす 揺らぎ、余白 カオス・混沌 役者全員の集中が一致 今の作品に集中する 役者の儀式・ルーティン


飴玉エレナ、月面クロワッサン、子供鉅人

__ 
山西さんが演劇を始めた経緯を教えてください。
山西 
大学で喜劇研究会というサークルに入りまして。そこから始まって、コンビでお笑いの舞台に立つようになったんですけど、相方が辞めてしまって、ピンでコントをするようになって。そしたら徐々に、演じることと言うか舞台に立つことだけを集中してやってみたいと思うようになりまして。その頃、「知り合いに演劇をやってみたら?」と言われたんです。
__ 
なるほど。
山西 
その時は演劇の知り合いは全くいなかったので、一人でもできる!ということで最初は一人芝居から入りました。
__ 
それが飴玉エレナ、ですね。それから月面クロワッサン、子供鉅人と短い時間に渡り歩いてますね。
山西 
そうですね、よく言われます(笑う)

タグ: 今の作品に集中する 入団の経緯 相方


飛ぶ

__ 
いつか、こういう演技が出来るようになりたい、というのはありますか。
小沢 
実は未来の目標が具体的にはないんです。というよりは、今目の前にある舞台に対して、確実に面白いものを届けるんだ、という責任と覚悟を背負っていけるように努力したいと思います。
__ 
今後、一緒に作品を作ってみたい方はいますか?
小沢 
たくさんいます!野田秀樹さんも好きだし、三谷幸喜さんも、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんも本谷有希子さんも好きだし。色んな方とまだ出会っていないので。たくさん出会っていきたいです。

タグ: 今の作品に集中する 本谷有希子 野田地図


芯にあるもの

__ 
舞台に立っていて、どんな瞬間が好きですか?
川面 
長く演劇をやっていると、舞台に立つという事が生活の一部になってくるんですよね。ご飯を食べたり、寝たりするのと同じような感じに。毎日稽古に行くのが当たり前で、毎月舞台に立って。私、今年出演した舞台が7本になるんですよ。それも今年が多い訳ではなく、去年もそうだったし、大学に入っていた頃は授業に自主企画、磯川家もあったし。だから、舞台の一瞬にスペシャルなものを感じる事はあんまりないですね。
__ 
なるほど。
川面 
だって、自分は絶対芝居をやらなくちゃいけない、舞台も映像も真面目にちゃんとやる、ってやってるから。取り立ててこの瞬間が超ハッピーだぜというのは・・・。
__ 
ない?
川面 
うーん、強いて言えば、仲良い人が見に来てくれたりとか。それは芝居というか人と人のつながりですけどね。黙々と、期待に応えるように。
__ 
すごい。
川面 
すごいですか。
__ 
この質問に対しては、何かしら好きな瞬間があるって伺いますからね。例えば集中している瞬間とか、冷静になれている、だとか。
川面 
私はやっぱり、やってる最中は基本的にはしんどいですね。緊張するじゃないですか。本番のある日は朝早く起きて劇場に行って、リハーサルして、すぐ本番が始まって、たくさんの人に見られて、その後飲みにいって。超大変じゃないですか!
__ 
ええ。
川面 
基本楽しいですけど、基本しんどい。体力作りもしないといけないからジムにも行ってるんですけど疲れる、そのまま稽古に行って疲れが取れない、やっぱり体力付かないからジムに行って、そういうスパイラルが続いていて。芝居が好きな事に偽りはないんですけど、毎日が楽しいと思ってやってる訳ではないですね。
__ 
ベースは楽しいんですよね。
川面 
そうなんですけど、でも、楽しいというだけで舞台に立ってる人はどうなのかなと。俳優がしんどくても楽しくても、お客さんが楽しむ事だけが大切なんですよ。なるべくおこがましくないように、調子に乗らないように。演劇を楽しむ為の道具には、私はしたくないです。だから、「舞台上の役者が楽しくないとお客さんも楽しめないよ」って意見がありますけど、そんな訳ないと思うんですよ。そういう、ダサいものに囲まれて、それが当然となる環境には身を置かないようにしたいですね。真面目にちゃんとやる、という事です。

タグ: 最高の研鑽は成功を担保する訳ではない 今の作品に集中する ちゃんと楽しませる


村川拓也「羅生門」を終えて

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします!最近、舞台でよく見る大石さんにお話を伺います。大石さんは、最近はどんな感じでしょうか?
大石 
よろしくお願いします。最近は、『羅生門』が終わって、バイトをしたり、映画を観たりと、のんびりとした時間を過ごしています。
__ 
村川拓也さんの『羅生門』ですね。振り返ってみると、大石さんの良さが非常によく出た作品だったと、私は思っています。ご自身にとっては、どんな経験になりましたか?
大石 
自信を持つことが出来た公演でした。自分のことを役者と名乗ることに対しての抵抗が、少しだけ減りました。
__ 
なるほど。公演の内容的に、結構特殊な役どころでしたね。大石さんが言葉の通じないドイツ人の女性に、身振り手振りで羅生門を説明するという作品でしたね。でもそれが、どこか重なるかのような。伝わったというか、重なったんじゃないかなと。どのような稽古場だったのでしょうか?
大石 
他の稽古場のとき以上に、演出家(村川拓也さん)と対話をする時間が多い稽古場でした。自分の考えを言葉にして伝えなればならない状況が、他の稽古場よりも多かったように思います。
__ 
言葉にするというのは、セリフの言い方を整理する為に、考え方を精査するという作業でしょうか?
大石 
うーん、というよりも、舞台でする行為を僕自身が自覚して行えているかに、向き合う作業だったように思います。うん、何だか的は外していないのですが、伝えたいことと微妙に違うような気もします。一言では表せない作業でした。
AAFリージョナル・シアター2013~京都と愛知 vol.3~ 参加作品 村川拓也「羅生門」
公演時期:2013/6/13~16(愛知)、2013/6/21~23(京都)。会場:愛知県芸術劇場小ホール、京都芸術センター。

タグ: 役者の認識(クオリア) 稽古とコミュニケーション能力 客席と舞台の共犯関係 今の作品に集中する 非日常の演出 ユニークな作品あります 最近どう? 創造環境としての京都 実験と作品の価値


vol.312 大石 英史

フリー・その他。

2013/春
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大石

一つの絵

___ 
いつか、どんな絵が描きたいですか?
silsil 
みんなが飲み込まれる絵が描きたいです。でも、意見が分かれると思うんですよ。私が良いと思う絵と、お客様が良いと思う絵は違う。ただ、同じ人間なので共通する部分はあると思うんですよ。描いた作品で、全員の心が一つに飲み込まれればすごく楽しいと思いますね。
___ 
それは、私の言葉で言うと傑作と言えるかもしれません。
silsil 
そうですね。
___ 
全ての人間はバラバラである。しかし、人間には普遍的なテーマがある。それを、silsilさんという画家が描く。
silsil 
それが夢なんですね。一緒の部分があって、そこに引き込まれるんです。どの部分がどの方向でもいいんですけど、一つに引き込まれればいいな。
___ 
例えば。
silsil 
この絵にしたって、悲しいと思って・好き、という人と嬉しいと思って・好きという人がいる。バラバラなんですが、悲しくても嬉しくてもネガティブでもポジティブでもどちらでもいいので、この一つの絵に見ている人の感覚全部が集中するような感じでしょうか。

タグ: 今の作品に集中する


vol.311 silsil

フリー・その他。

2013/春
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silsil