ドキドキぼーいずの大進撃#04『ハムレットみたいなもの』

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石畑さんの、役者として最近のテーマは何ですか。
石畑 
僕はずっとビシッとした体で立つという事を目指していたんですよ。でも、京都で客演させていただいたドキドキぼーいずさんの「ハムレットみたいなもの」では、ゆるく立つ事を求められたんです。そこに近づけようとしていました。ビシッとした体だけじゃないんだなと。
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緩い体を求められた時は、そうありたいという事?
石畑 
そうですね。柔軟に対応出来ればと思っています。今までそれをやった事はなくて。そういう風に芝居を捉えた事はなかったんです。新鮮な体験でした。
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「ハムレットみたいなもの」。ご自身としては、どんな手応えでしたか。
石畑 
事件が起こってからのお話なんですけど、その被害者であるハムレットと仲が良かったのに、離れていってしまうという役柄で。現代に限ったことでないと思うんですけど、ややこしい事件が起きたらその人から離れていく人たちがほとんどだと思うんですが、それを意識していました。僕自身も、最後の方はハムレットから離れたかったです。
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ハムレットと同じく、まともな人だったですからね。
ドキドキぼーいず
2013年、代表である本間広大の学生卒業を機に再旗揚げ。京都を拠点に活動する若手演劇チーム。虚構性の強い演劇を目指し、『リアル過ぎる嘘っぱち』の創作に挑んでいる。生み出されていく衝撃を、時に優しく、時に激しく、作品として観客に提示することで、人間の本質を描き出す。いつまでも青臭い、カワイイ奴らでいたい。(公式サイトより)
ドキドキぼーいずの大進撃#04『ハムレットみたいなもの』
公演時期:2014/10/3~6。会場:元・立誠小学校 音楽室。

タグ: ドキドキぼーいず「ハムレットみたいなもの」 優しい嘘


「愛さないでくれよ」

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ドキドキぼーいずの話からさせて頂ければと思います。まず、あの役はご自身ではいかがでしたか。まあ複雑な役柄だったとは思いますけど。
佐々 
僕は楽しかったです。これは本間広大とも言ってたんですけど、「ハムレットみたいなもの」の主人公が普通で、周りが変なんですよね。ただハムレットは外界からのストレスに敏感なだけで、だから一番普通な奴が一番おかしくなってしまった。なので僕は、自分は何も作っていかないように気を付けていました。舞台に上がるまでのあらすじで語られる関係性と「どう思っているか」だけを持っていくんです、するとホントに、全員がムカつく事してくるんですよ。そのムカつきを体で発散したんです。内に籠もらせないで。気持ちをすぐ体に出すなんて、普段やらないじゃないですか。貧乏ゆすりぐらいしか。
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匿名劇壇だと、まあ確かに佐々木さんは止まってる事が多かった気がする。
佐々 
でも、すぐ動くのが求められてたんです。出来てるかは分からないですけど。僕的には楽しい、悲劇だから楽しいというのはおかしいかもしれないですけど。
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いや評判でしたよ。私個人としては、普通の青年が日常に戻ろうとして、自棄になるというよりは壊れてしまった感じ。叔父さんが実母と結婚したり、かつての親友が、あえて昔と変わらない調子で声を掛けてきたり、しかもそれが母親の差し金とかだったり。
佐々 
そういうの、ちょっと嫌ですよね。合わせられるんですけどね。
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何か、「愛さないでくれよ」とかいう気持ち。そっとしておいて欲しいというか。
佐々 
向こうの裏が見えてしまう感じ。まあ逆ギレなんですけどね。
ドキドキぼーいず
2013年、代表である本間広大の学生卒業を機に再旗揚げ。京都を拠点に活動する若手演劇チーム。虚構性の強い演劇を目指し、『リアル過ぎる嘘っぱち』の創作に挑んでいる。生み出されていく衝撃を、時に優しく、時に激しく、作品として観客に提示することで、人間の本質を描き出す。いつまでも青臭い、カワイイ奴らでいたい。(公式サイトより)
ドキドキぼーいずの大進撃#04『ハムレットみたいなもの』
公演時期:2014/10/3~6。会場:元・立誠小学校 音楽室。

タグ: ドキドキぼーいず「ハムレットみたいなもの」 優しい嘘 愛を厭う 関係性が作品に結実する