アウトローズ

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最後の質問です。今後、どんな感じで攻めていかれますか?
肥後橋 
まず、舞台美術のためのワークショップ公演。いま、色んな劇場があるじゃないですか。劇研とか芸術センターとか。そこに乗っていない我々のような者が、一体どこまでにいくのか。
___ 
ええ。
肥後橋 
アウトローな感じでどこまでやっていけるのか。自分の性格的に、やっぱりパンクというか、負けるもんかという精神で戦っているつもりです。まあ、具体的には敵なんていないんですけど。

タグ: 俳優同士の闘争心


どんなに努力をしても100%にならない

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山野さんが考える、魅力的な俳優とは?
山野 
どうなんでしょうね・・・満足しない事・・・ですかね・・・?。僕は常にそう考えようかと。そうやって自分を律したいと思っているのですが(できているかは別として)、今やっている芝居が最高のものだと思わないことかなと。「金を取って芝居をしていることを事を自覚しろ」ってよく言われますよね。それは単純にレベルの高いものを見せろということだけではないような気がしていて。その線引きも曖昧なわけですから。そもそも演劇に限らず勝負事というものは100%にはならないのではないかと。どんなに努力をしても100%にならない。もちろん目指すべきです。しかし、自分がやっていることに満足した瞬間、終わりが始まるのではないかと。自分より下手な誰かと比べて満足を得ることだけは絶対にしないようにしようと思っています。常に自分より上の人を探し続けたいし、そうなるためにはどうすればいいかと考えていきたいです。それから・・・これも演劇に限らないと思うのですが、必ずしも成功するとは限らないし、賞賛を得られるとは限らない。それどころか酷い失敗に終わる可能性もあるし、アンケートに「観ていられなかった」とか書かれるかもしれない。実際僕書かれたことがあって・・・。つまり負ける恐怖からは逃れられないわけで・・・。なんというか、いい作品を造って賞賛を得たいと思う、或はそれを目指して努力することの裏側には失敗してもそれを受け入れる責任があるのだということを自覚すること・・・が必要になるかなと思います。
__ 
なるほど。
山野 
だからといって勝てる勝負だけするか?いや、それは違う。
__ 
勝てようが負けそうだろうが、そこに戦があるなら逃げないという事でしょうか。
山野 
そういう事かもしれません。不安はなくならないけれども、ここまでやったんだからどんな結果になっても受け入れようと。逃げ口上じゃなく、心からそう思えるまでやるのがいい俳優に必要な事だと思います。

タグ: 最高の研鑽は成功を担保する訳ではない 俳優同士の闘争心 曖昧さへの礼賛 演劇は勝ち負け?


vol.364 山野 博生

フリー・その他。

2014/春
この人のインタビューページへ
山野

11年後の乾さん(31)へ。見てる?↓この記事、思い出した?こんな事言ってたんだよ11年前の乾さん。若い・・・というか、思い出してくれてありがとうね。11年、意外と短かったでしょ。さて、「頭を下げれば大丈夫」はもうしばらく続きます。いま演劇続けてたらでいいから、今度インタビューさせて下さい!

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
乾  
坂本さんに付いていければと思います。必要とされる限り頑張っていきたい。奢る事なく。
__ 
なるほど。
乾  
劇団員のみんなが本当に面白いんで。負けたくないという感じじゃなくて、もの凄い可能性を持ってるから。
__ 
アバターズがね。
乾  
その中に自分がいるのがおこがましいんですけど頑張ります。最近、20歳になってしまって。恐ろしくて。10年後の乾とか全然想像出来ない。ハタチになんて、ならないと思ってました。なるんや、とビックリしてます。
__ 
私個人は、年を食っても変わらない気がしますけどね。しかし、31歳になった時の衝撃は凄かったです。
乾  
あ、その1年が大きいんですね。
__ 
今から11年後、私の言葉の意味が分かってもらえると思います。
乾  
年取るのなんて怖くないって言えるぐらい頑張ります。

タグ: 俳優同士の闘争心 X年後のあなた


勝負するんだったら勝たないと

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今後、どんな感じで攻めていかれますか?
河原 
僕個人としては、次の壱劇屋の公演が終わり次第、あるオーディションに向けてダンスの練習をします。
__ 
はい。
河原 
壱劇屋としては、公演が決まっているので。どれも結構、挑戦として組んでいるスケジュールなんです。今年は本当に勝負の年だと思っていて。勝負するんだったら勝たないと、と思います。どんどん勝負していきます。
__ 
負けても折れないでほしいですけどね。
河原 
これまで、正直勝っているとは言えない生き方をしてきたんです。そろそろ勝たないといけない。そう考えています。

タグ: 俳優のブレイクスルー オーディション 俳優同士の闘争心 今後の攻め方 演劇は勝ち負け?


質問 丸山交通公園さんから 佐々木 ヤス子さんへ

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前回インタビューさせて頂きました丸山交通公園さんから質問を頂いてきております。「女性である事は面白いですか?」
佐々木 
うーん、私はあんまり面白くないです。
___ 
それは何故ですか?
佐々木 
私は男性に憧れていて、社会の立場的に女性で良かったなと思う事はあるんですけど、男性の強さとか存在感とか、筋肉とか。私には届かない存在で。だから憧れています。
___ 
自分の事を男性だと思っている?
佐々木 
いえ、女性だと思っています。でも、なれないから憧れています。子供の頃から憧れています。走っても負けるし。男性のダンサーは重宝されるし。
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女性にはしなやかさがあるのでは。
佐々木 
そこで益山寛司さんに出会って。強いけどしなやかで。あの人は憧れですね。

タグ: 俳優同士の闘争心 しなやかさが大切 男性性とは何か


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

旗揚げ前夜

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片岡さんがお芝居を始められた経緯を教えて頂けないでしょうか。
片岡 
高校の演劇部ですね。ものすごく仲の良かった子が部長で、人数が足りへんと。最初は全然本気じゃなかったのに、どこでスイッチが入ったのか。
__ 
なるほど。
片岡 
いっこ下に竜崎がいてたんですけど「こんなふざけた奴が入ってくるなんて。私やめます!」って辞めたんですよ。部長が泣いて「皆仲良くやってくれへんかな」と。したら戻ってきてくれて。卒業するとき引退したんですけど、OBだけで劇団を旗揚げしたんです。1年したら竜崎たちも合流して。惑星ピスタチオの「破壊ランナー」に衝撃を受けて、LOVE THE WORLDに入って。それくらいまでOBの劇団でやってましたね。
__ 
ありがとうございます。ミジンコターボを旗揚げした経緯を教えて頂けますでしょうか。
片岡 
LOVE THE WORLDが解散するとき、僕は放り出された気分になったんです。打ち上げの席で、この2・3年ずっと同じ釜の飯を食った仲ばかりでした。「まだやり足らへん人、一緒にやらへんか」って募ったらぱっぱっぱって手を上げてくれて。嬉しかったですね。で、面白いんちゃうんかって竜崎も連れてきて。劇団名を決める時に、僕以外は「ミジンコターボ」がいいと。僕は百萬両一座がいいと言ったんですけど多数決で負けて。いま、多数決で勝った人は誰も残ってないんですけど。由来は気に入っています。

タグ: 分岐点 俳優同士の闘争心 衝撃を受けた作品 名称の由来 私たちの世代 旗揚げ


一騎討ち

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「月に叢雲、花に風」の時の森さんの殺陣が凄く良かったんですよ。
森  
ありがとうございます!あの時は、夢にも出てくるくらい悩みながら練習していました。手が頭に中々入らない、この振り方で良いんだろうか、とか。で、為房さんとか土肥さんに見本をしていただいたらあっさりやってのけられたりして。「負けねー」って思って稽古しました。
__ 
あ、やっぱり練習を重ねていたんですね!早いし、カッコいいしで。とても良かったです。
森  
僕はまだ殺陣を初めて一年半くらいなので、嬉しいです。いや、ZTONの人たちは殺陣の技が凄くて、為房さんは戦国BASARAの舞台とかにも出てたりするぐらい派手だけど繊細だし。レストランまさひろさんは小さい頃から格闘技を学んでおられて、生きた殺陣というか、そういうギラギラしたものをもってるし。土肥さんは、人と対峙した時にどう見せるか、どうやったら殺陣での会話(呼吸とか、目線とかを合わせたり)が抜群に上手くて。上手さが三者三様なんですよね。あの人達に混じってやるのか、ってプレッシャーはあります。でもクオリティを下げる訳にはいかないので、必死に食らいついていました。実は僕、今回の「地の章」の見せ場として一騎討ちのシーンがあるんです。かなり長い殺陣になるんですが、そこで成果をお見せ出来るように、頑張ります。
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とても楽しみにしております。

タグ: 繊細な俳優 俳優同士の闘争心 ギラギラした俳優 殺陣の話題


距離感

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今後、やってみたい人や参加したい劇団はありますか。
九鬼 
いや、そりゃあ、末永く努力クラブに出させてもらえたら嬉しいんですけどね。憧れてた弱男ユニットさんについに出させて頂きましたし。これ以上欲張ると罰が当たりそう。出たかったといえば、笑の内閣ですかね。卒業してしばらく映像オペやらせてもらってたんですけど、ずっとオペ卓で観てて、どうしても、楽しそうで。絶対出られないと思うと辛くて。アゴラで舞台に立つとか、うらやましくてしょうがなかったです。でも籔内君とか、オペしながら舞台に立ってたし。もちろん、私にあんな器用なことは出来ませんが。
__ 
今後、演出として作ってみたい作品は。
九鬼 
何かを信じている人、と、その周囲を、書きたくてしょうがないんですよ。お芝居でも音楽でも、何かを信仰している人に付き合わされる話が。基本的には優しいいい人だから、つい付き合いで芝居とかライブとかに行ってしまう。目の前の関係性に負けて。それは結果的には良くないんですけど。
__ 
その人との距離感、でしょうか。
九鬼 
はい、どこまでやれば、干渉になっちゃうのか、という・・・何を信じるかではなく、どう信じるかである、という事をずっと思っているんですけど、その一貫性が私にはないからうわぁってなってるんです。その信じ方変だよって言う権利があるかどうかなんて。
夕暮れ社弱男ユニット
2005年結成。当初はライブハウス、砂浜など劇場外での活動を主としていたが、2008年より活動の場を劇場へと移す。従来の客席・舞台という構造の認識を、骨太な戯曲により再構築することを試みている。過去には、客席を破壊/再生した「現代アングラー」(2008年/次代を担う新進舞台芸術アーティスト発掘事業「CONNECT vol.2」優秀賞受賞)や、劇場の真ん中に客席を設置し、その周りをグルグルまわりながら物語を紡ぐ「教育」(2010年/大阪市立芸術創造館セレクション選出)などがある。(公式サイトより)
笑の内閣
笑の内閣の特徴としてプロレス芝居というものをしています。プロレス芝居とは、その名の通り、芝居中にプロレスを挟んだ芝居です。「芝居っぽいプロレス」をするプロレス団体はあっても、プロレスをする劇団は無い点に着目し、ぜひ京都演劇界内でのプロレス芝居というジャンルを確立したパイオニアになりたいと、06年8月に西部講堂で行われた第4次笑の内閣「白いマットのジャングルに、今日も嵐が吹き荒れる(仮)」を上演しました。会場に実際にリングを組んで、大阪学院大学プロレス研究会さんに指導をしていただいたプロレスを披露し、観客からレスラーに声援拍手が沸き起こり大反響を呼びました。(公式サイトより)

タグ: 器用さ・不器用さ 俳優同士の闘争心 いつか、どんな演劇を作りたい? アングラ演劇という価値


ワクワクする場所

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ウォーリー木下さんは、今現在、ここ関西で何をしたいですか?
木下 
一つは、さっきも言いましたが能動的な観客が生まれるような作品を作り出したいです。もう一つは、海外のカンパニーがたくさん集まる場所にしたいなというのがあります。僕が行った先に面白いのがたくさんいたし、さっき話した、面白いテレビがやってたら「見て見て!」って騒ぐ衝動に通じますね。面白いのをみてほしいと思いますね。あとは・・・演劇だけじゃなくて、美術にしても音楽にしても映画にしてもメディアアートにしても、色んなメディアの主戦場になっていったらいいなあと思いますね。東京の主戦場のあり方はマーケティング寄りだと思っていて、ある種切った貼っただと思うんですよ。それがもうちょっと、何と言ったらいいのかな、木訥に作品についてだけをあーだこうだ言える場所になっていけたらいいなと思いますね。いま、カフェ公演が各地でされてますけど、あれはいいと思っています。
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東京の話が出たので。今関西にいるのは、関西が好きだからですか?
木下 
いや、それは全然ないです。東京には劇団☆世界一団の時に何回か行って、それこそ攻めていたんですよ。賞とかももらって。でも、結局のところ、発想が勝ち負け基準になっていくのを感じて。それは後々ストレスになると思って。それよりは、自分がやりたいワクワク出来る事は何かを、色々と都合のいい場所でやる方が現実的なんじゃないかと。

タグ: 出立前夜 俳優同士の闘争心 演劇は勝ち負け?


ホントに嬉しい

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劇団、本谷有希子の「クレイジーハニー」に出演されていましたね。あの時、出演者に北川さんの名前を見つけて、すげえと思いました。
北川 
ありがとうございます。ワークショップオーディションという形で一週間、日々与えられる課題が面白くって楽しくてしょうがなかったです。気がついたら受かってたという。
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どんな役でしたか?
北川 
元作家のファンという設定で、その中で、メインキャストの吉本菜穂子さんの役と仲が良い、幸の薄い女の子という役でした。長澤まさみさんが演じる作家に励まされて自殺を辞めるという。
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稽古・本番と通して、どのような体験でしたでしょうか。
北川 
厳しい現場だと伺っていたんですけど、楽しくって。演出としては「あまり演技をせずに、生き生きとその場にいてくれ」とずっと言われていて。いかに舞台上で自分でいられるかという事を意識していました。かと言って、小劇場でよくある、ぶつぶつ喋るというのではなく。
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見てもらう、という事ですね。
北川 
そうですね。一ヶ月パルコ劇場で上演して、全国ツアーもあって。凄くいい経験をさせて頂きました。
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その時の共演された方に、何かメッセージがあれば。
北川 
アンサンブルのみんなそれぞれ、終わっても精力的に活動している人たちが多いんです。私も負けじと頑張んなきゃなと。いつかまた、本谷さんの元で出来たらホントに、ホントに嬉しいです。

タグ: 俳優同士の闘争心 いつか、こんな演技が出来たら 本谷有希子


質問 江坂 一平さんから 角田 行平さんへ

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前回インタビューさせて頂きました、江坂一平さんから質問です。「自分の身体の部位で、一番自信があるのはどこですか?」
角田 
そうですね、僕は色んな意味でお腹ですね。他の団員より(団長には負けますが)僕の腹に優っている人間はいないんじゃないでしょうか。
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別の劇団の人と、その事で話した事はあります。あの面々にあって、なぜ一人太っているのかと。人一倍踊っているのに。
角田 
そうなんですよね、僕結構踊ってるんですよ(笑う)。

タグ: 俳優同士の闘争心