質問 佐々木 誠さんから 石畑 達哉さんへ

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前回インタビューさせていただきました、佐々木誠さんから質問を頂いてきております。「役作りのアプローチとして、どこから近づいて行きますか?」ちなみに佐々木さんは、体から入っていくそうです。
石畑 
体はすごく大事ですね。僕も体から入っています。それから、お客さんにどう見られるかという事があるじゃないですか。どういうキャラクターであるか、そのためにどんな動きをしないといけないか。どのように発声しなければいけないか。体と言葉を大事にします。その上でいかに遊ぶか。体と言葉という土台を作って、そこを出発点に派生させていくというイメージですね。
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自分との共通部分を探していくんじゃなく、役がどんな体であり言葉を発するかを探る?
石畑 
そこを構築して、ダメを受けて、また考えての繰り返しです。そのダメというのが、自分がどう見られているかの答えなんだと思っています。だからとても大事に聞いています。そこから、如何に自分を動かしていけるか。

タグ: 役をつかむ 役作り=身体から入る 見られている事を意識する


高校演劇部時代

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糸井さんがお芝居を始めたのはどのような経緯があるのでしょうか。
糸井 
凄く前なんですが、高校の演劇部から始めました。中学は帰宅部で、明るい学生生活が送れなかった反省があって。何となく演劇部に見学に行ったら、先輩達が装置を作ってまして。その内の一人の先輩が金髪で長髪で(校則に反していたんですが、役作りという事で免除だったそうです)。ロック好きの元・中学生としては、そんな人がジョン・レノンとか掛けながら大工仕事をしているのに惹かれたんですね。これは面白いんじゃないかと思って。それが間違いの始まりだったんですね(笑う)。
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なるほど。ほぼ偶然だったんですね。
糸井 
それまで人前で演技するとか、演劇に興味があるわけでは全然無かったんです。
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高校演劇部時代。どのような部活動でしたか。
糸井 
老舗の厳しい演劇部だという事が入部後に後々判明しまして。新劇や不条理演劇の既成台本を、超厳しい顧問に竹刀で小突かれながら稽古する日々でした。
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体育会系だったんですね。
糸井 
とにかく先生が恐ろしかったですね。でも、やっている内にその、演劇の魅力に気づくようになりました。
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初舞台は緊張しましたか。
糸井 
いや顧問がとにかく恐ろしくって、顧問に止められない本番というものが凄く楽だったという記憶があります(笑う)。
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その後大学でも演劇を学んだとの事ですが。
糸井 
高校の演劇部で深井さんと同期だったんです。大学に入っても同期でした。実は深井さん唐組が大好きになっちゃって。僕は怖くてとても入れなくって・・・。学生劇団も作ったんですが、卒業と共に離れていって・・・僕も一旦辞めて、改めてという事で深井さんが主宰で羽衣をやり始めたという流れです。それから、大体6、7年ですね。

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