全員もうガチガチに緊張してたなあん時。ウケたわ

__ 
KING&HEAVYLINX'S PRIME参加作品、「ダディ×ダディ」を拝見しました。とても面白かったです。シーン演出を狙ったところに落として行っている感覚があって見応えがありました。その、次はどんなものを見せてくれるのか凄く楽しみです。ご自身達としては、どんな経験でしたか?
飯嶋 
ありがとうございます。LINX'S PRIMEというイベントに参加しての感想ですよね。色んな表現とそれに対する様々な評価というものが与えられるのを目にしたのがまず印象的で。「面白い」には色んな形があって、結局「面白い」って何なんだろうというのが分からなくなりました。自信があるものを持っていっても「つまらない」と言われたり、その逆もあったり。じゃあ万人受けするのってどこなんだろうって、ちょっと迷いましたね。日によってウケも違うし。改めて、演劇って難しいなと思いました。
伊藤 
マジメに答えてるな(笑う)
飯嶋 
そういうもんやろ(笑う)
__ 
和田さんはいかがでしたか。
和田 
出演している6団体の中では一番広範囲にウケてたんじゃないかと思います。匿名劇壇さんは別格として、幅広い層にアプローチ出来る芝居としては間違った作りではないんじゃないかなと思います。犬串さんはおもしろすぎましたけど(笑)ちなみに僕は、その時はまだ正式なメンバーじゃなかったんですけどね。
__ 
なるほど。伊藤さんは、本番の舞台に立っていての実感は。
伊藤 
これまで学生劇団や有名な劇団さんの舞台に立ってきたんですが、知り合いやファンの多い舞台とは全然違う雰囲気でしたね。初めてのお客さんばかりで、プレッシャーを感じました。ショーケースイベントのトップバッターで、「どんなもんなんじゃい」っていう目線だったんだと思うんですよ。初日とか僕らガッチガッチで、台詞を噛むは終演後のインタビューも出れなかったり。
飯嶋 
その時のインタビューは伊藤だけ出ましたがやっぱりガッチガチで喋れなかったです。
__ 
コンディション的な部分があるんですね。私が拝見した回は大幅にウケていました。
飯嶋 
だから逆に、フラットな状態でいけたのは有り難い経験だったとも言えますね。このプレッシャーの中ぶちかませればいいなあと、そんな話もしていました。20分の中に無理矢理ダンスもねじ込めたし。お客さんを躍らせるみたいな事が出来ました。
__ 
そうそう。個人的には結構、ねじくれた趣味の演出があってそこが嬉しかったですね。人物が出てきて、役目は終わったのにハケずにずっと残ってたりとか。そういう変態的な演出が好きなので印象的だったんですよね。そういうひっかかりとか工夫を観ると嬉しいですよね。
飯嶋 
それから、ものすごくたくさんの仲間が増えたというのが大きかったんですよね。演劇やってる仲間。今度、劇団ほどよしの人たちとご飯行くんですよ。横の繋がりが広がったなと思いますね。もうなんか、プロデューサーの石田1967さんの思惑通りですね。KING&HEAVYの結成も石田1967さんがきっかけだったんですよ。
LINX’S PRIME
公演時期:2014/9/27~30。会場:TORII HALL。

タグ: 自信がない 工夫する俳優 ガチガチな身体


ユリイカ百貨店+サギノモリラボ「TWO」

___ 
今日はどうぞ、宜しくお願い致します。たみおさんは最近、どんな感じでしょうか。
たみお 
最近は、「TWO」の稽古と、リーディングと、子供向けWSのあれこれと。子育てをしています。迷惑を掛け通しです。
___ 
私、この一年以内に取材した女性の5人ぐらいが結婚された方だったんですけど、演劇活動と結婚が両立していないみたいなお悩みをみなさん持っていたようでした。自信がないのですか?
たみお 
母親とはこうあるべきだという思い込みとかけ離れているんですよね。好きな人と結婚したのは幸せだけれど、これからあれやこれやをしていこうと思っていたのに、そのあれやこれやを向こうにしてもらってばっかりだなあ、と。
___ 
大好きな方と結婚出来たのは素敵な事じゃないですか。
たみお 
それもちろん。理想はもっときちんとして、もっと料理もして。しかも今は土日を創作の時間に充てさせてもらっています。もちろん家族の時間も持ってはいるんですけど。
___ 
旦那さんのご協力のもと、製作されているんですね。つまり、それはもう失敗出来ませんね。
たみお 
そうですよ。本当に。
ユリイカ百貨店
ユリイカ百貨店は 2001年より、脚本・演出を担当するたみおを中心とするプロデュース集団として活動を展開。幼い頃の「空想」と大人になってからの「遊び心」を大切に、ノスタルジックな空気の中に、ほんの少しの「不思議」を加えたユリイカ百貨店ならではの舞台作品を作り続けている。(公式サイトより)
ユリイカ百貨店+サギノモリラボ「TWO」
公演時期:2014/10/18~19。会場:元・立誠小学校。

タグ: 結婚について 母になる エネルギーを持つ戯曲 自信がない


自信満々・鼻高々

__ 
「ニホンノカビ」の見所を語っていければと思います。
玉一 
この作品は福岡で開催された国際コメディ演劇フェスティバルでも上演したんですけど、演出をだいぶ変えて。京都Ver.はめっちゃしんどくなったんですよね。
__ 
しんどくなったんですか。
玉一 
スマートになった部分もあるんですが、盛りつけられた部分もあって。福岡公演は無駄に感動させられる話という方向性だったんです。京都のはより繊細で、例えば家族のシーンも増えたりしました。
__ 
あるシーンで、玉一さんがタクシーの中で「拙者結構出たがりなのでござるがこんな素材どう?」みたいな顔で自分の飼い主を見続ける演技がありましたよね。それがめっちゃ面白かったです。
玉一 
あれも演出ですね。私、笑いに関して「ボケる→スベる→拗ねる」みたいな流れが既に私の考えであって、それをすぐやってしまうんですけど、今回に関しては拗ねちゃダメなんだと言われて。「サムライは自分の考えに絶対の自信があるんだから」と。それがボケになって、スベったりした事については関知しなくていい、それを判断して笑うのはお客さんだから。ずっと自信満々に台詞を吐いて、鼻の穴を膨らませておけばいいんだと言われました。
__ 
素晴らしい。そう、逃げてなかったですよね、侍は。最後には見事、戦いに勝つし。
玉一 
そういう風に一気にばーんって行く訳じゃないですけど、着実に積み上げられていって、それで成立した演技ができている気がします。嬉しいですね。これからも蓄積する演技が出来ていったらと思います。

タグ: 演技の理解、その可能性 登場人物が好きになれない 役をつかむ 繊細な俳優 自信がない 生きている実感


直結エンジン

__ 
今日はどうぞ、宜しくお願いします。悪い芝居「駄々の塊です」、お疲れ様でした。盛況だったそうで何よりです。
大原 
ありがとうございます。何とか東京も終わりました。いつもは作演出・出演をしているんですが、今回は役者だけなので、いつもとは全然違う頭を使いました。書いた人が何を考えながら作ったかを考えて、そのレールに乗る事が求められるので、難しいなあと。当たり前ですけど、役者って凄いなーと思い直しました。
__ 
作家がそれで正解だと言っても、本番でそれが正解だとは限らないわけですからね。
大原 
演出助手として山崎さんの書くのを手伝っていたので、相対的にどのような役を自分は演じるべきなのか?という第三者の視点があって。役者としてはまだまだなので反省点も多いですが、その分、もう少し役者としての自分を知りたくなりましたね。
__ 
役者としての自分。
大原 
高校から脚本を書き始めて、それは当然自分が俳優として演じる、と直結しているんですよね。作・演出・出演というのが。自分が書いたものに自信がないから役者として出ているのかもしれないんですが・・・
__ 
というと。
劇団しようよ
2011年4月、作家・演出家・俳優の大原渉平と、音楽家の吉見拓哉により旗揚げ。以降、大原の作・演出作品を上演する団体として活動。世の中に散らばる様々な事象を、あえて偏った目線からすくい上げ、ひとつに織り上げることで、社会と個人の”ねじれ”そのものを取り扱う作風が特徴。既存のモチーフが新たな物語に〈変形〉する戯曲や、想像力を喚起して時空間を超える演出で、現代/現在に有効な舞台作品を追求する。2012年「えだみつ演劇フェスティバル2012」(北九州)、2014年「王子小劇場新春ニューカマーフェス2014」(東京)に参加するなど、他地域での作品発表にも積極的に取り組む。野外パフォーマンスやイベント出演も多数。2015年「第6回せんがわ劇場演劇コンクール」(東京)にてオーディエンス賞受賞。同年よりアトリエ劇研(京都)創造サポートカンパニー。(公式サイトより)
悪い芝居
2004年12月24日、旗揚げ。メンバー11名。京都を拠点に、東京・大阪と活動の幅を広げつつある若手劇団。ぼんやりとした鬱憤から始まる発想を、刺激的に勢いよく噴出し、それでいてポップに仕立て上げる中毒性の高い作品を発表している。誤解されやすい団体名の由来は、『悪いけど、芝居させてください。の略』と、とても謙遜している。(公式サイトより)
悪い芝居vol.12「駄々の塊です」
公演時期:2011/11/2~2011/11/9(京都)、2011/11/17~2011/11/21(東京)。会場:ART COMPLEX 1928(京都)、王子小劇場(東京)。

タグ: 上演中出ずっぱり型演出 自信がない 反省Lv.2 「悪い芝居」の存在


追及

__ 
さて、そんな劇団ZTONの旗揚げの経緯を伺えますでしょうか。
河瀬 
僕は月光斜に所属していたんですけど、参加した作品に納得してなかったんです。それで、自分で企画したらそういうストレスはなくなるかなと思って。僕が3回生の時に、月光斜の新歓公演で演出をやったんですけど、手応えを感じたんですよね。「これ行けんじゃねえか?」と思って。飲み会の席でたまたま一緒だったメンバーで「じゃあやろっか」と。
__ 
一番最初の公演は、いかがでしたか?
河瀬 
「じゃあやろっか」と言ってから4カ月後に、学園祭の企画でやりましたね。その頃既に仮エンタメ大嫌いだったので、そういう要素が全面的に入った作品でした。エンタメ糞喰らえ、みたいなネタの塊でしたね。今年の11月に再演するんですけどね。
__ 
タイトルは。
河瀬 
ISUKA」です。神武天皇の時代のお話です。
__ 
エンタメ糞くらえで時代モノというのが矛盾していて魅力的ですよね。ちなみに、現代を舞台にしたお話は作られないのでしょうか?
河瀬 
書きたいんですけどね。書くとなると、リアリティをどこまで追及出来るか?という話になるんですよ。書きたい話はあるんですけどね。ウイグル自治区の難民問題をエンタメに載せてみたいと思っています。
__ 
素晴らしい。
河瀬 
これについては気が狂う位の量の勉強をしないといけないと思うので、今、リアリティを追及すると自信がないんですよ。例えば、現代を舞台にしたエンタメでは拳銃が良く出てきますね。あれほど、現代の日本人にリアリティのないものはないと思うんです。僕の祖父は明治生まれで3回戦争に行ったんですけど、隣で匍匐前進していた同僚が撃たれて死んだとか、そういう話を聞いたんです。そこまでリアリティは要らないなと。もしそういう話をするのであれば、社会問題をもっと勉強させてほしいという。

タグ: 自信がない 飲み会結成 劇団ZTON、参る


一つのバランス

_  
重要なキーワードの一つに、「稽古」があると思うんです。ご自身のBLOGで、「公演の本番の為に今まで積み重ねてきた稽古で作った作品に自信があるから、舞台の上でお客さんを沸かせる為にアドリブを気まぐれで入れてしまっては崩れてしまう」という事を仰っていて。非常に共感したんですよ。
蜜  
ありがとうございます。
_  
それは、私が衛星の稽古場に居た時に代表がよく言っていた事と同じで、ちょっとびっくりしたんで。
蜜  
あ、そうなんですか。へー。嬉しいな。
_  
もちろん、アドリブの楽しさもあるし、お客さんと共有する事も重要だけども、舞台でポッと出てきたものが稽古で培ってきたものよりも面白いわけが無いんだ、と。
蜜  
あ、はい、正にそうなんです。
_  
それから、同じくBLOGで「舞台作品が生モノというのは、一つのバランスを崩されたら途端に腐ってしまうからだ」と書かれておられますよね。
蜜  
そうです。それは最近思いついて。あ、これだと思って。そうなんですよ。毎回変える奴は本当に嫌で。
_  
意図的なアドリブコーナーはまた別としても、基本的な事ですよね。
蜜  
だと思うんですよ。こないだ、北島さんのナントカ世代に出た時に、「舞台上と客席を切ってくれ」と言われて。
_  
あ、確かにあの作品はそういう感じだったかも知れませんね。
蜜  
「稽古場通りの事をしてくれたらいいから」と。もちろん、それに100%納得はしませんが共感しましたね。やっぱりそういう考え方もあるんだと。あれは楽しかったですね。
_  
ああ・・・。
蜜  
やっぱりフリーとして役者をしていると、全く関係の無かった人達に誘われるじゃないですか。そこで、全然別の考え方をで芝居を作る人に会えると、嬉しいんですよね。

タグ: 自信がない


コーラスライン

__
ミュージカル研究会にようこそ。
窪木
ミュージカル研究会?
__
3月にミュージカルをやる予定でして、本番に向けて積極的に生活をミュージカライズしていこうという。
窪木
ほう。
__
今日のビデオは「コーラスライン」です。ご覧になったことは?
窪木
いや、ないですね。「雨に唄えば」ぐらいですね。
__
(皿を出す)あ、どうぞ。
窪木
あ、ありがとうございます。オフィス・ラブの方はどうですか?
__
あ、少しずつ進んでいる感じですね。
窪木
ああ・・・・・・そうですか(食べる)
__
(食べる)ああ、やっぱり駄目だ、自信がない。
窪木
そう?おいしいよ。
__
あ、ありがとうございます。
窪木
料理が出来るっていいなー。生活が潤うよね。
__
いや、毎日してる訳ではないですよ。
窪木
しかしひたすら踊ってるね。これ。これだけ人数がいればなあ・・・・・・
__
クローン人間が作れればいけますね。
窪木
それはどうなんだろう(少し笑う)
__
この前ある打ち上げで、三十年後の電游はどうなってるんだろう、みたいな話をしていてですね。
窪木
三十年後!?
__
装置が派手という言葉ではもう追いきれないほどになっていて、十分に一回放電するんですよ。
窪木
放電システムが必要だね。
__
科学技術が異常に発達していて、大道具もホログラムで投影出来ちゃうという。ホール入りの期間が3日程度ですむんですよ。
窪木
おおー。すごいですね。
__
ダンサーも、クローン技術で複製して。窪木さんを四十人。
窪木
気持ち悪いなあ。
__
みんな動きが合ってるんですよ。
窪木
練習期間中は一人で踊ってるんだな。
__
そうでしょうね。
ミュージカル研究会
この頃、劇団衛星がアルカイックホール・オクトオリジナルミュージカルの製作をしており、インタビュアーも参加していたため発足。会員一人。
人数
電視游戲科学舘の公演は演出・装置の規模上、相当数の人員を必要とする。インタビュアーは何度か手伝いに行ったが、常に相当の人数がホールにいた。
それでも人が足りない。

タグ: 自信がない


vol.10 窪木 亨

電視遊戯科学舘。

2006年以前
この人のインタビューページへ
窪木