ユニットから劇団へ

__ 
コトリ会議を結成した経緯を教えて下さい。
山本 
元々僕は役者をやってたんですけど、その時にいろんな人たちと出会って。
__ 
なるほど。
山本 
一緒にやりたいと思う人たちと「のび劇団のび」というユニットを立ち上げてカラビンカで作演をしたのが初めてでした。この人達と芝居をやりたいなと思って、コトリ会議を立ち上げました。第一回は別役実さんの「いかけしごむ」で、お客さんは20人ぐらいしか入らなかったんですけど面白いねと言われて。その時は芝居をやりたいというよりはこの人たちとワイワイしたいなと思うぐらいだったんです。作演はローテーションのはずだったんですけど、そのうちに僕は役者が向いていない事に気づき初めて、それからずっと僕が作演しています。

タグ: 役者向いてない


アジア舞台芸術祭

木皮 
色々なオーディションを受けたんですけど、軒並み落ちてしまって。向いてないのかなと思い始めてた時に、桜美林大学のダンス公演に、学外の人も出演出来るみたいな企画があって。思い切って飛び込んだんです。表現に関してはよく分からなかっていなかったんですけど踊るのは面白くて。それが2010年の時でした。
__ 
3年前ですね。
木皮 
その後、アジア舞台芸術祭という企画で、日本の演出家(中野成樹さん、ノゾエ征爾さん、広田淳一さん)と、韓国から二人、台北から一人の演出家が6チームを選ぶ企画でした。日本人18人の中で僕が選ばれて、10分の作品に出演しました。
__ 
面白そうですね。
木皮 
6作品のうち、1作品がダンスだったんですけど、僕俳優だったのに、ダンスの作品に入りました。韓国の舞踊協会の会長のクォン先生の作品でしたね。初めての出演作が2作品ともダンスだったんです。これは向いているとは思わないけれど、本気でやってみる価値はあるんじゃないかと。それから踊り続けています。

タグ: 役者向いてない 桜美林大学


vol.320 木皮 成

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
木皮

質問 鈴木 ちひろさんから 戸谷 彩さんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、鈴木ちひろさんから質問を頂いてきております。「憧れている人はいますか?」
戸谷 
たくさんいますね。トリコ・Aの山口茜さんにはとても憧れていますね。『ポストムーミン』に出させて頂いたんですが。
__ 
どういう所が。
戸谷 
すごく繊細な方だと思うんですけど、それをアピールする訳でもなく、気遣いが出来る人だと思います。『ポストムーミン』の時、私がどうしてもセリフを言えなかったんですが、そこで「座ったらセリフが言えるんちゃう?」って。そういう心遣いをしてくださるというのが凄いですね。
トリコ・A
トリコ・Aは、山口茜が「自分で戯曲を書いて演出をしてみたい」という安易な気持ちを胸に、1999年、勢い余って立ち上げた団体です。当初の団体名は、魚船プロデュースと言いました。以来11年間、基本的には上演ごとに俳優が変わるプロデュース形式で、京都を拠点に演劇を上演してまいりました。やってみると意外と大変だった事が多い様に思いますが、皆様の暖かいご支援のもと、現在も変わらず活動を続けております。(公式サイトより)
トリコ・A「ポストムーミン」
C.T.T.京都 vol.94 参加作品。公演時期:2011/6/30~7/1。会場:アトリエ劇研。

タグ: 俳優のブレイクスルー 「変身願望」 役者向いてない 声が出せるように


ニット病

__
今後、筒井さんは役者としてどんな感じで攻めていかれますか。
筒井
やっぱり、会話劇向いてないなあと(笑う)。向いていないというか、動きたがるんですよ。落ち着きがないというか。次の「愛のテール」で、どれだけ自分の欲を・・・
__
破壊できるか。
筒井
うん、自分のそこを突き詰めて、疲れたとなった時に、静かなものをやれればいいなと思っています。
__
そうですね。
筒井
この間、rimという劇団の作品に出させてもらったんですけど。
__
「かえる」でしたね。
筒井
「かえる」ですね。中々ね、難しいというか。思った事が出来ないというか。やっぱりニットキャップ大好きなんで・・・。
__
というのは。
筒井
お客さんに分かりやすく正面を向いて演技したりとか、そういうのがつい出てしまう。ニット病と言われているんですけど。
__
まあ、サービスというんですかね。
筒井
うーん、サービス精神が強くなってしまう。劇団にいると。でもやっぱりそれで、ちょっとずつ劇団としても個人としても能力的に向上出来てこれたというのもあるんですけど。
__
そうですね。ええ。
筒井
「お客さんに媚びきろう」と(少し笑う)。
__
媚びきる。
筒井
その上で、お客さんの予想を上回ろうというスタンスですね。
__
私は、そういうサービス精神と、ごまさんの文学的な雰囲気を、作品ごとに適切なバランスで保っているのがニットの凄いところだと思います。
筒井
そこのバランス感覚は絶妙ですね。ごまは。
劇団rim「かえる」
公演時期:2007年9月8~9日。会場:スペース・イサン東福寺。

タグ: 役者向いてない 今後の攻め方