ikiwonomu第1回マイム公演「かつての風景」

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来月公演予定の、ikiwonomu第1回マイム公演「かつての風景」。生演奏とマイムの作品という事で、とても楽しみです。マイム公演という事は、台詞は無いんですよね。
黒木 
そこはいまちょっと迷っていて。言葉を使ったとしてもマイムというジャンルでいけないかな…と思っているんです。演劇から呼んでいる人もいて、その方が台詞を発している時の身体、姿にはやはり生々しさがあって。人が生きているように見えるけれども、その台詞を無くしたマイムにいかにその姿を残すのか、それとも台詞も入れてマイムとして成立させるのか。
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さじ加減の難しいところですね。
黒木 
喋ると演劇やん、ってなりかねないので。悩みながらも楽しくやっていますね。
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どんな公演になりそうでしょうか。
黒木 
その、自分自身が見たいものを実現出来たらいいなと思ってます。人を見せたいというよりは、人を通してその奥に広がっている風景が見えたらいいなと思っています。その息づかいを見せたいですね。
__ 
マイム俳優から見えてくる風景。
ikiwonomu第1回マイム公演「かつての風景」
目の前にある写真。私を取り囲む人びと。
目の前にある写真。弾き語りをする男。
目の前にある写真。出された美味しい食事。
目の前にある写真。の中で笑っているひとりの人。
あなたは、だれ。
私は口いっぱいに広がる人参の香りを味わいながら、目を閉じる。
まぶたの裏は、真夜中のように暗い。
波の音が聞こえてくる。
【公演日程】
6月19日(金) 19:00
20日(土) 15:00 / 19:00
21日(日) 11:00 / 15:00 / 19:00
22日(月) ★13:00 / 17:00
★6月22日(月)13:00の回は、平日マチネ割(500円引き)
[一般]前売2500円 当日3000円
[ユース(25歳以下)・学生]前売・当日共に 2000円
[高校生以下]前売・当日共に 1500円
【会場】KAIKA
【出演】岡村渉 / 菅原ゆうき(兵庫県立ピッコロ劇団) / 豊島勇士 / 仲谷萌 / 黒木夏海

タグ: 迷っています 俳優を通して何かを見る 実験と作品の価値


希望

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「曖昧模糊」、ご自身としてはどんな作品なのでしょうか?
野村 
お芝居していると本当に色々な方とお仕事をするんですけど、中でもアイデンティティを突き詰める作品を作られている方もいる中で、僕の作品というのは自分自身のちっぽけな世界の中で生きていく、転んでも生きていこうという。「曖昧模糊」は短編集なんですけど。
__ 
はい。
野村 
ちょっと話変わるんですけど、昨日劇団Mayの金哲義さんのドキュメンタリーを見に行って。面白くて、そしてもの凄く衝撃的で。自分は本当に作品を作っていっていい人間なのか迷って、落ち込んでしまったんですよね。
__ 
なるほど。
野村 
そう思ってても、自分にしか作れないものはあると思うんです。自分の作品で、誰かにちょっとでも勇気を与えられたらなと思っています。最終的に、ご覧になったお客さんがほっこりして帰っていって下さったら。
__ 
私が見た「曖昧模糊」は正にそんな空気感の作品でしたね。空気がね、いいんですよ。
野村 
何かその・・・どういう状況にあったとしても最後には希望があるんだよ、という事を言いたいんですね。本当にちっちゃい事なんですけど。諦めなければ幸せになれるんじゃないか、みたいな。現実でそれを言うと単なる綺麗事で終わっちゃうんですけど、お芝居ならそれを体現出来るんじゃないかと思うんです。

タグ: ドキュメンタリー 迷っています


IN HER THIRTIESの思い出 伊藤えりこさん編

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IN HER THIRTIESについて。去年の公演ですが、今後も追跡取材をしようと思っています。まず、ご自身にとってはどんな公演でしたか。
伊藤 
まず、オーディションを受けるかどうかを迷っていて。私オーディションに受かる確率が本当に低くて。仕事を貰うのは大体、声を掛けていただいていたんです。でもプロデューサーの笠原さんから「受けてみたら」って勧めて頂いたので。ワークショップオーディションみたいな形でした。ワイワイやりながらだったのでやりやすかったです。
__ 
伊藤さんは麗らかチームの34歳のコーナーでしたね。
伊藤 
そうですね。全員個性がバラバラの人たちで、結婚もマチマチでした。頂いた台本のボリュームが最初は少なかったんです。これ大丈夫かな?と。でも話し合っていくうちに「女性の30代はまだまだあるで」みたいな感じになって、稽古中はオーディションの延長みたいにたくさん話し合いながらやっていきました。楽しかったですね。稽古期間は1ヶ月弱だったんですけど結束感を感じながら本番を迎えました。公演後も凄い仲良くなったんですよ。一つの舞台を作る時に生まれる自然な結束力ってすごく大事なんですけど、あんなに、30代の人間として結婚とか出産とか演劇を続ける事について話すのは貴重で、もう全部分かる!でした。20代ならあんなに打ち解けられないし、40代だともっと引いて見てしまうかもしれない。30代だからあんなにワイワイやれてたんですよね。
__ 
なるほど。
伊藤 
作品としても変わった試みでしたね。一人の女性を複数人でやるというのは初めてでした。終演後、トークゲストで観てくださったiakuの横山さんが「一人の女性をやっているというより、100人の女性を観ているようだった」って。誰にも通じる事をやっていたんですね。それは上野さんが狙っていた事かもしれない。バラバラなキャスティングだから成立したのかも。それぞれの人が思っているように見えたのかな。
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37大西さん・38片桐さんのコーナーが面白かったですね。
伊藤 
大西さんは元の事務所の先輩なんですけど、ずっと変わらないんですよ。
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若く見えますよね。配置についた瞬間びっくりしました。あの人は15歳若く見えますね。
TOKYO PLAYERS COLLECTION「IN HER THIRTIES」
公演時期:2014/3/27~31。会場:in→dependent theatre 2nd。

タグ: 続ける事が大事 IN HER THIRTIES 迷っています 人生の節目 尊敬している人 インタビュー取材による作品づくり


匿名劇壇との出会い

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石畑さんが匿名劇壇に入った経緯を教えてください。
石畑 
これはですね、ゴリ押しです。演劇をこれからどう続けていいのか迷っていた時期でした。ある時の学内公演の打ち上げの席に福谷さんと佐々木さんがいらっしゃったんです。佐々木さんとはもともと仲が良くて、福谷さんとも何度かお話させてもらったことがあったので。その時に思い切って、「次の匿名、僕とか、出してくださいよ」って一日言い続けたんです。
__ 
一日?
石畑 
二次会のカラオケでも言い続けて。「ちょっ待って」と言われて、翌日の昼に電話したら「おう、ちょっと次出てもらうわ」と。次の公演の「気持ちいい教育」から出る事になりました。
__ 
ああ、DVDを拝見しました。出てましたね。
石畑 
そこからまたゴリ押しですよ。「入りたいんですけど」と言い続けたら、福谷さんが怖くなったらしくて。「アイツちょっと怖いから入れるわ」となったらしいです。そんな感じです。
__ 
素晴らしい。もちろん、何ら恥じる事はないです。
第三回本公演「気持ちいい教育」
公演時期:2014年5月。会場:シアトリカル應典院。

タグ: 迷っています 入団の経緯


芸を持つ自分

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お客さんの、どんな反応が嬉しいとかってありますか?
由良 
舞台に上がっている時はあまりお客さんの反応が気になる事はないです。舞台に上がっていると一人になれる感覚があるんです。自分でいる必要はなくて、その役になっていればいいだけだから、余計なことに煩わされないですむので。
__ 
気が楽なんですね。そうか、人間、役の演技に徹している時は確かに楽かもしれませんね。
__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
由良 
これまでもやっとした感じで芝居を続けていて、これからも続けていくかどうか迷ってたんです。でも劇団の名前が売れたりしてきていて、このままでは自分が期待に答えられるかどうか分からなくて、獅子舞の仕事を始めた理由のひとつにそれもあります。これからも舞台を続けるんだったら何か、芸を持つ自分であらなければならないなあと思っています。
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頑張って下さい。応援しております。

タグ: 迷っています ポジショニング不安 今後の攻め方


「何でもやります」の姿勢

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今後、どんな感じで攻めていかれますか。
白井 
もう一回、「何でもやります」という気持ちに立ち返りたいですね。二十歳くらいの頃は本当にそういう気持ちでやってるんですけど。もちろん選ばなきゃいけないし、色んな事情はあるんですけど。でも「何でもやります」の姿勢で、少しでも魅力を感じたお話には、迷ってお断りするのではなく引き受けたいな、と。自分からもっと、オーディションとかも受けたりしたいなと思います。身体が動くうちは。
__ 
そうですね、体が動くうちは。
白井 
自分には飽きないようにしたいと思います。僕はこんなもんだから、みたいに捨てたりはやめようと思います。歌は苦手だからとか踊れませんとかじゃなくて。それはやってきていないだけなので。可能性が眠っているだけなので、最初から否定はしないようにしようと思います。
__ 
自分を限らないようにしたいと。
白井 
そうですね。言うてもまだまだ勉強不足なので、もっと吸収していきたいなと思います。

タグ: 色んなものを吸収 オーディション 迷っています 二十歳のわたし


またも振り出しへ・・・。

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髙橋さんにとって、よい俳優の条件とは?
髙橋 
そうですね、とても迷ってしまうんですけど・・・とにかく芝居に対して真摯である事。芝居を好きである事。かな、と思います。
__ 
真摯さ。
髙橋 
奢らず、ひたむきに、でも卑屈にならず。自分と向き合う作業の連続なんです。でも、好きだからこそ。
__ 
そう居続けられるって難しいですよね。髙橋さんは、それは出来ている?
髙橋 
うーん・・・でも、芝居の事は誰よりも好きという自信はあります。その上で精神的に健全で居続けられるようにしたいです。それは意外と難しいことで。
__ 
では、演技するうえで、目の前のお客さんにどう感じてもらいたい、というのはありますか?
髙橋 
「あ、いるいるこんな人!」って思ってもらいたいです。例えば「あ、知り合いの井上さんだ」みたいに具体的な名前が出てくるぐらいの。逆に私個人を知る人には、「こんな髙橋幸子は初めて見る」って思ってもらえれば嬉しいです。
__ 
「いつもの髙橋幸子じゃん」にはなりたくない、と。
髙橋 
そうですね。難しいですけど。でも、以前、出演した舞台をご覧下さった、ウチの劇団の演出家の宮田慶子さんが「こういう女いる!」って仰って下さって。それは物凄い褒め言葉を頂いたなと思いました。
__ 
つまり、リアルさを感じさせたという事ですもんね。
髙橋 
身近さを感じてもらえたら。例えば、ちょっと愛嬌があるけど嫌な女とか。
__ 
見るだけでムカつくけどやっぱり憎めないみたいな?
髙橋 
そうですね、誰にも思い当たるような。
__ 
嫌だけど親近感を覚えさせる、って、物凄い境地かもしれない。素晴らしい役作りをされましたね。
髙橋 
いえ、途中で行方不明になったりします。
__ 
行方不明になるとどうなるんですか?
髙橋 
めちゃくちゃ不安になりますね。ただ、「私はこうしたい」というのが一旦ゼロに戻るんです。シンプルなやり方に切り替えるので、結果的にはそこを通ったらいいのかなと思います。
__ 
振り出しに戻れる。つまり、切り替えが早い。それが髙橋さんの強みなのかもしれませんね。
髙橋 
そうありたいと思っています。

タグ: 役作り=役割の分析 キャスティングについて 役をつかむ 迷っています


「母になる」

芝  
最近は、子供を産みたいと思っていて。プライベートですけど。そこは私も「IN HER THIRTIES」みたいに、衣装やっていくのか子供を産むのか迷っています。インハーの役者さんたちはみんな結婚や出産に前向きじゃなかったんですよ。でも、私の保育士時代の友達はもう2~3人産もうかという感じで。
__ 
両立は出来ると思いますか?
芝  
いや無理やと思います、衣装についたらそこしか考えられなくなるので。
__ 
うーん、そうなんですね。では、お子さんを産んでから、出来る範囲で、というのは難しいでしょうか?
芝  
勝手の分かっている現場だったら出来ると思うんですよ。商業だと、子供を産んでからは厳しいんじゃないかと思いますね。だから、インハーはいい経験になりましたね。自分の事をちゃんと考える時間になりました。
__ 
芝さんは母になる事に憧れている。どういうところからその憧れは始まっているんですか?
芝  
元々子供が好きなんですね。だから保育士になったというのもあるし。後は、生活を変えたいという願望もあるし。新しい段階にいきたい、そんな気持ちがあります。
__ 
そして、子供を産んでみないと分からない。
芝  
そうですね。

タグ: 結婚について 母になる 迷っています 結婚したら・・・


新潟と三重、どちらに行くべき

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佐藤さんがお芝居を始めたのはどのような経緯があったのでしょうか。
佐藤 
高校演劇からです。子供の頃から特撮が好きで、小学校の卒業文集に夢は俳優だと書くような子供だったんですよ。高校の演劇部で本間と知り合って、大学でも演劇サークルをやっていて、卒業後に本間に誘われて、いま京都で演劇をやっています。
__ 
大学ではどんな演劇を。
佐藤 
新潟の大学だったんですが、僕らの代は部員が少なくて。しばらくしたら同学年は僕一人になってたんです。代表として頑張って、最終的な成果としては別の劇団のプロデュース公演に、演劇サークルで参加した事です。あの公演は盛り上がりましたね。
__ 
素晴らしい。
佐藤 
今でも彼らとはtwitterで繋がっていて。次回公演のチラシを送ってもらったら、なんと30人ぐらいの名前が載ってたんですよ。何故なのかは意地悪で教えてくれないんですけど、そういう意欲を後輩が見せてくれて僕は嬉しいです。
__ 
それは間違いなく佐藤さんの功績でしょうね。先輩としての。
佐藤 
僕が卒業した翌年から、演劇サークルから演劇部に昇格したみたいで。それも嬉しかったです。
__ 
その公演、行った方がいいでしょうね。
佐藤 
迷ってますね。公演は2月の22日なんですけど、丁度その日は劇団員の松岡咲子が三重で公演をしているんです。
__ 
両方に行ければいいですよね。
佐藤 
そうですね、昔世話になった後輩達を確認してくるか、今の劇団員の仕事を見るか。過去と未来ですよ。どちらにも行ければいいですけど。

タグ: 高校演劇 迷っています


決める

__ 
西分さんが演劇を始めたのはどんな経緯があるのでしょうか。
西分 
高校2年に、演劇部に誘われてお手伝いしたのが最初です。実はそこに四方さんもいて。四方さんは学校の有名人で、プレゼンテーション大会でクラスの代表として出てたんですが、明らかに四方さんだけ空気が違ったんですよ。お芝居をテーマにしたプレゼンで、良く言えば異色の、悪く言えば浮いてるぐらいの。変わった子おるなと思ってたら、演劇部の友達が人手がいないから手伝ってと言われたので。
__ 
なるほど。
西分 
でも、高校演劇の2年間で演劇は辞めようと思ってたんですよ。もう一度始めようと思ったのはピースピットのHYTですね。
__ 
節目があるんですね。
西分 
節目ごとに、何回も辞めようとは思ってるんですけどね。就職の途中でもう無理だと思った時もあったし。でも、壱劇屋に入って、今はもう続けようと決めましたね。
__ 
壱劇屋に入ったのはどんな経緯が。
西分 
HYTのメンバーに竹村さん安達さんがいて、仲良くしてもらって。第7回公演に見に行って、面白くて。それで一緒にやらへんとなって。第9回公演からずっと出て、でも劇団員じゃないというポジションでしたね。普通に就職するつもりやったんで、自分はいつかやろうと思ってたんです。「新しい生活の提案」という作品の時に、同じような立場だった坪坂さんと話したんです。私たちは、このまま就職して壱劇屋に関わらなくなった時に、後悔するんじゃないかと。この人達は面白いし、上に行く人達だと思っているんです。どうなるとしても見届けられないというのは嫌だなあと。端っこでもいいから見ていたいと。坪坂さんとそういう話をして、腹を決めたんです。3年半ぐらい迷ってたんですね。最終的には見届けられる人になりたいなと。
劇団 壱劇屋 第16回公演『新しい生活の提案』
公演時期:2012/2/10~12。会場:LOXODONTABLACK。

タグ: 高校演劇 迷っています ピースピット もう、辞めたい


何で演劇をやっているんだろう?

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。山本さんは最近、いかがでしょうか。
山本 
最近・・・はい、あはは。
__ 
つまり、ハウアーユー、です。
山本 
いや、元気ですね。体は健康で太っています。そうですね。でも何も知らずにこれまで芝居をやり始めてきてたんで、ちょっとね。本当に自分が芝居をやりたいのか迷っているんですよね。
__ 
迷っている。
山本 
やっぱり、自分のものを出すのって色々あるじゃないですか。自分は何も知らずに最初の劇団に入ってしまったので。という事を今やっている一人芝居フェスに思いました。にしても30分一人で舞台に立ち続けるといその覚悟というかちゃんと自分で選択してそこに立っているっていう。そこへいくと、自分は何で演劇をやっているんだろうと。
__ 
私は、コトリ会議にしか持ち得ない、正統的なズッコケの勢いが大好きなんですよ。もの凄い一生懸命にやっているけれどもそれが目に見えて間違っているけれども。なんかそういう。
山本 
ああ、そうですか、ありがとうございます、自分の作品に対して何も言葉を持ってなくて、解説を加えるのが少し苦手というのがありまして。
コトリ会議
2007年結成。一生懸命になりすぎてなんだか変なことになっちゃった人たちの生活を部屋のすみっこだったり銀河に浮かぶ惑星だったり所かまわず描いています。おもしろいものが好きな劇団です。2010年にspace×drama2010という演劇祭で優秀劇団に選んでいただきました。ますますこの劇団の作品はおもしろくなるなと心密かに確信しながら毎日動きつづける劇団です。(公式サイトより)

タグ: 一生懸命を描く 迷っています スベる 自分は何で演劇を


部活選び

__ 
嘉納さんがお芝居を始めたきっかけを教えてください。
嘉納 
高校では陸上部に入ろうと思ってたんですが、無かったので演劇部にしました。それが最初です。
__ 
演劇が陸上の代わりの選択に?
嘉納 
中学時代に友達に借りたガラスの仮面と、あと5歳くらいに学童保育のお遊戯会で「セロ弾きのゴーシュ」をやったんですが私はヒバリ役で「私たちは喉から血が出ても歌うのになぜあなたは弾かないのですか」という台詞を泣きながら熱演してたらしくて。あとは、高校入学時、部活選びで迷っていた時期にウチにきた祖母のすすめですね。
__ 
有北さんとの出会いは。
嘉納 
大学の演劇部です。私が2回生で自主引退したときに文化祭があって、私も時間があるし、何かしたいなと。演劇部で馬のあったおっさんを誘って、文化祭で自主公演したのが最初です。それから外部公演をし始めて。卒業してからも続けています。

タグ: 文化祭前夜 迷っています その人に出会ってしまった お遊戯会


劇場へ

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演劇を始めた経緯を教えて頂けますでしょうか。
末山 
高校の時に演劇部に入ったのがきっかけです。何か部活に入ろうと思って、でも運動神経がないので運動部じゃないし、めぼしい文化部もないし。何をしたらいいのかと迷っていたら、小学校の頃の学芸会が楽しかったので、それを思い出して。それと、模型を作るのが趣味だったんですが、小道具を作ってみたら面白いんじゃないかなと思って。高校を卒業後、京都府立大学でも演劇部に入りました。
__ 
演劇実験場下鴨劇場ですね。「メガネ大使La・Gun」という作品がありましてですね、それが最高に面白かったんですよ。
末山 
ああ、伝説の。中野貴雄さんの作品ですね。僕ら後輩の間でも「La・Gunの頃が下劇のピークだったよね」と言われているぐらいです。僕らの代からまたちょっと方向性が変わっているみたいです。しょうもないアホな事を、たらたらやる、みたいなのを僕らの代が初めたんですよ。
__ 
下劇、またゆっくり時間を取って見に行きたいですね。ところで、大学の演劇部時代で見た衝撃作を教えてください。
末山 
電視游戲科学舘の惑星組曲と、ショウダウンの「僕らの二日間戦争(改)」でした。京都に来るまで小劇場を見たことがなくって本当に凄かったです。役者さんもすごいし、美術もすごいし。
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懐かしいですね!
末山 
僕が大学に入った時なので、2004年ですね。あと、実は高校の頃に青年団が地元に上演しにきていて。「冒険王」という。子供向けの演劇とか以外で演劇を見たのはあれが初めてです。

タグ: アートコンプレックス1928 ファンタジー 書いてみたいと思った 迷っています メガネ大使La・Gun 伝説的な公演 学芸会


應典院舞台芸術祭space×drama2013 特別招致公演 ミジンコターボショートショートvol.11「ゼクシーナンシーモーニングララバイ」

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前回の公演「ゼクシーナンシーモーニングララバイ」。大変面白かったです。当初私は楽しいお芝居を期待して劇場に行ったのですが、実際に受けた印象はそれとはかけ離れた、個人の心情に触れる作品でした。話の筋は、人生に迷って生きる優柔不断な男・シンイチの後をヒロイン・ナンシーが付いて行くというもので、男女同権主義者としては心にクるものがあったんですが、やはり一人の男として、彼の人生は果たして幸せだったんだろうかと。ハッピーな結婚の話だったんですが、そう考えると哀しい感情を掻き立てられるような・・・人生で仕事を見つけられなかった彼は、死後、天国で最高に幸せな結婚式を迎える訳ですが、それは彼の人生にとっては本当の幸せなんだろうか?この話、片岡さんはどのようにして生み出されたのでしょうか。
片岡 
まず、すんごい遠い題材でやりたいと思っていて。僕自身が結婚願望がそんなにないんですよ。じゃあいっそのこと、結婚をモチーフにしたお芝居にしようと。さらに、言い訳ばっかり口ばっかの守るものもない、何の目的もなく生きている男の話を書きたいと思ったんですね。言い訳する奴の話が書きたかったんです。
__ 
なるほど。
片岡 
そして去年、公演直前に入院した話。
__ 
本公演「シニガミと蝋燭」の時、ですね。
片岡 
誕生日の前日にやっちゃって病院に搬送されたんです。ところで入院すると、名前や番号や誕生日が書かれたバンドが手首に巻かれるんですよ。次の日が誕生日だったから一日限りのバンドだったんです。なんや、年齢変わるんかいな、と。稽古場もバタバタしていた状況だったので、僕の状況が誰にも伝わっておらず、期せずして誰も近くにいない、祝ってもらえない誕生日がやってきて、逆に気持ち良かったんです。一人や、と。病室はカレンダーはあったんですが時計が無くて、時間も分からないみたいな残酷さを感じて。人に迷惑は掛けているけど開き直るしかない境地になってました。だって、もう申し訳ないという言葉を重ねてもしょうがなくて。病室から稽古場に連絡を取って、役者さん達に頑張ってもらったんです。そういう、ちょっと死を感じるような事があったんです。人が周りにいっぱいおるけど孤独感がある。そういう感覚は女性には分かってもらえないんじゃないかと思ったんですね。それをやりたい、というのが原動力かなあ。
__ 
そのリストバンドの存在が印象的ですね。誕生日が書いてあるものを手首にはめられるのはちょっとショッキングかもしれません。いや、填めてみないと分からない感慨でしょうけど。
片岡 
そうなんですよ。それにもうその歳ちゃうがなと。もう歳食ったんかいと。去年から入院していたような気になってしまって・・・。劇団員が千羽鶴折って持ってきてくれて、千足りてなかったんですけど。なるべく早く退院したくて、リハビリ以外の時間も頑張ったんですよ。夜中に病院脱出しようとしてみたりして、めっちゃ怒られました。力づくで病院の玄関をこじあけようとしたりして(笑う)。
__ 
「ゼクシー」の主人公のシンちゃんも、言ってみれば寂しい人生だったんじゃないかと思うんです。あの特殊能力も活かせないまま。
片岡 
そうですね。
__ 
私にとっては虚しくて泣ける話でした。
片岡 
男性全てがそうだとは限らないんですが、知人の結婚式にいくと、やっぱり新郎さんではなく新婦さんにフォーカスが当たるんですよね。でも満足気なんですよ。目立ってないけど。目立つ事が良い訳ではないけど。女性がやりたい事をやっているのを見て満足しているというのが、男にはあるんじゃないか。ちょっとロマンチックですが、それを見ているだけでプライスレスというか。シンイチの人生に関して言えば、それが一番のご褒美だったんじゃないかと思うんです。自分が演じてきて、それを感じましたね。
ミジンコターボ-10『シニガミと蝋燭』
公演時期:2012/7/27~29。会場:ABCホール。

タグ: 役者の認識(クオリア) 残酷な演劇 死と性と 産みの苦しみ ユニークな作品あります 感想がトシと共に変化していく 迷っています 孤独と演劇 男性性とは何か 大・大・理不尽


イエティ「さらばゴールドマウンテン」

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古藤さんの最近の出演作、努力クラブとイエティと壁ノ花団と衛星と、どれも拝見しています。
古藤 
ほんまにありがとうございます。
__ 
最近の中で特に印象深かったのは。
古藤 
去年から本格的に演劇に入って、毎回違う方達とやらせてもらっていまして。毎回その、違うんですよ。これが良かったなというよりは、毎回違う事をやっている感じですね。
__ 
毎回全然違う。
古藤 
その中でも今年の頭に出させてもらったイエティと努力クラブは僕の中では特別に印象が強いです。変な意味じゃなくて、真逆だったんですよ。現場とか、経験が。イエティは先輩ばっかりで僕が一番下、努力クラブは僕が上の年代だったり。まあ、努力クラブもキャリアとかは皆さんが先輩だったんですけどね。
__ 
なるほど。
古藤 
イエティでは先輩に必死に食いついて、努力クラブでは今まで出来なかった事とかを出来るようにして。でも、どちらもまだまだ出来る事はあって、反省も残っています。
__ 
というと。
古藤 
台本を頂いてから本番までに、やっぱり段階があるんだと思うんですよ。イエティの方でそれを再認識しました。セリフを覚える段階、噛まずに言える段階、セリフが染みこんでくる段階と、その段階のスピードが早かったりして。もちろんそれは誰でもバラバラなんですけど。でもイエティでは、ある時ギューンと、周りがさらに上の段階に成った時があったんです。
__ 
へえ!
古藤 
僕がいなかった稽古があったのかなと思うぐらい。実は最初の方でエチュードをしていて、いい意味で抜けた雰囲気でやっていて、割とこういう感じで進んでいくのかと思っていたら、稽古期間の最後の方で急に物凄く伸びたというか。どういう思考でやってはるのかなと。
__ 
そのイエティの作品「さらばゴールドマウンテン」では最後の方にドタバタがありましたね。それが凄く面白かったんですけど、そこを舞台上で生でやる事に照準を合わせて稽古を進めていった、という感じなのかもしれませんね。
古藤 
狙いに合わせて、それまでのシーンのディテールとか、態勢を稽古で色々決めていった、のかも。
__ 
何より、彼らの役者としての、その「ギラギラしている」という言葉を使っていいのか分からないですけど、そういう熱い部分が伝わってくるようですね。
古藤 
弱男の村上さんと舞台が終わった後に話させてもらって。世界観を崩さない為に、ウソになってしまうようなコミカルすぎる演技じゃあ、なかった、ってなって。僕は最初、コントに近い作品だと思って稽古に臨んでいったんですが、舞台を作り込んだり戯曲を読み込んでいったりする内に、あの世界観に入れていった感じでした。その感覚を汲んでもらったんですね。嬉しかったです。「~~風のコントじゃなくて、ちゃんと演じている役の人物を考え、その上での感情を込めた演技をしたいよね」と、競演させていただいた土佐さんには言われました。同じ事かもしれません。それは僕の課題なのかもしれないですね。次の努力クラブに、その意識で行けました。
__ 
努力クラブ必見コント集ですね。
古藤 
まずは、居場所を見つけるところからでした(笑う)とけ込めばいいのか、ケレン味をもっと出せばいいのか探りながらですね。あんだけのメンバーなので。楽しみながら迷ってました。
イエティ
大歳倫弘氏作・演出のヨーロッパ企画のプロデュース公演。
イエティ「さらばゴールドマウンテン」
公演時期:2013/2/14~18(京都)、2013/2/22~25(東京)、2013/3/1~3(大阪)。会場:元・立誠小学校 音楽室(京都)、駅前劇場(東京)、インディペンデントシアター2nd(大阪)。
努力クラブ
元劇団紫の合田団地と元劇団西一風の佐々木峻一を中心に結成。上の人たちに加えて、斉藤千尋という女の人が制作担当として加入したので、今現在、構成メンバーは3人。今後、増えていったり減っていったりするかどうかはわからない。未来のことは全くわからない。未来のことをわかったようなふりするのは格好悪いとも思うしつまらないとも思う。だから、僕らは未来のことをわかったようなふりをするのはしない。できるだけしない。できるだけしないように努力している。未来のことをわかったふりをしている人がいたら、「それは格好悪いしつまらないことなのですよ」と言ってあげるように努力している。(公式サイトより)
壁ノ花団
MONO所属俳優、水沼健氏が作・演出を務める劇団。独特な手法を用いて豊穣なユーモアの世界を紡ぎだす。
劇団衛星
京都の劇団。代表・演出は蓮行氏。既存のホールのみならず、寺社仏閣・教会・廃工場等「劇場ではない場所」で公演を数多く実施している。

タグ: 俳優のブレイクスルー はじまりのエチュード 迷っています MONO 今年のわたし 反省Lv.1 ギラギラした俳優 世界観の作り込み 作家の手つき


歌う

__ 
これは私はとても人の悪いことを言うかもしれないですけど。
西原 
はい。
__ 
今、西原さんは迷っているという事ですが、だから今西原さんは旬なんじゃないかなと思うんです。
西原 
どういう・・・?
__ 
迷っているという西原さんの微妙な状態が、歌に新しい側面を与えて、それが彩りになるんじゃないかなと思うんですよ。だって、お客さんはその人の音声を聞きにくる訳じゃなくて、もちろんその人の人生を聞きに来る訳でもなくて、今目の前にいる人の全てを感じにくるんですから。
西原 
今に納得していない、変わろうとしているわたし。
__ 
その生き様を見に来ているんじゃないですかね。足りていない人だから、情念を表現する資格があるんじゃないかなあと。
西原 
満足している人のを見てもしょうがないですからね。いい事言ってくださって。明日からの色々な事が楽しみになりました。

タグ: 迷っています


vol.290 西原 希蓉美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
西原

歌う

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
西原 
そこも迷っているんですが、迷う事が魅力になるんだったら、迷いながら攻めていこうと思います。迷いを魅力に変えて。

タグ: 迷っています 今後の攻め方


vol.290 西原 希蓉美

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
西原

__ 
俳優として、いつかどんな演技が出来たらいいと思いますか?
森口 
難しいですね。明確には言えないんですが、誰にでも目標にしている人があるじゃないですか。あの人のような演技が出来るようになればいいなあと思います。
__ 
というと。
森口 
当時入っていた養成所の先生なんですけど、芝居をしようか迷っていた22歳の頃にわざわざ時間をとって相談していただいたんです。仕事、将来、色々と。その方は新劇で活躍されている方なんですけど、「とりあえず自分がやりたいんだったら、30歳ぐらいまではやってみたら」と言ってくれたんですね。その人は凄く、優しい芝居をされる方で。その人みたいな芝居がいつか出来たらいいなと思いますね。
__ 
優しい芝居。
森口 
柔軟で、優しい芝居。私の勝手なイメージなんですけど、懐が深いというか。観ていても話を聞いても面白くて。
__ 
柔軟で落ち着いている人は、自分の根本があるんでしょうね、きっと。
森口 
そういう人柄でありたいです。
__ 
「薔薇にポケット」では、それを感じました。
森口 
そういう方向性に行っていればいいですね。

タグ: 優しい嘘 いつか、こんな演技が出来たら 迷っています 新劇と「出会う」