1
一本のインパクト
- __
- 造形大に入られての印象、いかがでしたか。
- 衣笠
- 映画学科なんで高原キャンパスだったんですけど、最初の印象は怖かったですね。やっぱり芸大なんで、難しそうな絵とかいっぱい飾ってあるじゃないですか。最初は少し苦手だったんです。難しそうやな、と。今思うと芸大の方が自由なんですけど、あの時は普通の大学のほうが好き勝手出来てたんだろうなと思っていましたね。
- __
- 高原校舎は確かに、ちょっと物々しいですよね。
- 衣笠
- 映画製作の為にみんな走り回ってて、みんなピリピリしてたんですよね。ものすごい緊張した覚えがあります。入ってしまえば気楽なんですけどね。
- __
- 入学当初に衝撃を受けた作品は何ですか?
- 衣笠
- 舞台で言えば、僕らが入学した年の五月に一本公演があったんです。先輩にあたる大西礼芳さんの一人芝居でした。大学で見る初めてのものだったんで、その時のインパクトは凄かったです。生で先輩が芝居をしてる、ああ、こうなれるんやという期待が湧きました。
衝撃を受けた舞台
- __
- 芝居を始めた頃に見た衝撃作を教えて下さい。
- 松永
- PARCOプロデュースで長塚圭史さん脚本、河原雅彦さん演出の「テキサス」です。ちょうど3年前ですね。その時期小劇場はたくさん観ていたのですが、大きなステージの作品を観たことは数回しかなくて。まず、すごくカッコ良かったです。大きい劇場で音楽がガンガン鳴って、照明が凄くて。もう、単純にカッコ良かったんですよ。
- __
- ああ、分かります。カッコイイですよね。
- 松永
- 主人公が故郷に戻ったら、家族や周りの友達が整形していて、全員顔が違うんですよ。それが100円とかの悪徳整形手術で、目玉や鼻や耳が取れちゃったりするんです。それを包帯の上から両面テープとかで留めてたりするんです。普通に考えたら、めっちゃ嫌じゃないですか。
- __
- そうですね。
- 松永
- でも、すごく笑って観ていたんですよ。今でも忘れられない作品ですね。
- __
- そういう格好良さを目指したいと思われますか?
- 松永
- そうですね、やってみたいですね。最近はそういう舞台を観に行く事が多いので。
- __
- 身体能力を生かして。そう、高校時代は陸上部だったそうじゃないですか。
- 松永
- (笑う)それ良く言われるんですけど、してないです。バレーボールだけです。
- __
- えっ・・・
- 松永
- あと初めて会う人にもよく、「絶対スポーツ出来るよね」って言われるんですよ。でも、本当は走るのと泳ぐのが苦手で。う、うーん。みたいな。
- __
- 失礼しました。何だろう、バネを生かして最大の格好良さを発揮していただきたいですね。
- 松永
- そうですね、やらせていただきたいですね。
尖った奴でいること
- __
- 高山さんがお芝居を始めたのはどんな経緯があったのでしょうか。
- 高山
- 僕は同志社大学の第三劇場から始めたんですけど、大学に入った時は全然、演劇をやろうとは思っていなくて。とりあえずどこかのサークルには入ろうと思っておりまして、例えばバレーボールサークルとかに入ろうと思っていたんですけど、でも運動系のサークルは京田辺キャンパスにしかなくて。今出川キャンパスには文化系しかなかったんですよ。どうしようと思って。入学時にはいっぱい、サークルの新入生募集のチラシをもらったんですけど、そこに第三劇場のチラシがあって。ちょっと調べたら生瀬勝久が昔いた、らしくて、それでなんとなく入ったらこんな事になってしまって・・・(笑う)
- __
- なるほど。
- 高山
- 本当になんとなく、深く考えて芝居を始めた訳ではないですね。今続けていいるのは、こうやって色んな所に出させて頂いて、もっと自分の存在を世に知られたいなあというのが働いて。というか、子供の頃から自分は普通のサラリーマンにはならないだろうなと思ってたし、親にも「アンタは普通に就職とかしなさそうだね」と言われてたし、今はとにかく冒険してみたいなと思って。フリーター1年目です。就活もせず、みんなが就活を始めると同時に金髪にして、シーズンが終わったところで戻して。尖った奴とゼミの友人から言われていました。
- __
- 演劇を始めた頃にご覧になった、衝撃を受けた作品はありますか?
- 高山
- 今はもう無くなってしまったんですけど、ひげプロ企画ですね。凄すぎて。引くと同時に、出演された方への憧憬があって。
「幽霊たち」を見て・・・そこに生きている存在
- __
- お芝居を始めた頃に衝撃を受けた作品は何かありますか?
- 西村
- 佐々木蔵之介さんが出演されていた『幽霊たち』という作品です。森ノ宮ピロティホールで見たんですけど、お芝居の演出ってこういう事なんだ、と思ったんですね。それまでは、自分が楽しかったらいいみたいな気持ちだったんです。自分たちが楽しかったらそれが伝わるよみたいな。でも、プロのお芝居を見たら「楽しい」とかそういう事ではなくて、そこに生きている人の存在を伝える技術なんだなって。
- __
- それは例えば、どんな技術?
- 西村
- 佐々木蔵之介さんの演技はもちろんなんですけど、場面が切り替わると佐々木さんの役柄も切り替わっていくその演出がすごく鮮やかで。
- __
- それは・・・場面が切り替わるのが伝わったという事なんですね。
- 西村
- そうですね。『幽霊たち』では、家の外に出る、公園に行く、みたいな行動を、舞台装置を動かすだけで流れていくように演出されていて、全然世界が違って見えたんです。これは映像では体験できないものだなと思いました。
- __
- それを、お客さんに理解させるという技術の凄さですね。
- 西村
- そうですね。それを目にして、自分の世界ってこんなに狭かったんだなって気付いて。それから、何だか芝居が面白くなったんですよね。
60周年の原点回帰
- __
- 『UNIQUE NESS』。青年座創立60周年記念公演第2弾の三部作「Act3D」の内の1本、髙橋さんが企画された公演ですね。凄いですね。ではまず、企画の経緯を教えて頂けないでしょうか。
- 髙橋
- 青年座は、演技部と文芸部と演出部、製作部で劇団の中でセクションが分かれているんですね。私は演技部なんですが、役者だけが集まった演技部会の中で公演をしようという事になったんですよ。
- __
- 60周年!記念する価値がありますね。
- 髙橋
- 60周年の原点回帰というコンセプトもあるんです。企画自体は10本以上あったんですが、早川さんの作品はキャッチーなものも多いので、中でも立ち上げ委員会の目を引いたというか。
- __
- それはもう、プレゼンも上手くいったんでしょうね。劇団ガバメンツ※とはどんなキッカケで?
- 髙橋
- 元々、3年前に劇団ガバメンツの作品を東京で見たんです。劇団員の西岡(裕子)さんがお友達だったんですけど、観に行ったらドハマリして。公演直後に主宰の早川(康介)さんに「出してください」と言ったら「じゃあ、出て下さい」と即決して。青年座ではなかなか触れる事のない演技だったんですよ。
- __
- というと。
- 髙橋
- たとえば、ガバメンツ公演に出演した時、自主稽古をしていたんです。その時、芸人さんに求められるようなギャグを求められて困ったワタシに劇団員の方が、「ここは理由とか裏の描写とかではなくてノリでやってみたら?」って言われて。カミナリが落ちたくらいの衝撃を受けて。何より早川さんの作品は、裏付けもリアルも大切にちゃんと芝居をした上でのコメディ。青年座の役者さんて、「何故この人物はここでこう言うのか」と深めて深めて芝居するんですよね。だったら、ノリも加わった芝居が出来る上に裏付けのある演技が出来たら最強やなと。そうなれたら素敵やなと。そう思ったのがきっかけです。青年座はこれまでブッとんだ事をやってきた劇団なので、今回の企画をこういう風に許してくれる懐の深さが、60年続いた所以なのかなとも思います。
- __
- 「ノリ」で芝居を作る。それが衝撃だった?
- 髙橋
- 関西人の多い現場だったし、私も関西人なんですが、俳優は上京してから始めたので。芸人顔負けの面白いメンバーの中にポッと新劇の俳優が出てくると、全然違う空気をまとっていたみたいで。裏付け裏付けでがんじがらめになっていたんですけど、そこから次のステップに行く、いい契機だったんです。
- ※劇団ガバメンツ
- 「コメディしかできません、でもいろんなコメディができます」シュチュエーションコメディばかりがコメディじゃないラブコメディ、サスペンスコメディ、スクリューボールコメディ、トラジコメディにコメディコメディ。喜劇はこんなにあったのか。喜劇を愛する全ての人と、そうでもない全ての人へ。1年に1回しか演劇を見ない人の為に、さまざまなスタイルの喜劇に挑戦している。(こりっちより)
少なくとも11,175よりも多い絆
- __
- その頃に見た衝撃作を教えて下さい。
- 髙橋
- 青年座の作品ですが、高畑淳子さんが主演された『パートタイマー・秋子』に衝撃を受けましたね。あと、映画だと『CHICAGO』。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が凄くて、10回以上見ましたね。東京で見た初めての映画で、女がのし上がっていくストーリーなんですね。自分も東京でやっていく!という思いがあって。それと、ミュージカルへの思いが残っていたんですね。の割に青年座に入ったんですけど(笑)
- __
- 青年座ではミュージカルは難しい?
- 髙橋
- 研究所時代、授業で「バルタン星人になってください」というお題が講師の方から出された時に、ちょっと戸惑い・・・(笑)その後、入団して“ああ、私はミュージカルとは本当に関係ない劇団に入ってしまったんだ”って。今はあまり思わないですし、それまでやっていた日舞やダンスは今でも現場で役に立つので、何も無駄じゃないんですけど。
- __
- 青年座の稽古で、どんな時間が好きですか?
- 髙橋
- 家族というか、同じ釜の飯を食う、みたいな。同じ青年座という絆は感じます。でも約150人もの役者さんがいるのでまだ会った事のない方もいらっしゃるんですけどね。
- __
- ええ。
- 髙橋
- 先輩が、後輩を何とかしてあげようという気持ちも色んな状況で感じるんですよ。アプローチはそれぞれ違うんですけど、後輩も先輩に相談しに行きやすくて。そういう環境が、すごく素敵ですね。お酒の席でも、大先輩に「あのシーン、どうでした?」って言い合えるんですよ。
- __
- いや、それはそういう事が積極的に出来る髙橋さんが素晴らしいですね。
- 髙橋
- いえ、それでも行き詰まってしまう自分が情けないという気持ちは強いです。
つながる、そこにいる
- __
- 芝居を始めた頃に見た、衝撃を受けた作品を教えて下さい。
- 松下
- 衝撃を受けたクセに劇団名やタイトルを覚えてないんですけど、イタリアの学校周りのカンパニーが関西外国語大学で上演してて。それを無料で見れたりするんですよ。8割イタリア語、1割英語、1割日本語の芝居。何が凄いかは分からないんですけど、ずっと見れて。
- __
- なるほど。
- 松下
- ただそこにあるんですよ。見てる時に、その中に私もいるような感覚があるような。芝居を見ているんですけど、私もそこにいるんです。芝居だとは分かってる筈なのに、そこで起こっている事を全く疑ってなくて。それがずっと、心にあるんですね。
- __
- 昔インタビューした人がイギリスに留学した時にみた、観客と役者の目線が同じ高さの演劇があったそうです。ちょっとそういう、雰囲気があったりするのかな。
- 松下
- 本当に、私達を意識してなくて。お客さんに見せるという意識がないのかもしれない、だけど見せられるんです。どう作っているんだろう。
いていいんかな
- __
- 演劇を始めた経緯を教えてください。
- 乾
- 私の入っていた小学校では、六年生になると卒業公演をするんですよ。ライオンキングをする事になって、私は子供心に悪役をやりたいと思っていまして。ずっと。オーディションで、スカーという役をさせてもらいました。
- __
- いかがでしたか。
- 乾
- 終わった後、あまり遊んだ事のない子や親御さんから、「良かったよ」と言ってもらえて。それで調子に乗って、演劇を始めました。必要とされているのが嬉しいのかもしれません。
- __
- 必要とされたい?
- 乾
- 役があると、「いていいんだ」って自然に思うんです。稽古場なんて、それだけで楽しいですね。本番が終わった後に、お客さんから声掛けてもらったりするとすごく嬉しい。
- __
- 最近、私は闇金ウシジマくんが好きで。そこに出てくる登場人物の半数以上が、「誰かに必要とされたい」って思ってるんですよ。依存を止められない癖に、寂しい自分は客観視して、批評までしてしまう。
- 乾
- だから人気があるんでしょうね。必要とされたいってきっとみんなあると思うんです。稽古場というか劇団って、いる事を許されている気がするので。でも「いていいんかな」って思っちゃうんですけど。
- __
- 私の中では、がっかりアバターにおける乾さんの存在はもう必要不可欠ですけどね。
- 乾
- えーっ。いつ捨てられるかと思ってますよ。
- __
- いやいや。少年役がはまりまくる感じ、がっかりアバター独自のかぼそい変態性に最高にハマっていると思いますよ。
- 乾
- 劇団とか、入るつもりは無かったんですよ。それまでにもお芝居に出させてもらった事はあるんですけど、がっかりアバターは稽古も含めてあまりにも楽しくて。これ、もう出られないのが、めっちゃ嫌だと思って。「入っていいですか」と言って入れてもらいました。
- __
- がっかりアバターに出会った経緯は?
- 乾
- 中学3年の時に、文化祭で坂本さんの舞台を見たんですよ。この人は凄いと純粋に思って。今でも雲の上の存在なんですよ。衝撃を受けて同じ学校に入ったんです。
- __
- なるほど。
- 乾
- その時にやってたのが、舞台の上に男の子が寝かされて「死体や」って言って。アンディさんが体育館用の掃除機でその男の子の乳首を延々と吸うっていう。学校の文化祭なので、当然父兄が来て見ていて。もの凄い空気でした。
- __
- どのくらいの作品でしたか?
- 乾
- 覚えていませんがもの凄く長い時間だった気がします。緊張感がありました。アンディさん、輝いてました。衝撃でしたね。
快楽を演技する
- __
- これまで芝居をしてきた中で、最も衝撃を受けたのは?
- 佐藤
- 大学の頃に主演させて頂きました映像作品が強く心に残っています。あまり大きな声では言えない、ある種の性癖を持つ役の演技の時は、まあ色々悩みました。学生の作品でしたが、アレは本当に・・・。感じているという演技をカメラの前でしたんです。映像はありますが、一回も見た事はありませんね。
- __
- 自分で見る気になれない。
- 佐藤
- でも、不思議な事に他人が見る分には構わないんですよ。別に、という気分です。割りきってやっていたから、かな。未だにDVDを封印しています。いつか見れる日が来るかもしれません。
- __
- なるほど・・・もしかしたら、佐藤さんはその演技に納得が行っていないんじゃないですかね?
- 佐藤
- ああ・・・そうか。
- __
- どんな演技者でも意に染まない演技をすることはあるはずなんですよ。逆に、一生を誇れる演技を成し遂げた時は一つの誇れる成果を得る事になる。それには、役者として演技を作るという作業をしなければならない。自分で見返す気にならない演技とは、自分が作った訳ではないからそう思うんじゃないですかね?何故なら、肉体的な快感を演技作りのスタートにし、その周囲を巡って終わったから。
- 佐藤
- 確かに。僕にはその趣味は無かったので、そこへのこだわりが無かった、だから人為的な快感を作り、演技に換えてしまった。
トリコ・Aプロデュース演劇公演2013「つきのないよる」※※
- __
- トリコ・A「つきのないよる」。思い出す度に鳥肌が立つんですが、ひとえに丹下さんが怖かったですね。
- 丹下
- 怖かったですかー?
- __
- 怖かったですね。
- 丹下
- 私がやった役の「さくら」はお話の中で4人と付き合ってたんですが、作・演出の山口茜さんから、「全員にいい顔をしてください」と言われていました。嘘を付かないで下さいと。私も付いているつもりはなかったんですよ。
- __
- あ、正直者だったんですか!
- 丹下
- はい。相手を悲しませたくないから、NOとは言えない人間というか。目の前のこの人を傷付けないための嘘。そういう形でやってくださいと言われたんです。
- __
- でも毒殺するんですよね?
- 丹下
- 毒殺ではなく、男性に飲ませていたのは睡眠薬入りの飲み物なんです。眠らせた後、練炭による一酸化炭素中毒にさせて殺してしまいます。そのへんになってくると難しいところで、もうみんなに知られて来てしまって、本命の彼もいるし、これ以上ごちゃごちゃしたくなくて・・・という形なんです。これは実際の事件を元にしているんですが、資料としての取材本が凄く面白くて。茜さんの台本にも少しずつ事実が設定として出てくるんです。やってる側としては客観的には見れないので、どうだったのかは分からないんですが・・・。
- __
- 私としては、山口さんの作品は境界が曖昧で、お話なのか設定なのか、単なるギャグなのか暗喩なのか分からない演技もある。ただ、全体を貫くその腑に落ちなさが、凄くロマンチックになるんですよね。
- 丹下
- やってる側もどこかすっきりしない部分は残るんですが、これは明確にしない方がいいんだろうなというイメージはありましたね。
- __
- 消化出来ないものを扱っている。
- 丹下
- 実はトリコ・Aさんを見たことがなくて、しかも共演者も初めての方ばかりで。緊張しました。
- ※トリコ・A
- トリコ・Aは、山口茜が「自分で戯曲を書いて演出をしてみたい」という安易な気持ちを胸に、1999年、勢い余って立ち上げた団体です。当初の団体名は、魚船プロデュースと言いました。以来11年間、基本的には上演ごとに俳優が変わるプロデュース形式で、京都を拠点に演劇を上演してまいりました。やってみると意外と大変だった事が多い様に思いますが、皆様の暖かいご支援のもと、現在も変わらず活動を続けております。(公式サイトより)
- ※トリコ・Aプロデュース演劇公演2013「つきのないよる」
- 公演時期:2013/7/26~30(大阪)2013/10(金沢)。会場:インディペンデントシアター1st(大阪)、シアターアンゲルス(金沢[リーディング公演])。
沖縄キジムナーフェスタ※、1Hz※、タツノリナイター※、Water Painting※、ヒキダシ_ホテル※
- __
- 山口さんは、最近はどんな感じでしょうか?
- 山口
- だいぶ忙しいですね。首が回らなくなってきたぐらい。先月7月いっぱいは沖縄キジムナーフェスタという児童演劇のフェスにいっていました。沖縄市の古座に滞在して、5カ国の人たちと5ヶ国語で演じる演劇作品を滞在制作していました。海外からも日本からも色んな団体さんが来ていて、楽しかったです。8/23には1Hzという、和田ながらさんの「したため」と市川タロさんの「デ」とBRDGの3団体を見られるイベントをUrbanguildでやる事になりました。その3日後が、8/26にタツノリナイターという、今村達紀さんのソロをまとめて見ていただくという企画です。
- __
- いいですね、それは。
- 山口
- めちゃくちゃいいんですよっ。「ハシ×ワタシ」に出演して頂いてから度々一緒に仕事したりしているんですが、身内の欲目じゃなく伸び続けていると思っています。彼がUrbunguildで上演したダンスが素晴らしくて、泣いてしまった事があるんです。ダンス好きな方にはぜひ。
- __
- 行きたいなあ。
- 山口
- 黒子沙奈恵さんとか出村弘美さんとか竹ち代毬也さんとか、殿井歩さんとか出るんですよ。それに、劇団壱劇屋も。
- __
- 山口さんのセレクションなんですね。見たいです。
- 山口
- それから、9/12に和歌山の和歌浦のART CUBE で「Water Painting」というタイトルのダンス作品を演出・振付します。和歌山、いいところですよ。それと、10月にKYOTO EXPERIMENTのオープンエントリーで参加する作品の準備も進めています。「ヒキダシ_ホテル」というタイトルで、美術館で上演します。前回公演の「TEA×HOUSE」で取り上げた、京都に長年住んでいる日本以外から来た方のこれまでの生活をリサーチ・インタビューしながら演劇作品にしていきたいと思っています。このテーマの第三弾ぐらいですね。
- __
- 演劇・ダンス以外では?
- 山口
- いま、通訳の勉強をしています。時々英語の翻訳・通訳の仕事もしているんですが、もう少しできるようになりたいと思いまして。
- ※沖縄キジムナーフェスタ
- 公演時期:2013/7/20~28。会場:沖縄市各地。
- ※1Hz
- 公演時期:2013/8/23。会場:UrBANGUILD。
- ※タツノリナイター
- 公演時期:2013/8/26。会場:UrBANGUILD。
- ※Water Painting
- 公演時期:2013/9/12。会場:ART CUBE。
- ※ヒキダシ_ホテル
- 公演時期:2013/10/26~27。会場:遠藤剛熈美術館。
いつか・・・
- ___
- 芝居を始めた時に見た衝撃作はありますか?
- 佐々木
- 宮藤官九郎さんが監督された、「R2C2~サイボーグなのでバンドやめます~」という作品がすごい好きで。今でも大好きで、サウンドトラックを持ってます。最後の、阿部サダヲさんと森山未來さんのシーンが物凄いカッコイイんですよ。
初舞台
- __
- 大石さんが芝居を見たキッカケを教えて下さい。
- 大石
- 大学に入ってからです。神戸大学の自由劇場さんが、土田英生さんの『約三十の嘘』をやってたんですよ。それを見て、演劇って、自分が思ってたのと違うんやなと思いました。そこが、スタートですね。それで、元々、モンティ・パイソンが好きだったので、その繋がりでケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作品を見たんです。それがとても面白くて、更に、いろいろ芝居を見るようになりました。それから、もっと演劇を知りたくなって、ワークショップに参加するようになって、それでも物足りなくなって、あごうさとしさんの最後の代のビギナーズユニットに参加して初舞台を踏みました。だから、初舞台まで、めちゃめちゃ段階を踏んでるんですよ。
- __
- 思ってたのとは違う、とは。
- 大石
- 実際に、自由劇場さんの舞台を観るまでは、勝手なイメージなのですが、舞台上で凄い良い顔した人たちが、いい声を出して、カッコイイポーズを決めてるみたいなイメージを持ってたんです。舞台って、そなんやないのやなぁと、そのとき初めて思いました。
コレはホントに凄いぞ
- __
- 石田さんが演劇に出会ったのはどのような経緯があるのでしょうか。
- 石田
- 二十歳ぐらいのとき、友達が劇団に入ったんです。これ実は、LINX ’ S のテーマ曲を作ってもらった僕の高校時代の友人、JOE BLUES(T∞Virus) なんです。そしてその劇団というのは「マッドエンジェルス」というRock Musical 劇団なんですが、(故、我王銀次氏の基、祭健太氏、角谷芳徳氏、率いる、Rock Musical 劇団)その公演に行ったのが初めてです。もちろんめっちゃ面白かったんですが、芝居を沢山見るようになったという訳ではありませんでした。ただ、そこに客演されていた伊藤えん魔さんは忘れられません。主役を食うような事ばっかりする悪役で、迷いの森に来てしまった主人公達に道を教えるセリフが「じゃあ教えてやる。この道を真っ直ぐ行ったら豊中庄内の駅に出るから、そこで電車に乗って帰れ」と。ファンタジーからいきなりリアルな話に分断されて。それが強烈に残ってましたね。
- __
- なるほど。
- 石田
- で、それからかなり経って。上の娘(大牧ぽるん)の学童保育の指導員がPEOPLE PURPLE※の団員さんだったんですよ。その縁で、KAVCにまで公演を見にいきました。「龍的雲(ロン・ダ・ユン)」。それがまた、あまりに面白くて、それ以降PEOPLE PURPLEだけは必ず行っていました。ただ、色んな所に行くようになったのは、紹介でストーンエイジ※の公演に家族で行ってからですね。また懐が深いんですよ、打ち上げにも行かせてもらったり、宴会で役者さんとも話せたり・・・。その頃、当時やっていた仕事を辞めたんです。
- __
- 思い切りましたね。
- 石田
- そのタイミングで、何故か特攻舞台Baku-団(現ステージタイガー)※の「3ツ目ル愛ズ」を見て。それが本当に衝撃を受けたんです。虎本さんの脚本の力で僕は変えられてしまったんですね。コレはホントに凄いぞ、と。その後、色んな舞台を熱心に観に行くようになりました。だから、結果的に観劇熱キッカケは特攻舞台Baku-団ですね。でも打ち上げに呼んでもらって僕の活動フィールドを広げてもらったのストーンエイジさん。そのキッカケ実はあんまり分からないんですけど。当時何もしていなかったのに。でも、制作の方に「いいですよ来て下さいよ」って。
- __
- 紛れ込んでいた、という感じなんですね。
- 石田
- そうなんですよ、でも行ってみたら良くしてくれて。そうした色んな繋がりから、なんと舞台に出演する事になったんです。最初はお手伝いだと思ってたんですけどね。その時に、芸名が欲しいなと。ストーンエイジ主宰の鮒田直也さんに「石田1967(ナインティーンシックスティセブン)」と付けて頂きました。何故かというと、鮒田さんと僕が同じ世代で、「僕ら世代が頑張らないといけないよね」って。最初はピンとこない名前だったんですけど(笑う)、言ってる内に面白いなと思えてきて、今僕は石田1967です。
- ※PEOPLE PURPLE
- 2000年1月に作・演出の宇田 学(うだまなぶ)を中心に芝居好きの人間が集まって旗揚げした劇団です。「生でお芝居を見ることのなかった人達にそのおもしろさを知ってもらい、芝居文化を広めていきたい!」という強い思いのもと、神戸を拠点に活動してきました。情熱的な感情を色で表すなら、『赤』。冷静な感情を色で表すなら、『青』。そのどちらも表現するから、『パープル』。「ピープルパープル」って語呂がいいので決まりました。略して「ピーパー」です。(公式サイトより)
- ※劇団The Stone Age!!!
- 1998年、夏――。大阪シナリオ学校卒業生で立ち上げた劇団「SALT MAKERS」解散後、鮒田を代表とし、坂本・緒方・中井の4人で劇団「The Stone Age」を旗揚げする。現在劇団員は、アサダを加えた中年男5人と閑社明子(制作)の6人。橋の下、この世とあの世の境目などを舞台に一幕で展開するオモロ儚い作品を上演。また、悪の秘密結社ショッカー、倒産寸前の女子プロレスなど特異な世界の人々の熱血を描く青春ドラマチックコメディも手掛ける。目指す作品は笑いとドラマの奇跡の融合。2007年より公演活動休止。2010年から新しい公演シリーズを立ち上げ、活動再開。(公式サイトより)
- ※特攻舞台Baku-団改めステージタイガー
- 超体育会系演劇。俳優達の鍛え上げられた圧倒的な筋肉。それに最大限の負荷をかける事により、人間の奥深くに眠る野生のエネルギーを創出する。そんな超体育会系演劇を目指すステージタイガーは、関西を代表する強く、切なく、そして狂おしい劇団です。15名を越える劇団員で、自主公演だけに収まらず、ライブハウスから廃校まで、年10本以上のイベントにも出演中。今日もあなたの元へステージタイガー。もう、君にムキキュン。(公式サイトより)
旗揚げ前夜
- __
- 片岡さんがお芝居を始められた経緯を教えて頂けないでしょうか。
- 片岡
- 高校の演劇部ですね。ものすごく仲の良かった子が部長で、人数が足りへんと。最初は全然本気じゃなかったのに、どこでスイッチが入ったのか。
- __
- なるほど。
- 片岡
- いっこ下に竜崎がいてたんですけど「こんなふざけた奴が入ってくるなんて。私やめます!」って辞めたんですよ。部長が泣いて「皆仲良くやってくれへんかな」と。したら戻ってきてくれて。卒業するとき引退したんですけど、OBだけで劇団を旗揚げしたんです。1年したら竜崎たちも合流して。惑星ピスタチオの「破壊ランナー」に衝撃を受けて、LOVE THE WORLDに入って。それくらいまでOBの劇団でやってましたね。
- __
- ありがとうございます。ミジンコターボを旗揚げした経緯を教えて頂けますでしょうか。
- 片岡
- LOVE THE WORLDが解散するとき、僕は放り出された気分になったんです。打ち上げの席で、この2・3年ずっと同じ釜の飯を食った仲ばかりでした。「まだやり足らへん人、一緒にやらへんか」って募ったらぱっぱっぱって手を上げてくれて。嬉しかったですね。で、面白いんちゃうんかって竜崎も連れてきて。劇団名を決める時に、僕以外は「ミジンコターボ」がいいと。僕は百萬両一座がいいと言ったんですけど多数決で負けて。いま、多数決で勝った人は誰も残ってないんですけど。由来は気に入っています。
どうしたらああいう事が出来るんだろう
- __
- 演劇を始めた頃の衝撃作を教えてください。
- 古藤
- めちゃめちゃ最近なんですけど、KUNIO※の「椅子 FINAL」※ですね。僕は本当にお笑いしか見た事がなくて、演劇を見始めたのはつい最近なんですけど、「椅子」はちょっと凄かったです。
- __
- 私も見ました。面白かったですね。
- 古藤
- 冒頭で古典劇のストレートプレイがあって、「こういう感じなのか」と思ってたんです。でもしばらくしたら杉原さんが舞台に出てきてモニタが付いて、観客も登場人物になっちゃったりして。舞台セットがどんどん変化していくのにも驚いたし、凄いなと。これなら、普段劇場に来ない人でも、観た後に「面白かった」って言えるんじゃないかなって。不条理劇の名作なのに、エンターテイメント性がめちゃあって、結構衝撃を受けました。今までは台本の構成とか、ギャグとか、役者の個性やキャラや演技とか、つまりソフトに目が行きがちだったんですけど、こういうやり方のエンターテイメントがあるんだって。
- __
- 目から鱗だったんですね。
- 古藤
- あ、何やってもいいんだ、って。度肝を抜かれました。最近、その事ばかり考えています。どうしたらああいう事が出来るんだろう。きっと、客層の照準を絞ってるかもしれない。m-floのライブみたいだったんですよ、クラブの要素が入っているような気がしましたね。
- ※KUNIO
- 杉原邦生が既存の戯曲を中心に様々な演劇作品を演出する場として、2004年に立ち上げる。俳優・スタッフ共に固定メンバーを持たない、プロデュース公演形式のスタイルで活動する。最近では、杉原が2年間務めた“こまばアゴラ劇場”のサミットディレクターの集大成として、初めて既存戯曲を使用せず構成から杉原自身が手がけた、KUNIO07『文化祭』や、上演時間が約8時間半にも及ぶ大作『エンジェルス・イン・アメリカ』を一部、二部を通して上演するなど、その演出力により戯曲はもちろん、劇場空間自体に新しい風を吹き込むことで、作品を生み出している。(公式サイトより)
- ※KUNIO08『椅子』ファイナル
- 公演時期:2013/3/28~31。会場:京都芸術劇場 studio21。
その瞬間
- __
- 演劇を始めたキッカケを教えて下さい。
- 森
- 大学に入って、隣にいた友達が演劇に興味があったらしくて。それで付いて行ったら意外と本格的だったんです。龍谷大学の劇団未踏座にはいりました。
- __
- 九鬼そねみさんはご存知ですか。
- 森
- はい。雲の上のような存在のOBです。お世話になっていました。
- __
- 九鬼さんの後輩・・・。演劇を始めた頃にみた衝撃作は。
- 森
- 京都ロマンポップさんの「人を好きになって何が悪い」という作品で、演劇って凄いなと。あとはベビー・ピーさんの「はたたがみ」です。その二つはもう・・・今でも物凄く残っています。
- __
- 確かに、どちらも凄かったですね。森さんは、舞台に立っていて「この一瞬が好き」というのはありますか?
- 森
- 舞台上でシーンとしている時ですね。役者が集中していて、次の動きの時にバッと、役者全員が反応するような。上手く言えないんですけど、あの間は凄く好きです。
- __
- 客席に座っている全員が、その新しい時間を見ていると自覚しているでしょうね。役者全員が、同じイメージに集中しているから、みんな同調している。
あなたが好きな物が好き
- __
- 九鬼さんがお芝居を見た頃に見た、衝撃を受けた作品を教えてください。
- 九鬼
- 私、これは癖なんですけど、その時周りにいる近しい人が何かの作品を見て、首ったけになっている姿を見て、うわああってときめくんですよ。ああ、面白そうにしている。ああ、って。
- __
- 例えば。
- 九鬼
- 本谷有希子の作品にハマっている友達がいて、作品に夢中になっている姿が可愛くて。だから、本谷有希子というよりは、本谷有希子を観ているその子に、衝撃を受けたといえば、受けた。
- __
- ときめいている姿にときめく。
- 九鬼
- はい。
- __
- 瑞々しい感覚ですね。分かる気がします。ご自身にはなぜそういう感じ方があると思われますか?
- 九鬼
- 自分の目に自信がないんでしょうね、きっと。あなたが好きな物が好き、という言葉になるんですけど。私がこの人センスがいいなあと思う人がいたとして、その人は最初私のことをそんなに好きじゃない。私が心底頑張って、その人がもし私の事を気に入ってくれたら、その人が好きになったものなら私も好きになれるから、それで自分を肯定出来そうな気がする。という気持ちですかね。
- __
- なるほど。
- 九鬼
- 自分の碇を持ってる人はセンスがいい気がします。努力クラブの稽古場でも、合田くんや丸山くんがどういうポイントで笑うかが面白いんですよ。本当はお客さんにそこを見て貰いたいですね。
好きな人
- __
- お芝居を始めた頃に、衝撃を受けた面白い作品は何ですか?
- 西原
- 23、4歳くらいは全然劇団知らなかったんですが、特攻舞台Baku-団※さんの「半端ロッケン27ロール」を初めて観て、「ここ出たい!」って思いました。27歳くらいの時に見たんです。ロックだったんですよね、みんな格好良くて。その後にサリngROCKさんの「愛情マニア」※を見ました。おっもしろいと思いました。
- __
- 特攻舞台Baku-団、今のステージタイガーですね。私も好きです。
- 西原
- 他にもいっぱいあるなあ。初めて芝居を見たのは、来週本番がある劇団暇だけどステキさんです。お芝居ってこんなに面白いんだって思いました。
- __
- 今後、一緒にやってみたい人はいますか?
- 西原
- 個人的に好きな人は米山真里さんです。目で追ってしまうんですよね。一度baghdad cafe'で共演した事はあるんですが絡みはなかったので。
- __
- 出てみたい劇団はありますか。
- 西原
- この間、劇団鹿殺しを観て。絶対無理やと思うけど、出てみたいです。チョビさんみたいに歌いたいです。カッコいいんです。悔しくなっちゃいました。同じ歌い手として。
- ※特攻舞台Baku-団改めステージタイガー
- 超体育会系演劇。俳優達の鍛え上げられた圧倒的な筋肉。それに最大限の負荷をかける事により、人間の奥深くに眠る野生のエネルギーを創出する。そんな超体育会系演劇を目指すステージタイガーは、関西を代表する強く、切なく、そして狂おしい劇団です。15名を越える劇団員で、自主公演だけに収まらず、ライブハウスから廃校まで、年10本以上のイベントにも出演中。今日もあなたの元へステージタイガー。もう、君にムキキュン。(公式サイトより)
- ※突劇金魚・第六回公演 『愛情マニア』
- 公演時期:2007/7/10~11。会場:シアトリカル應典院。
伸び伸びとやらせてもらってます
- __
- 西原さんを最後に拝見したのが満月動物園「ツキシカナイ」※※で、その前がATLAS「キリンの8割、わたしの2割」※※で、その前が一人芝居フェス※の「私の未来」※でした。どれもとても面白かったです。
- 西原
- ありがとうございます。
- __
- 西原さんは歌手でもあるんですよね。「私の未来」では、ラストの歌がマジで凄かったです。さて、西原さんが歌ったり演じ始めたのはいつからなのでしょうか?
- 西原
- 歌い始めたのは高校生で、演じ始めたのは23歳ぐらいです。当時スナックで働いてたんですけど、そこに来ていたお客さんの奥さんが劇団をやっている人で。私がバンドをやっていると言ったら、「表現をしている人として、一度はお芝居も観てみたら」と勧められて。観に行ったら凄く楽しくて。そこから繋がっていって、「出てやー」って言われるままに色んな所に出演していたんですが、そういえば自分から「出たい」と思ってオーディションを受けたり事はなかったですね。
- __
- つまり西原さんはモテまくっているという事なんですね。
- 西原
- いえ知り合いの劇団ばっかりなんです、それも良くなかったんちゃうんかなあと思ったりしています。「あの劇団に絶対出たいねん!!」ってがむしゃらに頑張ったりした事がないのが今の悩みに繋がってるのかも。
- __
- なるほど。「私の未来」を見た時に間違いないなと思った事があって。西原さんが凄く伸び伸びとやってたと思うんです。すごく。それは、西原さんが人前に立つ事を誰よりも許されている人だからなんだろうなと。自然な流れに従ったからこそ、今の西原さんがあるのでは。
- 西原
- 嬉しいです。でも、戒田さんの作品はいつでも伸び伸びとやらせてもらってますね。ATLASさんの時も、アサダさんが、私が伸び伸び出来るように書いて下さってて。
- ※満月動物園
- おもな登場人物たちはいつもフツーの人たち。でも、ほんの少しメルヘンな世界におかれる。キュートな死神にとりつかれたり、 トイレに流されてしまったり、アタマからカサのはえてる人と仲良くなったり、ユメとネムリの境目をウロウロしたり。クスリと笑えるシチュエーションで日常をほんの少しメルヘンにずらして、ほんの少し優しく見つめると、ハードな現実も直視できます。(公式サイトより抜粋)
- ※満月動物園 第弐拾夜 『ツキシカナイ』
- 公演時期:2013/1/18~20。会場:シアトリカル應典院。
- ※ATLAS
- 「愛は色々。」男女の愛、家族の愛、世界は愛に満ちている。その中でも、ATLASは「マイノリティーな愛」を描いた作品を主に扱う団体として2005年に立ち上げられました。(公式サイトより)
- ※最強の一人芝居フェスティバル INDEPENDENT:12
- 公演時期:2011/11/24~27。会場:in→dependent theatre 2nd。
- ※西原希蓉美×戒田竜治(満月動物園)「わたしの未来」
- 出演:西原希蓉美×演出・脚本:戒田竜治(満月動物園)。
1