前向きな気持ちを持つこと

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
松永 
今思っているのは、観てくださった方に、誰かからの思いを繋げられる事が出来たらと思っています。以前ドラマと映画で出演させていただいた『神戸在住』のご縁があって、初めて「阪神淡路大震災1.17のつどい」に寄せさせていただいたんですね。
__ 
ええ。
松永 
私は震災当時3歳で、記憶もほとんどないのに、ここで何かをしてもいいんだろうかと勝手に思っていて。でも携わらせて頂くと、前向きな姿勢とメッセージをはっきりと受け取ることができて。悲しさよりも、これからの未来に向けての姿勢。被害に合った方の為にも自分が何かしていこうと思ったんですね。
__ 
前向きな気持ち。
松永 
被害に遭われた方の実際の心情は、私には想像が及ばないところもあります。でも、そんな私でも作品を通じて表現する事で、私のような人たちにも想いを伝える事は出来るんじゃないかと思っています。それは震災に限らず。作家さんが書いた台詞を私が受け止めて、演技という形にして誰かに伝える。そうやって思いを繋げたい。それを今、私はやらなきゃいけないと。
__ 
今は、そういう風に思っているんですね。
松永 
はい。
__ 
役者もきっと、0を1にする作業だと思うんですよ。そのままでは伝える身体を持たない台詞に肉付けするから。だから、伝わりたい台詞にかりそめでも存在を与えたい本能こそが役者なんだろうなと、最近思うんです。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら


風に身を置く1

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
高山 
見た人が、自分もああなりたいと思ってくれるようなお芝居ですかね。そのお客さんがお芝居やってるかどうか関係なく、TVしかりYoutubeしかり、そう思わせるような人っていると思うんですけど。いまの自分も、そういう人たちの姿を心に置いてやっているところもあって。お芝居というか、人としてみたいなところもあるかもしれないです。
__ 
舞台に立っている時の高山さんの軽い感じが好きなんですよね。飄々と立っているようで、でも緊張感がある。
高山 
ありがとうございます。知らない人に、僕を見ていただいて「ああなりたい」と思っていただけたら嬉しいです。もちろん作品も面白いと思って頂けたら嬉しいです。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら


vol.400 高山 涼

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2015/春
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高山

全部やっておきたいんです。オパンポン創造社

__ 
役者として、いつかこんな演技が出来るようになりたいとかはありますか?
野村 
いやもう、何でもしたいんで何でもしているんですけど、この年になってもメディアの最前線で活躍してはる有名な俳優の方とたくさん仕事をしたいという気持ちは強いです。関西小劇場の年上の方ともお仕事したいんですけど、やっぱりそういう気持ちはウソでも持っておかないと、とは思いますね。
__ 
なるほど。
野村 
桜×心中とか、ふだんやらないジャンルのお芝居とかにも挑戦していければと思っています。全部やっておきたいです。
__ 
今後、どんな感じで攻めて行かれますか?
野村 
10年オパンポンをやってきて。ようやく色んなところから呼んでもらえるようになって。最初の目的は達成できたはずなので。これから自分はどこまで走れるかですね。著名な方とも仕事が出来るようになりたい・・・普通の人みたいな言い方ですけど。それから、これまで自分は横の繋がりはあんまり持ってなかったんですけど、もっとお客さんに見てもらえる・関西小劇場が盛り上がる方法を模索出来ればと思っています。横の繋がりがあんまりないので独自という形にはなると思うんですけど。
__ 
最後に。改めて、オパンポン創造社東京公演の意気込みを教えてください。
野村 
今回も見切り発車で始めてしまって、動員が壊滅的な状況になっているんですけど・・・それはそれでしょうがないんですけど、諦めずに、一人でも多くのお客さんに見て貰えるように頑張っています。作品は面白いので。大阪公演は評判良かったんですけど、それをなぞるんじゃなく、良い公演にしたいです。
__ 
オパンポン野村さんは何かこう、私の中では今の関西小劇場の中でのユニークさを引き受けている感じがします。個人的にははまりますよね。ところで、オパンポン創造社ってどういうところから付けた名前なんですか?
野村 
中島らもさんが好きやったんですよ。始めて劇場に日程を押さえに行ったとき、劇団名を聞かれて。何も知らずに行ったんで、用意してなくて。その時偶然持っていたらもさんの短編に「おぱんぽん」って書いてあっって。生み出していくという意味で、色んなものを生み出していこうと。

タグ: 俳優のブレイクスルー B級の美学 いつか、こんな演技が出来たら


引き出しをお互いに開ける

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
勝二 
すごく抽象的なんですけど、自分が光る事によって相手役がもの凄く光るようになったらいいなあと。やっぱり自分一人では出来ないなあという事を、もう長いあいだ痛感していて。芝居を始めた最初の方はああしてやろうこうしてやろうみたいなのがあったんですけど、そういう風に自分で考えてきたものは9割面白くなくて。現場に入って相手とやる事によって生まれるものがホントなんだなと。相手を引き出せる役者に魅力を感じています。そういう事をやるには自分がまず光らないといけないような気もしていて、そこから引き出しの開け合いみたいになれば。そういう事が出来たら物凄い楽しいと思っています。
__ 
匿名劇壇の松原さんとの話の中でも近い事が話されたと思います。会話劇で、自分演技が上手くなったと錯覚するほど転がしてくれる人、というのが凄い人だ、みたいな話しになりました。でも、「引き出しの開け合い」とはまさに理想ですね。
勝二 
そうですね、自分から開けてしまうと失敗するんですよね。俺こんなんあるぜ、みたいなんじゃなくて。
__ 
そして、お客さんにも開けられるかもしれませんしね。
勝二 
そうですね、同じく演出家にも言える事かもしれません。

タグ: 引き出し合う いつか、こんな演技が出来たら 自分で考えてきたもの、の価値


vol.397 勝二 繁

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2015/春
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勝二

色んなプランに向けて

__ 
いつか、こんな演技がしたいというのはありますか?
西村 
あんまり身体能力が高くないので(笑う)、素早く動けるようになりたいです。あまり素早く動かないイメージがあるみたいで、払拭したいです。
__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
西村 
そうですね。月面クロワッサンしようよと、色んなプランを立てているので。それらに向けて自分を磨いていきたいです。

タグ: どんな手段でもいいから続ける いつか、こんな演技が出来たら 今後の攻め方


踊ろうぜ!

__ 
いつか、こんな演技がしてみたいというのはありますか。
芝原 
やったことが無いことをしてみたいです。ザ・ヒロインとか(笑う)。歌うのが大好きなので、ミュージカルとかやってみたいですね。楽しそう。匿名劇壇、絶対ミュージカルしないでしょう?
__ 
ああ、しそうにないですね。
芝原 
踊れる人間がいないし。
__ 
いや二人いるじゃないですか。
芝原 
二人だけじゃないですか、2/9ですよ(笑う)。私も踊れるようになりたいです。
__ 
歌う芝原さん、いつか拝見したいです。
芝原 
はい、いつか。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら 私の劇団について


チャンスは逃さずいきます

__ 
いつか、こんな演技が出来るようになりたいとかはありますか。
石畑 
3ヶ月前に一人芝居のイベントに出たんですが、3時間でも4時間でも、ずっと見ていられるぐらいの役者になりたいと思いました。たった一人でも。
__ 
一人芝居って難しいですよね。退屈じゃない役者って凄いですよね。
石畑 
実力、体力、精神もありますよね。僕はまだ、熱量で押し切るという事しか出来なくて。そうじゃなくて、熱量を扱えるようになりたいです。見た目のインパクトはあるとは思うんです。
__ 
なるほど。では今後、どんな感じで攻めていかれますか。
石畑 
うーん。やっぱり、チャンスは逃さずいきます。僕は本当、ゴリ押しとかをかなりやったりする人間なので。本当に出たい舞台にはアグレッシブに行きたいです。

タグ: どんな手段でもいいから続ける いつか、こんな演技が出来たら 今後の攻め方


目論見

__ 
いつか、こんな演技が出来るようになりたいというのはありますか。
佐々 
2時間まったく動かない演技がしてみたいですね。逆に。こういう役がやりたいとかは実はあまりなくて、例えば人形のように、自分の身体を制御するだけの2時間。出来るようになったら凄いなと思いますね。今のままじゃ出来ないと思うんですが。
__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか。
佐々 
バイト辞めたいです。演劇一本にしたいです。でも一過性の売れてる売れてないじゃなくて、とにかくお芝居を頑張って・・・何にせよ、たくさん吸収したいです。

タグ: 色んなものを吸収 いつか、こんな演技が出来たら 今後の攻め方


学びと私

__ 
いつか、こんな演技がしたいとかそういうのはありますか。
松原 
さっき言ったような自分が思う良い役者に近づいていければと思います。派手なタイプでもないし、華で人を引き寄せられる訳でもないので、技術を積み重ねていければと思います。技術で、行けるところまで行きたいです。
__ 
それは、近畿大学で学んだ事は役だってますか?
松原 
あ、役立ってる事もあります。近畿大学でやった芝居で今の私がある程度出来たと思います。大学を卒業すると誰かに教わる事はもうないので、まだまだいろんな人の演技を見て盗んだりしてもっと学んで行きたいですね。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら


杉原の椅子

__ 
今後、やってみたいことはありますか。
杉原 
何でもいいのでメディアに一回、出てみたいと思います。再現でも何でも。一度もやったことがないので。
__ 
それは何故でしょうか。
杉原 
最初の、メディアに出たいという憧れをまだ引きずっている状態だと思うんですけど。将来を考えるとですね、舞台役者で食べて行くのは非常に厳しいと。メディアに出たら、芽が出るんじゃないかという期待を持ちつつ。
__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
杉原 
自分にしか出来ない人間性が出来たらいいなと思います。誰かの真似じゃなくて、その人だけの個性があったら、個性的な役者になりたいですね。例えば温水洋一って、身体が発している情報が凄いじゃないですか。そんな人間味。おっさんになったらもっといいのかもしれませんね。最終的には、勝新太郎みたいな空気が出たら凄いですよね。格好良いおっさんになりたいです。
__ 
杉原さんである事を辞めなければ、いつかはそうなると思います。けれども、世の中にはたくさんの杉原タイプがいる。杉原オリジナルという椅子に座らなければならない。
杉原 
そうなんですよ。それが出来ればいいんですよね。
__ 
そういうように認知されれば、例えば身体の欠片がスクリーンに映るだけでも杉原さんだと分かるんですよね。
杉原 
そうですよね。

タグ: 俳優の「素」を生かす 難しくて、厳しい いつか、こんな演技が出来たら 温水洋一


切れない力

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか。
東  
細かいところまでしっかり演じられるようになりたいです。目線一つ、動作一つでも、見てる時は見てるんだなあと思った事があったんです。「2時間に及ぶ交渉の末」の時、見せたいつもりでもなかったのに心情的にやった演技があって、多分最前列のお客さんが気付いてtwitterに書かれたんです。それが面白いと書いて下さって、深いところまでこだわった演技が出来るようにになりたいです。
__ 
それはどんな演技だったんでしょうか。
東  
杉原演じる劇団の代表に、劇団員の女優を演じる私が告白するというシーンでした。付き合うのかどうするのか、という返事を待っている間、ずっと自分の手を握っていたんです。
__ 
ええ。
東  
その時にツメをずっと手に食い込ませて、そうしないとホンマにワーっとなりそうだったので、感情的に。それが、手を離した時の爪の跡が印象的だと書いて下さったんです。
__ 
へー!凄い。ちょっと怖いぐらい凄い。
東  
逆に、そんな細かいところまで見てくださっているんだから気をつけないといけないし、お客さんがいまどこを見ているか、というのにも神経を配らないといけないんだなと。
__ 
ああ、お客さんの視線を想像する事。
東  
大学の時にも、例えばセリフが終わったら自分が喋り終わったら気を抜いてしまう人とか、客席に背中を向けている時は顔が素に戻ってたりとか、そんな人もいて。後ろを向いてても感情が切れていない、気持ちが続いている、私はそういう役者になるべきなんじゃないかと思っています。
__ 
いつ頃からそういう事に気を付ける用になったんですか?
東  
ずっとですね。周りに「お前ってそういう事あるよな」と言われて。でも、客席に振り返ったら役柄の感情が戻っている、そんな人こそが役者なのかもしれないです。昔、何で読んだか忘れましたけど、ある歌舞伎役者の凄い人はお客さんを泣かせる演技をやってて、でも舞台で背を向けたら同じ板の上に立っている役者に「やったったで」みたいに舌を出す人もいれば、TVドラマで役に入り込みすぎて、「こんなセリフ言えません」って言う人もいる。どっちも凄い役者だと思うんですよ。私は舌を出せないので、入り込む方かなと思います。
__ 
市原悦子さんは主演ドラマで、撮り方にももの凄くこだわって、監督と打ち合わせをしながら撮影するらしいですね。少なくとも、演技者って、演技を作った上に、それに確信を持って決めるのが仕事なんだよなあと思うんですよ。細かいところまで決めるというのは、そこまで確信を持てている証拠だと思うんですよ。それが役者としての責任なんでしょうね。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら 舞台にいる瞬間 見られている事を意識する


先生と私

__ 
吉本さんは確か、DRY BONESという劇団に入ってたんですよね。
吉本 
はい。今は辞めています。でも、入って良かったなと思っています。主宰の竹内銃一郎先生の仰っている事が難しいけど面白かったんですよ。最初は簡単そうな、自分でもやれそうなのに、突っ込まれて聞かれると自分があまり考えていなかった事に気付く。稽古場はその連続でした。
__ 
突っ込まれると、考えていない事に気付かされると。
吉本 
考えていっても、「つまらない」と切り捨てられてしまう。同じ事をやったら駄目だし。最後には先生に演技を説明されて演技を付けられる。それが役者として最悪、みたいな。稽古というより、先生との戦いみたいなところがあって、みんな疲れてました。
__ 
なるほど。
吉本 
それでも楽しかったんです。先生の発想とか説明とか言葉選びとか演出が面白いんですよ。自分が考えてきた事はなんだったんだろうと。経験を元に自分で演技プランを考えて、先生に面白いと言わせてやるみたいな戦いが。
__ 
叩かれてもその言葉を面白いと言い切れるのは凄いな。
吉本 
いや、近畿大学の先生はそういう方が多くて。腹立つな!くそ!と思っても言ってる事は正しいし、個々の抱く色がやっぱり面白いなと。いつか絶対面白いと思われたくて、辞めるまでずっと挑戦してましたね。

タグ: 難しくて、厳しい いつか、こんな演技が出来たら


KYOTO EXPERIMENT 2014 フリンジ企画 オープンエントリー作品 第19次笑の内閣 福島第一原発舞台化計画-黎明編-『超天晴!福島旅行』

__ 
笑の内閣の次回公演は、「福島第一原発舞台化計画-黎明編-『超天晴!福島旅行』」ですね。どんな作品になりそうですか?
由良 
福島を題材にするために、実際に現地への取材もしながら、でもいつもの通りの笑の内閣ですね。
__ 
内閣は社会問題を扱った作品を多く発表されていますね。演劇界ではともかく、マスコミ・ネットからかなり多くの反応を得ています。由良さん個人は、どんな感慨がありますか。
由良 
このままでいいんだろうかと思います。
__ 
ええ!?
由良 
話題が盛り上がっているのは分かるんですけど、中身がそれにつりあっているんだろうかと思いますね。内閣の致命的な部分として、芝居が下手というのがあるんです。表現の技術が未熟というか、遊び心がない。
__ 
正直、私もそこは庇いようがないですけどね。
由良 
ちゃんと、お芝居としていつか、良いものを作らないといけないと。台本は読んでみると割と面白いんですけど、演劇的な工夫がないというか、それを形にするのがほんとに下手なんです。台本の面白さを確実に舞台に持ち込んで、いろんなものがうまく組合わさった面白さが出来れば。内閣の芝居は頭には訴え掛けてくるんですけど、感覚的に訴えかける要素が貧しいんです。見せ方が平板で芝居としての厚みがない役者の演技だけでなく、もっと劇場という空間の使い方を工夫できないかなと。
__ 
逆に、内閣の芝居にしかありえない感覚がウケている可能性もありますけどね。
KYOTO EXPERIMENT 2014 フリンジ企画 オープンエントリー作品 第19次笑の内閣 福島第一原発舞台化計画-黎明編-『超天晴!福島旅行』
公演時期:2014/10/16~21(京都)、2014/12/4~7(東京)。会場:アトリエ劇研(京都)、こまばアゴラ劇場(東京)。

タグ: 超天晴!福島旅行 いつか、こんな演技が出来たら


会話劇に興味あり

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
白井 
そうですね、今こうしているような会話を見せる芝居がしてみたいです。このテーブルを囲んでいるだけの関係性だけで見せられるような。
__ 
素晴らしい。会話劇。
白井 
会話劇といっても、面白くない会話劇というのはやっぱりあるんですよね。「これが面白い会話劇だろう」と思って作られた芝居が、本質を掴んでなくて面白くなかった、という事はあるので。それはエンタメでも同じなんですけど。
__ 
そういう、集中した空間ですね。

タグ: 役者全員の集中が一致 いつか、こんな演技が出来たら 会話劇研究 関係性が作品に結実する


無限迷路

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか。
真壁 
女性ですね。
__ 
というと。
真壁 
私の中で決定的に無い部分です。このひと、大人で女性やなっていう人の内側から滲み出る女性らしさ。包容力と言えるものかもしれないんですけど。ミジンコターボの解散公演でお母さん役だったんですけど、全く自分に無い部分なんで。めっちゃ色んな作品を見て参考にしました。お母さんといっしょとかも見てました。
__ 
なるほど。
真壁 
それがスッと演じられるようになるのは、いつなのかな。
__ 
その役を演じるべき役者、というのはどうしてもあると思っています。解散公演での真壁さんの王妃役は、正直、カジュアルな感じでしたね。
真壁 
お姉さん的な感じになりましたね。後悔はないんですけど、そこに関しては、自分としても納得のいっていない部分があります。色んな役をやらせてもらったんですが、上品さは掴めなかったですね。どうしても。元々体育会系でちょっとボーイッシュなところに行ってしまうので、それが違ったらどこに行こう、無限迷路をさ迷う感じ。
__ 
上品さ、ね。
真壁 
女の人として生まれたからには、一度くらいはそう思われるような芝居をしたいですね。

タグ: キャスティングについて 劇団のおわり いつか、こんな演技が出来たら ジェンダー・女性らしさ 女性的、それはなにか


vol.376 真壁 愛

フリー・その他。

2014/春
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真壁

そういう場所に身を置けたら

__ 
いつか、こんな演技が出来るようになりたい、というのはありますか。
畑中 
常に楽にやりたい、と思っています。いまだに「やろうやろう」になっているので。
__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか。
畑中 
そうですね。まずはもっと芝居がうまくなって(笑う)、客演なんかもガンガンしたいな。東京に行きたいというのはありますね。数が多いから分散されているというのはありますけど、この間行った「マボロシ兄妹」はある種理想的な環境で、毎日誰かの役者さんが、おおっそうくるかみたいな新しい事を稽古場でされるんですよ。意識が高い人が絶対数的には多いので、そういう現場に身を置きたいとは思っています。
__ 
マボロシ兄妹!その話をしてませんでしたね。見たかったです。
畑中 
プロデュース公演でしたけど、良くまとまった作品だったと思います。青山円形劇場の閉館前にやれて良かったと思います。私は演出助手だったんですが、役者さんがずっと古典の解釈みたいに台本について意見交換していて。完全に外から稽古場をみていると、自分が役者として言われ続けている事が、一体どういう事なのか分かることがあります。
__ 
その場所にいたかったですね。あのチラシ凄かったですよね。
畑中 
そう、スタッフさん全員が役者みたいだって山崎さんが言っていて。本当にそんな感じでしたね。

タグ: 『東京』 いつか、こんな演技が出来たら 今後の攻め方


質問 沢 大洋さんから 山西 竜也さんへ

__ 
前回インタビューさせていただきました、沢大洋さんから質問を頂いてきております。
山西 
あ、沢さん。
__ 
山西さんは、京都学生演劇祭の第一回で受賞されていますからお知り合いですよね。「ご自身がそのジャンルを選んだのは何故ですか?」
山西 
舞台に立つみたいなジャンルを選んだのは、目立ちたがり屋だったからじゃないですかね。他のことより人前に出て何かやることの方が出来るかなと思って。その、消去法で。これが出来ないからこれをやろう、的な。(笑う)
__ 
なるほど。では、いつかどんな演技がしてみたいですか?
山西 
面白い演技ができるようになりたいです。その上で自分が出来る事はちゃんと出来るようになって。
__ 
期待されている事がまず出来て、舞台上でお客さんがそれを理解出来る。まずはそこ?
山西 
僕の武器なのかなと思う部分は生かして、やることはちゃんとやって。楽しんでもらえる人になれたら嬉しいです。
__ 
お客さんが理解出来してついてきた上で、さらにそこから予想を少しずつ越えていったら、きっと凄いですね。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら 単純に、楽しませたい


___ 
芝居を始めたキッカケを教えてください。
肥後橋 
高校生の時のクラス演劇がキッカケです。その時期、休み時間になると廊下には必ずと言っていいほどどこかのクラスの女の子が泣いてたり揉めたりするんですよ。それぐらい熱くなる。
___ 
へえ。
肥後橋 
みんなで一つの事をやるって面白いなあと思って、大学でも演劇をやろうと思っていたんです。その当時、クラスに大学生の講師が来て下さったりして。福田恵さんという。
___ 
ああ、福田さんが講師の時代ですか。その時代、福田さんにインタビューしてますからね
肥後橋 
それから高校3年の時にNFに出させてもらったのが、京都での初舞台でした。
___ 
役者としての肥後橋さんが面白いですよね。勢いのある人で、顔芸も凄い面白いのに、内面を表現する芝居をふとした時にされると意外性とともにいとおしくなる感じ。肥後橋さんは、いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
肥後橋 
僕、よく顔芸だよねって言われるんですよ。あまり意識はしていないんですけど。その、あまりセリフは得意ではないかもしれません。
___ 
ええ。
肥後橋 
セリフが減って悲しむ役者もいるんですが、僕はあまりそういう事もなく。セリフじゃない部分が好きですね、ノンバーバルの一人劇とかしてみたいなと思います。
___ 
IN SITU大石さんが「理想としては、役者の小さい動きだけで全ての意味が変わるような、人物の心の動きが全て分かるようなそんなシーンがしたい」と言ってましたね。
肥後橋 
gateで彼の芝居に出た時、共感する事が多かったです。まあ、細かい動きまでは覚えられないですけど(笑う)。役者をやってて一番影響を受けた事件があって、nono&liliの「カラのウラのソラ」という作品で伊藤えん魔さんと共演した事があるんです。
___ 
ありましたね!
肥後橋 
ゲネが終わった後で、めっちゃ怒られたんですよ。「お前舐めてるのか」「表出ろ」って。僕も若僧だったんでイラっとしてしまって「はあスミマセン」って感じだったんですけど懇々と言われている内にかき立てられたというか。居残って、最後のシーンの稽古を付けてもらったりして。
___ 
素晴らしい、というか羨ましい。
肥後橋 
その時の影響が今でもあります。「ソウルだ、ソウルを持て」と言われました。で、1ステが終わった後、再前列のお客さんが泣いてたんですよ。
___ 
おお!
肥後橋 
終わった後、「おう、ちゃんとやって良かったな」と言われまして。裏で握手しました。その時の経験は財産です。感情を大切に、そこを始まりにして演技する事。えん魔さんにバチバチ怒られながら、「もっとだ、もっと震えろ」と言われながら最後の稽古をしたのが大きいです。
IN SITU
ラテン語で「あるべき場所」という意味で、イン・サイチュと読む。大石達起が、劇団ケッペキ卒団後に自らの新たな表現の場として立ち上げる。主に近代の海外戯曲を上演し、そこに描かれた普遍的な人間の生活、人と人との繋がりを現代に復活させる事で演劇の、あるいは自分自身の「あるべき場所」を追求する。(こりっちより)
nono&lili.
京都を拠点に活動する劇団。
nono&lili,『カラのウラのソラ -弁慶の泣きどころ-』
公演時期:2010/11/26~28。会場:間座スタジオ。

タグ: 自分を変えた、あの舞台 「核心に迫る」 いつか、こんな演技が出来たら 伊藤えん魔さん 美しい1ミリ


自分が溶けだして、役に絡んでいる

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
山野 
どんな演技・・・難しいですね。それを探しているところです。そうですね、自分の癖だとか、欲だとか、そういうのを一旦抜きにしたいです。自分が溶けだして、役に絡んでいるイメージ。それを俯瞰している自分がいる、そういう事が出来たら理想なんじゃないかと思います。
__ 
俯瞰する?
山野 
自分に自分でツッコミを入れるというか。欲とか癖を全部客観的に見ることができて、それを把握できることというかなと・・・。

タグ: いつか、こんな演技が出来たら 自分の演技を客観的に見る


vol.364 山野 博生

フリー・その他。

2014/春
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山野

ウソのない[2]

__ 
いつか、どんな演技が出来るようになりたいですか?
松下 
ずっと、その芝居の世界が広がり続けるような芝居がしたいです。上演時間は2時間だけだけど、その前もあとも世界があって、そこをただ切り取っただけみたいな芝居がしたいです。
__ 
世界がずっと残っていく・・・?お客さんの心に、そしてよくわからないけれどこの宇宙に?
松下 
はい、個人的にですけど。その為には、存在にウソがあったらダメだなあと。架空の物だから、ウソがないようにしたいですね。お客さんに対しては、ピエロみたいな存在でいたいです。世界中の最も底辺でありたい。尊敬されたいとかではなく、「こんな人達でも存在しているんだから、生きよう」って思ってほしいな、って。2年後、全然違う事を言ってるかもしれませんけど。

タグ: 外の世界と繋がる 宇宙の話 一瞬を切り取る いつか、こんな演技が出来たら 世界 X年後のあなた