恋愛相談みたいな、そんなやりとりが・・・

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そろそろまとめにはいりましょうか。やっぱりトカティブカフェが肝なんだろうな、と思うんですよね。評論じゃなく「あの振付は良かったね」とか「あのダンサー糞ダサかったね」とかそういう話題で盛り上がったらそれでいいんじゃないかと思うんですよ。恋愛の話題をしているのと同じぐらい盛り上がれたら・・・
きた 
でもね、恋愛の話はさ、した本人が後ですごい恥ずかしくなっちゃうんですよ。
川那辺 
その時は自分の事でイッパイイッパイだからね、後から「あちゃー」みたいなね・・・。
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でも恋愛って、誰にでも通じるもの、凄く共通の話題であるうえ、ほとんど生命をやりとりしてるみたいなもんじゃないか。
川那辺 
これまとまってるの?(笑う)
きた 
恋愛って全てのコミュニケーションの基本じゃないですか。でもコアな関係性を求めない現代人は恋愛関係を抜きにコミュニケーションをしようとする。
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赤ちゃんがお母さんのおっぱいに吸い付きたいのと同じレベルでの恋愛の話、みたいな・・・それこそコアな話にまで持っていける。
きた 
そうそうそう。本質的なものって絶対変わんないのに、なんか意味を入れてなんかちょっと考えなきゃいけない、みたいなさあ。でも本質的なものは変わっていない、そしてそれは表現に繋がっているはずなので。まあそうじゃないものももちろんあっていいし。
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なるほどね。申し訳ない、話がまとまらなくなりつつありますけど・・・
川那辺 
でも、今日の「火を囲み、話す」で『まとまらなくていい』って小山田さん言ってましたしね。
きた 
そうそう、個々で自分で見つけるものがあればいいよね。それが、Dance Fanfare Kyotoが提案するまとめなんですよ。
川那辺 
各々がそういう、思考の変化を持つ機会になったらなと。

タグ: いっぱいいっぱいになってしまう 恋愛と距離


がっかりアバター「あくまのとなり。」

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、松下さんはどんな感じでしょうか。
松下 
最近は稽古でいっぱいいっぱいです。本番2週間前なんです。
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がっかりアバター次回公演「あくまのとなり。」の稽古、ですね。いっぱいいっぱい。これまでに経験した中で、一番いっぱいいっぱいになったのはどんな時ですか?
松下 
ウーン。けっこう毎回、いっぱいいっぱいになっちゃうんです。次はこういう事に気を付けようとメモを取ったりしてるんですけど、それでも焦燥感に駆られてしまいますね。
__ 
なるほどね。演劇を抜いたら?
松下 
引っ越します。実家に戻ります。同じ大阪なんですけど、お金や時間の面でがっかりアバターに掛けられるだけ掛けようと。次の公演終わったら速攻引っ越します。
がっかりアバター
結成2011年6月。主催の何とも言えない初期衝動からほぼ冗談のように結束。2011年6月vol.1『岡本太郎によろしく』2012年11月vol.2『啓蒙の果て、船降りる』(ウイングカップ2012受賞)2013年6月vol.3『俺ライドオン天使』(公式サイトより)
がっかりアバター「あくまのとなり。」
公演時期:2014/5/15~19。会場:シアトリカル應典院。

タグ: 出立前夜 いっぱいいっぱいになってしまう 引っ越し


8時間の演劇

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『エンジェルス・イン・アメリカ』。非常に長い上演時間となりますね。意気込みを教えて下さい。
松田 
そうですね、ただ「頑張ったな」でおわるようにはなりたくないですね。当たり前の事をしている、というようにしたいと思います。
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なるほど。
松田 
正直、初演の時は台詞を覚えるのでいっぱいいっぱいだったんです。今回は、ルイスという役になって、体にしみこませて本番に望みたいという気持ちがあります。あ、普通の事言ってますね。
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いや、難しい事だと思います。
松田 
悪戦苦闘中なんですよ。
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なかなか、一日中芝居をやるという経験はないですしね。

タグ: いっぱいいっぱいになってしまう


本当の糞野郎

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本当の糞野郎。なるほど、前半の方は書き割りに等しいようなボクシング部員たちが、部の中心にいる熱いやつらを裏で茶化すみたいな感じですね。
松居 
あ、僕が高校時代にやってた事なんですけど。このテイストの芝居は3年くらい前からやりたいなと思ってたんですよ。今回は時期と、劇場の雰囲気と役者と気持ちがタイミングに合わさったので上演出来ました。
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気持ちとは。
松居 
生きている事を伝えたいという、思いというか気持ちですね。死んだように生きているんじゃなくて、人に合わせるんじゃなくて、生きてる事。
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部室の中でのランキングを、熱くない奴らが陰で言うシーン。身につまされるというか、人ってやっぱりそういうのが気になると思うんですよ、どうしても小さな関係性に身を置かざるをえないから。それが後半になって引っ繰り返されてというのが昇華でしたよね。学生服を脱ごうとしない、キャプテンの弟の・・・
松居 
優太郎くんですね。
__ 
そうそう、彼も服を脱がされて踊ったし。
松居 
あそこで初めて、全員で変な団結感が生まれるんですよね。高校生なんて生きるだの死ぬだの分かってる訳なくて。キャパシティがホントに狭くて、すぐいっぱいいっぱいになるし。そんな彼らが死に直面した時に、世界を創りだすんです。
__ 
SFとか宇宙とか言い出しますしね。
松居 
バカですからね。結果、舞台がひっくり返されて。
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そこからのダッシュがすさまじい、熱い作品でした。

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樹木さんと役つくり

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益山さんの台本、かなり宛書きですよね。樹木さんは、宛がわれた役をどういう風に作っていくのでしょうか。
樹木 
ハトコの時は頭の中で(ハトコだからこういう風に喋って・・・)って感じでした。でも、サトコやカスはいっぱいいっぱいでした。何か言われても流してしまったり。
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なるほど。
樹木 
台本を何回も読んで状況を分析していくのに、いざとなると全然作れなくて。毎日色んな本を読んでイメージトレーニングしないと身につかないんだなと改めて思いました。
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今回はシーンも断片的で、ストーリーとして把握しやすいものではなかったから尚更でしょうね。
樹木 
さらに会話劇で、相手の言葉を聞いて喋るっていう。当たり前ですけど、難しかったです。全然それが出来てなくて、すごく悩みました。カスという人物を出来るだけハッキリ思い描いてやろうとしたんですけど、まだ色々ムリで。結局、自分が出来る限りカスに近づいていくようにしました。

タグ: 出来ない!難しい!演技 いっぱいいっぱいになってしまう


そういう感触が掴める瞬間

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それまでは大変だったと。
澤村 
いっぱいいっぱいでしたね。今は、少しは楽しめるくらいには余裕を持てています。
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ニットの稽古場が楽しいって、結構凄いことだと思いますよ。厳しいと伺っておりますので。澤村さんは、例えばどういう時に楽しいと思われますか?
澤村 
あるシーンで、自分のセリフに馴染んでくると、その時に他の役者がどういう芝居をしているかが見えるようになるんです。例えばそのシーンでの大木湖南が、どういうことをしているか。それが分かって対応しながらシーンを作れている瞬間は楽しいですよね。
__ 
周りが見え始めてくると。
澤村 
作・演出のごまの世界が分かってくるようになってきたんですよ。その瞬間、作品に係わっている、そういう感触が掴めるんですよね。
大木湖南氏
ニットキャップシアター団員。俳優。
安田一平
ニットキャップシアター団員。俳優。

タグ: いっぱいいっぱいになってしまう


余裕

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若干話題を変えて。今後、本多さんはどこへ向かいますか?
本多
どこへ向かうんですかね(少し笑う)。わかんないですね。あんまり、ここへ向かうとかは。ある人はやっぱりあるのかなあ。こういう人になりたいなあというのはあって、その為にはこういう事をしとかな、ていうのはあるんですけど。うん。もうちょっと余裕がある人間になりたいですね。すぐいっぱいいっぱいになってしまうんで。
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ああ、私もすぐそうなってしまいます。
本多
何か、このイベントはこの人が仕切る、みたいな持ち回りがあって。仕切る時に、余裕を持っているふうを装うとしているんですけど。この前の公開記者会見とかの仕切りが僕だったんですけど。大阪ではやれてたんですけど、東京ではいっぱいいっぱいで。後で永野さんに「爆発しそうだった」と言われて。
__
ああ(笑う)。
本多
そういうのが多々あるんでね、余裕が欲しいですね。
__
はい。
本多
あります?そういうの。
__
そうですね。私もすぐそうなってしまうんですが。仕事の難易度にポイントを付けて、どこでどれだけ掛かるかの見通しを付ければすっきりと仕事が進められる、というセンパイの話を聞いた事があります。
本多
ああ、そうですねえ・・・。
__
あとは、不安にならないことですね。
本多
そうですね、自信を持つ事ですよね。自信を持ちつつ、ダメな感じの大人になりたいですね。
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ダメな感じの?
本多
好きな人にそういうのが多くて。
__
飄々とした、というような。
本多
飄々ともしてるのかな。そういう人が、駄目という言葉を使うんですよ。宮沢章夫さんとかきたろうさんとか。ダメだなあ、という、褒め言葉になるような。
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今後、ヨーロッパ企画の見通し的なものについてはいかがでしょうか。
本多
見通し。今のまま、ずっと年とっていきたいなと思いますね。早く40歳ぐらいになったら。
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ええ。
本多
それぐらいになってまだ似たような事やってたら面白いですね。
__
素晴らしいですね。
本多
やっぱ、諏訪さんの存在が大きいですね。この前の断食とかも。
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あの人は、企画の人ですよね。
本多
楽しい人ですよね。巻き込んでいくし。
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デザインも出来ますしね。
本多
そうですね・・・。このまま皆が幸せになれたらいいですね。知り合い全員。
諏訪雅氏
ヨーロッパ企画所属、俳優・制作。

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