初めての人と舞台に立ったこと

__ 
それから、去年は朗読劇「8-エイト-」にも出演されていましたね。いかがでしたか。
呉城 
はい。朗読劇と言っても普通に動いてましたね。感情のままに動いてみて、という指示があって。私は悪役で、窮地に追い込まれるんですよ。でも、私たちにはそのドラマの文脈が下地にはないので、例えばワーって盛り上がるシーンがあったとしてもそれが盛り上がりになっていないような気がして。
__ 
なるほど。
呉城 
何とか盛り上がれるような作品にしようと頑張りました。楽しかったですね。出演者も色んなところから集まってきていて、普段は役者をやっていないい人もいて、個人的に仲良くなりました。今でも繋がりはあって、この間一緒に高尾山に登りました。
__ 
山に登ったんですか。
呉城 
色んな話出来るし、めちゃ楽しいです。めちゃいいですよ。

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脚本のパワーに飲まれないように

__ 
さて、新国立劇場演劇研修所の公演が、9月ですね。
西岡 
9月の5日から10日に一本目「親の顔が見たいと、9月の23・24日に二本目「朗読劇「少年口伝隊一九四五」を上演します。
__ 
一ヶ月に二本の大作ですね。
西岡 
はい。たまげました(笑う)。私たち八期生と、研修所の修了生と文学座の俳優さんを客演に招いて、色んな分野の一線で活躍するスタッフさんが参加されています。そこも含めて、かなり、勉強になると思います。
__ 
見所を教えてください。
西岡 
一本目の「親の顔が見たい」は、現代劇です。ほとんどの登場人物が実年齢より上の世代で。ちょっとキャラクター作りの難易度が高いんですけど、どうなるか楽しみです。劇構造としては、「12人の怒れる男」のカトリック系女子校バージョンですね。密室劇で、いじめを苦に自殺した生徒が主軸の話だったのが、どんどん父兄の社会的に隠している部分が噴出する展開になっていくのがとても面白いです。
__ 
見てみたいなあ。
西岡 
朗読劇「少年口伝隊一九四五」」は井上ひさしさんが研修所の2期生のために書き下ろして下さった作品で、毎年、研修生が朗読劇公演として上演しているんです。皆さん必ず言うんですけど井上さんの言葉の使い方が本当にすごいんですよ。体を通して実感しました。
__ 
分かります。
西岡 
言葉の全てが質素なんですよね。華やかな言葉はなくて、でも的確に伝わるんです。それがすごいなあって。台本上の延ばし棒一つにしても意図が伝わる。脚本のパワーに飲まれないように、でも余分な事をしないように。無理矢理をやってしまって、無理無理なんて思わないように。
新国立劇場演劇研修所 第8期生試演会「親の顔が見たい」
公演時期:2014/9/5~10。会場:新国立劇場 小劇場。
新国立劇場 演劇研修所公演 朗読劇「少年口伝隊一九四五」
公演時期:2014/9/23~24。会場:新国立劇場 小劇場。

タグ: 朗読劇についてのイシュー 次の公演


集中力

__ 
戸谷さんはkatacottsで朗読をされていますよね。
戸谷 
まず一人で出来るものから始めようと。当時朗読サークルに入っていたんです。まず夏目漱石の『文鳥』という作品をkatacottsで上演しました。色んな方に迷惑を掛けながら。助けてもらいながら。
__ 
なるほど。朗読をするときには、どういう気持ちになりますか?
戸谷 
昔、ピアノを習っていたんですが、その時の気持ちに近くなります。集中していますね。自分の中では、いつでもチャレンジなんですけどね。
__ 
戸谷さんの朗読、聞いてみたいですね。集中力がものすごい強そうな気がしますね。

タグ: 朗読劇についてのイシュー


ベトナムからの笑い声 第26回公演「キャプテンジョー」

__ 
長尾さんは、月に何本くらい劇場に行かれるんですか?
長尾 
週に、4本くらい観ますね。
__ 
凄い。金曜日の夜から行かれる感じですか。
長尾 
たまに行かないですね。
__ 
あ、たまに行かないんですね。
長尾 
うーん。土日は大体観てますね。
__ 
今年、印象に残ったお芝居と言うと。
長尾 
ベトナムからの笑い声ですね。「キャプテン・ザ・ジョー」。あれはだいぶやられました。
__ 
私も凄く面白く拝見しました。
長尾 
長編にした意味があったと思う。前半の下らないコントがあったからこそ、後半のシュールな展開が生きてた。構成的に良かったと思います。あの終わり方も印象的で。
__ 
潔かったですよね。ベトナム、お好きなんですね。
長尾 
好きですね。あと、ユリイカ百貨店も良かったです。悔しくて泣くのでも辛くて泣くのでもなくて、胸がいっぱいになって泣くのはユリイカだけですね。
__ 
というのは。
長尾 
この前のも泣いてしまって。ライオンが猛獣使いの女の子に語りかける、「僕はきみのためなら火の輪もくぐるし芸もする。君の憧れている人にはなれないけど、今きみの傍にいるのは僕なんだよ」。けして結ばれないけども、ライオンは今、幸せなんですよ。それが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
__ 
私も前回のユリイカ百貨店は凄く良く出来ていたと思います。カフェ公演、しかも朗読劇ということで気軽に見れるものなのかなと思いきや、雰囲気を作るための非常に地道で注意深い作り込みが見られて。ああ、空気を作るってこういう事なのか、と思いましたね。そこからちょっとずつ、はみ出していくファンタジーというか。
長尾 
次も楽しみです。
ベトナムからの笑い声
丸井重樹氏を代表とする劇団。手段としての笑いではなく、目的としての笑いを追及する。
ベトナムからの笑い声 第26回公演「キャプテンジョー」
会場:京都スペースイサン。公演時期:2009年7月3~5日。
ユリイカ百貨店
2001年に脚本・演出を担当するたみおを中心とするプロデュース集団として結成。その後劇団としての活動に形を変え、2005年4月、再度プロデュース集団となる。幼い頃の「空想」と大人になってからの「遊び心」を大切に、ノスタルジックな空気の中に、ほんの少しの「不思議」を加えたユリイカ百貨店ならではの舞台作品を作り続けている。(公式サイトより)
ユリイカ百貨店 8th「喫茶店であいましょう」
会場:cafe&gallery etw。公演時期:2009年9月1~3日。

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vol.129 長尾 かおる

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2009/春
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長尾

次は朗読劇

___ 
今後試して行きたいことはありますか?
二階堂 
もう始めているんですけど、地下アイドルの人と共演する事ですね。あの人達をバナナ色に染めたい。
___ 
頑張ってください。生暖かい目で見守ります。
二階堂 
はい。いつか、愛川こずえとも共演しますよ。
___ 
ああ、面白そうですね。もの凄いひん曲った事してほしいですね。
二階堂 
やりたいー。朗読劇とかしますよ。
___ 
あはは。

タグ: 朗読劇についてのイシュー


「かえるくん、東京を救う」

__ 
さて、この間のウイングフィールドでの「かえるくん、東京を救う」。非常に面白かったです。
豊島 
ありがとうございます。
__ 
あれを見ていて、何かこう全般的に、「正しい方法で演技している」という印象を受けました。丁寧に出された言葉が、こちらに正確に、優しく伝わってくるというか。豊島さんの力もそうですし、そして村上春樹の言葉にもそういう正しさがあったのかなと。
豊島 
そうなんです。凄いんです。村上春樹さんのテキストはやさしい言葉で、なのに、強度があって、深みがある。それがすごいな、と思います・・・ありきたりな言い方しかできなくて恥ずかしいんですけど・・・。配列も無駄がないし。たとえばセリフ忘れで何か一つの言葉を抜かしたり加えたりするときはもちろん、入れる箇所を間違えたりしてもすぐにおかしいなって思うんですよ。それはあたりまえですけれど。でも、その言い間違いによって文章としての精度がぐんと落ちるのがわかるような、かなりパンチのある気持ち悪さです。セリフを間違わずに音に出す時に、気持ちいいというとおかしいかもしれないんですけど・・・。
__ 
分かります。正しく気持ち良く出したセリフが客席に気持ち良く流れ込んでくるというか。
豊島 
そうなんです。何で読んだんだったかな、ある記事に、村上さんは原稿を声に出して確認しているっていうようなことが書いてあったんです。やっぱりそういう作業をされているんだなと思いました。
__ 
だから、朗読劇という形式だったんでしょうか。まあ、実際は本を持って読んでいるシーンはあんまりなかった訳ですが。
豊島 
そうですね、少なめですね。
朗読劇 かえるくん、東京を救う
公演時期:2008年10月22(水)~23(木)。会場:ウイングフィールド。原作:村上春樹。

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vol.105 豊島 由香

フリー・その他。

2008/春
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豊島

毛帽子新聞

__
しかし、ニットは色んな作品やりますよね。
奥村
そうですね。
__
多才というか。
奥村
ごまのはえの作風が広いんですね。でも、元を辿れば一緒という。
__
そうですね。「ヒラカタ・ノート」みたいなシリアスなのもやれば、物凄い下ネタもやる。一番最初にご覧になったニットの作品は何だったんでしょうか。
奥村
「じょうどこちらへ」という、ウイングス京都でやった。
__
ありましたね。京都中の色んなホールで公演しようとかいう企画でしたよね。
奥村
そうそう。私はたまたま、それを見て。
__
私は、北大路のホールでみた朗読劇が最初で、その次が「クモノヒモ」でしたね。
奥村
そうなんや。
__
どうでしたか、ニットとの出会いは。
奥村
その時は短編集みたいな感じで。2作品くらいだったかな。すごい面白かったんですね。さらに、「毛帽子新聞」てのがまた面白くて。本格的に見始めたのは、アートコンプレックスでやってた時代劇で、何て言ったかな。
__
「そばの花」でしたね。
奥村
それ。
__
これは色んな方から聞かれる事があるかと思うんですが、ニットキャップの魅力についてお伺いしたいのですが。奥村さんにとって。
奥村
どんなところねえ。ごまのはえの作品世界というのもあると思うんですけど、ごまの世界を忠実に表現しようという団結力というか。
__
ああ、ありますね。それは。
奥村
集団力というか。稽古を見ていてそれは思いますね。面白い事をやってるのに、本人達はあくまで真剣で。細かい立ち位置から何から、ごまの考えている事を再現しようと。大変だろうと思います。
ニットキャップシアター第19・20回公演 新・KYOTO演劇大賞本選出場作品・京都芸術センターセレクション vol.14『ヒラカタ・ノート』
公演時期:2004年12月9日~14日(芸セン)、2005年2月26日(KYOTO演劇大賞)。会場:京都芸術センター、京都府立文化芸術会館。
ニットキャップシアター『じょうどこちらへ』
公演時期:2000年6月3~4日。会場:中京青年の家。
ニットキャップシアター『クモノヒモ』
公演時期:2001年11月8~14日。会場:アートコンプレックス1928。
毛帽子新聞
ニットキャップシアターが発行していた刊行物。公演情報やコラムなど。
ニットキャップシアター『そばの花』
公演時期:2000年12月8日~10日。会場:アートコンプレックス1928。

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vol.55 奥村 マキ

フリー・その他。

2006年以前
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奥村

エチカ

広田
今は4月の、朗読劇の稽古ですね。
__
「エチカ」ですね。いかがですか、稽古の進み具合は。
広田
うーん。そうですね、まあ、どうなんですかね。体力がやっと戻りかけてきたので。
__
ああ、集中力とか。
広田
持つようになってきた、のかな。
__
何か、そのですね。非常に楽しみにしているんですけども。今回は幻想譚みたいな感じなんですかね。チラシをみた限りではそう思ったんですけれども。いかがですか、俳優のとしてのプランなどがありましたら。
広田
そうですね。朗読って初めてなんですけど、声だけで勝負できる所と、やっぱりそこに体はあるので、体で表現する所と。それを考えてみようという感じですね。宣伝としては、ピアノを弾いてくれる人がいて。劇研にピアノを持ち込んで。これ、いいのかなと思いますけどね。
__
へえ。朗読劇。どんな感じですか?
広田
ずっとやってみたかったんですよ。本が好きなので。これは絶対、一度読んでみたいと思うものもあったりします。でも、何だろうなあ。聞いている方も面白かったりするんですけど、自分がやるときになるとこれは面白いんだろうかと思っちゃったりするんですよ。
__
体を使って分かり易くするわけでも、特定の役を演じるわけでもないですしね。ダンスとは正反対ですね。ダンサーは言葉を使わないが、朗読者は体を使わない。
広田
うーん。例えば、田中遊さんの時は、本を読んでいる体で何をするか、というようなことをやったんですね。本と私の関係。それそのものを表現する方法もある。ただまあ、今回はそういうメタな事はしない。
__
そのまま、物語を表現される訳ですね。
広田
そうですね。でも、そこで読んでいる事が、何かにはなるのではないかなと。見てもらう時に先入観を持たれてしまうのでとりあえずは言えないんですが。
小さなもうひとつの場所
「別役実戯曲を『正しく』上演するためにつくられた」ユニット。藤原康弘広田ゆうみなどが参加。
「エチカ」
朗読を中心とした演劇ユニット。2006年演劇ユニットとして発足。枳穀聖子の演出作品を発表する場とする。年に一度のペースで東京を中心に活動。朗読の形式を軸に、声のもつ可能性を追求している。(公式サイトより)
アトリエ劇研
京都・下鴨にある客席数80程度の小劇場。1984年に設立し96年に「アトリエ劇研」に改称、2003年11月にはその運営主体がNPO法人となった。(公式サイトより)
田中遊氏
正直者の会主宰。脚本家・演出家・俳優。
正直者の会「円卓」
公演時期:2006年2月。会場:Art Theater dB。

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