質問 木下 健さんから THE ROB CARLTONさんへ

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前回インタビューさせていただいた短冊ストライプの木下さんから質問を頂いてきております。「何故、演劇を選んだんですか?」
満腹 
僕の場合、THE ROB CARLTONの前身の団体、洛西オールドボーイズからやっていて。それが終わって普通に就職して働いていたんですが、なんだか違和感というか。ちょうど会社を辞めたタイミングに声を掛けてもらって。THE ROB CARLTONに本腰を入れようと思ったんですね。彼らとなら行けるだろうと。
ダイチ 
僕は実は何でもよくて。人が声出して笑っているのを見たらめちゃくちゃ楽しいじゃないですか。元々バンドをやってたんですが、それでメシ食うというのは厳しいなと。音楽を辞めて、どうしようかなと思ってたらボブが「やるから」と。最初はただの手伝いにしようと思ってたんですが、まともに役者が集まらなかったんで。まあ、今は楽しいんでね。
ボブ 
僕の場合は、高校生の頃にクラスで劇をやることになって。僕が台本を書く事になったんです。書いた事無かったんですけど、役者もお客さんも同じ学校の人だから何でもウケるんですけどね。そこでね、ちょっと面白いなと思ってしまって。そこからぼやっと「やってみたいな」と。元々映画が好きで映画の脚本も書いてみたいと思っていたんですが、演劇はレスポンスが良いんですよね。やはり、ライブの良さ。
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そうですね。
ボブ 
舞台だったら、もしかしたら面白いものが作れるかもなと。何事も出来ると思わないと出来ないですしね。そこから、舞台にベクトルがいったんですよね。
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ライブを引っ張れる脚本が書ける、という事ですよね、それは。

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質問 k.r.Arryさんから 白神ももこさんへ

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劇団エリザベスのk.r.Arryさんから質問です。「演劇をやっていて楽しいですか?」今回は白神さんという事で、ダンスに読み変えて頂ければ。
白神 
はい。ダンスをやっていて・・・辛い時もありますけど、楽しいです。いや、本番で踊れている時はすごく楽しいです。だから続けています。それに到達するまでは辛い事もあるし、それなりに苦しみますけど、トータルで言えば楽しいです。
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なるほど。OLになるべきだったのか、ダンサーになるべきだったのか。どちらにも比較の出来ない楽しさや、絶対に得る事の出来ない価値はあった筈なんですけど。
白神 
OLをやらなかったのは、踊る事で自分を肯定出来るというか。私、社会に出たら全然だめだと思うんですよ。
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いやそんな事はないでしょう。
白神 
いやあ本当に死んじゃうと思う。作るという事で、何かこう、自分の言葉とかを得ているという感覚がある。たとえば、文章を一つ作るという仕事にしたって間違えたらいけないみたいな感覚があって。それじゃないところに行けるのがダンスだったというか。
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なるほど。
白神 
一方私は詩とかも好きで。和歌の直接言わない感覚が好きなんですよね。私も、そういうやり方で自分の言葉を作れたらと。
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ありがとうございます。私は俳句が結構好きで。作者の認識とか、対象を結ぶ視線の移動とかが想像出来る感覚って凄くいいなと思うんです。
白神 
そうですよね、情景がわっと出てくるんですよね。何かたくさんの文章を並べても浮かばなかった事が、短い表現で生まれてくる。私がインスピレーション派なので、そういう表現に憧れますね。少しの表現に色んなものを込めたい。そういうのが好きなんです。

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未知の世界で最初に出会う

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松田さんがお芝居を始めたのは、どのような経緯があったんでしょうか。
松田 
私は30歳の頃、一度転職をしているんですよ。前職場と今の職場の間に少し間があるのですが、その間に「滋賀県演劇アカデミー」というWSに参加したんですね。今から考えるとものすごく安い料金でした。しかも講師は青年団の志賀廣太郎さんで、丁寧に教えて頂きまして。それが最初ですわ。子供のとき、学校で「嫌いな先生の教科が嫌いになる」っていうことってあるじゃないですか。それぐらい未知の世界で最初に出会う指導者って大きいんですよね。志賀廣太郎さんという良い人に出会えてラッキーだったなと思います。
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ああ、社会人になってから演劇を始めるって結構珍しいかもしれませんね。
松田 
演劇人って、学生時代に演劇を始めて30歳を過ぎたあたりで辞めいく人が多いでしょう。結婚とかで生活がかかってきて続けられなくなって・・・本当に惜しい事に。私の場合は逆で、30歳から始めて、その時点で既に仕事をしていた訳ですから、今も仕事をしつつ芝居を続けてます。
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確かに、その意味では松田さんは逆ですね。

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vol.293 松田 裕一郎

フリー・その他。

2013/春
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松田

「演劇やるから」仕方なく

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西さんは、Will Be SHOCK Entrance Gateの代表なんですよね。その、どのようなところから演劇を始められたのかを伺いたいのですが。
西  
僕は、小学校の頃から落ち着きが無くて浮いていて。でも、教科書の音読するのを褒められたんですよ。
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なるほど。
西  
あと子供の頃から特撮オタクだったんんですが、なにか特撮に近いクラブ活動はないかと親に聞いたら演劇というものがあると教えてもらって。小学校高校と演劇部に入って、大学で立命館芸術劇場に入りました。それから5回生で卒業するまで、まあ色んな人が卒業とともにやめていったんですよね。凄く面白い、優秀な人たちだったのに辞めて就職していくんですよ。
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ええ。
西  
もやもやしつつ僕も辞めて就職したんですけど。8ヶ月程会社員でした。しんどくなって辞めるときに「何故だ!」と聞かれて、仕方なく「演劇やるから」と言っちゃったので、今も続けています。

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