自分は違うんだなあ

佐々木 
脚本家さんとか演出家さんとかって、自分の表現したいものがあって自分が作りたいものがあると思うんですが、私はそういうのが一切無くってですね。
___ 
なるほど。
佐々木 
それって、どうなのかなと最近思っています。自分の思い上がる感情を世界にぶつけたいという事にならないんですよ。それをQ本かよさんに相談したら「いいんじゃない」って言われたんです。役者として媒介になれたらなと。作り手にはなれないなあと。
___ 
10年ぐらいの間に、またちょっと感覚は違っていくんじゃないでしょうか。
佐々木 
そうですね。これ作りたいとか思うようになってたらいいですね。
___ 
でも、次は一人芝居をするんですよね。
佐々木 
そうです!シンガーソングライターの友達がカフェでイベントをするというので、そこで。脚本はちがう方にお願いするんですけど。カフェの新作ケーキ発表会だという事で、友達も明るいので、明るい感じにしたいです。
___ 
佐々木さんは、自分が明るい人物ではないと?
佐々木 
明るい人間ではないなあと(笑う)明るいつもりなんですけど、興味がエロに向いていたり、自分は違うんだなあと思っているんですけど。
___ 
私はムッツリスケベという自分の属性を、それなりに愛すべきものだと思っているんですけど。
佐々木 
それは何故ですか?
___ 
確かに、健康=性は生物としての人間に必要不可欠な要素だと思うんです。それが無ければ死ぬから。しかし、その真裏にある死=エロスは人間の知恵・優しさを育む為に必要なんじゃないか。ムッツリスケベは可能性そのものなんですよ。極めたらいいんじゃないかと。
佐々木 
そうですね。日本特有らしいですからね、奥ゆかしさって。嬉しいです。この話題しかしていない気がしますが、大丈夫ですか?
___ 
いいえ、大丈夫ではないですね。
佐々木 
切り替えませんか?
___ 
はい。

タグ: ムッツリスケベ


vol.315 佐々木 ヤス子

フリー・その他。

2013/春
この人のインタビューページへ
佐々木

かまわぬ製の菊の扇子

kitamari_present
__ 
お話を伺えたお礼に、プレゼントがあります。
きた 
何でそんなに律儀なの? ありがとうございます。
__ 
まあ、プレゼント楽しいですしね・・・。どうぞ。
きた 
あ、ありがとうございます。(開ける)あ、扇子ですね。すごい。
__ 
菊の扇子ですね。
きた 
へー。布製だ。珍しいですね。私、夏は扇子を持ち歩くので。実用的。
__ 
まあ、普段使いにしていただければ。
きた 
へー。黄色はいいですよね。扇子はね、良いよね。何で日本人て扇子なんだろうね。日本舞踊って扇子を良く使うじゃないですか。やっぱ団扇じゃダメなんだろうね。
__ 
畳めるのをめっちゃ粋だと思い込んで満足してるんじゃないですかね。
きた 
分からんそれ(笑う)。やっぱり日本人って凄くエロいと思っていて。
__ 
エロいとは。
きた 
日本のね、美徳とされているものを見るとどこかエロチシズムを感じるんですね。例えば北野天満宮とかに梅を見にいって、梅って小ぶりで上品で奥ゆかしい印象があるじゃないですか。桜に比べて。何か、隠しながらエロいという。
__ 
高度なエロですよね。性的な意味でエロいんじゃないんですよね。
きた 
そうそう。扇子もそうなんじゃないかなと思っていて。エロス、みたいな。タナトス? みたいな。日本人てムッツリだよな、と。しかも神様を祀るところに植えているじゃないですか。何かねー、イエーって感じ。

タグ: エロスについて 死と性と ムッツリスケベ プレゼント(可愛らしい系)