踊ろうぜ!

__ 
いつか、こんな演技がしてみたいというのはありますか。
芝原 
やったことが無いことをしてみたいです。ザ・ヒロインとか(笑う)。歌うのが大好きなので、ミュージカルとかやってみたいですね。楽しそう。匿名劇壇、絶対ミュージカルしないでしょう?
__ 
ああ、しそうにないですね。
芝原 
踊れる人間がいないし。
__ 
いや二人いるじゃないですか。
芝原 
二人だけじゃないですか、2/9ですよ(笑う)。私も踊れるようになりたいです。
__ 
歌う芝原さん、いつか拝見したいです。
芝原 
はい、いつか。

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匿名劇壇の魅力

__ 
東さんにインタビューした時、旗揚げに声を掛けられなかったと悔しく思ったそうですよ。
松原 
あの時は、たしか東は別の公演に参加してたんですよね。次の公演の時はすぐ声を掛けられてましたよ。
__ 
そうなんだ!個人的にホッとしました。では、匿名劇壇の前身としての最初の公演の感想を教えて下さい。
松原 
実は福谷がどんな作品を書くのかその時全く知らなかったんです。だから内心怖かったんですけど、渡された台本を読んだら面白くって。面白い作品だったし、刺激的な公演でした。毎日稽古場に行くのが楽しみでしたね。
__ 
公演後、どんな事を話しましたか。
松原 
特に何も話さなかったです。終わってしばらく経った日の授業後に福谷から「次また公演をやろうと思うんだけど、もし良かったら出てくれる?」と言われました。で、次も出た。みたいな。旗揚げしよう!という感じは全然なかったですね。
__ 
匿名劇壇の魅力を教えて下さい。
松原 
自分でやってるのでなかなか客観的には分からないですけど、私から見るとどの役者も素敵に思えるし、どの作品も面白い事です。本当に幸せな事に、今のところずっとそう思えています。

タグ: 私の劇団について 自分の演技を客観的に見る 劇団力


真っ直ぐな事をするのって実は難しい

__ 
ステージタイガーの作品で、白井さんは結構、まっすぐな人という役所が多いと思うんですが・・・
白井 
そうですね。実は、劇団の作品自体がまっすぐなんですよね。
__ 
そうですよね。虎本さんの書かれる脚本がそうだし、ストレートプレイでの表現も非常に素直に要点を押さえている印象があって。
白井 
良くも悪くもですけど、すごく分かりやすいんだと思います。ただ、真っ直ぐな事をするのって実は難しいんですよね。こねくり回すよりも難しいかもしれない。演出もそんなに難しい指示はなく、「そこはもっと強く」だとかプロレスみたいな演出なんですけど、とにかく出し惜しみをするなという事はよく言われています。
__ 
なるほど。
白井 
稽古場で若い子達が良く言われてるんですけど、「お前らが力を抜いている芝居なんて見たい奴はおらへんぞ」と。

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郷愁をすこし離れて

__ 
次回公演。どんな公演にしたい、というのはありますか?
作道 
丸山の作品を本公演でするというのは初めてなんですね。出来れば、これからこういう公演は増やしていきたいなと思っています。最近はどうしても、映像をメインでやっているというイメージが強いと思うんですけど。
__ 
そうですね。
作道 
演劇は今後、丸山交通公園主体でやっていく。今回はその第一弾になります。反響が良かったらいいなあ、って期待しています。
__ 
お客さんに何を手渡せたらいいですか?
作道 
疲れている人が見たら癒される、かつ疲れていない人が見たらちょっと疲れる。そんな劇になったらいいなと思います。
__ 
今までの、作道さんが脚本をしていた月面クロワッサンの作品に通底しているノスタルジーがおそらくは無い本公演。どう思っていますか?
作道 
やっぱり丸山交通公園の持っている毒というのは、使いようによっては癒しになったり、あるいは今まで気づけなかった自分の暗い一面を示されてギョッとさせてくれたりと、二つの作用があるなと思っています。僕は一観客として、そこを面白いなと思っているので。その両方を引き出せたらいいなと思います。
__ 
毒を見て癒されるというのはよく分かる感覚です。社会には出せない何かを見ると、何故かスッとしますよね。丸山さんが月面クロワッサンの番外公演で書かれた「強く押すのをやめてください」は凄かったですね。というか、丸山さんは人間の暗い面を描くときにとても楽しそうに見えるんですよね。
作道 
実は、彼自身は毒を出す事が目的ではなくて、毒を出し切ったその先に、人間賛歌とか、逆に人間の愚かさを描こう、そんな志向があるようです。笑いはもちろん、人間性に対しての興味がすごく強く、ネガティブなだけじゃなく、毒をエッセンスにして人間性を描こうとしているんですね。僕も、毒しかないような作品は息苦しくなる気持ちはします。
__ 
なるほど。
作道 
でも彼の作品は、絶望を見せた後、どこかポジティブな観点に落ち着くので。見ていて凄く納得が行くのが、僕自身好きなところです。
月面クロワッサン 番外公演「月面クロワッサンのおもしろ演劇集」
公演時期:2014年2月、3月。会場:人間座スタジオ他。

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KYOTO EXPERIMENT オープンエントリー作品 - Theatre Company shelf『shelf volume 18 [deprived]

矢野 
今度京都に持ってくる作品というのが[deprived]というタイトルで、東京では(仮)とタイトルにつけて4月に上演したんですが、20人しか入らないギャラリーで、一週間ほど上演したんですね。音響や照明効果に頼らず、同じ空間で、観客と空間を共有して、物語を物語るという作品です。一度徹底的に、演劇に付随する様々な要素を削り落として俳優の“語り”の力だけを使った作品を作りたくて。
__ 
東京で上演して、いかがでしたか。
矢野 
今回の[deprived]に限らず、僕たちは基本的に、都度、再演に耐え得る強い作品を作るんだ、という気持ちが強くあります。僕は専業の演出家なので、基本的にテキストは他の誰かが書いたものを使う、というやり方を取っています。セットなども極力作らず、音響も薄く、観客の無意識を支えるように入れるか、あるいは最近はもう音響は無くてもいいかな、という感じで。だいたい装置を建て込む、という感覚からはもう10年ぐらい離れていますね。ただ、再演に耐え得る、といってもそれは同じものを正確に再現できるようにする、ということではなくて、つまりどこに持っていっても同じように上演できるパッケージ化された閉じた作品ではない。環境、つまり劇場という建築物の歴史や場所性、ロケーションなど大きな要素まで含めて、それらを含みこんで、その都度ちょっとずつ作り替えて、稽古場で出来るだけ柔らかく且つしなやかなものを作って、それを現場で毎回、アジャストしてから上演するという感じで。俳優には、まあ相当な負担がかかるんですけど、そういう風に劇場というか<場>の魅力を引き出した方が舞台芸術としてもっとずっと楽しいんじゃないかと。お金が掛からない、というのもありますけどね。でも、貧乏ったらしくはしたくなくて。
__ 
そうした上演形態が、shelfのスタイルですね。
矢野 
貧乏ったらしくしたくない、というのはこちらの気構えの問題でもあって、経費をケチってコンパクトにするというよりか、稽古場で相当な時間をかけ、試行錯誤しながら練り込んで来たものを1ステージ20人しか見られないような空間で上演する。それってむしろ、凄く贅沢なことなんじゃないだろうか、と。もちろんそこには懸念もあって、1ステージ20人だと、変な話客席が全て知り合いで埋まってしまうかもしれない。でもそれは何とかして避けよう。出来るだけ当日券を用意するとか、常連客しか入れないような一見さんお断りの飲食店のような雰囲気じゃなくて、誰でも入れるような、そんなオープンな空間を作ろうと。そのように、どうやって自分たちの存在や場所そのものを社会に対して開いていくか? ということについては、これからももっともっと考えていかないといけないと思っています。ただ先にも言ったように、自分たちのやりたいこと、課題、やるべきことが見えて来ているという意味では今は本当にとても充実した毎日を送っています。
__ 
課題が見えるという事は、少なからず問題に直面していた?
矢野 
将来的に考えて、何というか、テレビの仕事や、演劇、コミュニケーション教育など教える仕事、レッスンプロっていうんですかね、そういう二次的な仕事でなくちゃんとしたアーティストが、純粋に演劇作品を作ることでそれで対価が支払われるような社会になっていかないと、それはちょっと社会として余裕がないというか、貧しい社会なんじゃないかな、と思うんです。例えば俳優や、スタッフにしても例えば子どもを育てながらも演劇活動が出来るような、そんな世界になっていってほしいんです。まあ、そもそも演劇制作って、ビジネスとしてはすごく成り立ちにくいものなんですけどね。資本主義の、市場原理の中では回っていかない。だけど、や、だからこそ一人一人がただ良い作品を作ればいい、作り続けていれば、というのは違うと思ってて、それはそれでちょっと独りよがりな発想だと思うのです。で、だからそういうところから早く脱して、演劇に関わる一人一人が将来についてのそれぞれ明確なビジョンを持って、これからはそれぞれが一芸術家として文化政策などにも積極的にコミットしていかなければならないと思います。じっくりと作品作りをしている僕らのような存在が、ファストフードのように消費されるんじゃなくて、きちんと評価される。社会のなかに位置づけられる。国家百年の計、じゃないですけど、二年とか三年とかそんな目先の利益じゃない、大局的なビジョンを持って、演出家とか、劇団の代表者という者は活動をしていかなきゃいけない。そんなことをずっと考えていて、いろいろと、作品作りだけじゃなく制作的な面でも試行錯誤をしています。

タグ: 観客のクオリア ちゃんと楽しませる 社会の中で演劇の果たすべき役割 ユニークな作品あります しなやかさが大切 私の劇団について 劇団=場所論 再演の持つ可能性について 役者に求めるもの 会場を使いこなす


集団になりつつある、がっかりアバター

__ 
次のがっかりアバター「あくまのとなり。」とても楽しみです。昨日乾さんと夢子オンデマンドさんにお話を伺えて、色んな事が分かりました。
松下 
そうなんですね。何を言ってましたか・・・?
__ 
まず、がっかりアバターはロックバンドである事。
松下 
たまにアンディが言ってますね。
__ 
そして、アンディさんにみんな賭けてるというような言い方をしていて。今の、全速力でやっていっているという勢い、その正体を知りたいです。
松下 
結構、毎公演、本番2週間前ぐらいに通せるぐらいにしてしまうんですよ。バーっと作ってしまって。それをその段階で全部壊すみたいな事をするんですね。今までの演出を全て変えたり、脚本の大部分をカットしたり差し替えたりとか。私が出た「啓蒙の果て、船降りる」ではラストのページが差し替わったんですよ。
__ 
なるほど。
松下 
変化球じゃないですけど、シフトチェンジしていくんですよ。アンディはそういう事をするので、キャストはこなせないんですよね。こなしてる感で演じられない。アンディはキャストのエネルギーってよく言ってるんです。宗教っぽいですけど、目に見えないエネルギーが必要とされる作品を作る劇団なのかなと思います。今までの自分を壊さないと出来ないのかなと。
__ 
改めて。がっかりアバターって、どんな劇団だと思いますか?
松下 
これまでのがっかりアバターは、皆が言っているみたいにアンディありきで坂本君に付いて行ってたんですね。それはこれからも変わらないし、みんな完全に大好きなんですけど、最近やっと、劇団として、それぞれの役割が決まりつつあるのかなと。まとまりつつあるのかなと思います。劇団の旗揚げが1年半前なんですけど、ようやく。
__ 
なるほど。
松下 
これまでは作品を作る度に集まって、公演してという感じだったんですけど。今はきちっと将来の事を考えだしたりしていて。集団になりつつあるんだと思います。
__ 
すばらしい。私は、がっかりアバターが生き残っていくなら、どんな形でもいいですけどね。
がっかりアバター第二回公演「啓蒙の果て、船降りる」
公演時期:2012/11/10~11。会場:ウイングフィールド。

タグ: ユニークな作品あります 私の劇団について オーガナイザーの企み


アバターズ

__ 
演劇を始めた経緯を教えてください。
松下 
高校演劇をしていて。私の入っていた高校が、芸能文化科という特殊な科だったんですね。部活というよりは授業で演劇を学んだんです。そこでスタニスラフスキーに出会ったんですよ。部活と授業の、演技の深さの違いが面白かったです。これは一生かけて勉強しないと分からないなと。
__ 
がっかりアバターに入ったのはどのような経緯が。
松下 
「啓蒙の果て、船降りる」で参加したときに、アンディさんに「入ってよ~」って言われてて。本気かどうか分からなかったので、「う~ん」って言ってたら、気付いたらHPに自分の名前があったんです。あ、入ったんやって。劇団員なんや、あたし。
__ 
なるほど。すでに動かせないぐらいのポジションとして坂本さんの中にあったんですね。では、がっかりアバターの魅力とは。
松下 
劇団員に凡人が一人もいない事ですかね。
__ 
そうですね。
松下 
キャラクター性が強くて。なかなかこれだけのメンバーが揃う事はないと思います。
__ 
乾さんの髪の毛はさらさらだし、夢子さんは色々すごいし、松下さんは・・・
松下 
私はよく、アバターの中ではまともだと言われます。アンディとかにはクソアマとか言われますけど・・・
__ 
それは愛情表現ですね。そして葛原さんは。
松下 
葛原さんは凄いですよ。夢子オンデマンドよりも凄い精神状態かもしれない。
__ 
え、そうなんですか。あの夢子オンデマンドを超える?
松下 
わかんないですけど。明日、がんばってください。

タグ: 愛情表現 乾寿々香 その人に出会ってしまった 私の劇団について


谷底転落疾走?

__ 
がっかりアバター次回公演「あくまのとなり。」今回は下ネタ無しという事で、それはハンデなのかアドバンテージなのか。いかがでしょうか。
乾  
ハンデはあるんじゃないんですかね、下ネタという事で知ってもらっているところがあると思うので。下ネタを楽しみに来て下さる方がどう思うのか。
__ 
そうですね。
乾  
でも、作品の雰囲気はこれまでと大分違うと思います。前回までは、完成形を予想して「こうかな?」って寄せていく作り方をしていたんです。今回はまっさらなところからどこまで上げていけるか、という作り方をしていて。私も含めて、稽古場では完成形が見えてないんですよ。それが凄く新鮮です。
__ 
勢いがあるから大丈夫だと思いますけどね。
乾  
主宰は、心配してないって言ってました(笑う)。終わりが見えない事すらも楽しんでいる感じなのかも。全員で委ねている感じです。役者陣の不安はありますけどね。
__ 
なるほど。
乾  
脚本が今までにない種類の面白さで。なんせ面白いんです。(それは毎回ですけど)。出来上がるのがすごいたのしみです。
__ 
見たことのない感じが、がっかりアバターにはあるんですよね。なんかこう、演劇って余白があったらそれはすぐ飽きに繋がるんじゃないかなと思ってて。それは色が付いている部分の情報を読みとるのに集中するからその反動がある、とか、単純に素舞台を見ていると息が詰まってしまうからなのかもしれませんけど。その倦怠感がほとんど無いんですよがっかりアバターって。知らないやり方で演劇を作っているような、そんな印象はありますね。今後、どんな感じの集団になっていくんだろう?
乾  
そうですね、でも、基本的にはアンディさんの事が好きで付いてきているので。そこは変わらないんじゃないかと思います。

タグ: 私の劇団について


ドキドキぼーいずの恋煩い#03「だらしない獣」

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願い致します。最近、佐藤さんはどんな感じでしょうか。
佐藤 
最近はドキドキぼーいずの次回公演の稽古ですね。
__ 
そう、京都演劇フェスティバルにドキドキぼーいずが参加する作品「だらしない獣」ですね。
佐藤 
僕は主人公たちに山の掟や物語の背景を伝える、マタギの役なんです。劇団としては珍しいテイストの作品なんですが、実は第一部と第二部に分かれている作品でして、第二部ではだいぶ印象が変わるんです。
__ 
というと。
佐藤 
第一部はまるで絵本を読み聞かせるような演出ですが、後半になるとドキドキぼーいずが得意としてきた、個人の内面に迫る描写になるんです。演劇フェスティバルなので色んな層のお客さんが来ると思うんですが、最初からとっつきにくい描写をしてしまうと、お客さんを遠ざけてしまうから。そんな狙いもあるんじゃないですかね。
__ 
そうした作品は、とても好きです。本当のところ、個人の内面に迫る過程というのは非常に難しい作業だと思うんですよ。だから嘘は介在出来ない。では、ドキドキぼーいずにそれを行える資格はあるのでしょうか。
佐藤 
どうでしょうね。生々しい描写は、実は僕自身はそんなに好きじゃないんです。でも、演劇でこそそういうネガティブな表現をやる意味はあると思うんです。本質に近づく行為なんです。
__ 
なるほど。
佐藤 
実は僕らはこういう方法しか知らないですしね。いやキレイな表現で本質に近づければいいんですけど、でもその為にはこの過程を通らないといけないんじゃないか。それはお客さんもきっとそうなんです。
__ 
核心に迫る行為を知らなければ、本音への志向性を持っていなければ・・・。
ドキドキぼーいず
2013年、代表である本間広大の学生卒業を機に再旗揚げ。京都を拠点に活動する若手演劇チーム。虚構性の強い演劇を目指し、『リアル過ぎる嘘っぱち』の創作に挑んでいる。生み出されていく衝撃を、時に優しく、時に激しく、作品として観客に提示することで、人間の本質を描き出す。いつまでも青臭い、カワイイ奴らでいたい。(公式サイトより)
ドキドキぼーいずの恋煩い#03「だらしない獣」
公演時期:2014/2/15。会場:京都府立文化芸術会館。

タグ: 私の劇団について 本音の価値


わたしとドキドキぼーいず

ヰトウ 
演劇を始めたのは中学からでした。高校ではやってなかったんですけど、大学から再開したんです。高校3年間のブランクはあったんですが、でも大学はそこはあんまり重視していないので気にはしなかったんです。でも劇団に入って「お前なってねーよ」って言われるんですよ。演技出来てねえし、芝居へったくそだし。そういう部分を、すがるようですけどドキドキぼーいずで育めたらなと。
___ 
自分で、そこを伸ばしたいと思っているんですね。
ヰトウ 
本間さんに、役者として必要としてもらえるようになりたいですね。そうならなきゃいけないんですけど。いま、そこを目指して頑張ってます。
___ 
それは、人間としても?
ヰトウ 
そうですね、大学では教えてくれない部分の勉強も多いです。わたし見た目ちゃらんぽらんですけど(笑う)。年上の人がいっぱいいる現場に行く事が多いので、話し方とか振る舞いをすごく叩き込まれて。しっかりしているところはしっかりしているんです、ドキぼ。

タグ: 俳優のブランク 私の劇団について


劇団壱劇屋 第22回公演『Lumiere Dungeon』

__ 
今日はどうぞ、宜しくお願いします。最近、坪坂さんはどんな感じでしょうか。
坪坂 
いや、それはもう充実してますよ!劇団として立て続けにいろんな事が起こっていて。今回の作品もそうですね。初めての会場で初めての事をする訳で。個人的にも初めての体験が続いているんです!
__ 
なるほど。「ルミエール・ダンジョン」は劇場を丸ごと使うという事で、確かに初めて尽くしですよね。
坪坂 
その大劇場を、小劇場的に使えるというのがすごく新鮮なんじゃないかと思うんです。僕ら壱劇屋は小劇場で表現してきた者なので、大きな空間を贅沢に区切って使えるというのは非常に貴重な体験ですね。
__ 
面白そうですよね。
坪坂 
お客様にとっては、そこを体感的に感じる仕掛けになっているんですよ。この人達、これをどう使うんだろう。あそこがこうなるんだ、この空間でこんな事をやってしまうんだと思うような。見るだけじゃない、五感を使って楽しんでもらえる時間になると思います。
__ 
素晴らしい。本番まで二週間を切っているのに、ネタを盛り込もうとしているらしいですね。
坪坂 
枠が大きすぎて、贅沢になってしまっって。あれを使いたい、これを使いたいとアイデアがどんどん出てきて、まとまらないですね。

タグ: 私の劇団について 稽古期間が短いピンチ 会場を使いこなす


瞬発力。

__ 
河原さんにとって、優れた演技者とは何ですか。
河原 
うーん。やっぱり、僕にない部分を持っている人は羨ましいですね。瞬発力を持っている人や、インプロが上手い人。すぐキャラ付けが出来る人は羨ましいです。
__ 
瞬発力。
河原 
インプロをめっちゃやってるとそういう力は付くんじゃないですかね。
__ 
トランク企画の木村さんによると、この瞬間に集中する事、失敗を恐れない事が重要だそうですよ。
河原 
僕は集中力というよりは、段取りを重視して、正確にやる事が好きな方なんです。理論じゃないですけど、「これはこういう事だからこう言うことが起きる」、というのを綿密に積むのが好きですね。

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質問 玉一 祐樹美さんから 山本 正典さんへ

__ 
前回インタビューさせていただきました玉一 祐樹美さんから質問を頂いてきております。「山本さんオススメの大阪の劇団を教えて下さい」。
山本 
一つだけと言われたら難しいですね。たくさん面白いところはあるので。角が立ちそうな質問。
__ 
いくつでも大丈夫ですよ。
山本 
うーん。同期の30代を超えた人たちは必死になっているので、本当にみんな昔のようには行かなくなって。それぞれの方向性がガチガチに決まっていって。コトリ会議はその中でも若い方なんですけど。僕らの世代から5年下の劇団がガンガン来られてるじゃないですか。壱劇屋、匿名劇壇、ともにょ企画、色んな方向に開いていこうとされていて、エネルギーがあるのはいいなあと。何で僕は他人事になっているのか?同世代でいうと万博設計の橋本さんが自分の道をしっかり見つけてるし、いま一緒にタッグを組んでいるbaghdad cafe'の泉さんも劇団の方向性を決めてやっているし。僕らだけがぽんと、波に乗り切れていないような気がしているんですよね。でも、答えとしてはコトリ会議で。
__ 
分かりました。

タグ: わたしの得意分野 私の劇団について 最新作が最高傑作 私たちの世代


二つの幸せ

__ 
月面クロワッサンの魅力を教えて下さい。
丸山 
いい意味で、敷居が低いところです。敷居を上げたい人も多いと思うんですけど、敷居みたいなものを取っ払って、取っ付き易い感じにしたいです。それがうまいことできれば魅力だと思います。作道君とは作家としては考え方が違うんですけど、方向とかについては共感していて。一緒にやっていきたいと思っていますね。
__ 
「オレンジのハイウェイ」。個人的にはとても、月面クロワッサンの作品なんだなあと思うものでした。この作品はきっと、彼らにしか作れないだろうなあと思ったんですよ。もし、丸山さんが作家だとしたらどういう事がやりたいですか?
丸山 
ああ、もうそれはですね、西村さんにひどく不幸になってもらいたいですね、地獄を味あわせたいと思います。それを基軸に、結構暗い話をしたいです。意外性があるんじゃないかと思うんですけど。
__ 
彼らの生にリアルさを与えられるかもしれない?
丸山 
そうですね。最終的にはハッピーエンドになるんですけど、それは西村さんが嬉しそうな顔して風俗で働いているというような、そんな幕引きにしてしまうと思います。実際それは幸せな事だと思うんですが、観客は「そんな事ないやろう」と突っ込みたい。でも、実際には幸せだと。不幸な人だってそれなりに幸せな瞬間はあるんですよ。橋の下に住んでいる人の幸せとビルゲイツの幸せは、同じぐらい楽しいと思うんです。僕の根底には、その二つの幸せって同じなんじゃないかという思いがあるんですね。

タグ: ハッピーエンドについての考え方 私の劇団について 成長拒否


もっと愛してもらえるように

__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
大熊 
京都にも公演で行きますし、2014年度までにやる公演が、6月のも含めると6回決まってるんですよ。
__ 
それは凄いですね。
大熊 
ちょっと大丈夫かなと。自主公演もあるし、そんなにやって大丈夫なのかなと。今年度は攻めすぎですね。
__ 
今後、作って行きたい作品としては。
大熊 
エンターテイメントとアートの、中間の娯楽を作って行きたいです。中間というと安いですけど。どんな人でも楽しく面白く見られる大衆性を持ち、アートを意識するお客さんにも訴えられる。あと、劇団をもっと愛してもらえるような運営が出来ればと思います。

タグ: 愛される劇団づくり 分かりやすい面白さと芸術的な面白さの中間 私の劇団について 今後の攻め方


人間を演じる、うまいやりかた

__ 
今日はどうぞ、宜しくお願い致します。大阪発のコントユニット、かのうとおっさんの有北さんにお話を伺います。有北さんは、最近はいかがでしょうか?
有北 
よろしくお願いします。最近は、稽古稽古の毎日を送っています。スイス銀行さんの「暮らしとゾンビ」と、劇団赤鬼の岡本拓朗さんプロデュースの「ロッキュー」ですね。
__ 
お忙しい中、本当にありがとうございます!意気込みを教えて頂けますでしょうか。
有北 
いつもいわゆる脱力系コメディをやらせてもらっているんですけど、二つともがっちりとしたお芝居なので、これは頑張らないといけないと思っています。
__ 
なるほど、脱力系コメディされている方としては。
有北 
人の気持ちを表現するのは非常に難しいです(笑う)中でも、いい人を表現するのが難しいですね。かのうとおっさんの作品には良くない人間が非常に沢山出てきて、むしろ褒められる事のない人間しか出てこないと言ってもいいんですよね。そういう役だったらとても得意なんですが。「ロッキュー!」では、口うるさい人なんですけど根っこの部分ではいい人ですね。「スイス銀行」ではまるでダメな人なので、わりといつも通りやっています。
__ 
そういえば、かのうとおっさん作品には分かりやすいクズ人間ばかり出て来ますね。
有北 
自分たちでやる時は、徹底してダメな人間像を描くんです。客演すると、「やっぱり人間って、どんな人でも良い部分はあるんだな」と気付かされますね。
__ 
うまくやれるといいですね。
有北 
(笑う)
かのうとおっさん
'99年、嘉納みなこと有北雅彦により結成。独特の台詞回し、印象に残るビジュアル、笑いをベースに人の生き様を鋭く描く作風は小学生から60代まで広く支持される。'12年「関西ふたり芝居セレクション」優勝。(公式BLOGより)
スイス銀行第六回公演「暮らしとゾンビ」
公演時期:2013/6/7~10。会場:in→dependent theatre 1st。
劇団赤鬼岡本拓朗プロデュース公演第二弾「ロッキュー!」
公演時期:2013/6/29~30。会場:神戸電子専門学校ソニックホール。

タグ: 脱力系のナゾ ガラスの仮面 おふざけ 私の劇団について 自然体


「オセロット企画」

__ 
今後、やっていきたい事はありますか?
川北 
私、オセロット企画という劇団に所属しているんですよ。去年の8月に公演してから動けてないんですけど、私自分の劇団が凄く好きなんですよ。台本が凄くよくて、脚本・演出の水上宏樹の本を作品にしたくてしょうがないです。台本はいいんですけど演出と役者が良くないと言われてしまうんですよね。だから、今いろんな舞台に出させてもらっています。
__ 
今後、どんな感じで攻めていかれますか?
川北 
私、4月で26歳になるんです。
__ 
若っ。
川北 
いえいえ。もうどんどん若い子がでてくるので、半端な事は言ってられないなと。言ってられない時期になってきたなと。俳優としての弱点が分かってきたので、どんどん克服していきたいです。
__ 
なるほど。
川北 
2月・3月の「デ」で、新しい面を見せられたらと思っています。

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沢山のお客さんに見てもらわないと

__ 
角田さんが男肉の舞台に出て踊っている姿を観るのが好きです。以前の長編「ミートコンプレックス1928」で、角田さんの金太郎姿が目に焼き付いています。他に、「CRAZY GONNA CRAZY」で角田さんを中心に全員が回るダンス。意味不明なんですけど、とにかく衝撃的な光景だと思うんです。
角田 
嬉しいですが、分かって下さる方はあまりいないですね・・・。でも、twitterの感想で「今回の男肉は攻めてた」と書いて下さった時はすごく嬉しいです。
__ 
でも、分からないというお客さんも当然いる。私が男肉を気に入り過ぎているからか、その事実がどうしても受け入れられない部分がありますね。
角田 
僕らの場合は多いんじゃないでしょうか。なぜか女性のお客さんが多いのですが、男性はちょっとそっぽを向いてしまうような。「ただ単に汗だくで一生懸命で踊ってるだけちゃうんか」と言われれば、まあその通りなんですけど・・・。
__ 
見に来て欲しいお客さんにこそ訴えたい。だからこそ、男肉のチラシの趣味性は素晴らしいと思います。団長が雪山の中に住んでいるチラシとか、素晴らしいじゃないですか。
角田 
あれは可愛かったですね。
__ 
そして今は、それほどお客さんを限るチラシではない。
角田 
団員の中でも意見の別れるところで、僕は沢山のお客さんに見てもらわないと、と思っています。楽しませる自信はあるんで。
__ 
なるほど。では、最近の男肉が前後にダンスを持って行っているのは、お客さんを楽しませる方向を重視しているのかもしれないですね。

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劇団内自立

___ 
佐々木さんは、努力クラブにあってどんな存在でいたいと思われますか?
佐々木 
合田くんとは全然別の存在でいたいと思いますね。相方ではあるんですけど、仲は全く良くないので、それが団体としてはしんどいところです。が、ある程度距離は取れてはいるんですけど。
___ 
なるほど。
佐々木 
普通に、合田団地・佐々木俊一と自立していたいですね。その上でお互い、リスペクトしていられたら。柿喰う客みたいですね。
___ 
おお、柿は確かにそういう関係性だそうですね。

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一緒にやってみよう

__ 
そう、村松さんはいつからイッパイアンテナに入られたのでしょうか。
村松 
僕は関東の大学に行っていて。東京で小さな劇団に入っていたんですよ。大崎と高校の頃一緒で、東京で芝居をやるからって声が掛かったんですよ。
__ 
あ、そうなんですね。あー、てっきり同志社の人だと思っていました。
村松 
全然京都人じゃないんです。京都に来たのは最近なんです。その芝居が結構ウケて、で、彼らと一緒にやってみようと。
__ 
いまは、イッパイアンテナではどのような役割をされているのでしょう。
村松 
役者と制作ですね。広報したりとか、団内の各種調整をしたりとか。劇団自体のプロデュースと舵取りは大崎がやっています。で、僕とクールキャッツ高杉で団内ユニットとしてマカロニフィンガーズというのをやっています。
マカロニフィンガーズ
イッパイアンテナのクールキャッツ高杉と村松敬介による団内ユニット。

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