僕を虜にした世界

__ 
今、何かお考えになっている創作のネタとか、引っかかっているネタとかはありますか?
早川 
そうですね。「創作のネタ」としては、僕は料理が好きなんですよ。本書きになる前は料理人になろうと思ってたんですよ。料理の鉄人という番組あるじゃないですか。僕、あれが大っ好きで。
__ 
私も好きです。小説持ってました。
早川 
ありますよね!僕も持ってました。小山薫堂さんの書かれた本でしたよね。ほかにも関連書籍は全部持ってます。食材を言ってもらえれば誰と誰の対決かとか、どんな料理だったかとか全部言えるぐらい好きなんですよ。
__ 
それは凄い。
早川 
それぐらいめっちゃ好きやったんです。金曜日の放送をビデオに撮って、一週間毎日見てました。今でも最終回のスペシャルを見てます。本当に好きなんですよ。
__ 
今でもですか!
早川 
中二くらいに自分でフランス語の勉強をして、5000円くらいの料理の専門書を買ってきて。自分も料理人になりたかったんですね。一回、そういうお話を書きたいと思っています。三ツ星とか、星に翻弄された男みたいな。それはちょっとやりたいですよ。
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面白いですよね、料理の鉄人。
早川 
あの設定とか演出が好きなんですよね。鹿賀丈史という富豪が道楽でやっている設定とか。あの世界観がたまらなく好きでしたね。自分でオリジナルの鉄人を作って遊んでました。サウンドトラックをバックドラフトから録音してきて、それをバックに自分で書いた台詞を読んで。ラジオドラマみたいに作りましたね。
__ 
それは相当好きですね。
早川 
学校を早退して、陳建一さんのディナーショーに行ったりしてました。今これを言うとみんなに引かれます。
__ 
いや、私は良く分かるつもりです。あの番組はバブル崩壊後の夢であり、あれを見て腹の空かない人間はいませんよ。
早川 
そうですよね、あんな番組は無いと思うんですよ。確実にTV史に残る番組で。
__ 
あの演出は凄かったですよね。道場六三郎が紹介される時のVで、連勝している頃は途中で滝の流れる映像がカットインしますよね。あれが凄くかっこいいですよね。
早川 
鉄人が出てくる時、せり上がってくるのがいいんですよ。こないだまでやってたアイアンシェフは、立っている状態からパネルが下がっていくんです。これはね、同じようで全然違うんですよ。やっぱりせり上がらないと。もの凄く不安だったんですが、やっぱりすぐ終わってしまった。僕に任せてくれれば絶対人気番組にしたのに。ガッカリでした。

タグ: クッキングの話題 ラジオドラマ 世界観の作り込み


役への執着

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笑の内閣の一番のネックは芝居の質だと思うんですよ。それはお客さんによるかもしれないですけど、色んな作品を見てきたような人には物足りない。だから説得力が削がれるんじゃないかといつも思っている。
高間 
それはですね、重々自覚しているんです。問題はいくつかあって、まず僕の演技が下手であるという事。それは僕が出演しなければ解決するんです。もう一つは、僕は芝居が下手でも気にならない演出家なんですよ。
__ 
そうなんですね。
高間 
まるで気にならない訳でもないんですけど。上手い役者には声掛けなくなっちゃったんですよね。演出としての欲が浅いんでしょうか。
__ 
今回は上手な人が何人もいるじゃないですか。少なくとも私は、自分の演技を責任持って作って来てくれればそれで何も文句ないです。
高間 
そうしてくれる役者がしてくれればいいんですよ。僕よりも役に執着してくれればそれでいいです。今回出てないですけど田中浩之とか小林真弓とかは書いた僕より執着してるんです。そういう人については信用しています。やっぱり脚本家としての比重が強すぎるんですよね。ラジオドラマでやったら実は充分かもしれない。

タグ: ラジオドラマ 役者に求めるもの


キャスティング

__ 
情けない男を当てたら渋く輝く小林さん。実はこんな役がやってみたい、というのはありますか?
小林 
特にありません。自分には意外な役でも、振ってもらえたら嬉しいです。情けない男が自分に似合っているのであれば、そういう期待は嬉しいです。
__ 
なるほど。
小林 
キャストを探すのって難しいですよね。僕、いま「永野・本多の劇的ラジオ」のラジオドラマの脚本をやらせてもらっていて。書くのは楽しいんですけどキャストを連れてこなくちゃいけなくて。それが大変なんですよね。
__ 
そうなんですね!
小林 
意外性のあるキャスティングをしたら面白いかもしれないんですけど、でも自分が信用している人の演技を頼りにしたいというのもあるし。どう両立したらいいのか。
__ 
大切ですよね、キャスティングは。

タグ: キャスティングについて ラジオドラマ 意外にも・・・


vol.324 小林 欣也

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2013/春
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小林

真心を込めて

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清水さんは、今後どんな感じで攻めていかれますか?
清水 
難しいですねー。今回の「君ほほえめば」もラジオドラマもそうなんですが、自分にとって大切な仕事に度々出会えていければいいなと。一回一回、丁寧にこなしたいです。
__ 
なるほど。
清水 
真心を込めて、大切にやったら繋がっていくと信じています。
__ 
東京で何が見つかったらいいですか?
清水 
一人暮らしをする中で、自分と向き合う時間が増えるんですよね。それが楽しみですね。

タグ: ラジオドラマ 今後の攻め方


vol.298 清水 智子

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清水

FMシアター「呼吸する家」

__ 
清水さんは、最近はいかがでしょうか。
清水 
君ほほえめばのあと、「この木皿さんとのつながりが夢に終わらないといいなあー」って思ってたんですが、先日、6月のラジオドラマに出して下さる事になったんです。6月末に放送です。
__ 
そうなんですね!聞けるかな。
清水 
NHK-FMで、50分の作品らしいんですけど。6月29日に放送です。キャストは温水洋一さん、白石加代子さん、ケーシー高峰さん、と私です。
__ 
それは多分、土曜日の22時から放送される「FMシアター」ですね。
清水 
おお~詳しい。それが私の今の生きがいです。
__ 
その他、演劇とは関係ない方面では。
清水 
姉の結婚が決まって、東京に引っ越しまして。それに伴い、色んなものが送られてきたりしました。テレビとか、ローテーブルとか服とか。
__ 
一種、羨ましい話ですね。
清水 
私も上京するので、買わなくてラッキーです。
FMシアター「呼吸する家」
放送時期:2013年6月29日 22時~22時50分。放送局:NHK-FM放送。

タグ: 引っ越し ラジオドラマ 温水洋一


vol.298 清水 智子

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清水

ハートウォーミングパニック会話劇

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岡部さんは、いつ頃から脚本を書き始めたんですか?
岡部 
小学校、中学校の時にみんなでマンガを書いて回し読みしてたのが最初だったんですよ。今読むとありえない、例えば転校初日に遅刻した女の子が男の子とぶつかるみたいな。
__ 
ああ、よくある感じの。今見るとシュール系ギャグになるんですかね。
岡部 
その頃からお話を作るのは好きだったんですね。中学は演劇部だったんですけど、高校からは放送部で。そこでラジオドラマのコンクール用の作品を作ったりしてました。
__ 
ああ、いいですねそういうの。どんな作品を。
岡部 
高校なんで、道徳的なお話だったんですね。ラストに主人公が選択を迫られて、「私は・・・」って終わる感じの。
__ 
含みを持たせて終わるみたいな。
岡部 
その頃からそういう傾向がありましたね。
__ 
何か、影響を受けた作品というのはありますか?
岡部 
当時バリバリ出てきてた三谷幸喜さんが好きでよく見てたんですよ。
__ 
ああ、あれは面白いですよね。
岡部 
面白かったですよね。その時気づいたのが、あれはレストランの中だけで話が進んでいたんですよ。他のドラマだと、ある人が会社ちってその帰りに何か起こって、という。これは凄いなって思ったんですね。
__ 
確かに、画期的ですよね。そういえば「引っ越しのススメ」もそういう形式でしたが、言わば影響を受けたと。
岡部 
私の書くジャンルもシチュエーションコメディと言えばそうなんですけど、ちょっとおこがましいなあと。で、企画書を作る時に劇団の先輩が「ハートウォーミングパニック会話劇」と付けてくれました(笑う)。
三谷幸喜さん
劇作家、脚本家、映画監督。
「王様のレストラン」
1995年、フジテレビ。全11回。

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