バラバラなのに共感を呼ぶ、その不思議

__ 
「日本海」、ユニット名の由来が気になりますね。
勝二 
飲んでいる席での話で、3人とも日本海地方出身だったので僕がポロッと言ったら採用されて。旗揚げのタイミング的にも色々丁度良くて、今年何かやろうという事になって。
__ 
脚本演出は勝二さんでしたね。
勝二 
実質的には全員で書いたようなものでした。まあ僕も書いてきたりはしてきたんですけどね、テンケテンケテンケテンケで。
__ 
ご自身としてはいかがでしたか。
勝二 
一応、目標は達成したんじゃないかと思っています。やりたい事はいくつかあって、動員も300超えて。意義はあったのかなと思います。
__ 
立ち上げたてのユニットでそれは素晴らしいですね。
勝二 
僕も色々ユニットの立ち上げに関わってきましたけど、残る作品になったと思います。
__ 
改めて、個人的にも大きい存在の作品でした。俳優の、家族についての実体験を彼自身が語ると、それを見ているお客さんも、自分の家族についてを思い出して心の中で語り始めるみたいな。そういう共有感があったように思います。
勝二 
これまで僕が書いてきた作品も、家族についてがテーマだったりするんです。割と引っかかる部分なんです。少し前、富山の劇作家コンクールにドキドキぼーいずが参加したんです。僕もキャストとして行って、その折に実家に帰ったんですね。すると実家がですね、兄弟家族がそこには居なかったり父も母も昔と比べると小さくなったりしてて・・・ああ、何年かしたらこの家族は居なくなってしまうんだ、それは受け入れないといけないんだと。一方、兄の家族は子供が生まれて、向こうは向こうで始まっている。
__ 
居なくなっていく家族もあれば、生まれていく家族もある。
勝二 
そういう話をしたい、男女5人ずつの10人で芝居を作りたいと小嶋君に話して、それから始まりました。
__ 
なるほど。
勝二 
でも、家族についての作品なのに、年配の役者さんが周りにはいなかったんですね。父親役とか母親役とか祖父母役が出来ない。なので、役者の語りから始まる劇中劇という形で演じるという演出になりました。そうやって家族の始まりから終わりまで描けたらいいなと。稽古でエチュードしたり皆の話しを聞いたりする内に、自分達の中での問題もそれぞれ発見して。
__ 
誰でもそれなりに問題を抱えているんですね。
勝二 
家族問題を他人の口から聞くと大ごとのように聞こえる。でも僕個人にもそういう問題はある。結局、どんな問題でも全部同じ質量を持っているんですよね。個人的には凄く勉強になった作品でした。(とはいえ、役者さんから聞いたものを直接的には使わなかったんですけどね。なんかそれは違うと思って。)
__ 
全く違う体験だけれど、かすってくる。その接点から投影が始まるような。
勝二 
そこまで狙ってはいなかったんですけど、引っかかって欲しいという気持ちでした。結果、お客さんの中にも受け止めて下さった方もいて。本当に嬉しかったですね。

タグ: 子供についてのイシュー 名称の由来 飲み会結成 家族という題材


vol.397 勝二 繁

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2015/春
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勝二

「悪魔のしるし」

__ 
今日はどうぞ、宜しくお願いします。演劇などを企画・上演する集まり「悪魔のしるし」の危口さんにお話を伺います。危口さんは最近、どんな感じでしょうか?
危口 
今年は企画が大中小色々ありまして、結構忙しくしていましたね。
__ 
素晴らしい。しんどいという思いはありますか?
危口 
いえ、もしこれが仕事だったら、毎日働くのは当然だし、きついとは言えません。いや、きついですけど。普段は僕も、ほとんどの小劇場関係者がそうであるように、バイトしながらやってます。まさか食えるとは思ってないです。いや、思ってなかった。というのも、今年だけは何だかんだいって、やっていけてるんです。助成金をもらいながらなので興行収入とは言えないんですけどね。今は瞬間風速で、じきにまた食えなくなってバイトを始めると思います。
__ 
どんな仕事をしているんですか?
危口 
工事現場で建築資材を運ぶバイトです。肉体的にはキツいので、一日で辞めてしまう人も多い職場なのですが、僕はけっこう長い間勤めてるんで、社内で存在感が上がってしまってますね。
悪魔のしるし
危口の思いついた何かをメンバーたちが方法論も知らず手さぐりで実現していった結果、演劇・パフォーマンス・建築・美術など多様な要素をもつ異色の集まりとして注目される。作風は基本的に、演劇的な要素の強い舞台作品と、祝祭的なパフォーマンス作品という二つの系統。団体名は、主宰・危口統之の敬愛する英国のロックバンドBLACK SABBATHの楽曲 「SYMPTOM OF THE UNIVERSE」に付けられた邦題、「悪魔のしるし」に由来。2008年結成。(公式サイトより)

タグ: 大学卒業後に・・・ 今年のわたし 名称の由来 糊口


燃えるビセイブツ

__ 
由来とは。
片岡 
僕らは、その頃も今でも無名だし、宇宙から見れば微生物みたいなもんで。でも、そんなのでも集まって頑張ったら、お客さんと充実した空間を作れるんじゃないか。
__ 
加速して、ですね。
片岡 
ターボエンジンを積んでね。
__ 
ミジンコターボの魅力は、やっぱりお客さんにムリをさせずにあの熱気の渦に巻き込んでいける丁寧さだと思っていますが、いかがでしょうか。
片岡 
自分ではあまり意識はしていないんですけど、エンターテイナーやなと人には良く言われます。お芝居に触れた事の無い人が初めて見るのがミジンコターボなら、その人は演劇に興味を持つだろうとよく言われて。嬉しいのは、「見て元気になれました」という感想です。こっちが元気を貰えますやん、次も頑張れます。
__ 
片岡さんは、お客さんに元気になってもらいたいんですね。

タグ: お客さんに元気になってもらいたい 演劇の入り口を作る 名称の由来 丁寧な空気づくり


旗揚げ前夜

__ 
片岡さんがお芝居を始められた経緯を教えて頂けないでしょうか。
片岡 
高校の演劇部ですね。ものすごく仲の良かった子が部長で、人数が足りへんと。最初は全然本気じゃなかったのに、どこでスイッチが入ったのか。
__ 
なるほど。
片岡 
いっこ下に竜崎がいてたんですけど「こんなふざけた奴が入ってくるなんて。私やめます!」って辞めたんですよ。部長が泣いて「皆仲良くやってくれへんかな」と。したら戻ってきてくれて。卒業するとき引退したんですけど、OBだけで劇団を旗揚げしたんです。1年したら竜崎たちも合流して。惑星ピスタチオの「破壊ランナー」に衝撃を受けて、LOVE THE WORLDに入って。それくらいまでOBの劇団でやってましたね。
__ 
ありがとうございます。ミジンコターボを旗揚げした経緯を教えて頂けますでしょうか。
片岡 
LOVE THE WORLDが解散するとき、僕は放り出された気分になったんです。打ち上げの席で、この2・3年ずっと同じ釜の飯を食った仲ばかりでした。「まだやり足らへん人、一緒にやらへんか」って募ったらぱっぱっぱって手を上げてくれて。嬉しかったですね。で、面白いんちゃうんかって竜崎も連れてきて。劇団名を決める時に、僕以外は「ミジンコターボ」がいいと。僕は百萬両一座がいいと言ったんですけど多数決で負けて。いま、多数決で勝った人は誰も残ってないんですけど。由来は気に入っています。

タグ: 分岐点 俳優同士の闘争心 衝撃を受けた作品 名称の由来 私たちの世代 旗揚げ


質問 片桐 慎和子さんから 黒川 猛さんへ

__ 
前回インタビューさせていただきました、片桐慎和子さんから質問を頂いてきております。「黒川さんにとって、ベトナムはどんな国ですか?」
黒川 
えっ・・・。国?
__ 
はい。
黒川 
国・・・。何年も「ベトナムからの笑い声」やってたでしょう。そうなると、ベトナム=国とかではなくなるので。パクチーぐらいしか思いつかないかな。行った事もないし。
__ 
そういう劇団名だったのに。
黒川 
僕と丸井の間で決めたんですよ。出来るだけ無意味なものにしました。
__ 
東南アジアに力強く生きる農民と子供たちが太陽の下で底抜けに笑う、現代の人びとへの生命のエールみたいな作品をやる演劇だと思ってたんですが全く違いましたね。笑いだけが目的の作品だと劇場で知った時、目が醒めました。
黒川 
まったく無いですね。タイトル付けるのが面倒臭い人間が大して考えている訳ないんですよ。でも・・・これ、この間の飲み会で言っちゃったんですけど、「ガキの使いやあらへんで」と同じ音なんですよ。
__ 
あ、韻を踏んでますね。そういえば。
黒川 
もう言うてもいいかなと。という事は、THE GO AND MO'sもあるんですよ。何かが。言わないですけど。酔うたら言うかもしれませんけど。

タグ: コンセプチュアルな作品 名称の由来


配剤

__ 
野木さんがお芝居を始めたのはどういうところからでしょうか。
野木 
中学生で、クラスの学芸会で演劇をやったのが最初です。オペラ座の怪人を劇団四季で見たかったのにお小遣いでは見れなくて、なら自分でやろうと。何でそう思ったのかは分かりませんけど。
__ 
見れないなら自分でやる。
野木 
訳わかんないですね(笑う)。みんな分からないながらもはいはいと付き合ってくれて、上演までいきました。
__ 
パラドックス定数」の旗揚げは、大学在学中ですよね。
野木 
はい。戯曲を上演したかったというのもあるんですが、実は日本大学の演劇学科で、周りがポコポコ旗揚げしていて、それに押されて・・・「一番早く潰れる劇団」と噂されていました(笑う)。
__ 
劇団名の由来を教えて下さい。
野木 
旗揚公演に、アインシュタインを題材に選んだんですよ。「神はサイコロを振らない」という。彼の脳がスライスされて、世界中の科学者が保持していて、彼が蘇って探しにいく話。で、ぴあにチケットを預けようと電話した時に団体名を聞かれて。その時、なんと何も考えていなくて、手近にあった資料の本を二冊くらい探って、目にした単語を並べたんですね。「パラドックス」と「定数」って。
__ 
面白いですね。
野木 
後から、「パラドックス」=矛盾、「定数」が固まった数概念という。それすらも矛盾したネーミングという事で、面白がって下さる方もいらして・・・。
__ 
神の配剤的な決まり方ですね。
野木 
そうですかね(笑う)。それから、ネーミングを変えずにここまできました。
__ 
プログラミングだと、コードの最初で宣言する変数で、プログラムの中で何度も呼ばれるものを定数と呼びます。「パラドックス定数」は社会の中にあって、常に矛盾を提起する存在として宣言されていると思っていましたが、そんな事だったんですね。
野木 
ホントにお話した通りなので、何も、なんですよ(笑う)。

タグ: わたしとわたしの矛盾 名称の由来 学芸会


質問 ピンク地底人5号さんから ピンク地底人6号さんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた5号さんから質問です。「『おはぎ』という芸名の由来を教えて下さい」。
6号 
私本名は千萩って言うんですけど、それで小学校くらいのあだ名が「おはぎ」だったんですよ。それが嫌で違う名前で読んでもらってたんです。でも大学で自己紹介した時、「昔おはぎって呼ばれていました」って言ったら、そのまま。呼びやすかったらしいです。
__ 
そう。地底人ではおはぎでありかつピンク地底人6号さんなんですよね。しかも、4号さんは「クリスティーナ竹子」ですからね。
6号 
それ、私も気になってたんですよ。2号さんに聞いたら「竹子の方がわかりやすいかなと思って。おはぎは俺の穴と地底人の活動を分けるために6号表記にしてるよ」って言われて。2号さんの気づかいですねぇ。これは今後の活動における繊細な部分ですよ。当の本人である私はそういうセンスが無いんですがね(笑う)だから、わっしょい出来る宴会隊長を目指してるんですけど。
__ 
ありがとうございます。二つ目の質問です。「芝居を続けるモチベーションを保つコツはありますか?」
6号 
めっちゃ漠然としますけど、明日を夢見るという事かな。何の夢だろう。わかんないけど。

タグ: 繊細な俳優 名称の由来


悪い芝居vol.13『カナヅチ女、夜泳ぐ』大阪公演を終えて

__ 
今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近はいかがでしょうか?
吉川 
悪い芝居「カナヅチ女、夜泳ぐ」の大阪公演が終わりました。だから今は、東京公演に向けて準備中です。
__ 
大阪公演を越えて、面白くなるといいですね。
吉川 
ほんとですねー。でもこの公演、劇場の大きさとか場所とかで、ちょっと、雰囲気変わりそうだなぁとか思っています。
__ 
私は大阪公演を2回拝見して。とても面白かったです。確かに、山崎さんへのインタビューで伺った通り、浮遊感があったように思います。
吉川 
浮遊感あったんですか? ふふ(笑う)不思議。なんでやろう。
__ 
感情移入というかそういうのがあったのかな。凄く実体験に近い感覚があったと思うんですよ。最初、主人公である吉川さんは舞台にいなくて、彼女の意識が再現されている。さらにシチュエーションが、●●●の夜●●●というのが。結構、こちらの体験に迫ってきたなあと思いました。
吉川 
そうなんや。浮遊感を感じて欲しくて、実際にそれを感じてもらえるなんて。山崎さん、作戦大成功だなぁ。
__ 
この「カナヅチ女」。吉川さんとしてはどんな作品でしたか。
吉川 
えっと、自分が辞めた劇団に久しぶりに出る、という作品。
__ 
吉川さんが●●●●ってる話ですからね。
吉川 
そうですね。そんな役です。あとは、私が劇団にいた頃を知っている人がいて、もし、今回も足運んでくれはったとして。そういう方に伝わる面白さっていうのもちょこっと足せてたら嬉しいな。
悪い芝居
2004年12月24日、旗揚げ。メンバー11名。京都を拠点に、東京・大阪と活動の幅を広げつつある若手劇団。ぼんやりとした鬱憤から始まる発想を、刺激的に勢いよく噴出し、それでいてポップに仕立て上げる中毒性の高い作品を発表している。誤解されやすい団体名の由来は、『悪いけど、芝居させてください。の略』と、とても謙遜している。(公式サイトより)
悪い芝居vol.13『カナヅチ女、夜泳ぐ』
公演時期:2012/06/13~20(大阪)、2012/07/10~16(東京)。会場:in→dependent theatre 2nd(大阪)、王子小劇場(東京)。

タグ: 退団したら・・・ 名称の由来 王子小劇場


vol.247 吉川 莉早

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2012/春
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吉川

ウミ下着について

__ 
さて、中西さんが福井菜月さんとやっておられるダンスグループ、ウミ下着。コンテンポラリーダンスを手がけているとの事ですが、結成の経緯を伺ってもよろしいでしょうか?
中西 
2007年の秋からですね。CONNECTに応募した時に作った団体だったんです。あ、参加するなら団体作らなきゃって感じで。
__ 
命名の由来は。
中西 
「ウミ」は、体の膿、海、それから産む事を掛けています。それから、下着というのが裸よりもセクシーだなというのがまずあって。真っ裸よりも。それに、肌に直接触れるものなので親しみ深いんですよね。
__ 
なるほど。隠されているから、想像力が(意識しなくても)働くんですよね。
中西 
そうなんですよ。裸って全然隠されてなくて。ちょっと隠していて秘密があるぐらいのほうが面白いじゃない?って。でも、やっぱりインパクトが強いみたいで、セクシーな舞台をやるんですかって聞かれることもあります。
__ 
裸。確かに、舞台で裸になられるとびっくりするかもしれませんね。ストリップだとかえって驚かない。
中西 
脱ぐと分かっているからですね。舞踏だったら脱ぐ事が分かるから。ヘアヌードを見ても思うんですが、下着でちょっと隠している方が、想像させてくれるんですよね。そこが面白いですね。ちょっと秘密があるぐらいの方が、女はきれいだなと。

タグ: 衣裳・ヌード系 名称の由来


「モンパルナスのキキ」

__ 
「KIKIKIKIKIKI」というカンパニー名についてですが。これはどういう由来で付いた名前なんでしょうか。
きた 
言いにくい方がいいなと思っていて。言うのに絶対に詰まるっていいじゃないですか。
__ 
かつ印象も強いし、素晴らしいですよね。「モンパルナスのキキ」が由来の一つだそうですけども。
きた 
いや、それも正直後付けで。
__ 
あ、そうなんですか。
きた 
音として、「キ」が好きなんですよ。実際に発音すると歯が見えるとことか。「キ」。「キ」。
__ 
あ、解ります。機械的な感じがしますよね。かつ小さくて表面がロウソクの手触りで、かつ短い。
きた 
いや、音として好きなんですよね。苗字も北だし。でもカンパニーの名前としては長い方がいいなと思って、並べてみたんですよ。
__ 
何故6つ並べたんでしょうか。
きた 
5つだと言えるんですよ。で、7つだと長すぎると。中間として丁度いいのが6つだと。そんな事を考えていた時期にたまたまマン・レイの写真展に行って、キキの写真があって。あの写真自体が気に入って、モデルになったキキついて調べていたら彼女の生き様が凄く面白くって。こういう女性像って凄くいいなと、こういう事がやりたいなっていう。
__ 
ああ・・・何か、アイツは凄いですよね。
きた 
アイツ凄いと思う(笑う)。
__ 
デビュー後はパリ文化の中心人物だったのが、後々はクリーニング屋の店員や麻薬密売人になったりするあたり極端な凋落っぷりというか。
きた 
だけどお金のある振りをしたりね。マン・レイはキキの写真で有名になったじゃないですか。でもああいう男に簡単に捨てられちゃうじゃない。ああいう感じってすっごいいいなと思って。あれぐらいキップがいいと、近づいてこられたら迷惑なんだけど見てる分には気持ちが良くて。ああいう人ってやっぱり面白いなあと。
__ 
伝説ですよね。まあ同時代の人にとっては面白くてしょうがなかったと思うんですよ。凋落って凄く魅力的ですよね。かつて栄光を持った人がショボくなったり。破滅的なね。
きた 
でも暗い破滅は好きじゃないんだよな。
__ 
暗い破滅は好きじゃない。
きた 
暗いんだけど、どこかこう、そこに希望を見てるというか、それも抱えて楽しんでいるというか。ただただ、シリアスになっていくのは好きじゃない。難しいね。

タグ: お金の事 名称の由来


ハカイダー

__
筒井さんがニットに入ったのは、いつからでしたっけ。
筒井
新京の動物園からですね。元は仏教大学の紫だったんですけど。ごまさんとか大木さんとかとは被ってないんですけど。1回生の時のニットの旗揚げ時にも、まあお手伝いとして参加して、それからですね。
__
そしてハカイダーとなり。
筒井
ハカイダーはニットキャップ1年目の間だけですね。
__
ハカイダーとは一体・・・?
筒井
ハカイダーとはですね、今は亡きといったらアレですが板橋薔薇之介から、「お前はもうちょっと殻を破れ」とか「はっちゃけたキャラクターは、まず芸名から」という感じで付けられたんですね。
__
付けられた。
筒井
ハカイダーと言ってもヒーロー物ではなくて。僕は実家がお寺なんですね。
__
ああ、なるほど。だからか。
筒井
そう、破戒僧から来ていて。戒律やルールを破ってめちゃくちゃしたれ的な感じで。
__
(笑う)だから。へえ。
筒井
それが由来ですね。今ハカイダーって呼ぶのは岡嶋さんくらいですね。それが1年間続いて。
__
1年だけだったんですね。
筒井
まあ、1年目がですね、「スロウライフとことこ」という企画をやっていてすごくしんどかったんですね。5回を通じて、新しいライフスタイルを提案するという。
__
ありましたね。
筒井
「おっぱいブルース」。その期間、僕はハカイダーでした。で、ニットキャップとしてのデビューは「喉骨のフルート」でしたね。
新京の動物園
ニットキャップシアター電視游戲科学舘合同公演。2002年9月、京都大学西部講堂にて上演。
ハカイダー
筒井さんの芸名。
板橋薔薇之介さん
元・ニットキャップシアター俳優。
「スロウライフとことこ」
2003年のニットキャップシアターの公演シリーズ企画。
ニットキャップシアター「おっぱいブルース」
公演時期:2002年12月6~10日。会場:アトリエ劇研 。
ニットキャップシアター第15回公演 スロウライフとことこ vol.2-? 大阪現代演劇祭ステップシアター参加作品「喉骨のフルート」
公演時期:2003年11月14~16日。会場:大阪市立芸術創造館。
ニットキャップシアター第13回公演 スロウライフとことこ vol.3「愛のテール」
初演公演時期:2003年7月12~17日。会場:アートコンプレックス1928。
ニットキャップシアター第14回公演 スロウライフとことこ vol.4「フェイスレコード」
公演時期:2003年9月20~23日。会場:京都市東山青少年活動センター。
ニットキャップシアター第16回公演 スロウライフとことこ vol.5 「虹のカマドウマ」
公演時期:2003年12月5~14日。会場:アトリエ劇研。

タグ: 名称の由来


終着駅

__
では、さっそく、お話を伺っていきたいと思います。最近はいかがですか。
池浦
今は、5月の稽古があるので。5月12・13日とArtTheaterdbで公演します。それの稽古ですね、毎日。
__
男肉 du Soleilですが、ダンスカンパニーなんですかね。
池浦
何なんですかね。うちは。大本は近畿大学の、舞踏学科なんですが。そこの先生が結構しんどい人なんですよ。何か、ちょっとモダンな人なんで。表現とは、とかダンスは芸術だから、とか、そういう人で。それに反発するといったらアレなんですけど。何だかなあと思う僕を筆頭に作ったので。ダンスカンパニーと言えば、そうなのかなと。何ともはや。
__
講師の方への反発から生まれたという事ですが、そういう由来でしたら、何とも面白そうな。私が初めて拝見したのは男肉終着駅(ピリオド)でした。の横の街宣トラックの宣伝を受けて知ったんですけど、非常に面白かったです。本番中の写真を撮ってしまいました。
池浦
撮って良しと言ってましたからね。そういえば。
__
一番好きなシーンが、ジュディマリの「そばかす」のシーンでした。振り付けが良かったですね。
池浦
ふんどしの男が歌うところでしたね。
__
歌ってましたね。
池浦
あれは、ウチが出来た時から毎回やってるんですよ。ふんどしの男がずっと太鼓叩いてて。いきなり歌い出す。曲は毎回変わるんですけどね。
__
ずっと奥で待機していたのが、非常に面白かったですね。尖がったことをされていると思います。
池浦
アーコンの時は、特にそうでしたね。世間からの「何だアレは」という声が多かったですね。言っても、身内の人からだけだったんですけどね。
__
ええ。
池浦
で、前回のBlackChamberの時はドラマテイストをもっと強くしてみようと思って作ったんです。
男肉 du Soleil
パフォーマンスカンパニー、男肉 du Soleil (オニクドソレイユ、と読む)は団長こと池浦さだ夢を中心に結成された団体。(公式サイトより)
ArtTheaterdb
大阪府大阪市浪速区・フェスティバルゲート内にあった劇場。2010年現在は神戸に移転。
男肉 du Soleil公演「男肉終着駅」
公演時期:2005年11月。会場:アートコンプレックス1928。
アートコンプレックス1928
三条御幸町の多目的ホール。ダンス、演劇公演、ショーやワークショップ、展覧会等を開催する。

タグ: 名称の由来 尖った事をやりたい


領域

__
こんな高い値段を設定しているのは、きっと相当味に自信があるんでしょうね・・・
吉田
そうね。
__
あ、もうお決まりですか?
吉田
うん。
__
最近、どうですか?
吉田
うーん。どう。なんか漠然としてるよね。
__
すいません、いや、なんとなく。
吉田
なんとなく。体の調子が悪いかなあ。
__
体・・・寒いですからね。
吉田
いや、ちょっと過労気味だったからね。
__
お忙しいですか。
吉田
いや、忙しいような、忙しくないような。
__
そうですか。
吉田
中途半端に時間が空いていて、リズムが崩れるような・・・ずっと忙しい方が楽だよね。
__
分かりました。今日はですね。色んな人に吉田スタジオさんへの質問を貰ってきたんですよ。聞いてみてもいいですか?
吉田
うん、どうぞ。
__
吉田スタジオさんの名前の由来ってなんですか? 特に「スタジオ」が気になるんですが。
吉田
うん、なんかこういう仕事をはじめるにあたってね、やっぱなんか名前つけなければならないっていうのがあって。色々考えたんだけど、どれもぱっとしなくて。まぁ、付けるのに困って付けた名前だね。
__
でもインパクトありますよね。次です。これ、一番聞きにくい質問なんですが、えー、その、スーツを常着してらっしゃるのは、なんででしょう。
吉田
うん、それはよく聞かれる。
__
いや、答えたくないんでしたら・・・
吉田
いや、何と答えていいのかわかんないんでね。だからその、よっぽどの場を除いて場所に服装を合わせるのは必要ないと思ってるんで。
__
いや、男らしい考えで。尊敬し直しました。もうこの際だから色々お聞きします。好きな食べ物は何ですか?
吉田
(殺し笑い)魚全般かな。自分で釣っておろして食べる。
__
ああー。嫌いな食べ物は?
吉田
あんまりないんじゃないかなぁ?。
__
中学の時の修学旅行はどこでしたか?
吉田
九州だった。
__
高校の時は?
吉田
高校も九州だった。
__
九州好きになりましたか。
吉田
いや、あんまり。
__
好きな教科は?
吉田
数学、理科系。現代文も好きだったなぁ。
__
どんな音楽をお聴きになりますか?
吉田
テクノかな。アンビエント系の・・・
__
分かりました。最近ぬいぐるみ製作はどうですか?
吉田
注文いっぱい溜まってて。ほぼ毎日作ってる。
__
なるほど。いまはどんなのを制作されてるんですか?
吉田
今は剥製、とまでは行かないけど、写真を元にした、まあリアルな。
__
人形を始められたキッカケっていうのはなんだったんですか?
吉田
うん、あのー、よくおぼえていない。
__
よく覚えてないんですか。
吉田
昔、NHKでたまたまジュゴンの特集やってて。可愛いなーとおもってぬいぐるみをつくったのが最初。なんでぬいぐるみなのかはわかんない。
__
造形への衝動がアレしたんですね。
高い
このインタビューを実施した店の価格設定が高く、ちょっとびっくりした。ポットサービスで1000円以上。その分、ものすごくおいしい。
スーツ
仕込みでもバラシでもスーツで仕事されていた。
ぬいぐるみ製作
吉田スタジオさんは舞台製作・監督の他にぬいぐるみ製作を行っている。NHK教育の講座番組に出演した事がある。

タグ: 名称の由来


vol.8 吉田 スタジオ

フリー・その他。

2006年以前
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吉田