アウトリーチを考える

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その企画の一つ、「火を囲み、はなす」が今日終わりましたね。私と、この席の皆さんが参加しました。手応えはいかがでしたか。
川那辺 
そうですね・・・どうですかね。
きた 
ダンサーにはもうちょい来て欲しかった!
竹宮 
でも、まあ告知がちょっと遅かったのかも。
川那辺 
たしかに遅かったけど、端から興味が無かったんじゃないかなぁ。これはアウトリーチだから、って。自分たちに向けられてないなと思ったのかも。
竹宮 
そこまで繋げれてないのかな。
きた 
でもDance Fanfare Kyotoはアウトリーチだよ。
御厨 
そもそも、そうなんですよね。
きた 
作品を発表すればいい、とだけ思っているんじゃないのかな?と。でも作品を上演するというのはそれだけじゃなくて、アウトリーチをいかにするかという事なんですよ。芸術とかダンスとかいう、生活に必要か?みたいな世界でやっているのに、アウトリーチを全くしないままだと表現の強度が弱くなるんじゃないと。そういう提案をひとつしてるだけ。もちろんやらなくても関係ないくらい強度のある表現がある事は知っているけども。
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こういう場だからこそね。
きた 
こういう良い意味で訳の分かんないプログラムが一緒になって「Dance Fanfare Kyoto」になっている、というね。
川那辺 
関係なさそうにみえるだろうけど、一度は体験してほしい。「食わず嫌い」でなしに、体験して「自分には合わへんな」と思ったら、別の、自分に合った場に行けばいいんですけどね。ちょっとこだわりが強すぎる気がします。
きた 
特に二十代若手はね。でも、今の活動を続けていられる四十代は二十代の時にそういう事をやっているんです。だけど今の二十代はもうある種のコミュニティが出来ていてそこで発表はしている、出来るんだよね。けれども、自分たちが何故この社会の中で表現をしているのかに気づく場はもっと必要なんですよ。それに気付かなければ、20年後は出来ないよ。いや出来るのかもしれないしそれはそれで凄いのかもしれないけど、今やらないといけないのはこういう事なのかもしれない。
川那辺 
もし出来たとして、作品のクオリティはどうなのかというと・・・
きた 
そのコミュニティに集まる観客も表現者もマイノリティ×マイノリティに過ぎないんじゃないか、というね。
川那辺 
でも、実はすでにそうなっている状況であるということを、再認識する必要がありますよ。ごくごく個人的な、軽い気持ちで作品をポンポン作られたら困るんですよ、正直。
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おお・・・
川那辺 
うん、・・・強気やからね、今。
一同 
(笑う)
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火を見たからね。
川那辺 
うん。でも、ほんと意識してるだけじゃなくて動いていこうよって思います。もちろん、楽しくないといけないですけどね。いかにみんなで楽しく、遊びながらこういうことを考えていけるか。
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なるほど。
川那辺 
ちょっと気軽に、こういう場にいってみようか、みたいな気持ちも持っていて欲しいなとね。
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責任とは言えないまでもね。
川那辺 
そうですね。企画している私自身は責任感は当然すごく持っていますけど。

タグ: アウトリーチ


津あけぼの座スクエアクリエーション2 葉桜

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。
全員 
よろしくお願いします。
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「葉桜」を3月に京都の西陣で上演されるという事で、今回のインタビュー企画となりました。大変楽しみです。まずは・・・最近、どんな感じでしょうか。How are youという意味で。
油田 
実は今、津あけぼの座がリニューアルのための改修工事をしていまして。3月の頭には終わる予定なんです。これはあけぼの座9年目の改修工事なんですね。元々は学習塾として作られた施設を、本当にやっていいのかなと思いながら工事していたのが9年前で、今の工事はもしかしたら次の10年に向けてのものなんじゃないかと考えると、ふと・・・止めるなら今だなと(笑う)。次の10年も頑張らないといけない。まるで伊勢神宮の遷宮みたいですね。山中さんをはじめ、若い年代に劇場の作り方のあれこれを伝えています。まさに我々にとっての遷宮ですね。
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次の世代への継承ですね。
油田 
もう3つ作ったので、もうこれのリニューアルが最後で4つ目はないだろうと思っていますが。
山中 
あとは遷宮を繰り返すだけでしょうか。
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素晴らしい。次の代への思いはありますか。
油田 
三重はこの4・5年でやっと盛り上がってきたので。私どもは民間の事業ですので、三重県文化会館さんや三重大学さんとの連携も動き出して広がりが出来てきたんですけど、でも、いま一線で活躍している人たちが下がれば、もう多分この盛り上がりは終わる、無くなると思うんですよね。次がいない訳ではないんですけど、次を担う人材が出てこないといけないと思っています。
津あけぼの座
2006年10月の開館以降、演劇公演・トークカフェ「ZENCAFE」・ワークショップ事業など、客席数50席の小規模空間のメリットを最大限活かして活動をして参りました。2012年3月から、津市栄町に最大150席のスペース「津あけぼの座スクエア」を2つ目の劇場としてオープンいたしました。これまでの津あけぼの座で培った劇場運営のノウハウを活かし、アーティストにも来場いただくお客様にもご満足頂けるよう目指して参ります。人々が交流し、文化芸術を発信し、研究できるスペース。ワークショップやアウトリーチ活動を積極的に推進し、地域に住む方々に還元する劇場。そして、全国にもクオリティの高い文化芸術を発信できるスペースとなるべく運営してまいります。(公式サイトより抜粋)
津あけぼの座スクエアクリエーション2~「葉桜」を上演する~岸田國士「葉桜」~
公演時期・会場:2015/2/28~3/1(三重公演・津あけぼの座スクエア)、2015/3/7~8(京都公演・西陣ファクトリーGarden)。演出・舞台美術:鳴海康平。出演:広田ゆうみ(このしたやみ)、川田章子。

タグ: ハウアーユー? アウトリーチ 劇場のリニューアル SeizeTheDay


次も

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次の谷さんの出演作品は。
谷  
次も地点ですね。
_  
あ、確か岡嶋さんも出るんですよね。
谷  
そうです、そうです。あと、砂連尾さんと。
_  
岡嶋さんが地点ってのが面白いですね。
谷  
私、岡嶋さんって凄いなと思って。私、昔の岡嶋さんの芝居を見た事があって。「総理」の。
_  
「総理 保科仙吉」ですね。
谷  
あれ凄いっすよねえ。
_  
ええ。
谷  
あれを生で見たかったんですけど、ビデオであんだけ凄いねんから。ビデオのちっちゃい姿で、あれだけ引き付けるって。うえええって思いましたね。
_  
実は私も最近、ある人の芝居をビデオで拝見する機会があって。広田ゆうみさんなんですけれども。ハンディカメラの、顔も見えないぐらいちっちゃい映像で、ものすごい引き付けられるんですよ。それって結構凄い事だなと思って。
谷  
ゆうみさんもいいですよねー。
_  
あの人は凄いですよね。
谷  
私は芸センの企画で初めてお会いしたんですけど、あの時に凄い人いてんねんなと思って。で、正直者の会で一緒にやれる事になって、やったーって。しかも喋ったらめっちゃいい人やったし。面白いし、可愛いし。
_  
繊細な感じも、迫力も出せますしね。
砂連尾理氏
京都を中心に活躍するコンテンポラリーダンサー。1991年より共同で活動を開始。公演活動だけでなく、ワークショップ・教育などアウトリーチ活動も活発に行う。
劇団衛星4月興行「総理 保科仙吉」
公演時期:1999年04月16~29日。会場:アトリエ劇研(京都)、シアターポシェット(神戸)。
広田ゆうみ氏
京都を拠点に活躍する女優。このしたやみ

タグ: アウトリーチ 広田ゆうみさん


パライゾノート

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今日は宜しくお願いします。
筒井
今日は何を話す感じなん?
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いや、別に・・・。
筒井
あ、別に。はっはっは。何やん、それ。テーマとかなしにみんなやってるの。
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いや、これまでは雑談というか。何の関係もない話をしてましたね。
筒井
ああ、そうなんや。へえ~。何かテーマがあんのかと思った。
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まあ、今回はお芝居に関する話なんかも聞いていければ、と思います。
筒井
なるほどね。笑っていいとものテレホンショッキングぐらいやと思ったらいいんやね。
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そうですね。多分。
筒井
あれってテーマないよね。
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常々ないですね。
筒井
ないですね。・・・。
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最近はどうですか。
筒井
いや、芝居、芝居の毎日で。幸せですね。一緒にやりたいと思える人とやれて嬉しい。凄く、今はいい時期だと思う。
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今日は、何の稽古でした?
筒井
今日はマレビトの会と二人芝居の稽古してて。二人芝居、初めてなんですけど。面白くなるかどうかはこれから次第なんやけど、楽しみ。
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確か、劇研で5月でしたっけ?
筒井
5月。砂連尾+寺田さんのダンスで2月にやったやつを戯曲で。
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松田さん演出というか、稽古場での采配はどうですか。
筒井
いや、もう、私にとっては最高で。楽しい稽古場です。松田さんは意外とこう、物真似上手で。この前は舞台監督の清水さんを真似してて。めっちゃ楽しいですよ。
マレビトの会
2003年旗揚げ。作・演出は代表の松田正隆氏。暗号のようなセリフが観客を非日常の巨大な世界に連れ去る。
パライゾノート
公演時期:2006年5月。アトリエ劇研
ごまのはえ
ニットキャップシアター代表・作・演出。俳優としても活躍。
砂連尾理+寺田みさこ
京都を中心に活躍するコンテンポラリーダンスデュオ。1991年より共同で活動を開始。公演活動だけでなく、ワークショップ・教育などアウトリーチ活動も活発に行う。
清水さん
舞台監督、清水忠文さん。

タグ: 非日常の演出 アウトリーチ