富士山の形をしたすりおろし器

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントを持ってまいりました。
倉田 
えっ、うそ・・・嬉しいです。凄いですね。
__ 
いえいえ。大したものじゃないんですよ。
倉田 
プレゼントっていいですよね。私もプレゼント癖あるけど。(開ける)なにこれー!
__ 
それはですね、富士山の形をした小さいすりおろし器です。
倉田 
めっちゃ可愛いです。これで何かおろしますわ私。あんまりおろしたりしないけどおろす。めっちゃ可愛い。

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vol.405 倉田 翠

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2015/春
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倉田

さようなら、天上底

__ 
呉城さんにインタビューするにあたり、どうしても話したい事がありまして。一昨年の悪い芝居「春よ行くな」での呉城さんがですね、もの凄く良かったんですよ。
呉城 
ありがとうございます。
__ 
まず、声が独特ですよね。
呉城 
そうなんですか、私、自分の声はちょっと・・・この間受けたWSで「何その高い声。舞台用の声?」って。めっちゃお腹に力入れて低い声を出してようやく、ええんちゃうって。私の声、どんなですか?
__ 
受け止めやすい声だと思いますよ。ストレートで、心情が伝わってくる声だと思います。
呉城 
ありがとうございます。そういって下さるのは嬉しいですけど悩み中です。キーンって高い気がして。もっと、確かな声を出したいです。
__ 
ラストシーンの叫び声が印象的でした。「春よ行くな」、彼女の口から出た出まかせというか、彼女のよく分からん処世術に全員が巻き込まれているとも見れるし、逆に、本当に彼氏が失踪した、可哀想な彼女を描いた話なのかもしれないし。
呉城 
可哀想ではないですけどね。あの人はああいう風になってしょうがないと言えるかもしれない。
__ 
天罰?
呉城 
天罰?天罰じゃないかもしれないですけど(笑う)。ふらふら生きとったらあかんねんなと。
__ 
ふらふらしてたから、最終的にはよくわからない自己啓発セミナーの人と一緒になってしまうと。
呉城 
でも、そう思ってても人間、流されるように生きちゃいますよね。
__ 
だらしなく生きてしまう?
呉城 
結構、流されて生きてしまうような気がしますね、あんまり良くないとは思いますけど。
__ 
私もね・・・今の生き方を続けてしまっているのが悩みだなあ。自分で自分の人生の主導権を握って、例えば25歳とかで会社を興してたらどうなってたかなあ。演劇界でもITででも、「何でもやります!」の姿勢で。もしくは静岡に帰ってもっと家族と時間を過ごしていたら。
呉城 
でもまだまだお若いじゃないですか。いや私が言う事じゃないですけど。
__ 
ありがとうございます。勇気が出ました。
呉城 
はい、あ、いまの赤色エレジーの現場って何か、若い子ばっかで、私が最年長で、どう思われてんのかなあって。21の女の子がいるんですよ。この可愛い子たち、みたいに思うんです。
__ 
ギャップが激しい?おジャ魔女どれみ世代と?
呉城 
あはは。私はセーラームーン世代でした。
__ 
おジャ魔女どれみかプリキュア世代に囲まれているのですね。いやその、子ども時代に実家で何を見ていたかが結構重要だと思うんですよね。手足の伸びきったセーラームーンが格好良く敵を倒すのか、自分たちと変わらないおジャ魔女が学級や家族や地域社会の問題に向き合うのか、プリキュアが同志と心を合わせて敵を倒すのか。恋愛番組も重要で、「あいのり」か「テラスハウス」のどちらを見ていたか。これもかなり恋愛観に影響を与えるんじゃないかと思う。
呉城 
あー、確かにそれはありますよね。「テラスハウス」はあんまり・・・「あいのり」を見ていた方が純粋に育ちそうですよね。
__ 
要は、自分がどんな恋をすべきなのか発見するタイミングを思春期で捉えておく事が大事で。それをしないと未熟な関係性で満足するようになってしまうのではないか?天上底には誰もが惚れてしまうけど、彼女はこちらの思いを知ってか知らずか、良く分からないどこかの隙間に行ってしまう。そこに、他者との関係性を上手く作れない未熟さがあるような気がする。まあ、彼女の逃げ続ける孤独な旅には思わず共感してしまうんです。あの不可解さ込みで。恋をされると逃げたくなるあの感じとか。
呉城 
え、そうなんですか。
__ 
あれ、ありませんか?私は恋されると恐怖しますね。
呉城 
あ、そうなんですね(笑う)それめっちゃ面白いんですけど。恋をされると逃げたくなる?
__ 
ゴジゲンの昔の作品で、童貞の集団が合コンして、彼らは全員恐れをなして逃げるんですけど、ラストシーンで女のひとりが童貞らの集まっている部屋に近付いてきて、彼らは集団自殺するんですけど・・・
呉城 
何それ!めっちゃ面白い。
__ 
めちゃくちゃ面白いんですよ。私もDVDでしか見てないんですけど。恋を引き受けられないという恐怖感がなぜかあるんですよね。
呉城 
へー。じゃあ、自分から好きにならないと恋が出来ないんですか。
__ 
私は多分そうですね。というか、好きな人に告白されても怖くなるのかもしれない。
呉城 
えー、それは幸せになれないですよ(笑う)
__ 
そうですね・・・
呉城 
いやそんなことないでしょうけど。だってねえ。好きな人と結ばれたいものじゃないですか。めっちゃ難しい性格ですね。
__ 
松居さんも、というか草食系男子というのはそういうものだと思います。そう思うと女性は、いやこれめっちゃ社会的ジェンダーのバイアスが掛かった見方ですけど、恋愛をモチーフにした文化を見て育って来ているから、引き受ける力を持つんだと思う。
呉城 
ずっとストーカーみたいな事をされたら気持ち悪いですけど、普通だったら、まあそういうのはありがたく頂きます、じゃないですか?そういう拒否感とかを「春よ行くな」の時に感じたんですか?
__ 
うーん、下敷きにあったからこそ強く感じていたんだと思います。
呉城 
へー。
__ 
冒頭にあった、大塚さんと呉城さんの、ラブシーンになるかどうかの、あのせめぎあい。あれに全てが集約していくような気がする。
呉城 
ああ、あれ、拒否するぐらいなら行くなよと思いますよね。
__ 
恋愛、嫌いなんだよ俺は。
春よ行くな
2013/8/22~27 in→dependent theatre 2nd(大阪) 2013/9/11~17 駅前劇場(東京)。

タグ: 登場人物が好きになれない リアルに相対し戦慄する 人生の節目 声が出せるように お茶目さについて プリキュア 成長拒否


質問 西村 花織さんから KING&HEAVYのみなさんへ

__ 
前回インタビューさせていただいた、劇団しようよ月面クロワッサンに所属している西村花織さんから質問です。とても可愛い女の子です。
飯嶋 
可愛い女の子。調べよう。
__ 
この方です(インタビューページを見せる)。
全員 
あらカワイイ!
飯嶋 
じゃあ、写真を見ながら。
伊藤 
テンション上がりますね。
__ 
「差し入れで一番嬉しいものはなんですか?」
飯嶋 
うーん。嬉しくないのは一番に思い浮かぶんですけどね。お花は嬉しいですけど困りますよね。処理に困るし、持って帰っても・・・
伊藤 
僕ら男だから花を愛でる習慣があんまり。
飯嶋 
嬉しいものですよね。
和田 
メッセージ付きの何かだったらめちゃめちゃ嬉しいですけどね。
伊藤 
貰った事あるんか。
和田 
ありますあります。
伊藤 
まじかよ。
和田 
何でも嬉しいですけど、そこにメッセージとか書いてあると・・・めちゃくちゃやるで。
__ 
西村さんからそういうメッセージが届いたら?
飯嶋 
「和田くん、頑張ってね!」って。
和田 
走って追いかけますね。
飯嶋 
何故走るんや捕まるで(笑う)
伊藤 
捕まるで。
__ 
お二人は。
飯嶋 
リアルな話、レッドブル6本パックとかが一番嬉しいですかね。
伊藤 
僕はまんじゅうが嬉しいですね。あんこが好きなんで。
飯嶋 
差し入れは甘いものが多くなる中で、ちょっとしょっぱいものが食べたくなるのはあるじゃないですか。おかきを差し入れて下さると、おっそういう事情を知っているなと。
__ 
なるほど。
伊藤 
だから、レッドブルか、一口サイズの饅頭か。
__ 
西村さんからのメッセージの付きの?
和田 
それ最高っすね。
伊藤 
顔赤いで(笑う)
飯嶋 
(笑う)
和田 
ウブなもんで。

タグ: お茶目さについて 差し入れ


集中しているんです

__ 
舞台に立っている時、どんな事を考えていますか?
丹下 
うーん、あまり何も考えていないかもしれません。本番時は状況が変わる事もあるので、それにいつでも対応出来るように常に集中しています。あまり余計な事は考えないようにしています。客席を見ないようにしたり、というのは心がけていますね。
__ 
集中しているんですね。
丹下 
そうですね。シーンが終わった後、他の事を何も覚えてないぐらい。
__ 
集中が途切れるのはどんな時ですか?
丹下 
たまに、お客さんからは見えない位置で笑かせてこようとする共演者の方がいますね。そういう時はちょっと笑ってしまいます。
__ 
茶目っ気ですね。
丹下 
そうですね。それ込みで楽しいんですけど。集中しすぎて余裕を失くしたくはないですね。
__ 
余裕を無くすとどうなりますか?
丹下 
もう、目の前の事しか見えなくなります。相手の演技に合わせたリアクションが取れなくなったり、それが致命的な失敗になった事があります。心の余裕は3分の1ぐらい残して。
__ 
舞台に立っている時は、丹下さんは役の気持ちになっていますか?
丹下 
はい。

タグ: お茶目さについて


vol.317 丹下 真寿美

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2013/春
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丹下

右往左往

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劇団飛び道具「四人のショショ」。大変面白かったです。渡辺さんは看護師役として、右往左往してましたね。
渡辺 
ありがとうございます。私、一度「アイス暇もない」の時にやってたんですよ。看護師役を。でもその時は上手くいかなくて、苦手なのかなと。
__ 
というと。
渡辺 
看護士さんって、一見自然に振る舞っていても計算されているんですね。いい意味で。どういう風にすれば患者さんと距離を詰められるかとか、とか。「アイス暇もない」の時は、もっと考えるべきだったんですよ。今回は助産婦の役で、「助産婦って何だろう」と色々見て研究したんです。大内さんによると、やっぱりどんな事があっても冷静でいないといけない。出産って一大事だから。
__ 
なるほど。
渡辺 
バタバタと右往左往するでもいいんですけどね。実は私の役は一番出ハケが多くて、重いテーマの話なので、空気を切り替える役目を果たせていたらと思います。上手くいけてたかどうかは分かりませんが。
__ 
いや、変えられてましたよ。
渡辺 
良かったです。空気を変える役は、結構難しいですね。まあ、その狙いが分かられてしまったら嫌なんですけど。
アイス暇もない
公演時期:2004/3/3~7。会場:アトリエ劇研。

タグ: 出ハケについて お茶目さについて 丁寧な空気づくり


質問 森口 直美さんから 西原 希蓉美さんへ

__ 
前回インタビューさせて頂いた、パプリカン・ポップの森口直美さんから。「若さを保つ秘訣はなんですか?」
西原 
うわーっ。若さを保ててない・・・。私、40歳だと思われてたんですよ。秘訣。若い格好する事。あと、タメ口で喋れないんですけど、それが若く見せる秘訣かも。メールでもめっちゃ敬語。
__ 
私もそうです。「飲み物は何が好きですか?」
西原 
私昼間はカフェで働いていて、珈琲が好きだったんですけど、今は水が好きです。あ、今飲んでるからホットカルピスです。

タグ: お茶目さについて 色んな秘訣集 若さの価値


vol.290 西原 希蓉美

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2013/春
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西原

水先案内人

__ 
さて、バーニングスキン。大変謎めいた作品で。影山さんはカウボーイ役でしたね。
影山 
色んな解釈があると思うんですけど、僕は主人公のマリが生み出したキャラクターなんじゃないかと思っていて。
__ 
なるほど。
影山 
マリは本当はお茶目な女の子で、こういう人達がいたら癒されるかもという心の働きがあるのかもしれません。
__ 
それが、自分の妄想に取り込まれていくと。
影山 
というか、その水先案内人は僕だったと思うんですけど。
__ 
子供鉅人で影山さんは結構な割合で穴を掘っていますが・・・。
影山 
そうなんですよ。高校の時も益山さんに演劇を教えて貰っていたんですけど、おじいちゃん役で、やっぱり穴を掘っていました。そこから始まったんです。
__ 
あの、スコップを持ち上げる瞬間に力を溜めて、すぐクンッと力を離すのが美しいですよね。
影山 
ありがとうございます。

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