『ヒロイン(笑)』

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かのうとおっさん大阪BABYLONに出演されていましたね。とても面白かったです。ヒロイン役でしたが。
佐々木 
『ヒロイン(笑)』という感じの。こんなに面白い舞台は初めてだな、というぐらいでした。みなさん、他の共演者の方が全員スゴい素敵な方で、稽古場がものすごく楽しかったです。自分の出てるシーン以外はずっと笑ってました。稽古場で有北さんが「おとなしい女の子という役作りの参考に」って渡してくれたマンガを読んでたんですけど、そこをいいむろさんに写真に撮られていじられ続けてました。楽しかったですね。
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最後には下級妖怪もやりましたしね。
佐々木 
当初はそんなシーン無かったんですけど、バグダッドカフェの八木進さんが稽古をお休みされた時に八木さんの代役をしたんですが、それが嘉納さんと有北さんには下級妖怪に見えたらしくて。それが台本の最後に増えてました。嘉納さんに、「柄杓で水を飲んで」って演出をされました。
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お供えの団子を食べてましたね。
佐々木 
ガバメンツの近藤さんとコソコソ練習してましたね。

タグ: 役作り=キャラクタの分析 印象に残るシーンを作りたい 稽古場でいじられる


vol.315 佐々木 ヤス子

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2013/春
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佐々木

悪い芝居vol.11「キョム!」

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。
大川原 
はい、よろしくお願いします。
___ 
最近は、大川原さんはどんな感じですか?
大川原 
今は稽古の毎日ですね。
___ 
あ、悪い芝居の次回公演「キョム!」ですね。
大川原 
そうなんですよ。これ、チラシです。
___ 
すごく目立つチラシですよね。
大川原 
ありがとうございますー。作ったのは山崎と植田なんですけど。
___ 
裏にキャストの写真が出てますねー。今回、何だか出演者が多いように思いますが。
大川原 
今回の作品、出演者が13名も出るんです。半分以上が悪い芝居団員じゃないんですよ。お互いを全然知らなくて、最初は人見知り状態だったんですが、最近はずっと一緒にいるという事もあって、冗談ばっかり言ってます。
___ 
最近はどんな冗談がHOTでしたか?
大川原 
ウチに進野というのがいるんですけど、彼結構年上なのにいじられキャラになっていますね(笑う)。「進野さん頼みますよー」「進野さーん」って。19歳の女の子にターゲットにされてます。
悪い芝居
2004年12月24日、旗揚げ。メンバー11名。京都を拠点に、東京・大阪と活動の幅を広げつつある若手劇団。ぼんやりとした鬱憤から始まる発想を、刺激的に勢いよく噴出し、それでいてポップに仕立て上げる中毒性の高い作品を発表している。誤解されやすい団体名の由来は、『悪いけど、芝居させてください。の略』と、とても謙遜している。(公式サイトより)
悪い芝居vol.11「キョム!」
公演時期:2010/12/18~26(大阪)2011/1/14~16(東京)。会場:精華小劇場(大阪)駅前劇場(東京)。

タグ: 稽古場でいじられる 悪い芝居「キョム!」


ジョジョネタでウケる観客と、隣の分からない人

__ 
そういう意味で言うと、今回のオリジナルテンポの成功要因って、実は役者が細かい部分まできっちり演技出来ていたからかもしれないなと思うんですよ。その時に何を考えているかが、手に取るように分かるから。
長尾 
それは、もしかしたらその人の人となりが分かっているからかも知れません。たとえば全員で段ボールを片付けるシーン。坂口修一さんだけが仕事を押し付けられるネタで、彼のキャラクターを知っている人ならもっとおかしく思えると思うんですよ。いじられキャラだから。
坂口 
誰も協力していない><
観客 
いいぞもっとやれ(笑)
長尾 
みたいな。
__ 
あるある。
長尾 
そういう内輪ウケに近いノリって、実はテレビドラマではあんまり見られない。小劇場だから許されるんでしょうね。たまにそういうネタがあると思えば、作ってるのが舞台出身の人だったりする。
__ 
ただし、内輪受けというのはあまり良いイメージはないんですよね。分かる人だけ分かるというのは、他の人たちを拒んでいるようでもある。
長尾 
でもこの時代、全方向の人にウケるものを生み出すのは難しいんですね。60~80年代は、まだ同じ世代の人たちは同じものを見て笑うことが出来たんですけど、今は価値観が細分化されているんです。
__ 
自分はもの凄く面白いけれども、隣の人は笑ってないと。
長尾 
ここまでウケればOKというのは無くなって、どこを狙って投げても客層ルーレットでは「赤の8にしか当たりがない」んですよ。
__ 
ターゲットの割合から、5割~8割が消えてしまったということでしょうか。
長尾 
だから、むしろ、赤の8であるところの客が500%ウケるものを持ってきたら、隣の黄色の人も笑うんじゃないか。そういうふうなやり方じゃないと、もう面白いものは作れないような気がします。オシャレな人もいれば、気を使わない人もいる。お笑いファンがいれば、嫌いな人もいる。みんなもう、そういう風に向かっているんじゃないかと感覚的に思います。
__ 
なるほど。
長尾 
例えば舞台でジョジョのセリフを言ったとして、分かる人にはもの凄く面白い訳ですよ。で、分からない人にとってみれば不快かと言うと実はそれほどでもない。モノによるけど、ネタとしてのレベルが高ければ気になる一瞬になるんです。分からなくても面白ければいいんですよ。
__ 
パロディは分からなくても面白い。そうですね。
長尾 
例えば歴史というジャンルを、中・高でコースの関係で詳しく学んでこなかった女子が戦国時代を描いた舞台を観に行ったとして。歴史の素養がなくても、例えば恋人を殺されたお姫様の気持ちは分かる訳ですよ。感情が引っ張りだされてくるわけだから。演劇は、だから今後マニアックな方向に向かっていくかもしれない。でも当然、人間を描けていないと全然届かないから、基本的な部分は変わらないと思います。
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結果、マニアックさを中核に含む高感覚を持ち、ただし誰にでも届くベーシックな演技がきちんと出来ている作品がウケていくと。

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vol.129 長尾 かおる

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2009/春
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