故郷に思う

沢  
将来的な理想としては、実家で演劇や文化振興が出来たらと思っていまして。
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隠岐の島ですよね。
沢  
そうですね。隠岐の西ノ島というところは、段々と人が少なくなってまして。どこか贅沢な話ですけど京都での演劇をもっと盛り上げて、5年先ぐらいには隠岐でもそんな事が出来たらなと思っています。実は、京都ロマンポップで一度やってはいるんです。
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あ、そうでしたね。「沢先生」。
沢  
島民の約4000人の内、400人以上が観に来てくれて。島にとってもありえない事で。島に帰る度、その事を言われて、「またやってよ」と言われるんです。プロデューサーとしてはあれぐらい、あれ以上の事をやらないといけないんだろうなと思います。役者としても、道を見つけられて、何か島に還元出来たらと思います。
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俳優でありながらプロデューサーというのは結構珍しいですよね。
沢  
先々週、祖父が亡くなりまして。火葬場で最後のお別れの時にですね、父の事も思い出して。火葬場の同じ場所で、最後に「僕は俳優になる」という事を誓ったんですよ。俳優としての自分も、ちゃんと考えていかなければならないと思っています。プロデューサーとかけ離れてはいるんですけどね。

タグ: 演劇のない地に演劇を現出 現動力


ツメを研ぐ悪魔

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最終的に、上演が終わった時に、観客がどう思っていれば理想ですか?
危口 
今年9月に行った公演の当日パンフレットに、「お客さんに笑顔で『金返せ』と言われたら嬉しい」と書いたんです。会心の笑顔でそんな事を言われるんだったら、いい試みだったんだろうなと。期待していたものとは全然違うけれども、劇場に来た事自体に対して良かったと思ってもらえれば。もちろん、真顔で『金返せ』と言われたら非常にマズいですけど。

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質問 丹下 真寿美さんから 鈴木 ちひろさんへ

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前回インタビューさせて頂いた、丹下真寿美さんから質問を頂いてきております。「行き詰まった時に行く場所や、頼るモノはありますか?」
鈴木 
行き詰まったり寂しくなると、恥ずかしい話ですが、よく親とskypeでテレビ電話をしています。距離的にだいぶ離れているんですが、家族と喋るのは自分にとってはかなり大きいです。年に1、2回帰るぐらいなので、たくさん喋ります。地元の言葉全開で。親に喋ってもどうしようも無い事もあるんですけど。
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愛情に囲まれた生活を送っている感じがしますね。
鈴木 
それはだいぶあると思います。この間まで教育実習に行ってたんですが、最後の日に生徒さんに喋った事が(ありきたりなんですけど)「人との出会いやつながりを大切にしてほしい」と言いました。本当に大切にしたいなと思っています。

タグ: 恥ずかしいコト 現動力 家族という題材


vol.318 鈴木 ちひろ

フリー・その他。

2013/春
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鈴木