50m走のような年末

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さて、まずは前回公演「おしゃれな炎上」。すさまじく面白かったです。乾さんは毎日性的な虐待を受ける弟役でしたね。快楽を追求した末に目玉だけになってしまい、姉に食べられるという。
乾  
ありがとうございます。あの公演の直前、寺本奈央さんの「動-shin-」に出させてもらって、その関係で稽古期間が1ヶ月無かったんです。凄く苦しかったです。終わった今でも、客観的に見れないぐらい。
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「動-shin」。出演されてましたね。見たかったです。
乾  
最初にお話を頂いた時、「私で良いんですか?」って言ってしまったぐらい自信がなくて。でも皆さんに良くしてもらって、ずっと謝ってました。
演劇プロデュース 動-shin「約束~キミノアカシ~」
公演時期:2013/12/6~8。会場:芸術創造館。

タグ: 稽古期間が短いピンチ


劇団壱劇屋 第22回公演『Lumiere Dungeon』

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今日はどうぞ、よろしくお願いします。最近、安達さんはどんな感じでしょうか?
安達 
最近は割と好きな事をやっています。お正月も京都に遊びに行ったり。稽古は毎日あるんですけど。
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今、壱劇屋は『Lumiere Dungeon』の稽古ですよね。何でも、ピンチだとか。
安達 
いつも通りピンチなんですけど、その中でもピンチレベルは割と高いですね。まあまあ間に合うよという時と、次にどんな作業があるか未知数という時などがあって、今回は割とヤバめ、そんなドキドキ感があります。
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どの程度のやばさでしょうか。
安達 
たとえば、この袋の中には布地があるんですけど、これからこれで衣装を作らないといけないんですよね。何を作るのかが昨日決まったんですよ。まあ、でも大分楽になりましたけどね、劇団員増えたので。
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なぜ壱劇屋が苦行のようなスタイルになっているのか。もしかしたら、台本の遅さが、表現を新鮮に保っているのかなと。
安達 
練習し過ぎて飽きるという事はありますね。例えば稽古が始まる前に台本があったとして、途中で飽きると。
__ 
なるほど。
安達 
パフォーマンスを作って仕上げて、揉むという時間はもうちょっとあってもいいかなとは思います。作ったら→よし行け、みたいな。でも、顔合わせの時点で全部あるというのはホンマに合わないと思います。
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揉む時間。
安達 
6人の悩める観客の時も、大阪公演から京都公演の間まで2週間あったんで、精度の面ではかなり上がったんじゃないかなとは思いますね。今回の場合は劇場で稽古させてもらっている分いけそうですけど。私はネガティブなので、でも大丈夫なん?みたいなのは思いますけど。
壱劇屋
2005年、磯島高校の演劇部全国出場メンバーで結成。2008年より大阪と京都の狭間、枚方を拠点に本格的な活動を開始。主な稽古場は淀川河川敷公園で、気候や時間帯をとわず練習する。マイムパフォーマンスを芝居に混ぜ込み、個性的な役者陣による笑いを誘う演技にド派手な照明と大音量の音響と合わせ、独自のパフォーマンス型の演劇を行う。イベントではパントマイムやコントをしたり、FMラジオにてラジオドラマ番組を製作するなど、幅広く活動している。(公式サイトより)
劇団壱劇屋 第22回公演『Lumiere Dungeon』
公演時期:2014/1/22~24。会場:門真市民文化会館 ルミエールホール 大ホール。

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劇団壱劇屋 第22回公演『Lumiere Dungeon』

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今日はどうぞ、宜しくお願いします。最近、坪坂さんはどんな感じでしょうか。
坪坂 
いや、それはもう充実してますよ!劇団として立て続けにいろんな事が起こっていて。今回の作品もそうですね。初めての会場で初めての事をする訳で。個人的にも初めての体験が続いているんです!
__ 
なるほど。「ルミエール・ダンジョン」は劇場を丸ごと使うという事で、確かに初めて尽くしですよね。
坪坂 
その大劇場を、小劇場的に使えるというのがすごく新鮮なんじゃないかと思うんです。僕ら壱劇屋は小劇場で表現してきた者なので、大きな空間を贅沢に区切って使えるというのは非常に貴重な体験ですね。
__ 
面白そうですよね。
坪坂 
お客様にとっては、そこを体感的に感じる仕掛けになっているんですよ。この人達、これをどう使うんだろう。あそこがこうなるんだ、この空間でこんな事をやってしまうんだと思うような。見るだけじゃない、五感を使って楽しんでもらえる時間になると思います。
__ 
素晴らしい。本番まで二週間を切っているのに、ネタを盛り込もうとしているらしいですね。
坪坂 
枠が大きすぎて、贅沢になってしまっって。あれを使いたい、これを使いたいとアイデアがどんどん出てきて、まとまらないですね。

タグ: 私の劇団について 稽古期間が短いピンチ 会場を使いこなす


「なら、こうしてみたら?」

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LINX'Sで上演された「月曜劇団の会議は踊る」。これは、まさに人によって感想が変わる作品だと思いました。路上でのシチュエーションコメディとも取れるし、お笑いを取るための単純なコントかもしれないし、「お馬鹿」が生んだ混乱の先に結束があるという希望的な結末というメッセージもある。
上原 
座長の西川が色々考えて書いたものですが、20分に要素を詰め込むとなるとやはりああいう形になりますね。僕は演出をするだけなので、内容ではなく見せる事に責任を持っています。その分業性が上手くいってるのかもしれません。
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上原さんの演出のやり方について。「会議~」を拝見して、役者の出ハケの整理が非常に優れているなと思ったんです。本番に出るライブ性を確保しながら、限られた稽古期間で役者に良いパフォーマンスをさせる指示や、コンディションの持っていき方のスマートさを感じたんです。
上原 
稽古をやっている時に役者の体が反応しているのが見えるんですよ。(ああ、この人はこうしたいんやな)って。「なら、こうしてみたら?」って言えるんです。これは僕も役者やってるから、そのあたりの生理が見えるんです。
__ 
なるほど。だからか、すごく筋肉質な作品だと思いました。演出された無駄なシーン運びで、結果、ストレスのない観劇体験でした。
上原 
そうですね。ストレスのないようには気をつけていますね。でも「絶対的にこうしろ」みたいな事は言わないです。その人がどうしたら伸びるか、生き生きするかという事しか考えていません。だから、演出家としては大した事ないんですけど・・・
__ 
いえいえ。どうしたら伸びるか、という事を考える。つまり、役者がどうしたらきれいに見えるかという意味での交通整理だけではないんですね。
上原 
稽古期間なんてずっと流動的なんですよ。完結へのプロセスをあえて考えない。ここでこう見せたいというのは何となくあるんですけど、それは100じゃないんです。稽古場でお互いが持ち寄ってきたものを合わせて、100に作っていく感じですね。

タグ: 出ハケについて 稽古期間が短いピンチ


試行錯誤だけじゃないやり方

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今後、小嶋さんはどんな感じで攻めていかれますか?
小嶋 
この間柳川さんで客演をさせてもらって、全く違うところのやり方を学べたので、とても勉強になりました。それを生かして、イッパイアンテナをベースに、どんどん外にも出ていければなと思っています。
__ 
ああ、「昔、柳川がいた」ですね。どうでしたか。
小嶋 
大変でしたね(笑う)。いつも参加している作品と全く違うので、戸惑う事はありました。会話の返し方も違うし、台本の解釈も違うし、ドツボに嵌りそうになって・・・でも、競演している二人の先輩が稽古場で色々な事を試しておられて、それが全て面白かったんです。短い稽古期間でしたが、スムーズに吸収出来たと思います。
__ 
次に、同じような短い作品を作るとしたらどのような事に気をつけたいですか?
小嶋 
競演した浦島さんが仰っていたんですが、「やり過ぎると良くない」んですよ。どうしても感じる事が出来なくなってしまう。演技の解釈やタイミングを繰り返し試行錯誤すると、中身に取り込まれて面白さを感じる事が出来なくなるんですね。
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面白さの論理は知り尽くすのに、外から見た時の味が分からなくなると。
柳川presents「昔、柳川がいた。」
公演時期:2011/10/29~30。会場:アトリエ劇研。

タグ: 色んなものを吸収 後輩たちへ 稽古期間が短いピンチ 今後の攻め方


人×場所の組合せ

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さて、TorinGiの「捨てる。」色々な意味で程よい会話劇というか、非常に見やすい芝居でした。池田さんは、演出をされていたんですよね。
池田 
はい。そもそも演出をやろうと思ったのが、いまは活動休止してるんですけどギリギリエリンギという劇団を主宰してて、そこで最初は役者をやっていたんですが、一つ今までと違った事をしてみようと思ってたんです。一つ、やりたい事をやらせてくれと。
__ 
ええ。
池田 
その時は6人の脚本家に同じ場所設定で6本の脚本を書いてもらって、7人の役者に演じて貰うという、トライアスロンみたいな企画をしていたんです。僕が演出で。それを結局、2007年と8年に4回やりました。
__ 
そこから演出を始めたと。
池田 
はい。自分が出会ってきた人や場所を組み合わせる作品作りが凄く面白かったんです。今回の企画も、相性の合う脚本家さんに、いままで知り合った面白い・魅力的な役者さんをお呼びしました。でも、実は稽古期間が10日間しかなくて(笑う)。
__ 
なるほど。
池田 
初日に読み合わせをして3日目に通しをするという突貫工事で。役者さんには楽しんでもらったみたいで良かったですが。
トライアスロンみたいな企画
劇団ギリギリエリンギAnotherWorksシリーズとして、2007年・2008年で延べ26本の短編を上演。

タグ: 稽古期間が短いピンチ


これからの小劇場についてまじめに考える会

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今回、やって良かった事はなんでしょうか。
池田 
演出家としては、短い稽古期間でもポジティブに動いてくれる役者に巡り合えた事ですね。やってて面白かったですし。短い時間を上手くコントロールする事が出来ました。
__ 
これがまずかったというのは。
池田 
シルバーウィークに負けたという部分ですかね(笑う)。動員面でしんどかったというのはあります。これは小劇場全体の問題だと思うんですが、お客さんが観劇に使うお金を別の事に使い始めてるんですよ。月に4本見ていた人が2本しか見なくなってる気がするんですよ。
__ 
まあ、真っ先に切り捨てられる部分ですからね。
池田 
全体的にお客さんが離れつつあると思います。
__ 
そういった問題に対して、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
池田 
単純に、クオリティを高める事以外ないと思います。面白いものを作る。それが公演の形態や、作品の内容や、色々あると思うんですけど。チケットを買う動機をもっともっと刺激していかなくてはならないと思うんですけど。
__ 
動機付けですか。
池田 
これを見たいと思ってもらうにはどこまで持っていかなくてはならないか、と。こうすればお客さんが入る、みたいな方法はないので。
__ 
全体がもっと戦略的にならなくては、小劇場に来やすい環境は作れない、んでしょうね。
池田 
実は今年の6月の頭に、「これからの小劇場についてまじめに考える会」というイベントを企画したんですよ。僕が企画・構成して、当日の司会進行もさせてもらったんです。延べ3日間やったんですが、演出家や制作者、劇場主や役者さんも来て。プロジェクタで映像を出して、これから自分達がどうしていかなくてはならないかという事を話し合ったんです。
__ 
どうなったんですか?
池田 
まとまった答えは出なかったです。一日ごとにばらばらな意見で一致して・・・いや、一致しなかったんですけど(笑う)。結局、僕らにお金がない状態でどのようにお客さんを舞台に集めるにはどうすればいいのか、そもそも興味のない人に舞台に来て貰う必要があるのか、もっと考えよう!という(笑う)。
__ 
面白そうですね。どのくらい集まったんですか?
池田 
3日間で延べ40人くらいです。演出家が集まった時は、自分がどのような世界を作りたいのか、から始まって「演劇に観客は果たして必要なのか」という話に戻って、半分ケンカになっちゃってました。凄いなと。面白かったです。

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MONOスペシャルイベントin金沢 『チェーホフを待ちながら』

__ 
今日は宜しくお願い致します。
長沼 
お願いします。緊張してます。
__ 
いえ、そんな肩肘をはったものではありませんので。最近の長沼さんは、どんな感じでしょうか?
長沼 
最近は、次の公演の準備です。稽古期間が短いので、台本は稽古が始まる前に渡されて、各自が覚えてくるという。稽古が始まったらすぐに立ち稽古、通し稽古、という感じなのだと思います。
__ 
どんな作品なのでしょうか。
長沼 
MONOさんの、金沢市民芸術村でのスペシャルイベントです。チェーホフの一幕物なんですけど。
__ 
あ、MONOですか。
長沼 
はい、声を掛けて頂いて。
__ 
この間のぶんげいマスターピースの「三人姉妹」から、チェーホフが続きますね。
長沼 
続きますね。でも今度やる一幕物は、「三人姉妹」とはだいぶ雰囲気が違うので、また新鮮に楽しめそうです。
MONO スペシャルイベントin金沢 『チェーホフを待ちながら』
公演時期:2008年10月5日。会場金沢市民芸術村

タグ: 稽古期間が短いピンチ


vol.104 長沼 久美子

フリー・その他。

2008/春
この人のインタビューページへ
長沼

「濃色企画」

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今日は、宜しくお願いします。
村井
宜しくお願いします。
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最近は、何色何番の「濃色企画」の稽古ですね。
村井
そうですね。
__
いかがですか。
村井
先週まで別の本番があった人達を客演に呼んでいて、その人達の稽古参加が一昨日になったので・・・。
__
一昨日ですか。
村井
稽古期間が一週間しかないので、かなり。
__
大変ですね。
村井
大変ですね・・・。
__
今回は、チラシが面白いですね。ハッタリのきいた感じの。
村井
大学の時の友達が少女マンガ家で、今回お願いしました。
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絵柄がりぼん系ですよね。
何色何番
たかつかな・村井春也。の二名による演劇ユニット。各公演に~~色と題して、全くテイストの異なる公演を行う。
何色何番濃色企画「少女戦隊!ドキレンジャーツー(2)~ドキレンジャー対DEATHメガネ~(仮)」
公演時期:2008年01月13~14日。会場:スタジオ人間座。

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