謎に、引き寄せられて

__ 
これまでに、自分を変えた舞台はありますか。
真壁 
自分を変えたというなら、ミジンコターボの作品は、確実に自分を変えたと思います。今、フリーで活動してる自分がいるのはミジンコターボの作品に出たからだと思います。それと、一人芝居ですね。あれは本当に、やって良かったと思います。
__ 
どんな作品だったんでしたっけ。
真壁 
桂枝雀さんの「動物園」という落語を元にした、ニート男役の芝居でした。ライオンの着ぐるみを被り、動物園でライオンのフリをするみたいな作品ですね。演出をして下さった片岡さんには感謝です。一人芝居、もっとやりたいですね!
__ 
演劇を続ける上で、どんな事が謎?
真壁 
謎・・・?演劇自体が私にとっては謎ですけどね!何だろなあ。演劇をしていると、普段絶対こんなところに目をむけへんやろうみたいな着眼点ってあるじゃないですか。そういう作品を見たり、自分がやったりとかして。改めてその着眼点が新鮮に見えたら面白いって思いますね。
__ 
なるほど。
真壁 
知らなかった目線を体験すると、日常でも違う目線に気付けたりするんですよ。それって面白いですよね。ヒネくれているように取られる事もあるんですけど、自分でその着眼点が見つけられるようになったら面白いですよね。

タグ: 一人芝居 落語 ライオンの話題


vol.376 真壁 愛

フリー・その他。

2014/春
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真壁

いていいんかな

__ 
演劇を始めた経緯を教えてください。
乾  
私の入っていた小学校では、六年生になると卒業公演をするんですよ。ライオンキングをする事になって、私は子供心に悪役をやりたいと思っていまして。ずっと。オーディションで、スカーという役をさせてもらいました。
__ 
いかがでしたか。
乾  
終わった後、あまり遊んだ事のない子や親御さんから、「良かったよ」と言ってもらえて。それで調子に乗って、演劇を始めました。必要とされているのが嬉しいのかもしれません。
__ 
必要とされたい?
乾  
役があると、「いていいんだ」って自然に思うんです。稽古場なんて、それだけで楽しいですね。本番が終わった後に、お客さんから声掛けてもらったりするとすごく嬉しい。
__ 
最近、私は闇金ウシジマくんが好きで。そこに出てくる登場人物の半数以上が、「誰かに必要とされたい」って思ってるんですよ。依存を止められない癖に、寂しい自分は客観視して、批評までしてしまう。
乾  
だから人気があるんでしょうね。必要とされたいってきっとみんなあると思うんです。稽古場というか劇団って、いる事を許されている気がするので。でも「いていいんかな」って思っちゃうんですけど。
__ 
私の中では、がっかりアバターにおける乾さんの存在はもう必要不可欠ですけどね。
乾  
えーっ。いつ捨てられるかと思ってますよ。
__ 
いやいや。少年役がはまりまくる感じ、がっかりアバター独自のかぼそい変態性に最高にハマっていると思いますよ。
乾  
劇団とか、入るつもりは無かったんですよ。それまでにもお芝居に出させてもらった事はあるんですけど、がっかりアバターは稽古も含めてあまりにも楽しくて。これ、もう出られないのが、めっちゃ嫌だと思って。「入っていいですか」と言って入れてもらいました。
__ 
がっかりアバターに出会った経緯は?
乾  
中学3年の時に、文化祭で坂本さんの舞台を見たんですよ。この人は凄いと純粋に思って。今でも雲の上の存在なんですよ。衝撃を受けて同じ学校に入ったんです。
__ 
なるほど。
乾  
その時にやってたのが、舞台の上に男の子が寝かされて「死体や」って言って。アンディさんが体育館用の掃除機でその男の子の乳首を延々と吸うっていう。学校の文化祭なので、当然父兄が来て見ていて。もの凄い空気でした。
__ 
どのくらいの作品でしたか?
乾  
覚えていませんがもの凄く長い時間だった気がします。緊張感がありました。アンディさん、輝いてました。衝撃でしたね。

タグ: 文化祭前夜 その人に出会ってしまった 衝撃を受けた作品 調子のってた ポジショニング不安 ライオンの話題


ライオンのソフビ

__ 
今日はですね、お話を伺えたお礼にプレゼントをお渡しようと考えていたんですが、申し訳ありません、ちょっと急いでいたため持ってくるのを忘れてきてしまいまして。
北尾 
はい。
__ 
ライオンのフィギュアなんですが・・・。
北尾 
あ、ライオン!僕、小さい時からライオンが好きな動物なんですよ。狩りはメスにさせて自分は寝ている、でもあの風貌という。去年までグリグリのパーマを掛けていたので、似ていたんですよ。
__ 
後日、お送りさせて頂きます。

タグ: ライオンの話題


質問 高杉 征二さんから 川那辺 香乃さんへ

Q & A
___ 
さて、少し前にインタビューさせて頂きました、高杉征二さんから質問を頂いてきております。
川那辺 
わあ。優しい人ですよね。
___ 
「好きな映画は何ですか?その理由も教えて下さい」。「彼女ならキュートな理由が聞けるはずです」との事です。
川那辺 
最近、映画は見てないんですよ。何がいいかな。「ライオンキング」とか。「ハリーポッター」とか好きですね。
___ 
理由は。
川那辺 
「ライオンキング」は、子供の頃、毎日のように弟達と一緒に見ていて。ミーアキャットとイノシシが、主人公のライオンを助けて仲良くなるんです。虫を食べて暮らしている彼らが、主人公に食べ方を教えるシーン。最初は嫌がっていたのが、食べるとおいしい!で、三人が仲良くなり、歌い出すという(笑)台詞も全部覚えていたことがありました。「ハリーポッター」は原作が好きで、それで留学先もイギリスを選んだという・・・かなり安易ですが。

タグ: 映画の話題 留学して表現を学ぶ ライオンの話題


初舞台はアクトリーグ

__ 
蔵本さんは、いつから突劇金魚に入られたんですか?
蔵本 
2年ぐらい前に、「王様ニキビ~僕とマドンナ達と毒ライオン~」の再演に参加させて貰ったんです。その時は体験入団みたいな感じだったんですけど、公演後にサリngさんとお茶して。入りました。
__ 
それまでお芝居とかは。
蔵本 
昔、G2さんの「ダブリンの鐘つきカビ人間」という作品をTVで見たんです。もうすっごい面白くて、それからずっと、やってみたいなって思っていました。
__ 
なるほど。初舞台は。
蔵本 
実はアクトリーグの・・・。
__ 
え!そうなんですね。初めてが即興だったんですね。
蔵本 
はい(笑う)。そこで赤星マサノリさんみたいな先輩に出会えて。今も、すごいお世話になっています!
突劇金魚「王様ニキビ~僕とマドンナ達と毒ライオン~」
公演時期:2008/12/19~21。会場:大阪市立芸術創造館。
赤星マサノリ氏
俳優。sunday
片岡百萬両氏
俳優。演出家。ミジンコターボ

タグ: ライオンの話題


ベトナムからの笑い声 第26回公演「キャプテンジョー」

__ 
長尾さんは、月に何本くらい劇場に行かれるんですか?
長尾 
週に、4本くらい観ますね。
__ 
凄い。金曜日の夜から行かれる感じですか。
長尾 
たまに行かないですね。
__ 
あ、たまに行かないんですね。
長尾 
うーん。土日は大体観てますね。
__ 
今年、印象に残ったお芝居と言うと。
長尾 
ベトナムからの笑い声ですね。「キャプテン・ザ・ジョー」。あれはだいぶやられました。
__ 
私も凄く面白く拝見しました。
長尾 
長編にした意味があったと思う。前半の下らないコントがあったからこそ、後半のシュールな展開が生きてた。構成的に良かったと思います。あの終わり方も印象的で。
__ 
潔かったですよね。ベトナム、お好きなんですね。
長尾 
好きですね。あと、ユリイカ百貨店も良かったです。悔しくて泣くのでも辛くて泣くのでもなくて、胸がいっぱいになって泣くのはユリイカだけですね。
__ 
というのは。
長尾 
この前のも泣いてしまって。ライオンが猛獣使いの女の子に語りかける、「僕はきみのためなら火の輪もくぐるし芸もする。君の憧れている人にはなれないけど、今きみの傍にいるのは僕なんだよ」。けして結ばれないけども、ライオンは今、幸せなんですよ。それが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
__ 
私も前回のユリイカ百貨店は凄く良く出来ていたと思います。カフェ公演、しかも朗読劇ということで気軽に見れるものなのかなと思いきや、雰囲気を作るための非常に地道で注意深い作り込みが見られて。ああ、空気を作るってこういう事なのか、と思いましたね。そこからちょっとずつ、はみ出していくファンタジーというか。
長尾 
次も楽しみです。
ベトナムからの笑い声
丸井重樹氏を代表とする劇団。手段としての笑いではなく、目的としての笑いを追及する。
ベトナムからの笑い声 第26回公演「キャプテンジョー」
会場:京都スペースイサン。公演時期:2009年7月3~5日。
ユリイカ百貨店
2001年に脚本・演出を担当するたみおを中心とするプロデュース集団として結成。その後劇団としての活動に形を変え、2005年4月、再度プロデュース集団となる。幼い頃の「空想」と大人になってからの「遊び心」を大切に、ノスタルジックな空気の中に、ほんの少しの「不思議」を加えたユリイカ百貨店ならではの舞台作品を作り続けている。(公式サイトより)
ユリイカ百貨店 8th「喫茶店であいましょう」
会場:cafe&gallery etw。公演時期:2009年9月1~3日。

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vol.129 長尾 かおる

フリー・その他。

2009/春
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長尾

ハッピーエンドになりきらない

___ 
しかし、女子が沢山出てくるんですね、サリngROCKさんの作品って。好きなんですか?モチーフとして。
サリng 
そうですね。笑える滑稽な女子が好きですね。女子がバカな事をしているのが、男子のそれより好きなんですよ。
___ 
滑稽な女子ですか。
サリng 
バカであってほしいですね。思いっきり笑ったり泣いたりしてほしいんです。あと、女性作家は男子の事が上手く書けないとか言うじゃないですか。そういうのもあるかも知れません。良く分からないから書くことがあまりないというか。
___ 
王様ニキビ」は男子が主人公でしたね。
サリng 
はい。ですが、女子を書くのとそう変わらず書けたと思います。男性のお客さんから見たらどうなのか分からないんですけど、どうだったんでしょうか。女々しいというか。
___ 
いえ、彼の気持ちは良く分かりました。目の前に嫌なことがあったら逃避してしまう描写とか。「お嬢マン」という言葉が最近言われてますよね。仕事や恋にあんまりガツガツいかない男性の事を言うらしいですけど。
サリng 
「オトメン」みたいな感じですか?
___ 
そうです。「王様ニキビ」のツタヒコはまさにそれで、というか全登場人物中、彼だけがそこから成長することなく終ってしまうという。結構身につまされた人も多いんじゃないかなと思いました。後半のシーンで、ツタヒコの分身であるライオンが彼に代わって同窓会行ったり辞めたバイト先に行ったりしますよね。
サリng 
行きますね。
___ 
そこでは彼の存在はほとんど無かった事にされていたかのようにスルーされて、という。現実逃避しまくってたら世界そのものに置いてかれた、という事なのかなと思いました。
サリng 
あれはどう説明すればいいんでしょうねえ。難しいですね。私は、あのライオンがツタヒコの分身とまでは思っていなかったです。人間ではない生き物が「僕ツタヒコ」って自己紹介して、「あ、そうだったん」って言われるぐらいツタヒコの存在が小さかったという描写がしたかったんです。
___ 
キツイですね。彼自身が思っているほど、他の人には重要ではなかったと。
サリng 
自分がいないところで攻撃されていると思いこんでいたけど、実際周りは見てないし何ヶ月間かいなくなってたらどんな姿をしていたか忘れられてる、っていうのを誇張した感じですね。
___ 
やっと起きたツタヒコが、何故かアウトドア趣味に目覚めて虫取り網を持って部屋を出ていきましたね。今さら少年帰りをするツタヒコと、置いていかれるライオンとの温度差が劇的でした。
サリng 
あまりハッピーエンドになりきらない終わりが好きで。ツタヒコ自身はすがすがしい感じで部屋を出ていくけど実は忘れられていますみたいな。
___ 
忘れられるのは嫌ですね。
サリng 
そうですね。自分から変わっていかなきゃ、という事ですね。

タグ: ハッピーエンドについての考え方 ライオンの話題