本当に素敵なショーだったんです

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トランク企画の前回のセッション、「LIFE」を拝見していて凄く楽しかったのが、演技が噛み合った瞬間なんです。同時に、きっと難しい事なんだろうなと思っていました。高杉さんと内田さんと真野さんのやった、捕まったゴキブリの話はとても良かったですね。
木村 
そう!本当に素敵でしたね。いいシーン、家に帰ってもプププって笑えるのがいいインプロだと思います。お互いすっごい協力して、周りのみんなもいつも協力しようとしていて。なちゅほ(浜田)さんが最後に言ったセリフもすごい良かったですよね。人間が彼らを見つけてしまって、彼らが上を見上げて終わる、みたいな。
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素晴らしかったですよね。何だか、そう作られた演劇のように思えたんです。最後の山口茜さんの実家話から始まるショーなんて、本当にあの台本で数ヶ月稽古したもののように見えました。実家の町で乗っていた自転車が宇宙船と交信を始め、そこから、思い出というあやふや記録の情景が、インプロなのに調和をもって紡ぎだされて、他の俳優達の町の思い出も混ざり合いながら、引っ越しの日を迎えるという明確な物語がある稀有なショーでした。UrBANGUILDの店員さんも凄い拍手してましたよ。
木村 
ええっ、それは嬉しい。
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即興でしか生まれない空気感があるんですよね、確かに。

タグ: 引き出し合う ファンタジー 舞台全体を見渡せる感覚 即興、インプロについて 引っ越し 反応し合う Urbanguild


カメハウス第漆回公演「MEMENTO」

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今日はどうぞ、よろしくお願い致します。京都ロマンポップの玉一さんにお話を伺います。京都ロマンポップは昨日、UrBANGUILDで公演「ニホンノカビ」を終えたばかりですね。お疲れ様でした。最近はいかがですか?
玉一 
ありがとうございます。よろしくお願いします。今は、カメハウスの公演「MEMENTO」の稽古が始まっています。以前、プロデュース公演の時にカメハウス主宰の亀井さんと出会ったんです。今回はその縁からの参加になりました。世界観の作り込みが凄いんですよ。台本と一緒にキャラクターの設定資料を頂いたんですが、それがこと細かに書かれていて。それを読んだだけでも世界観が分かるんです。
__ 
楽しみですね。
玉一 
はい!とても。
京都ロマンポップ
「物語は幸せへの通り道」京都ロマンポップは、2005年京都を拠点として旗揚げしました。作品は、よりふじゆきによる脚本:本公演と、向坂達矢による脚本:さかあがりハリケーンの二本を支柱としています。本公演の舞台設定は、古代ローマ、中世ドイツ、昭和初期日本、そして現代と多岐にわたっていますが、一貫して描かれているのは普遍的な人間の悲しさや苦悩であり、そこから私たちの「生」を見つめなおす作品です。哲学的な言葉を駆使しながらも、役者の熱や身体性を重視する、ストレートプレイ。「ロマンポップ」の名前の通り、エンターテイメント的な要素も取り入れながら物語を紡ぎます。さかあがりハリケーンは、短編作品集です。その作品群は「コント」ではなく「グランギニョール」ただ笑える作品ではなく、どこか屈折した退廃的な空気が作品に漂います。歌やダンス、身体表現を最大限に取り入れていますが、対峙するは「現代の演劇手法」です。(公式サイトより)
カメハウス第漆回公演「MEMENTO」
公演時期:2013/12/27~12/29。会場:道頓堀ZAZA HOUSE。

タグ: その人に出会ってしまった 私たちの世代 Urbanguild 世界観の作り込み


そんなおこがましい事、言っちゃいけない

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サワガレの前の、象牙の空港#2「20のアマルガム」も面白かったですよ。
飯坂 
あれ、凄く難しかったんです。作演出の伊藤君も、役者さんとどこまで共有するかを迷っていたみたいで。これ、いいのかなという状態で舞台に立っていました。
__ 
なるほど。
飯坂 
私が一人でずっと長セリフを言うシーンもあって。自分なりの解釈で、ある程度自由に。
__ 
自由な現場は楽しいですか?
飯坂 
いや、苦しいですね。不安が苦手で・・・。パフォーマンスの演劇って、自分で楽しんだらいいのかなって。あー、いや違う。それは違います。役者として思ってはいないです、そんなおこがましい事、言っちゃいけないですよね。
__ 
いや、大事な要素だと思いますよ。
飯坂 
うーん。最終的に役者が楽しいというのは違うんです。自分で楽しむポイントを見つけたらいいという事ですよね。
象牙の空港
京都大学学生の伊藤元晴が自身の作・演出作品を上演する個人ユニットとして設立。(公式サイトより)
象牙の空港#2「20のアマルガム 」
公演時期:2011/12/2~4。会場:UrBANGUILD 。

タグ: 出来ない!難しい!演技 Urbanguild


vol.256 飯坂 美鶴妃

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2012/春
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飯坂

サーカスがやってくる

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イガキさんは、最近はいかがお過ごしですか。
イガキ 
最近は、メインで活動しているユニット「たゆたう」の2ndアルバムが出るんですけど、そのレコ発のイベントを盛り上げようと色々しています。会場は京都のUrBANGUILDです。お客さんはもちろん、お店のスタッフの人までも一緒に盛り上がるみたいな感じにしようと思っています。
___ 
おお。
イガキ 
「サーカスが来た!」みたいな感じで、真ん中にステージを置いて。客席を囲むような。
___ 
面白そうですね。一瞬でイメージが湧きました。
イガキ 
今年の10月1日です。もしよければいらしてください。
___ 
是非とも参ります。盛り上がるといいですね。

タグ: Urbanguild


『work for the publick good』

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私が葵さんを初めて拝見したのは、chikinのイベント『work for the publick good』でした。ストリップ自体見るのが初めてで、非常にショッキングな体験でした。
葵  
どういうところが。
__ 
あの時掛かった曲は「東京ブギウギ」で、舞台中央で客席に背を向けてお尻を突き出すというフリがありましたよね。で、Tバックだったじゃないですか。その瞬間まで、ストリッパーがプログラム表に書いてあったけど本気にしてなかったんですよ。それがマジなんだって分かって、一気に会場の温度が上がったんです。
葵  
あの時のお客さん、ストリップってものが初めてな人が多かったでしょうね。
__ 
最後のベッドシーンは歓声まで上がってね。それまで、ライブとコントとパフォーマンスのイベントだったのが一気にひっくり返った。・・・ちょっと悔しかったんです。女性が舞台上のあらゆるツールを使って、というか舞台芸術というメディアを使って脱いで踊るのであればそれは完全な夢の世界じゃないですか。それに敵うものなんてないだろうと。
葵  
いやぁ。
__ 
いや、実のところはダンスの技術が物凄く高かったからそこまで思ったんだろうけども。でも半年くらい時間が経って、それはもっと大変なことなんじゃなかろうかと思い始めたんですよ。もしかしたら、ストリッパーとは最も他人の視線に強い人種なのかもしれないって。
『work for the publick good』
公演時期:2010/2/14。会場:UrBANGUILD。
chikin
京都を中心に活動する劇団。京都造形芸術大学の卒業生3名で立ち上げ。ショート作品を連作形式で発表する。

タグ: SeizeTheDay Urbanguild


vol.156 葵 マコ

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葵