質問 宿南 麻衣さんから 伊藤 えり子さんへ

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次は「人の気も知らないで」で共演された宿南麻衣さんからのご質問です。
伊藤 
あはは。はい。
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「稽古場で、演出家からいきなりネタをやってくれと言われて、それを受けて立ったりいなしたりしていて。そういう態勢をどうやって鍛えたんですか?」
伊藤 
(笑う)20代前半にお芝居を始めた頃に、「絶対に断ってはいけない」という精神を教えられて染み着いているんですよ。インプロなんかでもそうなんですけど、断っちゃいけない、いいえで返しちゃいけない。あと、早く返さないといけないんです。それがずっと頭の中にあって。ちょっとマイペースな永津に「早く早く!」ってなってしまって(笑う)。私「慌て」なんです。性格がホントに逆なんですよ。あとは先輩が本当にどんどん振ってくる方がまわりにいてて、転球劇場の橋田さんとか本当に憧れてて、生き様とかに憧れているんですけど、飲んでフラフラの状態でもエチュードを始めたりとか。そこに絶対に面白くして返さなくてはあかん。いや、多分訳わからなくてもいいんですよ。でも断ったらあかん。と思ってます(笑)
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そして早く返す。
伊藤 
そうですね、なるべく早く返そうとしてしまいます。最近よくそう言われます。
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凄いなあ。それ、トレーニング出来る能力なんでしょうか。
伊藤 
出来るんちゃいます?新喜劇の役者さんが段々と面白くなっていくとか、返しの早さとかも。笑ってるのが好きなので、横山さんにはコメディエンヌやなと言われますね(笑う)。

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しなやかで強い、竹のような・・・

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清水さんはヨガのインストラクターをやってるんですよね。私も最近、ヨガが気になっていて。実は「寝ながらヨガ」というスマホのアプリで軽いヨガを受けて寝てるんですよ。言葉の表現のチョイスや指示のコンテキストとかが、もしかしたら大事なのかな、と思うのですがいかがでしょうか?
清水 
私もインストラクターになるまではヨガを学んでいたんですが、レッスンを受けるのとやるのとは違うんですよね。教え始めてから考えが深まっていきました。年配の方にも教えているんですが、体が硬かったりする方をいかにほぐしてあげられるか。言葉も声のトーンも選ぶんですが、私は元々声が高くないので、そこが緊張を和らげるのにいいのかなと。
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へえー。
清水 
年配の方だと、何ヶ月か経ったら、体が柔らかくなっていくのが目に見えるんですよ。背中が丸まってた方が、ましになったなとか、身長が伸びたよというおばちゃんもいたり。
__ 
日常での身体の使い方を良くしてくれる。そんな効果もあるんですね!面白いですね。
清水 
その人の体に、その人の性格が出て面白いんですよ。生真面目な方の身体ほど硬かったり、考え方が柔軟な人は柔らかい。心と体って繋がっているなあと、身を持って感じますね。演劇をやっていても同じように思う事もあって、勉強になります。
__ 
人の顔に性格が出るのと同じ事ですよね。適当な生き方をしている人は、要所要所以外は緩めるからリラックスした体勢で生きている。緊張に置かれた生活をしている人は、ガチガチになりがち?
清水 
そうですね。ヨガはポーズやストレッチだけではなく、筋肉を鍛える事もするんですよ。
__ 
へー!
清水 
しなやかで強い、竹のような身体を作るのが私個人の目指す所です。コアな筋肉を鍛えて、柔らかくかつ土台のしっかりした肉体を作っていきたいですね。

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vol.298 清水 智子

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2013/春
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清水

つづく

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今後、どんな感じで攻めていかれますか。
渡辺 
既成台本というか、古典の戯曲に挑戦してみたいですね。一度、東京国立劇場にオーディションを受けに行ったときに長台詞を読むというのがあったんですが、全然言えなくて。それと、引っ越しはするんですが、メインは変わらず京都のつもりです。飛び道具の公演は、確実に受付に立ってると思います。でも、その愛知の引っ越し先でも、演劇WSは行われるみたいなんですよね。
__ 
あ、そうなんですか。
渡辺 
まずはそこで、演劇未経験者を装ってWSを受けてみようと思います。

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観た後に楽しかったと思える

__ 
いつか、どんな芝居が作れたらいいですか?
森口 
元々私が作りたい芝居は、観た後に楽しかったと思える作品です。でも、今後はもう少し軸が変わっていっても良いのかなと。色んな可能性を探っていきたいです。元の軸には捕らわれずに。その上で、みんなが楽しんでもらえるものがいいなと。
__ 
森口さんは今後、どんな感じで攻めていかれますか?
森口 
マイペースにやっていこうと思います。マイペースに、一回一回を大事に攻めていこうと思います。

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地底人と結婚

2号 
4号・竹子は本当に、仕事をしっかりこなす女の子で。そういう風に、社会と接点をしっかり持つ事って大事やなと思うんです。自分が、演劇が無かったら一生二度寝してるだろうから余計思うんですけど。
__ 
なるほど。
2号 
だから、笑の内閣の高間さんが演劇人のまま結婚されたというのが嬉しいんですね。自分の演劇をきちんと保ったまま結婚出来るって。いいなと思います。
__ 
結婚。
2号 
子供鉅人BABさんも、結婚されたんですよね。出産もされて。お母さんになっても芝居を続けるって、凄いなと。
__ 
私も含め、生活も表現活動もどっちも手を抜かず、でも折り合いを付けて続けるというのは大変ですけどね。
2号 
ええ。
__ 
マイペースでもいいから。そうしてやっている人たちの作品が、例えば時代を反映していたり、あるいは前衛的であったり、「攻め」の作品だったり。そうした上で高く評価されている人がもっと増えたらいいなと思っています。理想的すぎるのかもしれませんが、演劇活動を社会に評価されているアマチュアが認知されて、それが当たり前の世界になったらいいなと思っています。
2号 
目標なんですか?
__ 
そうですね。地味な目標ですけど。
笑の内閣
2005年、元劇団紫高間響が代表をつとめるプロデュース団体として結成、後に劇団として旗揚げ。プロレスを演劇に組み込んだ作品を作り続ける。派手なプロレス演出の完成度は高く、しかも笑いを取るための努力を惜しまない。
子供鉅人
2005年、代表の益山貴司、寛司兄弟を中心に結成。奔放に広がる幻視的イメージを舞台空間へ自由自在に紡ぎ上げる。(公式サイトより)

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柔らかくいけたらな

奥田 
高橋くんは大人になったね。
__ 
ありがとうございます。いえいえ、中身は何も変わってないですよ。どういうところがですか?
奥田 
何を言ってるか分かる。
__ 
あはは。
奥田 
質問を事前にノートに書いてるからかもしれないですけど。いや、以前は何言ってんのかが分からなかったかなと思うんで、私もそうだったかもしれないんですけど。社会性が身についたんじゃないでしょうか。
__ 
そうかもしれないですね。ええと、奥田さんは今後、どんな感じで攻めていかれますか?
奥田 
いやちょっとね、あまり攻めないでおこうかなと思うんですよね。
__ 
攻めないんですか。
奥田 
前に前にという力が自分にはないなという事が分かったので。マイペースで。オーディションとかだとどうしてもカッコ良く見せちゃうんですよね。それは多分、私の良さじゃないんですよ。というか、いいカッコをしようとしてこけるっていう。背伸びしないでいけたらなと。
__ 
カッコつけるという意識から、自由になれたらと。
奥田 
柔らかくいけたらなと思います。まあ今回の芝居はカッコつけてますけど。
__ 
ええ、格好良かったです。
奥田 
ありがとうございます。もっとふにゃふにゃしていけたらなと。
__ 
ふにゃふにゃ。
奥田 
いや、ちょっと分からないですけど。ペースを崩さずに。

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劇団八時半

__ 
さて、長沼さんのこれまでの事についてお伺い出来ればと思います。私が初めて長沼さんのお名前を拝見したのは、劇団八時半の公演だったと思うのですが。
長沼 
ええ。
__ 
以前から、八時半の作品に参加されていたのでしょうか。
長沼 
2003年からです。最初は客演で参加して、その後入団することになったので引っ越して来ました。
__ 
どうして八時半だったのでしょうか。
長沼 
鈴江さんの本が好きだったからです。あとは、客演した時に、正確には客演のオーディションを受けた時に劇団員の皆の雰囲気がやわらかくて面白くていいなぁと感じたからです。
__ 
そこからしばらくして京都に来られたと。京都の演劇についてどんな印象を持たれましたか?
長沼 
まず稽古場に恵まれてるというのが一番最初の印象です。これはきっとよそから来られた方は皆感じてるんじゃないでしょうか。特に京都芸術センターには驚きましたね。芝居に使う荷物を置いたまま帰っていいし、タタキも出来るし、装置を立て込んで稽古することもできる。
__ 
まあ、申請して認可されれば使えますね。
長沼 
以前はあちこち小道具もって巡るのが当たり前だったので、ほんと有難かったです。
__ 
芝居自体の風土というか、全体的なノリとしては。
長沼 
好印象です。それぞれがマイペースに伸び伸びやれている、という感じがしました。こういうのがマルでこういうのはバツだから、というのじゃなくて、まず自分はこういうのがやってみたいからと健康的に悩んで、まっすぐ表現されてる方が多いという印象です。都会は入れ替わりも激しくて、それは刺激的で良い環境だと思うのですが、周りの評価を気にし過ぎたり、自分が何をやりたかったのかわからなくなってしまったり、必要以上に急かされてる感がありました。個人的にですけど。
__ 
それが京都だと、そうでもない。
長沼 
そうですね、私はこういう表現をやります、あの人はああいう表現をやります、それでいいじゃないかという雰囲気ですね。誰に引け目を感じることもなく、自分がいいと思う作品を集中して作れる環境だと思います。
__ 
そういう空気はありますね。
長沼 
純粋ですよね。京都に来る前ちょうどそんなことばかり考えて悩んで停滞していたので、客演はタイミングが良かったというか、今だ!と迷いなく移住を決めることができました。

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vol.104 長沼 久美子

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2008/春
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長沼

ハーモニカ

ハーモニカ
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今後、どういう感じで攻めていかれますか。演劇人として。
藤原
攻める。うーん。コツコツとやっていこうかなと。それは昔からそうなんですけれども。
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はい。
藤原
何やろうな。マイペースでやれればなというぐらいなんですけども。何か大きな野望があるかと聞かれると多分ないし。始めた当初から今日まで、おもろいから続けているので、今後もおもろい、楽しいと感じ続けている限りは続けたいですね。
__
かしこまりました。本日はお話を伺えたお礼に、プレゼントがあります。
藤原
ありがとうございます。
__
いえいえ。どうぞ。
藤原
何ですか?見ますよ。(開ける)
__
どうぞ。
藤原
男の人からプレゼントを貰う事なんてないしな・・・。おお。これは。ウチの奥さんが喜ぶんじゃないですか?渋い。
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ハーモニカですね。
藤原
これはいいですね。

タグ: 今後の攻め方 マイペースの価値 自分は何で演劇を


演出家さんは人を見る

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山本さんの、稽古のやり方とかを伺えれば。
山本
うーん。そうですね。当たり前ですけど、ひたすら稽古ですよね。疲れてくると、うっかり手を抜いてしまうじゃないですか。何回も同じシーンをやると飽きてきたりとか。だんだん中身を置いてきて形だけでやってしまうとか。そういう状態に陥っても、何か新しい発見をしなきゃねっていう。そういう事は、競演の役者さんとも話しますね。
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なるほど。ところで山本さんは、どのような役どころをよく振られるのでしょうか。
山本
こう見られているだろうなというのは、私は基本マイペースで、運動神経が良くないので。舞台上で激しい動きがあんまり出来ないんですよ。ダンスとか100%ムリですね。だからか、のんびりした人みたいなキャラを当てられていたりしていたので、そういう風に見られているんだろうな、というのは分かっていたんですけど。鈍くさかったりボーっとしたりする役をやっていて、正直やりやすかったんですが、最近、演出家さんによって見られ方が違うという事に気づいて。
__
というと。
山本
田辺剛さんという方の演出を受けていた時は、もっと自我の強い女をやってくれと言われたり、アルケミストでは少年の役をやったり、PASSIONEさんでは毒舌キャラみたいな。蟻蛸蛆さんからは、「山本さんは笑いながら人を刺すみたいなのが絶対いいんだよ」って言われて、今までやった事がない、リーダーシップを取るような女の子をやりましたね。
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忙しいですね。
山本
そんな感想(笑う)? でも、こんなにも見方が違うのか、と思いましたね。演出家さんって、人を見るじゃないですか。山口吉衛門さんの演出だったら、もっと汚くやるのがいいよ、みたいな。面白いなあって。

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vol.71 山本 麻由美

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2006年以前
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山本