声のお仕事、細かい作業

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伊藤さんは、去年はナレーションのお仕事も数多くされましたね。
伊藤 
もっと頑張っていけたらいいなと思ってます。私は今事務所には入ってなくて、それでも声を掛けていただいて。ありがたいです。でも、ナレーションってきちんとした声のプロの方の仕事で、私みたいな役者がやってもいいんだろうか、でも役者としての仕事をしているんだからいいんだ、と割り切ってやっているんですけどね。それでももうちょっと勉強せなあかんな、と。
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なるほど。
伊藤 
舞台とは真逆で、凄く細かい事を言われるんですよ。細かい感情の表現の仕方を監督さんが読み切って言われるんですよね。だからと言って同じ事が再現出来る訳じゃないんですけどね。
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声の凄く細かいところ。伊藤さんがキャスティングされたのはどういうところなのかなと想像しているんですけど、もしかしたら、細かい部分まで決めているわけではないから、なのかな。ちょっとこれは失礼な表現かもしれないですけど。
伊藤 
いえ、そうだと思います。MCを本業にされている方とか、聞いていて「ふわぁっ」て感心するんです。私とか、ふらついているから。きっちり出来るプロにはその仕事が振られて。私が出来るのは声を出す時の「感情」に集中する力なのかなと思います。それがまた舞台とやり方が全然違うんですよね。
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面白いですね。
伊藤 
舞台だと私、体が小さいので、その分大きく動こうとしているんですけど、ラジオCMとかTVのナレーションで求められる仕事は意外と素の自分を求められるんです。新しい私を発見しているのかもしれませんね。

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今後、一緒に作品を作ってみたい人や劇団はありますか?
坪坂 
そうですね。会話劇はしてみたいですね。全く動かない。ありがたいことに、ナレーターの方から一緒にやりませんかと声を掛けて頂いて、お仕事を頂く事もありまして。別ベクトルの刺激じゃないですけど。
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なるほど。
坪坂 
ナレーターの方って、声をもの凄く大事に扱うんですよ。一言の音を最初から構成しているんです。役者はそんなに声を重視しないですよね。だって、動いて会話して、その存在感で伝わるんで。ナレーターの方との現場で、音の緻密な組立を目の前にして。じわじわと作っていくというのがもの凄く面白くて。別の競技の人とキャッチボールしている気分です。壱劇屋でも、そのあたりの事がいつか出来たら。なかなか難しいですけど。
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いつか機会があるでしょうね。
坪坂 
だから、会話劇に出てみたいです。それと、キレイなファンタジー作品に出てみたいですね。

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20代は色々やりたいです

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小林さんは今後、どんな感じで攻めていかれますか?
小林 
20代は色々やりたいです。と言いつつも、30歳の誕生日までに、やっていけるという目処が欲しいです。今はMCの仕事と舞台をやっていますが、声の仕事をやりつつ舞台も頑張って行きたいですね。これはまだ本決まりじゃないんですけど、ナレーションの技術が磨ける事務所に入りたいと思います。
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なるほど。頑張って下さい。小林さんみたいに、自分にあった活動場所を見つけてやっていく人が増えれば嬉しいですね。フットワークを身につけて。
小林 
そうですね。自分のやりたい事にどんどん足が向けるようにしたいです。
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そうして、ご自身の活動をオープンにしていったらいいんじゃないでしょうか。自己アピールという意味で。

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質問 佐々木 峻一さんから 大原 渉平さんへ

Q & A
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前回インタビューさせて頂きました、努力クラブの佐々木さんから質問です。「1.童貞ですか?」
大原 
SEXする事に関して、嫌悪感があったんですね。中学校で保健体育を習うまで、男が手を洗わずに女に触ると妊娠すると考えていたんですね。大学でも、4回生になるまで童貞の方が良いものが書けると思っていました。そうですね。守りたいという意識がありました。
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ありがとうございます。それで答えになっていると思います。「2.演技をする上で、どのような演技が好きですか?」
大原 
どういうのが好きか。あんまり好き嫌いで演技をしたことはないんですけど、基本的にアニメの声優さんの演技は、上手すぎて冷たく聞こえてしまうんですよね。だからあまり好きではないというか・・・割と、自分の好きな俳優さんも下手ウマな人が好きですね。クセとして噛んだりとか。テクニックに逃げない演技みたいなのが好きです。

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世界が全然違う

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葛井さんは、いつからお芝居をされていたんでしょうか?
葛井 
初めて舞台に出させて頂いたのは、去年のZTONの公演でした。それまでは、大阪の声優プロダクションの養成所にいたんですよ。
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あ、そうだったんですか。
葛井 
はい。そこで河瀬くんと知り合って、ZTONに出演するキッカケになったんです。
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ちなみに、どんな経緯でその養成所に。
葛井 
物心付いた時から声優に限らず、そういう事をやりたいと思ってたんですね。それが声優という具体的な形になったのは小学生の頃からでした。テレビを見ていたら、姿は出さずとも演技している人がいるなあって。テクニックのいるプロフェッショナルな仕事だと思ったんです。それで、自分で入学金を稼いで、養成所のオーディション受かって、上手い具合に良い先生にも出会って、少しは評価もして頂いて。
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ああ、なるほど。
葛井 
けど、段々実際の声優業界と自分のやりたい事にギャップが出てきたんです。
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と言うのは。
葛井 
私達の世代って、声優になりたいという人が多いって言われるじゃないですか。擬似アイドルみたいなイメージで。私はそういう風にインフレ化する前からこの職業に気持ちを置いてたんですが。テクニカルな職業だという部分で。それがある時からアイドル的な見方をされて、どうなんやろうと。求められるモノも技術よりルックス・みたいな。
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養成所に入ってらしたんですね。小劇場と世界が全然違うような。
葛井 
そうですね、サバイバルでしたね。少なくとも私はそのつもりでした。役者になろうとする人はストイックに追及して、のしあがっていくか蹴落とされるかだと思っていましたから。仲良しこよしじゃなくて、その世界で生きていくために通っていましたし。で、クラスの中で浮いてたんですよ、私も河瀬も。まわりは、役者になりたい!ってゆうよりも、好きなアニメにでたい!てな感じだったので。空気がまるで違った。

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vol.108 葛井 よう子

フリー・その他。

2009/春
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葛井