モノづくりの体験から・・・

肥後橋 
今回の企画が始まってから僕の中でも考え方が変わってきて。7人の受講生が集まって一つのものを作るのは難しいんですね。しかも、今回は脚本がない。話し合いばかりで無駄な事も多い。でも、そんな機会ってもしかしたら他に全然無いんじゃないか。これはもしかしたら、参加者にとっては凄く貴重な経験になるんじゃないかと思うんです。
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というと。
肥後橋 
簡潔に言うと若者支援というか、社会とつながりを持てないけれども、集団で一つのプロジェクトに参加して、自分の意見と相手の意見をぶつけながら一つの成果を生んで、そこに評価が付いたら、若者による若者の支援という形になるかもしれない。
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なるほど。自分達の作ったセットから生まれた作品が、観客に届く体験。それは自信が付くでしょうね。
肥後橋 
以前、友人がそういう福祉関係の仕事に就いていて。自分の演劇を通して、人の役に繋がれたらなと思います。そういうところにも足を運んで、裾野を広げて行けたらと思います。
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それはもちろん、参加者の積極的な態度が必要になると思いますけどね。
肥後橋 
そうですね。今回の場合、モノづくりに対する主体性は、通常の劇団の中での活動とは違うかなと思います。
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あえて言いますが、「ワークショップ公演」という触れ込みからは、正直、品質の高い演劇作品は想像出来ませんでした。ですがお話を伺っているとどんどん楽しみになってきますね。レベルの高い上演を期待しています。

タグ: その題材を通して描きたい 若者支援


機会そのものを作るための、いくつかの行動

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今後、どんな感じで攻めて行かれますか?
武信 
SP水曜劇場に関して言えば、あれは継続してなんぼのものだと思っているので、今後10年は続けます。番組を観て、面白いと思ってもらって、劇場に来てもらう為のものですので。まだ3年目、あと7年は続けます。舞台の撮影に関しては、そうですね。ある中堅以上の人たちの、そこそこ物販が見込める場合でないと頼まれない。撮影側も、機材にお金を掛けたい。バジェットの同じぐらいの人たちが段々と固まっていく現象がある。すると若手なんかは機会に恵まれないんです。若い劇団さん達のいい舞台をやっぱり放映したいんですよ。まあ、2000円の若手の舞台って、なかなか行きにくいですから。
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たしかに、それはそうですね。他に予定を入れたかったりしますよね。
武信 
そこをUstだったら解決出来るんですよね。ひたすらクオリティを追求したいというのも分かりますけど。それから、自主制作映画を撮りたいです。映像の人が演劇に興味を持ってもらえるような、その逆に、演劇の人が映像に興味を持ってもらえるような。

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